「ひげひろ」は、2021年春の新作アニメとして4月から放送中の人気テレビアニメ作品です。
本記事では、第5話ラスト場面から本格的に登場した矢口恭弥のキャラクター性や過去を紹介。
記事の後半では、過去と今後を兼ねての沙優との関係性や吉田との”大きな違い”にも迫ります。
本作品の登場人物に関しては「ひげひろの人物相関図」の記事をご覧ください。

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矢口恭弥とは?

出典:アニメレーダー
まずは、矢口恭弥(以下は「矢口」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。
矢口恭弥のプロフィール
住まい | 茨城県→東京都 |
職業 | (過去)会社員 ↓ (現在)コンビニのバイト |
沙優との関係性(過去) | 家出中の沙優を泊めていた。 |
沙優との関係性(現在) | 同じバイト先の先輩スタッフ |
沙優への呼び方 | 「みゆきちゃん」→ 「沙優ちゃん」 |
あさみとの関係性 | 同じバイト先の後輩 |
あさみへの呼び方 | 「あさみちゃん」 |
矢口恭弥のプロフィールは、上記の通りです。
沙優とは、吉田と出会う以前から知り合いだったんですね。
過去に家出中の沙優を泊めさせた男
沙優にとって矢口は、吉田やあさみ、後藤さんたちと違って、過去の時系列に出会ったと同時に“深い因縁関係”にある立ち位置として登場しました!
沙優の兄・荻原一颯から借りた所持金が尽きた後から「当面の宿」のため、自身の身体を捧げながら生きるようになった沙優。
矢口もまた、「過去に家出中の沙優を泊めさせた男」の1人だったのです。
後藤さん(後藤愛依梨)の詳細は、以下の記事をご覧ください。

“悪役”キャラとしてクズ発言が多い
吉田や沙優の周りに集まってくる人たちは、基本的に”良い人たち”ばかりなんですよね。
そんな中で沙優に陥れてしまう矢口は、ファンや視聴者たちからは「クズッ!」など悪い言葉ばかり浴びせられてしまいます。
しかし、『ひげひろ』のような人間ドラマ系アニメには、矢口みたいな悪役は必須です。
個人的には、かなり貴重な存在のようにも感じられます!

でも、矢口はもはや「女の敵」って感じのクズキャラだね。
絶対関わりたくない!
矢口の過去や沙優との関係性

出典:アニメレーダー
ここからは「沙優との関係性」も交える形で、矢口恭弥の過去に迫りたいと思います。
7人もの恋人がいた!
まだ沙優と出会う前までの矢口には、驚くべきことに「7人の恋人」がいました!
(この時期は”会社員”として働きながら、茨城県に在住していました)
7人も恋人がいるなどと言う時点で、女性だけでなく、男性から見ても正気の沙汰ではありませんが…矢口にとっては「好きな女性と、ほぼ毎日会える“充実感”」に満ち溢れていました。
沙優を数日間だけ泊めさせていた
7人もの恋人たちがいた頃に、矢口は当時住んでいた部屋の最寄りにあるコンビニ前で座り込んでいる沙優と出会います。
彼女の”顔立ちの良さ”や”胸の大きさ”に惹かれただけで、そのまま連れていっては「数日間だけ泊めさせていたこと」も発覚します。
そうして泊めている数日間の中で、沙優との性行為もしてしまいます。
(この時は沙優からも「みゆき」という偽名しか教えられていませんでした)
アニメ版では、第3話の冒頭場面で沙優と性行為していた男こそが矢口でしたが、この時はまだ彼の方の顔がハッキリ見えていない状態の映像表現で映されていました。
しかし、恋人たちの中の1人が「今から部屋に来る」という理由だけで、すぐに追い出してしまったそうです。
沙優と恋人たちの”大きな違い”とは?
自分が泊めてあげている沙優に対して、さも当たり前かのように部屋の中で性行為を始めたものの、求めてきた矢口の方から「沙優と恋人たちの“大きな違い”」に気づくと同時に違和感を抱き始めます。
この時に矢口が気づいた、沙優が「自分の恋人たちと”大きく違う点”」とは、以下の3つです。
- 泊めている数日間、沙優の方からは矢口に対して、一切求めてこなかった
- 性行為の最中でも感じていないどころか”感じるフリ”すらもしてくれなかった
- 矢口の瞳を見つめる時にも、全く別のことを考えている様子だった
矢口にとって、これらにより抱いた違和感は、次第に“不快感”へと変わってしまったのです。
荻原沙優の詳細は以下の記事をご覧ください。

浮気がバレて恋人の1人から「罰」を受けることに
ある日、矢口の方から恋人の1人に対して「実は恋人が7人もいること」を話した途端、その女性から恐ろしい「罰」を受けることになります!
恋人「これは…私のことを弄んだ“罰”なの!」
この女性は、矢口の口からとても信じられないような事実を聞かされた途端、大きなショックと悔しさによって、自分が持っていた”食事用ナイフ”を彼の目前にあるパンケーキの上に、強い勢いでつき刺してきます!
矢口からすれば、決して弄んだわけでなく、7人すべての恋人たちを平等に愛してきたつもりでした。
この恋人は矢口にとって「7人の中でも“最も賢く物分かりのいい女性”」であるからこそ、彼の方も信頼して明かしたわけですが、逆に大きな怒りを買うことになりました!
この女性は”矢口との結婚”まで真剣に考えていた故に、彼から裏切られたことによる”悔しさ”や悲しみ”そして”怒り”の感情が誰から見ても分かるような状態で出ていました。
それでも矢口の方は全く動じないどころか「これからも今まで通り“7人の恋人たちと愛し合っていく」などと、とても正気とは思えぬことを話したせいで、今度は矢口自身の目前にナイフを突き刺されてしまいます!
これにはさすがに驚いたと同時に”恐怖感”を抱いた矢口の方が真っ先に部屋から出て行ってしまいます…。
しかし、矢口に下されるべき「罰」はこれだけで終わりません。
数日後に戻ってきた時にこそ、矢口に対して下されるべき「本当の罰」が待ち受けているのです。
ちなみにアニメ版の方では、この恋人との”修羅場”とも言える程の、この壮絶な場面は見事にカットされてましたね…。
「本当の罰」を見たい人は、コミック版の第4巻を読んでみましょう。
“本当の罰”を受けた後、全てが破綻した
恋人からの激しい怒りを買ったことで”身の危険”まで感じながら、自ら部屋を出ていってしまいました。
この後もすぐには帰らず、数日間はネカフェで寝泊まりすることで事なきを得ようとします。
しかし数日後に帰ってみた時…この恋人も既に自宅から出て行った後でした。
それでも他の恋人たちからは、これまで変わらず連絡が来るものの、この時点では矢口の方から会う気にもなれませんでした。
こうして会わない期間が長引いた末、他の恋人たちとも「破綻」してしまいました!
ここまで見てみると、先に挙げた”ナイフ”はあくまでも罰の前座でしかなく…7人全員と”破綻”したことで1人きりとなってしまったことこそが、矢口に下されるべき「本当の罰」であったと言えるでしょうね。
矢口の過去および初登場は、原作ラノベ版では第2巻に収録されています。
やり直すため、都内に引っ越し…
1人の恋人を怒らせてしまったことが引き金となり、他6人とも破綻した矢口で。
それは即ち、彼にとって「すべてを失ったこと」に等しいのです。
矢口「1つ(1人)破綻すれば、他も破綻する…」
彼のやっていたことは、そういった、あまりにも微妙すぎるバランスで成り立っていたことでした。
全ての恋人たちを失った矢口は「一度やり直すべき」と判断した途端、当時勤めていた会社も退職して都内への”引っ越し”を実行に移しました!
そして、都内に越してから入ったバイト先こそが、現在働いているコンビニとなります。
矢口が入ったのは沙優よりも先でしたが、既に一緒に働いているあさみから”女子高生の新人(沙優のこと)”の話を聞かされます。
矢口「顔を見るのが楽しみだな…」
都内に越してからの矢口は恋人どころか、女性との関係そのものに飢えた生活が続いていました。
それにより「家出娘を探そう」などという馬鹿げた発想も浮かんでしまった矢先に、新人の話を聞かされては楽しみになりますが…その子がかつて自分も泊めていた「みゆきちゃん(沙優)」だったとは、知る由もありませんでした。
しかし、時間やシフト変更の時が待ってくれるはずもなく…第6話での沙優との再会が待ち受けています。
沙優への卑劣な手口や行為とは?

出典:アニメレーダー
ここからは、あまりにも予想外な「沙優との再会」を果たしてしまった矢口が取る行動および、彼女に対する、あまりにも”卑劣な手口や行為”の内容に迫ります。
「待ち伏せ作戦」で2人きりになる時を狙う!
沙優がバイト先に出勤した後、矢口もその直後に事務所に入ってきますが、あまりにも皮肉かつ”運命のいたずら”とも言えるような再会に対して、矢口の方だけがテンション高く話してきます!
矢口「久しぶり!ちょうど君のこと、思い出してたとこなんだよ!」
しかし矢口にとっては“嬉しい誤算”であっても、沙優の方にとっては“望まぬ再会”です。
沙優からは「人違いです」と避けられても、矢口の方はお構いなしのように迫り続けます。
この時は2人より遅く入ってきたあさみが、矢口の脛を蹴りながら即座にレジまで行かせたことで引き離されますが…彼がこれだけで諦めるはずもありません!
沙優よりも早い時刻に退勤したものの、彼女の方も終わって出てくるまで、バイト先の前でスマホをいじりながら「待ち伏せ」していたのです!
しかも、今度は事務所内で自分を妨害してきたあさみがまだ勤務中であるため、彼女からの妨害を受けることもありません。
「待ち伏せ」によって、今度こそ完全に「沙優と2人きりの状況」を作り出してしまったのです。
誰にでも分かる「脅迫」で部屋まで押しかける!
バイト先の前で待ち伏せていた矢口は、沙優が現在も家出中であることを知ると同時に、今泊めてもらっている部屋に連れていってもらうことを要求してきます。
矢口「家に連れていってくれたら、みゆきちゃん(沙優)との過去は、あさみちゃんにも店長にも黙っておいてあげるよ!」
一見は沙優に対して好条件を出しているように見えますが、実際に言われている側の沙優にとっては「脅迫」以外の何物でもありません…。
沙優「連れていかなかったら…どうするんですか?」
矢口「それって訊かないと、分からないかな?」
矢口からの言い分を反対の言い方に置き換えてみれば、すぐに分かります!
それは即ち「家に連れて行ってくれなければ“自分たちの過去”のことをあさみや店長にバラすぞ!」ということです。
こうした脅迫的なことを告げている間でも、過去やバイト中と同じような“涼しげな笑顔”で告げてきますが、それがなおさら沙優に対して「恐怖感」を抱かせてしまうのです!
さらに沙優を従わせるため、矢口自身の方から”2つの約束事”を取りつけてきます。
- 家に入ってからも話をするだけで、手は出さない。
- 家主(吉田)が帰宅してくる前には、自分の方から帰る。
もちろん、これらの約束事も矢口にとっては沙優を従わせるための巧妙な手口でしかありません。
これらに加えて、沙優からの希望で「家主(吉田)にも、この件を前もって連絡させること」もさせては、さらに油断させようとしていました。
約束を破り「強姦」に踏み切ってしまう!
結局は矢口の思惑通りに進むかのように、沙優に連れていかれた「現在の住処(吉田の部屋)」に入っては上がり込んでしまいます。
入ったばかりの時には自身でも告げていたように、本当に沙優と話をするだけに留まっていましたが、この時は会話というよりは…矢口からの“質問攻め”ばかりでした。
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