2021年秋アニメで初のアニメ化された『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する(暗殺貴族)』は、かわいい女の子がたくさん登場するだけでなく、主人公のルーグが自身の感情を大切にしながら暗殺をしていく覚悟と圧倒的強さが人気の作品でもあります。
今回は、世界最高の暗殺者であるルーグの強さ・魔眼についてや、能力・魔法・スキルを徹底解説していきます。
ライトノベル6巻までのネタバレを含むから気を付けてね
目次
ルーグ・トウアハーデとは
出典：Twitter
ルーグ・トウアハーデは、『暗殺貴族』の主人公です。
日本にいた時はダンディーなオジサマでしたが、転生すると美少年へと変化します。
ルーグ・トウアハーデのプロフィール
| 爵位 | トウアハーデ男爵家の次期当主 |
| 在籍 | 魔法学園Sクラス |
| 称号 | 聖騎士・選ばれしもの |
| 魔法適正 | 土・火・風・水属性 |
ルーグは、母親譲りの美しい銀髪に、中性の顔・体格を持つ美少年です。
暗殺一家であるトウアハーデ男爵家の長男として生まれ、恵まれた身体能力を持っています。いままで歴代最強といわれていた父キアンを、魔法学園入学前に倒してしまっているほどです。
ルーグの性格は、愛する人たちにはめいいっぱい甘くなる半面、一度暗殺対象になったり最初から敵であると認識したりした相手には容赦しません。魔族やセタンタには、容赦ない爆撃を浴びせてます。
ルーグは現代の銃器などの武器を魔法で再現しており、威力は一般的な魔法の比ではありません。並外れた威力を持つ魔法を容赦なく人に向けて発射できる時点で、感性はどこか壊れていると思われます。
しかし、ルーグは自身を道具として扱った転生前の生活ではなく、人のまま暗殺者となろうと心に決めています。大切な人と幸せな生活を送ることが今世での目標のようです。
世界の救済がルーグの最終目標 | エポナを殺す必要性
エポナはルーグの最終目標です。
そもそも女神がルーグを異世界転生させた理由は、勇者が世界を滅ぼしてしまう未来を変えてもらうためです。勇者が魔王を倒した後、魔王よりも早いスピードで世界を滅ぼすと予言されており、世界の救うためにルーグは転生しました。
人間のスペックでは、真っ向勝負だけでは勇者に敵わないため、女神は暗殺者であるルーグを転生させましたが、必ずしも勇者を殺す必要性はありません。勇者でなければ倒せない魔王を倒したあと、勇者が世界を滅ぼさなければいいのです。
世界を滅ぼす要因をお取り除ければ万事解決します。そのため、ルーグは、できることなら勇者が世界を滅ぼすことがないようにしたいと考えています。
また、現在、国公認の勇者はエポナですが、セタンタも勇者では？と考えられています。
ルーグを含めた国全体がエポナだけを勇者としていますが、エポナ以外にも勇者が出現し、勇者の暴走を止められなかった場合、2人暗殺するひつようせいが出てくる可能性もあります。
そうなれば、ルーグの運命は大きく変わることとなるでしょう。
ルーグ・トウアハーデの声優は赤羽根 健治(あかばね けんじ)さん
明日、#暗殺貴族 生配信です。よろしくお願いします！あの方…🤔 https://t.co/nLn7ijlzsu
— 赤羽根健治 (@kenji__akabane) November 27, 2021
ルーグの声優は、赤羽根 健治さんです。
アイドルマスターの『THE IDOLM@STER』でプロデューサー役を演じたことでブレイクし、『宇崎ちゃんは遊びたい!』の桜井真一や、『イケメン戦国◆時をかけるが恋は始まらない』の猿飛佐助など、主人公・準主人公役を演じることも多くなってきました。
低すぎない声音は少年から青年までの幅を演じ分けが可能で、イケメン役もはまっています！
赤羽根 健治さんは自分が出演したアニメのTwitterはチェックしているようですし、他にも出演した役はTwitterにリツイートしてくれている、ファンに優しい声優さんです。
2021年はあまりアニメに出ていなかった気がするけど、主役を演じられるなんてスゴイよね♪
ルーグ・トウアハーデの魔法・スキル
出典：Twitter
『暗殺貴族』の世界で魔法を習得するには、基本的にレベルに応じた天啓により得る方法しかありません。
しかし、ルーグはスキルにより魔法を生み出すことができます。一度魔法の構成・作成方法が分かれば、理論構築をし、作りたい魔法が作れます。
ここでは、ルーグのスキルや生み出した魔法を紹介します。
ルーグのスキル一覧
| Sランクスキル | 超回復 | 体力・魔力・自己治癒力etc。 ありとあらゆる回復力が上昇する。 熟練度によって回復率が上昇。 |
| 私に付き従う騎士たち | 魔力・身体能力の向上。 術者のスキルをいくつか保有できる。 術者は使った対象の状態を把握できる。 ※生涯3人までしか使用できない。 |
|
| Aランクスキル | 式を織るもの | 新たな魔法を作り出すことができる。 |
| 可能性の卵 | その本人の本質に応じたスキルに変化する | |
| Bランクスキル | 成長限界突破 | ありとあらゆる成長の限界がなくなる。 |
| Cランクスキル | 体術 | 体術の才能と補正を得る。 |
ルーグは、女神から5つ、エポナから5つスキル、合計10個のスキルを貰っていますが、公開されているのは上記のみです。
他にも、６つのスキルが存在しています。
さらに「可能性の卵」から孵ってくるスキルによっては、もはや一般の貴族ではルーグの強さの比較にならないほどになるでしょう。
Dランクスキルは不明
未だルーグのスキルとして登場していないDランクスキルは、ルーグにとっての切り札です。
ルーグからは女神の采配ミスと思われているほどのスキルで、「強くはないが使い方次第で化ける」とルーグは評しています。どのようなスキルかの詳細は分かっていません。
Dランクスキルのため、何かのスキルや技術と組み合わせつことで強さを発揮するタイプのなのかもしれません。
いずれにせよ、絡め手前提のスキルにはなっていそうなので、今後の活躍に期待したいです。
ルーグが編み出した魔法
出典：Twitter
| 紅蓮爆裂 | 20番目に天啓を貰う大技。 バスケットボールほどの火球が着弾すると火の海になる。 |
| 豪雷 | 雷雨生み出し、雷を降らせる |
| 土壁 | 周囲に土壁をつくり、進路を妨害する。 |
| 風乗り | 風そのものに乗り、空中を移動する。 グライダーより魔力を消費するが速度がある。 |
| 風檻 | 風の檻に閉じ込める。 顔の周囲に発生することで相手を窒息させられる。 |
| 風影 | 体力の消費を抑えて高速移動する。 |
| 精製 | 金属を生み出す。 |
| 加工 | 金属を理想の形に加工する。 |
| 氷檻 | 敵の周囲を分厚い氷で埋め尽くし拘束する。 |
| 氷結 | 足元の氷を固めて足場をつくる。 |
| グングニル | 高度1000キロに上昇し、落下することで絶大なダメージを与える大技。 着弾までに10分以上かかるが、現代における神の一撃と同等の威力。 |
| レールガン | ルーグの身長ほどの長銃。 トウアハーデの魔眼でもわからないほどの速度で 球を発射させる高精度の武器を作成する。 |
| 砲撃斉射 | 300人ほどの魔力を爆発力にして、砲弾を浴びせる。 |
| 散弾 | 100個を超える礫が爆発により前方に飛び散る。 ルーグが考案し、ディアが開発した。 |
| 魔法名なし | 水の魔力をこめたファール石をつくり、湖を作り出す。 |
| 魔法名なし | 弾丸に込めた魔法が炸裂する術式。 考案はルーグだが、開発はディア。 |
| 風盾外装 | 風の鎧をまとう魔法。 防御や集めた風を攻撃にも使える。 タルトが使用するが、ルーグとディア開発した。 |
| スタン・フレア | 失目するほどの光を放射する。 ルーグは使用できないが、開発した。 |
ルーグが編み出した魔法は、上記の通りです。
ルーグ・トウアハーデの能力 | 強さや魔眼について解説
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ルーグの強さはスキルや魔法だけではなく、様々な要素で構成されています。
例えば、トウアハーデがいままで積み重ねてきた実績や技術・魔法を当たり前とした暗殺術や優秀な教師の存在などが挙げられます。
ここでは、そんなルーグの強さを構成する源を解説していきます。
トウアハーデの魔眼とは
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トウアハーデの魔眼とは、ルーグ・タルト・ディアのほかにも、キアンも持っている瞳です。動体視力に優れ、魔力を感知できる瞳は非常に高性能です。
しかし、瞳はトウアハーデの門外不出の技術によるもので、トウアハーデの血を継ぐものが得られます。
トウアハーデの瞳は生まれついての者ではなく手術による技術で手に入るため、ルーグはキアンに手術してもらい、瞳を継承しました。その後、死刑囚を使い練習したのちルーグによってタルトに片目ずつ移植。さらにその後、ルーグの妹になったディアに移植しています。
トウアハーデの魔眼のデメリットは、魔力の消費量が大きいことです。難しい魔力制御をおこなわなければ魔力不足で倒れてしまいかねない程です。
タルトの場合は、ルーグから魔力を貰うことでどうにか制御を身に付けていきました。
トウアハーデの瞳のおかげで、ルーグは魔力持ちを見つけることができましたし、さらに勇者エポナの攻撃をかわせるほどの動体視力を身に付けられたため、ルーグの力の元になっています。
ルーグの強さは前世とトウアハーデで獲得した暗殺術
ルーグの力の源の一つは、前世の知識です。
ルーグは魔法を生み出すスキルを持っていますが、その魔法は現代の銃器を模したものが多いためです。
ディアの魔法構築や計算力を借りなければ、魔法を生み出すのは難しいものの、ディアに作り出せるほどの発想を与えたのはルーグでした。暗殺者として使用してきた数々の武器知識が役立っているのは明白でしょう。
さらに、ルーグは暗殺術として、人を巧みに操る話術や女装までできるほどの変装能力などを最初から身に付けています。いかに暗殺一家のトウアハーデだとしても身に付けるには容易ではないでしょう。
ルーグは一人の男性をコロッと落としちゃうくらい美女に化けられるし、話術も巧みなんだよ！
ルーグの味方が強力すぎる｜ディア・タルト・マーハ・エポナ・ネヴァン
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ルーグは、最終目標を果たすために勇者エポナを殺せるほど実力を持たなければなりません。そのために必須なのは強力な仲間です。
ルーグはその性格と巧みな話術で多くの信頼できる仲間や協力者が大勢います。
ルーグと周囲の関係性については、『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』の人物相関図！登場人物・キャラクターの一覧を解説』をご覧ください。相関図形式でまとめています。
ディア
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ディアはルーグの婚約者の１人であり、本妻候補筆頭です。
ルーグとの本来の関係性は従妹ですが、戸籍が変わった現在ではルーグの妹となっています。立派なトウアハーデの一員であり、魔法の才能は自人類最高峰とまでルーグに称されています。
もともと持っている強力なスキルはもちろんのこと、ルーグからもらったトウアハーデの魔眼・暗殺術・開発された魔法を習得しており、自らの知恵で魔法を考えルーグに作ってもらっています。
作られている魔法を発動されるより、魔法を作る方が非常に大変です。ディアはルーグでもできないことも多くやっており、魔族殺しを作成・発動させたのはディアが初めてです。
ディアの魔法やルーグに協力する理由に関しては、『【暗殺貴族】ディアがかわいい！ルーグとの関係性や強さ・魔法・スキルについて解説』をご覧ください。
タルト
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タルトはルーグ・ディアと比べると才能で劣りますが、それでも魔法をうまく扱える貴族よりも優秀な前衛です。スキル「槍術」を持っており、槍の扱い・上達速度は常人よりもかなり上手です。
さらに、スキル「努力」を持っており努力で才能の差を埋められる天才です。従者として料理やルーグの補助を得意としています。
ディアとのコンビでもタルトは前衛をしています。
風魔法で防御を固めながら攻撃を行い、ディアの大魔法発動までの時間を稼ぐ担当です。獣化により身体能力を大幅にアップさせることで、戦闘特化の魔族とも短時間でも対等に戦えるほどになります。
マーハ
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マーハに直接の戦闘能力は、ほぼありません。
魔力が平均以下しかなく、暗殺術も2年しか学べなかったためそれほど極めてはいません。魔力制御はタルトよりも上ですが、魔法を磨く時間がないのが現状です。
しかし、マーハの強さは戦闘面ではなく、ルーグへの情報提供や「オルナ」で稼いだ金銭・人脈です。ルーグが使用している神器もオルナの力を使ってマーハが獲得しました。
オルナは現在経済の中心になっており、化粧品のほかにも希少価値が高いチョコレートの開発で、オルナは王族ともかかわりが持てるほどとなっています。
タルト・ディアとの仲も良好です。
マーハ自身は平民出ですが、ルーグと婚約したことで貴族として新たな人脈・権力が期待できるため、さらなる躍進が期待できそうですね。
エポナ
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エポナは人類を超越した存在…つまり勇者です。
人間と同じ見た目をしていますが、その力は人間ばかりか魔族すらも凌駕しています。チートじみたルーグでさえエポナの攻撃をかわすのに精いっぱいになるほどです。真っ向勝負ではルーグはエポナに敵わないと断言しています。
スキルも常人は最高でも4つしか手に入りませんが、エポナは４つ以上スキルを持っており、すべて強力な物ばかり。そんなエポナは、教会や国よりもルーグを信用しており、限りあるスキルを使用しルーグの力を与えています。
人類の敵にならない限り、エポナはルーグの協力者・友人となり続けるでしょう。
エポナの強さや弱点については『【暗殺貴族】勇者エポナが強すぎる | 魔法やスキル・ルーグとした約束や弱点を解説』をご覧ください。
ネヴァン
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ネヴァンはルーグの子供を欲しがっており、最強の”人”を作ろうとしています。
『暗殺貴族』の貴族たちは強い子孫を作るために、強い人間との間に子供を作り、血筋に関係なく後継者を選ぶ風習すらあります。その中でもネヴァンは貴族の中でも最も強さに拘った家系で、ネヴァン自身はその最高傑作と言われています。その風習をネヴァンも継ぎたいのでしょう。
ルーグの子供が欲しいとは宣言している通りですが、ルーグが持つ技術や知識も狙っているようです。
しかし、ルーグもネヴァンに狙われるばかりではなく、ルーグが使用できない光の魔力を持つネヴァンを戦闘に組み込み、魔族との戦闘に役立てています。
そもそもネヴァンはディアと並ぶほどの魔力・知力を持ち、ルーグ以上の権力を持っている女性です。
現在は協力者という立ち位置ですが、ルーグはネヴァンが持つ力を利用できる位置におり、交渉次第でネヴァンの持つ力を自由に使えるようになるでしょう。
まとめ
『暗殺貴族』のルーグについてまとめました。
ルーグの強さはスキルや生前の暗殺術のほかにも、トウアハーデの魔眼や専用の暗殺術によって作られています。さらに、仲間・協力者の力も非常に大きいです。
今後、もっと強力な魔族・魔王に対すルーグがどのような力を持つか楽しみですね…！
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