ひぐらしのなく頃にシリーズの物語を解く鍵となる病気、雛見沢症候群。
この雛見沢症候群は風土病として雛見沢の関係者に現れるとされているのですが、子の病気に感染するとどんな症状が出るのか、また、今までのシリーズでどんな影響を及してきたのか、雛見沢症候群にまつわるあれこれを解説していきます!
ネタバレを大いに含みますので、ネタバレ絶対NGと言う方は御注意下さい!

閲覧要注意です!!
雛見沢症候群の基本情報
まずは雛見沢症候群とはどんな病気なのか、基本的情報からチェックしていきましょう。
寄生虫による不治の病
雛見沢症候群は空気感染をする特殊な寄生虫で、雛見沢村の村人は全員かかっている病気です。
雛見沢の風土病として、雛見沢で生まれた人は皆発症。
本人の死後、寄生虫も一緒に死滅してしまうため今まで発見に至る事がなかったのですが、鷹野三四の恩師である高野一二三がこの病を発見し、研究を始めたことがきっかけで、病気の存在が判明しました。
レベルは1~5まで・それぞれの症状

出典:「ひぐらしのなく頃に」公式ページ
雛見沢症候群はレベル1~レベル5まであり、末期であるレベル5になると、強い幻聴や幻覚が表れ始め、被害妄想や人間不信に陥り、暴力的な行動を引き起こす傾向にあります。
末期症状のレベル5になった場合の症状は人によっても異なりますが、暴力的な行動を引き起こし周囲を攻撃する以外にも、周りを全員敵とみなして自分の殻の中に引きこもるようなタイプまで様々です。
また末期症状に陥った場合、リンパ腺にまるで寄生虫が這い回っているような強い痒みが表れ始めた結果、自分の喉を絶命するまでかきむしって死亡するケースが多いのも雛見沢症候群の特徴と言えるでしょう。
レベル5には-と+があり、+が最高に悪い段階、-はまだ少し暴走する程度に留まります。
その下であるレベル4では幻聴と幻覚、異常行動が強く表れ始めた結果、本格的な人間不信へと突入。
そしてレベル3+では、幻覚と幻聴が表れ始め、少しだけ他人を疑うような考え方に取り憑かれ始めます。
レベル3-までであればまだ治療で回復できる程度で、多少幻聴症状などが表れ始めますが、日常生活に支障は現れません。
この段階で謎の気配を感じるようにはなりますので、羽入の存在が少しだけ認知できるようになるのでは?と思われます。
そしてレベル2ですが、こちらのレベルはほぼ村人全員が感染しているレベルとされています。
幻聴や幻覚も特になくニュートラルな状態、検査をしなければ病気を発症しているなんて分からない程の状態です。
最後レベル1は完全なる健康体の事を指しますが、現段階ではレベル1の人間は確認されていません。
名目としてレベル1~5までありますが、雛見沢症候群は雛見沢村の人間であればレベル2からスタートする、と考えるとわかりやすいでしょう。
普通の病気と違って雛見沢症候群の場合、強いストレスや精神的不安を受けることによって症状が悪化し、どんどんレベルが上がっていくのが特徴です。
なので、一生涯レベル2から上がることなく過ごせるような人もいます。

ストレス指数が高い人ほど末期症状になりやすいんだ…
雛見沢症候群の治療法

出典:「ひぐらしのなく頃に」公式ページ
雛見沢症候群は不治の病とされていましたが、入江機関の研究によって、症状を食い止める治療薬を開発する事に成功しました!
ただし現段階で完治させる薬は出来ていないため、症状が悪化する前に、定期的に薬を投与する必要があります。
治療薬の名前はC120。
レベル5に陥ってしまった感染者を、レベル3-まで引き下げることが可能な薬です。
梨花が物語で注射器を持ってメインキャラに立ち向かうシーンがありましたが、この注射器の中身はC120で間違えないでしょう。
また予防薬も開発されており、入江機関の人間はこちらを投与しています。
100%の予防を保証する薬ではありませんが、無いよりはマシって感じですね。
促進薬もあり
治療薬を作る過程で反対に、雛見沢症候群を悪化させてしまう促進薬もできてしまったことがわかります。
薬の名前はH173、こちらの促進薬は改良を重ねられた結果、空気に散布するだけで症状が促進できる薬H173-2が出来てしまったりもしていますから、恐ろしい限りです。
大体のシリーズで富竹は死ぬことが確定している訳ですが、富竹死亡の際、喉をかきむしった状態で死亡している姿が見付かる事から、三四ないし、三四が率いる何者か達によってこの促進薬を注射され、死亡するというパターンが多いのでしょう。
雛見沢症候群が原因で巻き起こる悲劇
ひぐらしシリーズではメインキャラクターのうちの誰かが雛見沢症候群を発症することで悲劇が巻き起こるのがパターンなのですが…
雛見沢症候群は物語においてどのような悲劇を巻き起こしてきたかを解説していきます。
オヤシロ様の祟りの原因

出典:「ひぐらしのなく頃に 業」公式HP
毎年一人が死に、一人が行方不明になるという雛見沢連続怪死事件ですが、いくつかの事件はこの雛見沢症候群が原因で発生したものと考えられています。
まず大石蔵人の恩人であるおやっさんが殺害された際の事件ですが、この時の犯人達は雛見沢症候群を発症していたことが原因で殺人へと及んだとされていますね。
また沙都子の叔母が殺害された事件事件では、その年に悟史が行方不明となっていますが、悟史はこのタイミングで雛見沢症候群の末期症状を発症しており、入江に保護されています。
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