【俺ガイル 2期】最終回が意味不明だった人へ|最後の意味を解説

【俺ガイル 2期】最終回が意味不明だった人へ|最後の意味を解説 俺ガイル
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俺ガイル2期の最終回はかなり意味深な最後を迎えました。
特に水族館での3人の会話は、かなり意味不明だったんじゃないかと思います。

筆者は原作を読破して色々と考察済みなので、2期最終回が意味不明だった人向けに解説していこうと思います。

 

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俺ガイル2期最終回が意味不明だった人へ最後の意味を解説

俺ガイル2期最終回では奉仕部の3人が水族館にて、3人の今後について話す場面があります。

その会話で3人の言っているセリフがどれも抽象的すぎて、分かりにくいんですよね。

  • 由比ヶ浜結衣の「全部欲しい」の意味
  • 比企谷八幡が「欺瞞」だと言ったのはなぜ?

大きく難しかったのはこの部分ではないかと思います。
それぞれ解説していきます。

 

由比ヶ浜結衣の「全部欲しい」の意味

一番意味深だったのが結衣の発言ですよね。

結衣「あたしは全部欲しい。今も、これからも。あたし、ずるいんだ。卑怯な子なんだ。あたしはもう、ちゃんと決めてる。もしお互いの思ってること分かっちゃったら・・・このままっていうのもできないと思う。だから、これが最後の相談。あたしたちの最後の依頼はあたしたちのことだよ。

ゆきのんの今抱えてる問題。あたし答え分かってるの。たぶんそれが、あたしたちの答えだと思う。それで・・・あたしが勝ったら全部もらう。ずるいかもしんないけど・・・それしか思いつかないんだ。ずっとこのままでいたいんだって思うの。どうかな・・・?」
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』12巻(アニメ2期13話)

この「全部欲しい」「全部もらう」の意味はなんなんでしょうか?

結論から言うと、ここでの「全部欲しい」=「ずっとこのままでいたいんだ」です。
文脈からもそう読み取れます。

セリフの意味を補完するとこんな感じ。

結衣「あたしは全部欲しい。今も、これからも(ずっと3人でこのままいたい)。あたし、ずるいんだ。(自分の居場所を守ることを優先しちゃう)卑怯な子なんだ。あたしはもう、(3人の間での恋心は封印してこのままでいるって)ちゃんと決めてる。もしお互いの思ってること(恋心が)分かっちゃったら・・・このままっていうのもできないと思う。だから、これが最後の相談。あたしたちの最後の依頼はあたしたちのことだよ。

ゆきのんの今抱えてる(自分の意志がないっていう)問題。あたし答え分かってるの。たぶんそれが、あたしたちの答えだと思う。それで・・・あたしが勝ったら全部もらう(恋心は封印してもらってこのまま3人でいてもらうことになる)。ずるいかもしんないけど・・・それしか思いつかないんだ。ずっとこのままでいたいんだって思うの。どうかな・・・?」

この解釈を補足するために少し解説していきます。

まずは、結衣のキャラソンでの以下のセリフ。

真実より優しい嘘をプリーズ
デジャブだらけの未来で・・・ それでいいよね?
出典 エブリデイワールド

ここからも結衣にとって「優しい嘘=デジャヴだらけの未来」ということが読み取れます。

結衣にとっての全部欲しいとは、「雪乃の恋心を封印してもらってこのまま3人でいる」ことなんですよね。
結衣は本当の気持ちが分かりあったら2人が結ばれることを予感しているから、このままでいたいんです。
(例えば、2期12話ではボウルを取り合って赤面している2人を、浮かない顔で見つめている結衣が描かれています)

だから真実なんて欲しくない。
このまま3人で何も変わらない、デジャブだらけの未来が欲しい。

この考えについては、声優の結衣の声優の東山さんもインタビューでハッキリ肯定しています。

東山
結衣は、八幡と雪乃を見ていて、このままだと自分は去らないといけないのは目に見えていました。でも本当は自分が八幡と二人でいたい。それは叶わないとしても、せめて三人の関係は続けていきたい。
結衣の中には「私を置いていかないで」って泣き叫びたいくらいの気持ちはきっとあったと思うんですよ。それを自分なりに整理して、最終話で穏やかな言葉として発している。でもそこで雪乃と八幡の通じ合うようなやりとりを目の当たりにするんです。分かってはいたんだけど、やっぱり辛いですよね。
出典 https://animeanime.jp/

結衣にこのまま気持ちが分かりあったら自分が去らないといけないと思っていたのは確か。
さらに、東山さんの言う「雪乃と八幡の通じ合うようなやりとり」とは全部欲しいのセリフの後の以下の流れです。

由比ヶ浜「あたしが勝ったら、全部もらう。ずるいかもしんないけど・・・。それしか思いつかないんだ。ずっと、このままでいたいなって思うの。どうかな・・・?」
由比ヶ浜「ゆきのん。それでいい?」
雪ノ下「わた、しは・・・」
その姿を見た瞬間、直感してしまった。ああ、これは・・・違う、間違っている。
雪ノ下が、自身の未来を誰かに委ねるなんて、そんなことあっていいはずがない。
由比ヶ浜が、ずるい女の子だなんて、そんなこと言わせておいていいはずがない。
雪ノ下「私はそれでも・・・」
比企谷「いや、その提案には乗れない。雪ノ下の問題は、雪ノ下自身が解決すべきだ。」
(中略)
由比ヶ浜「・・・ヒッキーならそう言うと思った」
由比ヶ浜はにっこりと優しく微笑んだ。その瞬間つっと滴が頬を伝う。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』12巻(アニメ2期13話)

逡巡して結衣の「優しい嘘」に同意しそうになる雪乃を、八幡が止めています。
これは結衣にとっては、「ああ・・・やっぱり」と悲しくなる場面です。

しかしもう一つ注目すべきは、由比ヶ浜は自分の提案を否定されることを予想してもいたということです。

結衣は”本物”を求める八幡を望んでもいて、でもやっぱり3人の関係の終わる=自分が側にいられなくなる・・・という意味では悲しんでもいた。
それがあの凄絶なほどキレイな泣き笑いの表情に込められていたのではないかと思います。

そして元からうっすらではあるけれど、結衣は奉仕部3人の関係の現状維持を諦めていたのだと思います。

その証拠に水族館デートの中でもこんなセリフを言っています。

(水槽を見ながら)
「3人で見れて・・・よかった」
出典 俺ガイル2期最終回

(観覧車に乗りながら)
「もうすぐ・・・終わりだね」
出典 俺ガイル2期最終回

まるで3人でいられるのがもう最後であるかのようですよね。
これは、結衣は3人でいることを一番大切にしていたけど、その関係が終わりに近づいていることを予感していたからなんですね。

以上から結衣のセリフは

  • ”本物の気持ち”で通じ合う関係を求める八幡
  • そうしたら八幡と雪乃が結ばれ、自分が去らないといけない
  • それだったらずっとこのまま3人で友達のままでいたい

そう考えていたことが分かります。

比企谷八幡が「欺瞞」だと言ったのはなぜ?

八幡のセリフもかなり抽象的でしたよね。
でも結衣のセリフを理解した上で考えると分かってきます。

例えば以下の部分。

「いや、その提案には乗れない。雪ノ下の問題は雪ノ下自身が解決すべきだ。それに・・・そんなのただの欺瞞だろ。曖昧な答えとか、馴れ合いの関係とか、そういうのは・・・いらない。」
馬鹿なやつだと思う・・・そんなのないって知っているのに。
突き詰めてしまったら・・・何も手に入らないって分かっているのに。
それでも・・・ちゃんと考えて、苦しんで、あがいて、おれはっ・・・。
出典 俺ガイル2期最終回

なぜ欺瞞だと言ったのか?

八幡の言う”本物”とは自分の本当の気持ちを伝え合う関係のことだからです。
そして上記で考察した通り結衣の提案は「本当の気持ち(恋心)を封印してこのままでいること」。

八幡がこの時点で結衣のセリフの本当の意味を100%理解していたわけじゃないと思います。
そうすると結衣が恋心との間で揺れている複雑な心境を理解していたということになるし、ちょっと無理がありますし。

でも、結衣の提案に自分の意志なしで頷きそうになっている雪乃を見て、これは”本物”じゃない、と感じたのでしょう。

そもそも八幡は、3人の関係を現状維持することは”偽物”だと感じているようでした。
それは他のセリフの端々にも見受けられます。

以下は3人で観覧車に乗っている時の八幡の心の声です。

不安定さを偽りながら、ゆっくりと回り続ける。
前へ進むことはなく、ただ同じところをいつまでも。
それでも、やがて・・・
出典 俺ガイル2期最終回

これは観覧車にかけて言っているんですがその実、3人の関係性を比喩していますよね。

前へ進む(本当の気持ちを伝える)ことなく、現状維持を選んでいる3人。
でも本当はこのままではいられないと分かっている。

そこに結衣の””現状維持””の提案でしたから、それは欺瞞だと断ったということですね。
そして結衣も八幡がそう答えるのは予想していたのでしょう。

 

まとめ

今回は2期の最終回の意味についての考察を解説してみました。

  • 結衣の「全部欲しい」とは「本当の気持ちは隠してずっと3人でこのままいたい」という願いだった
  • 八幡の「言う欺瞞」とは現状維持は本当の気持ちを伝えないということ。そんなのは馴れ合いであり偽物だ、という気持ちからだった。

3期も含めた物語全体の考察は別記事にまとめています。
興味がある方はそちらもどうぞ↓

 

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