俺ガイルはもともと原作にラノベ小説があり、そこからアニメ化をしています。
原作とアニメに違いが出るというのはよくある話ですが、俺ガイルに関してはその点どうなのでしょうか?
俺ガイルの原作とアニメの違いや、コミックスの違いなども合わせてご紹介します!
意外と違いがたくさんあってびっくり!
ゲームとアニメの違いについてはこちらをご覧ください。
目次
【俺ガイル】原作小説とアニメそれぞれの特徴
まずは原作小説とアニメそれぞれの特徴からご説明していきます。
まず原作小説は本編が全14巻、短編として3巻の全17巻で既に完結済み、アニメでは今回の3期で12巻~14巻までが放送される予定ですので、今回で完結するのではないかと思われます!
2期で原作11巻までの中身を放送していますから、この点は余程アニメオリジナルを入れてこない限りは間違いなさそうですね。
アニメの1期2期に関しては全13話ずつでしたが、今回の3期では全12話完結かと思われますので、1話分少ないこともあり、その点がどう影響してくるかちょっと心配ではありますが…
1期は原作小説で1~6巻まで、2期は7~11巻までとかなり詰め込みめで描いていたことを考えると、3期は少し余裕がある分、そこまでカットせずにオンエアできる部分も多いかも?ですね。
カットが少ないといいなぁ~。
概ね本筋は変わらない
皆さまの応援のおかげで、俺ガイル、3期アニメ制作決定です。本当にありがとうございます!原作も頑張ります! pic.twitter.com/yC5K4b6JHl
— ガガガ文庫 (@gagaga_bunko) March 18, 2019
俺ガイルは1期、2期に関しては、原作小説とアニメ版で大きな差が出ることはありませんでした。
どうしてもかなりの量をアニメの短い尺の中に入れ込まないといけない分、原作で描かれていた細かな描写や、ちょっとしたシーンがカットされているという所はありましたが…。
「話の展開が変わりすぎてる!」ということや、「アニメオリジナルキャラにヒロインの座を奪われてる!」なんて突拍子もないようなことは今の所起こっていません。
そのため3期でも大筋は原作と変わる事はなく、多少オリジナル要素が入ったとしてもまるで別物になると言う事は無さそうです。
原作ファンの皆様、安心して下さいね!
所々省かれている伏線も…
尺の都合上アニメでは省かれてしまっている伏線部分やキャラクター同士のやりとりもちょこちょこあります。
その省かれている部分こそキャラクターの魅力がギュッと凝縮していたり、「このときこの子実はこんなこと思ってたのか!」というような意外な発見もあったりしますので、原作を見た後にアニメをみたらまた違った見え方がするのが、俺ガイルの面白い所。
描かれていないシーンは原作で要チェック!
イラストの違い
俺ガイルって原作とアニメ1期と2期とでビジュアルイラストが全然違うんだなあま
アニメの違いは見てたらわかるけど、原作はなんだかんだで初めて見たわ
アニメ楽しみです(唐突— びりノア (@Biri12204611Noa) November 19, 2019
俺ガイルの
一期アニメ絵
二期アニメ絵
初刊
新しめの巻を比べてみる pic.twitter.com/kTepISkz9D— ぴゅ うし (@886084Pyusi) April 27, 2015
原作とアニメでそれぞれキャライラストが微妙に異なるのも俺ガイルの違いです。
線の細さや色の使われ方など、比べてみると一目瞭然!
もちろん、それぞれにそれぞれの味わいがありますからどの絵も素敵なんですが、アニメの絵の場合、アニメの中だけでも1期~2期でも大幅なイラスト変更が出ていたのをご存じでしょうか?
この違いは別に狙ってやったわけではなく、途中で制作会社が変わった事が絵が変わった理由といえますね。
制作会社が変わった理由などは特に公式から発表はされていないですけど、個人的には今の繊細な感じの作画が好みなので、アニメ3期も引き続き楽しみです!
どの絵もすっごく素敵!
原作でやっていないシーンはどこ?
原作とアニメ版との違いは随所に散りばめられていますが、その中でもとくにお伝えしたい違いや、描かれていないシーンはこちらです!
川崎さんの魅力を知るなら断然原作
しっかりもののお姉ちゃん、川崎さんはアニメ版ではそこまでは登場しないのですが、原作ではちょこちょこ八幡とのやりとりがあったりして、そのやりとり一つ一つがかなり印象的です。
アニメしか見ていない人の中には「川崎さんなんてキャラもそういえばいたなぁ」くらいの印象の方もいるかもしれませんが、原作では忘れられない程度に登場しますし、八幡への気持ちがあるんだろうなぁというような描写も多々。
3期では前に比べて登場回数が増えてはいますから、3期を見て川崎さんが気になり始めたという方は原作チェックがおすすめです!
川崎さんも雪乃や結衣に引けを取らない可愛さ!
台詞の意味合いが地の文があることで変わる
俺ガイル8話、神回!!!
Aパートは平塚先生がカッコ可愛くて、ホント誰か貰ってあげてw
そしてBパート、これは泣けた>_<
八幡の泣きながらの台詞で涙腺崩壊…
「本物が欲しい」何回観ても泣ける
このシーンは是非原作でも読んでみたい! pic.twitter.com/ccb6uJIXzJ— やーと🔫🏹 (@yamato99725444) May 22, 2015
もともと原作はラノベですから、アニメと違って台詞だけではなく地の文も多め。
地の文があったからこそその台詞の本当の意味がわかるけれども、尺の都合上どうしても入れられなかったのか、それとも不要と思われてカットされたのか、なんてシーンが俺ガイルには各所にあります。
例えば2期の8話で登場した平塚先生と八幡のやりとり。
平塚先生の「考えてもがき苦しめ、あがいて悩め。そうでなくては、本物じゃない」という言葉に対して「けど、苦しんだからって本物ってわけでもないでしょ」という言葉がありますが、この八幡の返答の前には原作には地の文が含まれています。
言葉の雨を叩きつけられて、胸の内にはいくつもいくつも声が溜まっている。けれど、それを吐き出すことはしない。これはきっと、俺が自分で考えて、醸造して、飲み下すべきものだ。だから今は別のことを言おう、礼代わりの憎まれ口を。
出典:「俺ガイル」原作小説9巻(P235-236)
こちらの地の文の後に、「苦しんだからって本物ってわけでもないでしょ」という言葉が来るんです。
アニメ版を見ただけでは八幡が先生の言葉を否定的に捉えているような印象に感じたのですが、この内心をみてからこちらの言葉を見ると、八幡はあくまで平塚先生にお礼を伝えていたつもりだったんだなぁと実感。
卑屈な八幡ならではの言葉だったわけですけど、このあたりは原作を見ないと真意がわからないですよね(汗)
こんな風に地の文があることで実はこんな意味があったんだ!と実感出来る台詞があったりするのも、原作とアニメの違いです。
アニメオリジナルシーンはある?
ここに小町の幼少時の画像を挟んできたのはアニメオリジナル。
さすが、これだけでもアニメ化して良かった(早過ぎ)。「#小町ルート」があったとしたら、これで終了しちゃうインパクト。#俺ガイル pic.twitter.com/pUpz3DurbT
— Tatsuya.T (@SOKOTSUAN) July 10, 2020
俺ガイル 完 3話
本格的にプロム企画が動き出しましたが、目立った心理描写は今回ありませんでした
来週に向けての準備回といったところでしょうか
因みに、冒頭の平塚先生が総武高を去る示唆はアニオリで、原作では来週やる回で明かされます
そして次回はいよいよ物語が大きく動き出します#oregairu pic.twitter.com/dWwCAueBRO— くぼさん (@kubosan2501) July 23, 2020
原作小説では描かれていない、いわゆるアニメオリジナル演出も俺ガイルには各所にあります。
例えば3期1話ではアニオリ演出で小町ちゃんの幼少期カットを挟んでいたり、3話で平塚先生と八幡がやり取りをしていた際、原作と違って平塚先生が学校を去るのではないかと思われるようなシーンがあったりと、イラストだからこそできるような演出も多数。
3期に限らず今までもアニオリ演出を随所に挟みこんでいましたので、アニメになったことでよりキャラクターの魅力や心情が伝わってきた、なんて感じる場面もありますね。
【俺ガイル】コミックと妄言録の違いは?
実は俺ガイルは小説とアニメだけではなくコミカライズもしています。
コミカライズは「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-妄言録(モノローグ)-」と、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic」の2種類があり、それぞれ作者と内容が違いますので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
妄言録(モノローグ)について
モノローグの方は月刊ビックガンガンで掲載されていて現在17巻まで発売中。
テレビアニメ版のコミカライズとしてアニメの脚本に沿って描かれていますので、微妙に話の内容が違う部分もあります。
@comicについて
逆に@comicの方は月刊サンデージェネックスで連載されていて現在15巻まで発売中。
原作を重視して描かれているのですが、モノローグよりも巻数が少なめです。
モノローグにしろ@comicにしろ、それぞれにしかない表現、それぞれにしかないシーンなどもあるため、両方読むとより一層世界観に浸れます。
それぞれ作者が違う分、絵の雰囲気なども違いますので、お好みの方を読むというのもいいかもしれませんね。
原作とアニメは大幅な違いはない
俺ガイルに関しては原作とアニメで大幅な違いが出てくることは今の所なく、このままの路線で行くのではないかと思います。
多少アニメオリジナル演出を入れてくるなどはあると思いますが、それもまた良し!ですね。
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