恋する気持ちというものは知らず知らずのうちに芽生えていて、気が付けば大きくなって止まらなくなるもの。
…とはいえ好意を持つ何らかのきっかけがあるはずですから、雪乃や結衣も八幡に対してあれだけの思いを抱くなにがしかはあったはずですね。汗
今回は俺ガイル主人公・八幡に対して、ダブルヒロインである雪乃と結衣はどのタイミングから好意を持ち始めたのか、伏線やフラグなども踏まえて考察していきたいと思います!
ここから先は物語のネタバレを含みますので、
ご覧になる際はご注意下さい!!
目次
最終的にくっついたのはどっち?
原作では最終的に八幡は雪乃とくっつくことになり、自ら告白をしています。
告白と言ってもロマンティックな言葉とはほど遠く、「お前の人生をゆがめる権利を俺にくれ」という、まあらしいっちゃらしい言葉なんですが…汗
それに対して雪乃はストレートに「あなたの人生を私にください」と告白を了承。
晴れて八幡を巡る恋愛物語が終止符を打ったわけですが、結衣の気持ちを考えるとやるせないですよね。
もちろん結衣は結衣で立ち直って3人でいる可能性を見いだした訳ですけど、実はこの二人が八幡に恋心を抱き始めたのは、具体的にこれ!という描写はないですけど、二人の反応を見る限りだいたい同じくらいのタイミングだと思います。
不器用な二人だけど、無事に結ばれてよかった!
結衣と八幡について
あえてメインヒロインでは無く結衣のフラグから考えていきましょう。
やはり結衣が一番最初に八幡に対して好意を持ち始めたきっかけとなったのが、愛犬サブレを身を挺して車から守ってくれた所ですよね。
八幡はこのことで入学式に参加をできずそのまま入院、学校生活のスタートが遅れてしまったわけですが、結衣はずっとこのことにお礼を伝えたいと思って居たものの、なかなか機会がなく、しばらくしてからやっとその事を伝えてお礼を伝えられています。
ただこのことをきっかけに結衣が八幡に好意を持ったことは間違えなく、そこから奉仕部に参加していくうちに、どんどん八幡への思いもふくれていったんでしょうね。
八幡もやるときはやるよね!
バレンタイン編で雪乃の思いに気が付く
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— やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (@anime_oregairu) January 16, 2020
雪乃の八幡への気持ちを確信していなかった結衣ですが、バレンタイン編でのやりとりの結果、雪乃が八幡のことを好きという確信を得ます。
自分自身は八幡のことを好きだけれど、でも雪乃のことも大事な友達で、いわゆる板挟みになってしまうわけですね。
このタイミングで雪乃の方も結衣の八幡への気持ちを察し、思いに関して一旦封じ込めているのですが、どちらかというとその後の展開がそれどころでは無くなってしまっている(親御さんとの確執など)ため、後回しになった感がありますね。
もちろんここに至るまでに奉仕部の活動や日々の生活を通じて、八幡と結衣、雪乃も、お互いに距離が近づいていきます。
とはいえ最終巻ではもう確定になったというか、もう戻れないほどに八幡と雪乃はお互いのことを好き合っていたんでしょうね…。
結衣ちゃんの気持ちを考えると辛すぎる…
八幡の過去のトラウマから結局フラグが立たない結衣
結衣の優しさに戸惑う八幡でしたが、普通だったら結衣が好意を持っていると気が付きそうなものの、過去のトラウマが原因で、結衣が優しいのは恋心ではなく自分の勘違い、この優しさはあくまで交通事故の負い目を感じてしているものと言い訳をしてしまい、結局フラグは立ちません。
八幡は中学時代に優しくされたことで女性を好きになり、自ら告白するもフラれてしまった結果、悲しい中学時代を過ごしています。
もうあんな思いはしたくないと、リア充を憎むぼっちモンスターのような存在になったわけですが、あれだけ結衣が表面だって恋心を出してきていたら、多分八幡も気が付いてはいると思うんですけどね…。
万が一の勘違いで自分が傷つきたくないと思っているからこそなんでしょうけど、そこはもっと自信を持っていればもしかしたら結衣エンドもあったかもしれないと思うと…くぅー!
(雪乃も好きですが、私はどちらかというと結衣派だったので、結衣とくっついてくれることを切に願っていました。もっと強いて言うならイチオシはいろはすです。)
雪乃と八幡について
というわけでメインヒロインである雪乃と八幡について書いていくのですが、実は雪乃と八幡の出逢いは奉仕部が始めてではないと言うのは、アニメや原作をチェックした方はご存じかと思います。
3期からチェックしてらっしゃる方はご存じないかと思うのですが、雪乃と八幡の出逢いは実は結衣の愛犬・サブレが引かれそうになったときまで遡ります。
八幡が引かれたリムジンですが、このリムジンには実は雪乃が乗車していたのです。
さすがお嬢様、さすが一人暮らしするお金持ち、リムジンなんて凄いなぁなんて感心したのもつかの間、そうなってくるとどうしてそれを言わなかったのか、ってことになりますよね。
本編に直接的な言葉で謝罪をするというシーンはなかったですし、八幡も結衣もそのことを花火大会の時に、雪乃の姉の陽乃さんから聞いて初めて知ります。
雪乃に嘘をつかれていたということに少なからずショックを受けていましたけど、初期の頃はなかなか素直の言葉を伝えられない面々でしたから、言葉が無くとも伝わるでしょうくらいの気持ちが大きくて、直接的なお詫びの形がなかったんでしょうね…。
今は別になんてことなく関係が修復していますが、実はこの初対面の犬を助けたシーンを雪乃もしっかりチェックしてますので、雪乃がこの時のことをきっかけに八幡に興味を持った可能性もあるかと思います。
雪乃にとっても良き理解者
俺ガイルも見ちゃはないとな
でも最近なんだか異様に眠い pic.twitter.com/AgLpcvDPH9— yuki@雪乃は嫁 (@yukinozss2001) July 25, 2020
言葉をこねくり回して面倒臭く伝えてしまう八幡に最初こそ面倒くささを感じていた雪乃ですが、八幡の自身を犠牲にしてでも問題を解決する姿に激昂したり、感情をあらわにする姿を見せていたのは、八幡を信用していたからこそですよね。
八幡だけではなく雪乃もなかなかに勘違いをされやすい人物ですから、初期の頃は周囲と軋轢を生んでしまっていましたけど、一人で頑張っていたときに八幡が葉山に言った言葉で救われたところも多々あったと思います。
そうした積み重ねもあってきっと雪乃自身も救われていたのであれば、いつしか恋心を抱くことになったとしてもおかしくは無いですよね。
バレンタインで結衣の思いに気がついてしまったときは、結衣同様に友情との板挟みになってしまっていましたが、結局のところは八幡と結ばれることになってよかったです。
紆余曲折あったからこそのエンディングと言いますか、ギリギリまでどうなるか原作を読んでいてもわからなかったですけど、雪乃の場合も思いが突然にやってきたわけではなく、少しずつ少しずつ、(良い意味で)八幡に人生をゆがめられていたんでしょうね。
恋はするものじゃなくて落ちるもの
実はラブコメだったということを1期初期ではすっかり忘れていたのですが、2期、3期にいくにつれて雪乃と結衣の恋模様がどんどん明らかになっていき、見ていて甘酸っぱい思いを感じちゃうほどでした。
原作通りのアニメも進むのであれば、結衣の切ない思いをアニメでも見ることになりますけど…恋はするものじゃなくて落ちるものとは、正によく言ったものです。
正に結衣と雪乃は八幡に恋に落ち、八幡もまた雪乃に恋に落ちたということなんでしょうね。
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