【戦闘員派遣します】かわいいグリムの能力や過去・戦闘員六号との関係性も紹介

「戦闘員、派遣します！」は2021年春の新作アニメとして4月から放送中の人気テレビアニメ作品です。

本記事では第2話で初登場したグリムのキャラクター性や「呪い能力」の長所と短所について紹介。
記事の後半ではグリム自身が抱えている”過去”や戦闘員六号との関係性にも迫ります。

本作品の登場人物に関しては「戦闘員、派遣します！の人物相関図」の記事をご覧ください。

【戦闘員派遣します】人物相関図！アニメ版の登場人物・キャラクターの一覧を解説

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2021.04.24

 

   

 

グリムとは？

まずは、グリムのキャラクター性から紹介していきます。

「ゼナリス教」の大司教として君臨する美女

美しいロングヘアと“車椅子”がトレードマークと呼べるグリムは、邪神ゼナリスを崇拝する「ゼナリス教」の“大司教”に君臨する美女です。

戦闘員六号を隊長として結成された”遊撃隊”に、ロゼと一緒に加入する形で登場しました。

自ら”大司教”と名乗る故、戦闘方法も敵に“呪い”をかけることを主体としており、他のメンバーたちとは大きく違っています。

彼氏ができないことを悩んでいる

美しい容姿とスタイルの良さを併せ持つグリムですが、実はまだ結婚どころか彼氏もいない状態です。

グリム「ねぇ、隊長は妻帯者？ちなみに私は“独身”よ！こんなにいい女なのに！」

初対面の戦闘員六号に対しても「結婚どころか彼氏もできない」という、自分の悩みを恥ずかしげもなく告げてきます。
確かに見た目は本人も誇る程の”いい女”ですが、そうした悩みの原因は本人の“問題ありすぎな中身”にありました！

街などで幸せそうなカップルを見ただけでも、”強いコンプレックス”を抱くと同時に妬みながら“呪い”をかけてしまうのです。

ちなみに、戦闘員六号とのデート中、自分たちを注意してきた女性警備兵に彼氏がいることが分かった途端、この女性に対して蹴りを食らわせてしまいますが…

女性警備兵「まったく…こんなバカなことしてるから、男ができないのよ！」

そこまで言われたことによる怒りで、この女性警備兵に対しても”呪い”をかけてしまうわけですが…この場面では、この女性の言い分の方が完全に正しいと言わざるを得ませんよね。

結婚は五今でも諦めていない！

初めて会った戦闘員六号に対しても、何の躊躇もなく「彼氏いないアピール」をしてきたグリムですが、こんな行動を見ている限り、以前までも他の隊長キャラや男性たちに対して、何度も同じことを繰り返してきたのでしょう。

ただ、この時はあまりにも相手が悪すぎたため、グリムの方が戦闘員六号により悲惨な目に遭わされてしまいます。

そんな彼に対して、「責任」と称しながら結婚を求めてきます！

グリム「責任取ってよね！養って！“専業主婦”として！絶対に逃がさない！」

ご自慢の”紐パン”を見られた恥ずかしさで、自暴自棄になって涙を流しながら迫る様子を見る限り、彼氏だけでなく「結婚への夢」もまだ諦めていないことが解りますね。

戦闘員六号からの”セクハラ被害”を最も多く受けている！

訓練場で出会ったばかりの戦闘員六号を誘惑くるグリムですが、自身の話が終わらないうちにスカートを派手に捲られては、ご自慢の“紐パン”を見られてしまいます！

グリム「きゃああああ！本当は見せないつもりだったのに！」

あくまでも、自分が崇拝する邪神ゼナリスへの”謝罪”を求めたいがために軽く誘惑しただけでしたが…戦闘員六号が相手では、あまりにも罰が悪すぎましたね。
しかし、グリムが受けるセクハラ被害は、この時だけでは終わりません。

それ以降にも何度にもわたって、戦闘員六号からの“スカートめくり”を受けてしまいます。
ティリス王女から下された”水の実”採取の任務では、砂漠で意識を失っている間に何度にもわたって、やられてましたからね…。

こうしてみると、グリムこそが「戦闘員六号からの“セクハラ被害”を最も多く受けている」ということになりますね！
ただ、スノウが受けたような”乳揉み”や”下着おろし”までされていない分は、彼女よりはマシかもしれないですね。

 

グリムが「かわいい」と人気急上昇中！

アニメ版が放送開始されてから、グリムのキャラクター人気もジワジワと上昇してきていますね。
そんな多くのファンから「かわいい！」と称賛されているグリムの魅力について迫りたいと思います。

“妖艶さ”を誇る容姿

一度口を開けば、痛々しい発言ばかりしてくるグリムですが、その悩ましい“妖艶さ”を醸し出してくるルックスや雰囲気に惚れ込んでしまうファンや視聴者も多いようですね。

他の女性キャラクター達にはない”妖艶さ”が、グリムの大きな魅力の1つとなっているのでしょうね。

男を魅了するスタイルの良さ

先に触れた“妖艶さ”に加えて、胸の大きさもそれなりに大きいです。
(正式な数値までは不明です)

スノウやアスタロトには及ばないものの、男性キャラであれば目を引く程のバストサイズなのではないでしょうか。

スノウの詳細は以下の記事をご覧ください。

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“妖艶さ”と”ポンコツさ”のギャップが可愛い！

初登場した場面では、その”妖艶さ”を醸し出していることで「上品かつミステリアスな女性」という印象を抱いた視聴者も多かったでしょうが、一度口を開けば、初対面の戦闘員六号に対しても“痛々しい発言”を連発してきます！

そうした発言を始めると同時に上品なお顔が大きく崩れて“ギャグ顔より”な表情に変わるところもまた面白いですよね。

さらに、戦闘員六号の前で自身の”呪い”を初披露して自身に跳ね返ってきた時には、車椅子から転倒しながら気絶してしまいます。

初登場時の”妖艶さ”からは想像すらつかない程の「ポンコツさ」も併せ持っていることが判明しました。
しかし、こうした“妖艶さ”と“ポンコツさ”を併せ持っている点が、グリムが最も「可愛い」と思われているような気もしますね。

 

グリムの使う能力

ここからは、グリムについて紹介していきます。

【グリムの能力①】呪い

まずは、グリムが駆使する“呪い”能力の使い方や効果から紹介していきます。

その呪い能力をグリム自身が初登場した第2話の中で、戦闘員六号も見ている前でさっそく披露してくれます。
この時の標的は、多くのカップルが集まる”逢引き宿街”で自分たちを止めてきた女性警備員でした。

グリム「偉大なるゼナリス様！この女に災いを！“立ち眩み”を起こすがいい！」

戦闘員六号からは「しょぼ過ぎ」と言われてしまうものの、この呪い能力により、標的(女性警備員)に対して本当に”立ち眩み”を起こさせてしまいました！

グリムの使う呪い能力・長所と短所

ここからは、グリムが駆使する”呪い能力”の長所と短所を紹介していきます。

こうして比べてみると、圧倒的に“短所”の方が多いことが解りますね。
先の”立ち眩み”程度であれば、その場でいきなりかけても成功しやすいものの、実際には“不発”に終わって、グリム自身に降りかかっている方が多いです。

その証拠として、先に挙げた女性警備員に対してかけたダンスの角に足をぶつける呪いにおいては”不発”に終わりっています。
そして、グリム自身がその激痛を味あわされてしまいましたね…。

ちなみに、キャラクター紹介の項目で紹介した「車椅子の理由」も自身の“呪い”能力によるものです。
決して、両足が怪我や骨折などで立てないわけではありません。

グリム自身が過去に「靴が履けなくなる呪い」をかけたものの、不発に終わって”自身に跳ね返ってきたせい”でしか、なかったのです！

成功確率が”百発百中”であれば、戦闘員六号たちにとっても大変心強いものになるのでしょうが…ここまで失敗続きでは、攻撃方法としての信頼性はかなり厳しいですよね。

呪い能力は、あくまでも”戦闘補助”の役割となる

“ゴーレムのテスト”も兼ねて、進軍を始めたハイネと大勢の部下たちを、戦闘員六号の小隊が総員で迎え撃ちます。
しかし、このゴーレムがかなり強い上に厄介な相手であり、思わぬ苦戦を強いられます。

戦況が悪化する中、特大の炎魔法を放とうとしてくるハイネをグリムが”呪い”で封じようとします。

グリム「偉大なるゼナリス様…この女(ハイネ)に災いを！“金縛り”に遭うがいい！」
ハイネ「なんだと！バカな…これは”呪い”か？」

この戦闘中では、ハイネの動きや攻撃を止めることに“成功”し、仲間たちを守ったのです！

しかし、第6話でもハイネと戦うことになりますが、この時にかけた呪いは”不発”に終わっています。
これまでの戦闘や”呪い”の内容を見てきた限り、戦闘面においても、成功確率とはまた別の「致命的な短所」があるように感じました。

それは、「敵に対する“即死効果”や”直接的なダメージ”を与えることまではできない」ということです。

そこまで考えてみた結果、グリムの”呪い”能力は、敵からの攻撃や動きを”封じるだけ”の「足止め程度」にしかなりません。
そのため、あくまでも「戦闘補助」の役割と考えた方が妥当でしょう。

【グリムの能力②】アンデッドの”呼び寄せ”と”封印”

自身で「不死を司る」などと自負するグリムは、日頃からアンデッドたちを日頃から呼び寄せています。
そのことをスノウから強く注意されてしまうこともありますが、そうした呼び寄せとは真逆に「アンデッド達の”封印”」もできるのです！

しかし封じ込めるためには、以下の道具が必要となります。

• アンデッドの動きを封じるための「お札」
• アンデッドの身体そのものを封じ込めるための「ぬいぐるみ」

しかし、本編の中では戦闘員六号に持ってきてもらった”ぬいぐるみ”が気に入らなかったのか、標的である土人形たちを爆破させてしまい、失敗に終わっています。

【グリムの能力③】降霊術

グリムが呼び寄せたアンデッドを、アリスから「胡散臭い」だの「未確認生物」だのと侮辱されます。
その悔しさから、自身の“降霊術”を披露することを宣言します！

そして、魔力を充分に温存できた明晩になってから、戦闘員六号とアリスをその準備をした場所へと連れて行きます。

不気味な魔法陣の上に必要となる”生贄”を置いて捧げれば、後はグリム自身が呪文を唱えるだけで”大悪魔”を召喚できてしまいます！
(原作やコミック版では、お肉屋さんでもらってきた”生きたままの兎”を殺してから捧げてましたが、アニメ版の方では”加工済みのお肉”に変更されましたね)

そして呪文を唱え終えた瞬間、恐ろしい姿の“大悪魔”を召喚することに成功したものの…

グリム「誰…？」

グリムがこの時に召喚したかったのは、あくまでも”ゴースト(幽霊)”の類でしたが、予想を大きく上回る「大悪魔」が出てきてしまいました！

どうやら、召喚できる類も”呪い”と同じく「確率性の問題」があったようですね。
それでも、ゴーストを遥かに上回る”大悪魔”を召喚できてしまったグリムの”降霊術”は、なかなか侮れませんね！

グリムの”降霊術”と召喚されてきた”大悪魔”は、コミック版の第4巻で登場します。

【グリムの能力④】浄化魔法

目前に迫っている”アンデッド祭り”に必要な材料を調達するため、夜の森林地帯に入った途端、大勢のゾンビ達に囲まれてしまいます。
自身を”アンデッドのアイドル”などと言いながら説得するものの、ゾンビ達を相手に聞いてもらえるはずもありません。

グリム「刮目なさい！大司教の”本気”を見せてあげるわ！」

聞き分けもなく、自身を取り囲んで髪などを掴みかかってくるゾンビ達に怒り出したグリムが、一緒に連れてきた戦闘員六号とロゼにも見せる形で“浄化魔法”を唱えます！

グリム「この場にある“不死の加護”を取り払い、“あるべき形”に戻したまえ！」

彼女が呪文を唱えた途端、地面に”光輝く魔法陣”が浮かび上がっては、取り囲んできたゾンビたちを一斉に倒してしまうのです！
しかし、この時にかけていたのは”浄化魔法”である故に、同じアンデッド系の身体を持つグリム自身もゾンビ達と一緒に殲滅されて倒れておりました…。

確かにゾンビ達に対しては絶大な威力を誇る”浄化魔法”ですが…自身もアンデッド系であるグリムも大ダメージを負ってしまうわけですから、彼女が使うには完全に「諸刃の剣」となってしまう攻撃魔法ですね。

グリムが”浄化魔法”を駆使して勇敢に戦う姿は、コミック版の第6巻で見られます。

 

車椅子生活の理由は「自身の”呪い”」が原因

グリムにおいて、他のキャラクターたちにはない大きな特徴として「日頃から“車椅子”に乗っていること」も外せません。

その理由は、「自分でかけた“呪い”が失敗して”自身に跳ね返ってきたから”」と言われています。

 

グリムの身体性能・蘇生に必要な手順

ここからは、グリムならでの“独特な身体性能”と、蘇生に必要となる”条件”について紹介していきます。

大司教として、死亡しても何度でも復活できる

初登場した第2話の中でガダルカンドからの強烈な一撃をマトモに喰らって倒されたことで、早くも死亡したと思われたグリムでしたが…

スノウ「こいつ(グリム)は、このぐらいで死にはしないぞ！」
戦闘員六号「はっ？」

そのことを全く知らないまま入隊させてしまっていた戦闘員六号がスノウから教えられますが、「ゼナリス教の大司教」となったグリムは、一度倒された程度では完全に死ぬことがありません。

一度倒されても、本人を「ゼナリスの祭壇」まで運ぶと同時に“特定の条件”を満たせば、何度でも甦ることが可能なのです！

グリムに蘇生に必要な”手順”とは？

ここからは、その「グリム蘇生」において必要となる“手順”を紹介します。

1. 仲間たちで倒されたグリム本人を「ゼナリスの祭壇」まで運ぶ
2. 祭壇の上にグリム本人と一緒に”必要な供物”を置く
3. 必要とされる時間が経過すれば、勝手に蘇る

人の生命がかかっている重要事項なはずなのに、その蘇生に必要となる手順は、あまりにも簡単すぎますね。
しかし、さらに酷いのが“供物”の方です。

スノウから「人の大事な想い」や「執着の籠もった品々」と説明されますが、この時に置かれていた物が”壊れたぬいぐるみ”や”履き古した靴下”など、供物と言うよりは、ほとんど“ゴミ同然”の物ばかりが置かれていました。

戦闘員六号「グリムの命って、ガラクタと同価値？」

実演も交えて初めて教えられた戦闘員六号は、驚きと同時に呆気に取られてしまいますが、その後も何度にも渡り彼女を運んでいく機会が増えることで、自然に慣れていってしまいます。

グリム蘇生の場面は、コミック版の第1巻で見られます。

 

グリムがゼナリス教に入信してから始まった悲しい過去

ここからは、美女でありながら「ゼナリス教」に入信してしまった理由と、そこから始まる”悲しい過去”にも触れていきたいと思います。

ゼナリス教に入信してしまった理由

ゼナリス教に入信してしまった理由は、「自身の”婚期”を逃したため」でした。

邪神ゼナリスを崇めるなどというだけでも「ゼナリス教」が恐ろしいものであることを、本作品の舞台となっている惑星に住んでいる者であれば、誰もが分かっていたはず。
しかしグリムは、婚期を逃したことで自暴自棄となったまま、勢いで入信してしまったのです。

その時の”勢い”は入信した後にも止まることなく、そのまま現在の「大司教」の地位に上り詰めてしまったわけです。

女性にとって”婚期”を逃すというのは確かに辛いことであることは分かるものの…その勢いをもっと違う方向に向けられたら、また違う幸せが待っていたかもしれませんよね。

以前までは”厄介者”扱いされながら戦ってきた…

これは一緒に入隊したロゼとも共通することですが、グリムは大司教に上り詰めてから幾度もなく戦果を上げてきたにも関わらず、当時の隊長たちからは粗末に扱われてきました。

その理由は、ロゼとはまた違う意味で「純粋に人間ではなかったから」です。
同じ隊の中でも“厄介者”と扱われる上に、“危険な場所”ばかりに送られて戦ってきたのです。

同じ部隊の隊長や仲間たちからも、グリムやロゼに対しては「別に死んでも構わない」と扱われてきた上に、「生きたまま戦果を上げてくれれば“儲けもの”程度」にしか思われてきませんでした。

しかし、本編で出会った戦闘員六号は、これまでの者たちとは明らかに違っていることを見抜きます。

 

戦闘員六号との関係性とは？

ここからは、戦闘員六号と共に戦いながら築き上げていく関係性に迫ります。

始めは”使えない奴”と認識されていた…

グリムの場合、他の仲間たちとは大きく違っており、日頃は車椅子に座りながら眠っている時も多いです。
それは魔物たちや四天王を相手に戦う前の時にも変わりません。

戦闘員六号「なんで、コイツはいつも戦う前から、寝てたり死んだりしてるんだ？」

“炎のハイネ”が大勢の部下たちを引き連れて侵攻しようとする中でも、お構いなしに眠り続けているのとに加え、先の項目で紹介した「”呪い”能力の頼りなさ」によって、始めは戦闘員六号から「使えない奴」の烙印もはられておりました。

しかし、自分たちに向けて強大な炎魔法を放とうとするハイネを”金縛り”の呪いで動けなくさせてしまったことにより、戦闘員六号から大いにに見直されたのです。

戦闘員六号「お前がマトモに役に立ったの、初めて見たぞ！」
グリム「ちょっと待って…今まで、どう思われていたの？」

グリムにはちょっと可哀想ですが、確かに戦闘員六号の言う通り、この時になって初めて彼女が“役に立った瞬間”でしたからね。

スノウに続き”変な仇名”をつけられてしまう

第2話で出会った途端、戦闘員六号から”スカートめくり”によるセクハラ被害を受けてしまうと同時に、変な仇名までつけられてしまいます。

戦闘員六号「落ち着けよ、怪人・紐パンパン！」
グリム「その“呼び名”は、やめて！」

スノウにつけた”おっぱい女”に続き、この時に見られた”紐パン”にちなんで、つけられてしまいました。
(この仇名もまた、アリスからも同じように呼ばれてしまいます)

スノウに関しては、こちらの記事で詳細を記載しています。

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戦闘員六号の”優しさ”に気付く

戦闘員六号に出会ったばかりの頃は、散々な目に遭わされてしまうグリム。
しかし、この後に起きた戦闘中で、戦闘員六号の優しさに気付きます。

グリムは、魔王軍・四天王の1人”地のガダルカンド”との戦いで、強烈な一撃を喰らって倒されてしまいます。

それでも彼女自身の身体が幸いして、仲間たちが神殿にまで運んでくれたおかげで復活します。

いつもであれば、グリムが復活するまで付き添う人は誰一人いませんでした。

しかしグリムにとって、自分が復活するまで側で付き添ってくれた隊長は戦闘員六号が初めてであり、内心では、とても嬉しかったのです。

グリム「それにしても変わってるわね。今までの隊長で、復活を待ってくれる“優しい人”なんて、いなかったわよ」

そして、こうした”優しさ”が自分だけでなく、一緒に入隊したロゼにも向けられていたことに、気づいていました。

ストーリー展開が進行して、皆で一緒に戦っていくうちに、スノウやロゼも内心では戦闘員六号にある”優しさ”に気づいていきます。

しかし、本人に向かって「優しい」などと、ストレートに伝えることまではありません。

さらに、この時にグリムの方から誘った”デート”にも応じてくれたことも手伝って、本作品の中では「最も戦闘員六号のもつ“優しさ”」に気づいてくれているキャラクターのようにも感じますね。

それでも”結婚相手”の対象ではない

先に紹介した”優しさ”だけでなく、グリムとも楽しくデートしてくれた戦闘員六号は、ある意味スノウやアスタロト以上に、彼と良い雰囲気になれている感もあります。

そして、グリム自身が結婚を前提として付き合ってくれる”恋人”を求めており、これはもしや戦闘員六号と結ばれる可能性も高いように感じられますが…意外な一言で片づけられてしまいます。

グリムとロゼも小隊に加入してからは、戦闘員六号も含めた”5人態勢”で魔王軍と戦っていきます。
さらに、この日の戦闘や任務を完了できた後にも、街の酒場で打ち上げでもするかのように、5人一緒の形で夕食を過ごすようになります。

しかし、ある夕食の席でグリムから戦闘員六号に対して「金遣いが荒いこと」を指摘してきます。
それと同時に「”結婚相手”としてはマイナス」とまで告げてくるのです。

グリム自身が結婚後には「専業主婦」になって、夫に養ってもらうことを強く望んでいる分、現状ではこの2人が結ばれることは“難しい”と言えるでしょう。
さらに、戦闘員六号も第7話の冒頭でモニター越しで会話しているアスタロトに対して「結婚すると同時に”養ってほしい”」などと言っていました。

夫婦共に「養ってほしい」では、生活そのものが成り立ちませんからね。

 

グリムの声は声優「高橋ミナミさん」が担当

グリムの声を担当している声優さんは、「東京俳優生活協同組合」に所属されている、高橋ミナミさんです。

高橋さんが声優を志したキッカケは、小さな頃に見たミュージカルや「ハリーポッター」などの映画。
これらの映画を観た影響で、「魔法使いになりたい！」と思い、声優を目指そうと奮闘します。
そして大学時代に将来の職業を考えた時、小さな頃に抱いた夢を両方叶えたいという思いで声優を志すようになりました！

2012年に放送された「スタパラ！」の中ライバルチーム”team.スピカ”の1人である、花音の役で声優デビューを果たされたのです。

グリム役の声優・高橋ミナミさんの代表作

声優デビューを果たされてから、アニメファンには有名な作品「おそ松さん」や「Fate」シリーズなどでエクストラとして、多くの経験を積まれてきました。
そうした下積みが実るかのように、2016年あたりからは主役級のメインキャラも演じるようになっていきます。

その中でも特に記憶に強く残っているのが「エロマンガ先生(2017年)」の山田エルフ先生役では、ないでしょうか！
本作品でのグリムのようなミステリアスな美女とは違い、エルフ先生として“元気な女の子ぶり”を見事に発揮していましたね！

高橋ミナミさんの他代表作は、以下の通りです。

• 「ソード・オラトリア」ティオネ役
• 「ウマ娘」エルコンドルパサー役
• 「ブラッククローバー」グレイ役
• 「まちカドまぞく」リリス役

他の声優さん達と一緒に、本作品のED曲も担当！

高橋さんと言えば、歌手活動にも大きな力を入れてきたことでも有名な声優さんです。
そうした歌手活動の中による、最も大きな功績とは、やはりアニソンガールズユニット「Trefle」のメンバーとして活躍していたことですね！
※ユニットは、2016年に解散しました。

そうした歌手活動としての経験も活かすように、本作品のED曲「Home Sweet Home」を菊池紗矢香さん(スノウ役)や村上奈津実さん(ロゼ役)と一緒に歌われてます。

 

まとめ

今回は戦闘員六号とアリスの小隊に加入する形で登場したグリムのキャラクター性や彼女ならではの”呪い”能力の長所と短所も紹介しました。

彼女が駆使する呪いは、確かに決まれば心強い能力ですが、本編の中では”不発”に終わってしまうことの方が圧倒的に多いため、かなりギャンブル性が高いことが解りましたね！

しかし、そうした欠点を補うかのように、他のキャラクターたちにはない個性や魅力を多く併せ持っていることも否定できない事実です。

いつもは明るく振る舞う彼女もまた、常人には理解してもらえないような過去や悩みを抱えている点もまた、グリム自身の人気や魅力に一役買っているようにも感じられました。

スノウやロゼとは違って、直接的な攻撃力は望めないものの、誰よりも戦闘員六号の”優しさ”を理解してくれているグリムも今では決して欠かすことのできない大切な仲間と言えるでしょう。