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【マクロスΔ】フレイア死亡の理由は老化(結晶化)と寿命 |子供の正体や謎を劇場版の内容から考察

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命がけの歌が寿命を急速に縮めた原因に

TV版や「激ワル」でも命懸けの歌で老化(結晶化)を起こしていたものの、この時はあくまでもプロトカルチャーシステムとの共鳴によるものが大きかったです。
そしてシステムが停止したと同時に、それ以上は進行することもありませんでした。
それは激ワルから続く物語として描かれた「絶対LIVE」前半でウィンダミアにて開催された停戦記念LIVEで皆と一緒に楽しく歌っていた時には、老化(結晶化)を起こすことはありませんでした。

しかしハヤテや仲間たちの危機に直面して命懸けで歌う時には、フレイア自身も無意識のうちにルンを激しく消耗させてしまうのです。
特に「絶対LIVE」中盤でYami-Q-ray(ヤミキューレ)操るゴースト(無人機)たちに追い詰められる中で、これまで以上にルンを消耗する形で命がけの歌(風は予告なく吹く)を歌います。
このような時に莫大なフォールド波を放つことでハヤテを覚醒させた結果、ゴースト(無人機)たちを退けるのとには成功しますが、フレイア自身にかかった負担もあまりにも大きすぎたため、意識を失うだけでなく、これまでとは比べものにならない程に激しい老化(結晶化)を起こしてしまったのです。
(TV版や前作では右手や顎あたりだけで止まっていたのに対し、今作では顔面の約半分にまで及んだ上に、両膝にも大きな結晶化を起こしてしまいました)

ここまで激しい老化(結晶化)こそが「フレイアの寿命大きく縮めてしまったこと」になります。

これはフレイアより先に死を迎えたヨハンが分かりやすく教えてくれておりルンの激しい消耗寿命を縮めるとされています。
(彼の場合は歌でなく、村人たちを守るための結界でルンを激しく消耗させていました)

そして、レイナからの話では大きな老化(結晶化)を起こしてしまった時点で、フレイアの体内の細胞が大きく損壊していることも明かされています。

ここまで挙げた末に出た結果として…
命懸けの行動(歌や結界など)によりルンを激しく消耗させたことで体内の細胞が損壊を起こすことにより大きな”老化(結晶化)”を起こしてしまう」という結論に至りました。

TV版や前作までの損傷なら、ある程度は治す(戻す)ことは可能です。
しかし「絶対LIVE」中盤のように広範囲にまで及んでしまった場合には、細胞の損壊を治しきることもできなくなってしまい、この時点でフレイア自身が完全に歌うことを辞めたとしても戻すことは不可能と断定されてしまいます。
即ち、中盤の時点でフレイアの老化(結晶化)や寿命の縮小そのものが完全に“手遅れ”の状態にまで進行していたわけですね。

RAID:Shadow Legends

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ハヤテとの共鳴も寿命を縮めた大きな原因に…

フレイアの老化(結晶化)においては“ハヤテとの共鳴もまた、大きな原因となってしまっている点も深刻な問題です。
確かにフレイアの命がけの歌によってハヤテを覚醒させることができていなかったとしたら、TV版(第13話)での白騎士戦で勝つことも、劇場版で無人機(ゴースト)たちを退けることもできずに、自分たちが全滅させられていたことでしょう。

しかし、ハヤテを覚醒させて強くするには「フレイアの命や寿命代償に払わなければならない」ということにつながります。
そのため、ハヤテの覚醒も決して無敵の技などではなく、むしろ“諸刃の剣”と判断すべきですね。

そのことに関してはフレイアの方も覚悟はできているものの、ハヤテにも自分のせいであることを自覚させると同時に大いに悩ませてしまうことになります。

 

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映画ラストにて命がけの歌で寿命が尽きてしまう

激しい老化(結晶化)を起こした時点で、フレイアの身体は歩くどころか、1人では満足に立つことすらできない状態にまで追い込まれてしまいます。
それでも残り少ない命を振り絞って、最終戦ラストの中でウィンダミアに伝わる伝説の歌「ALIVE〜伝説の歌〜」を歌い始めます。

これより少し前にも同じメンバーたちと一緒に「ワルキューレはあきらめない」などをメドレー形式で歌い続けてきた上、伝説の歌を歌い始めた時には“ルンの花”を咲かせていたため、おそらくはこの場面が最もルンを激しく消耗させていた瞬間と思われます。

これほどまで命がけで歌い続けた末に寿命が尽きた形でを迎えてしまったわけですが、こうなることはフレイア自身も瀕死の状態でステージに向かっている時に分かっていたと同時に「自分の死」すら覚悟の上だったのでしょう。

TV版(第16話)でも劇場版(激ワル)でも、劇中で15歳の誕生日を迎えたため、そう考えるとフレイアは「絶対LIVE」の中で、残り15年分もの命を燃やして最後まで歌い続けたことになりますね。

フレイアが迎える結末を観る前に、前作(激ワル)を先に観ておくことをお勧めします。

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劇場版ラストで登場したフレイアそっくりの子供の正体・謎を考察

画像はTV版23話のものです。

ここでは劇場版ラストで登場した“フレイアそっくりな子供”正体に迫ります。

最終的にシドニーから盗まれた”星の歌い手”の細胞が入っているポッドをハヤテが奪い返してきたわけですが、そのポッドから出てきた赤ちゃんが”フレイアそっくり”な容姿をしていたのです。

しかし、この赤ちゃんの正体がフレイアから生まれた実の子供というわけではありません。
端的に考察した結果、美雲が星の歌い手のクローンであることと同様に、この子供は「フレイアから生まれたクローンと考えるべきと思われます。

 

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フレイアと容姿がそっくりな理由

ポッドに入っていた赤ちゃんが、なぜフレイアとそっくりなのか?
映画を見終わってから、その辺に大きな疑問を抱いたファンや視聴者も多かったはずです。

この赤ちゃんは元々はシドニーによって盗み出されていた星の歌い手細胞でした。
しかも彼の用意していた特別性なポッドに入れられていたため、冒頭から登場していた闇雲と同じく早い学習能力も持ち合わせていたはずです。

こうして“細胞”と”早い学習能力”というキーワードの中に、フレイアと歌、さらに闇フレイアの要素も加えられてきます。
ここまで多くのキーワードが出てきた中、それらを重ねて合わせての順序や結論を紹介していきます。

  1. フレイアと闇フレイアが歌う”伝説の歌”に、近くでポッド内にいた細胞が反応した。
  2. フレイアの歌に反応した細胞が、持ち前の”早い学習能力”により、彼女の容姿や歌声を学び始めていた。
  3. フレイアの歌に反応しながら学習していた結果、それに共鳴する形で細胞そのものが「フレイアと同じ容姿」に変わっていった。

ポッド内に入っていた細胞もまた、自分の近くで歌っていたフレイアと闇フレイアの歌声に反応して微笑んでいた口元がドアップで映された場面もありましたからね。
これらの順序によって反応および学習したことを考えると、フレイアそっくりの容姿に変わっていたことは、むしろ必然と言えるでしょう。

もしも、伝説の歌を歌っていたのが他のメンバー…例えばマキナと闇マキナだったとしたら、ポッド内にいた細胞はマキナそっくりの赤ちゃんとして生まれていたでしょうからね。

RAID:Shadow Legends

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ハヤテによりフレイアと同じ名前をつけられた

フレイアが死を迎えた後に美雲が出だしを歌いながらエンディングテーマに入りましたが、この後に用意されていた本当の結末の中で、フレイアそっくりの赤ちゃんが早くも4〜5歳ほどの年齢にまで成長していました。

   

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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コメント

  1. より:

    どうもありがとうございます。

    長らくマクロスから離れていた事もあって映画で見るのは実に初代の愛おぼ以来。

    最後に登場したちびフレには驚きと感動でした。

    彼女の名として自分としては「超時空エンジェル。フレイヤ・インメルマン」を期待してしまいます。

    • 小吾郎 より:

      陣 様

      コメントいただき、こちらこそありがとうございます。

      私の場合、世代的に初代マクロスはリアルタイムで堪能できず、初めて触れたシリーズ作品は「マクロス7」でした。

      確かのフレイア死後にハヤテが育てているなら「インメルマン」の苗字になっているのが普通ですし、天使のような笑顔のちびフレが「超時空エンジェル」の異名を持つことになっても、おかしくはないですよね。

      この記事とは別に書いた「絶対LIVEネタバレ感想記事」では、初代や7以来の再登場を果たしたマックスのことにも触れているため、よろしければ、そちらも見ていただけると幸いです。

      劇場版マクロスΔ絶対LIVEのネタバレ感想 | 各キャラの変化やレディMの正体・謎も考察
      ...

      今後とも、よろしくお願いします。

  2. より:

    ヤミキューレの名乗りが「超ダークエンジェル」というのも「超時空エンジェル」への伏線を感じました。

    いわゆる異色の別格として、ワルキューレとは基本別のソロ設定というのも面白そうです。

    また相変わらずのリー兄妹と逆に、物凄いファザコンというのも面白そうです。

    • 小吾郎 より:

      陣 様

      追加コメントもいただき、ありがとうございます。

      確かにちびフレは、闇フレイアの歌にも共鳴した結果、生まれてきた存在ですから「エンジェル」の伏線も考えられますよね。

      ワルキューレでも、各メンバーのソロ曲があるから、まずはメンバー内で経験を積み、それからソロとして独立する方向もアリですね。
      もしも、実際にそうなった場合には、おそらく数年後には発表されるであろう新たなシリーズ作品の歌姫として登場するのも良いかもしれませんね。

      確かにちびフレとハヤテの関係は、ちびフレの方が彼に懐いている感じでしたから、リー兄妹とは真逆な関係性に発展しそうですね。

  3. より:

    とにかくセイレーンあるいはちびフレって物凄いドラマ的な可能性があるキャラなんですよね。

    まず普通に成長するかあるいは同類の美雲みたいに急成長するのか。

    育ての父になりそうなハヤテとの関係はあくまで父娘的な物となるのか否か。

    そしてハヤテへの感情は彼女自身の物かあるいはオリジナルであるフレイアのコピーな面もあるのか。

    ワルキューレにおいて単なるフレイアの後釜だけになるのか否か。

    これら一つ一つだけ取り出しても多くのドラマが出来そうなだけに。

    ラストの僅かな登場でも相当に我が強そうな感じがあり、あるいはハヤテ以外の面々に対しても平気で呼び捨てにするんじゃないのかって。

    美雲がダイクレでフレイアが星間なら、射手座が似合いそうか。

    「あたちの歌を聞け」も悪くないですが、そこを「覚悟するんよ」に置き換えても良さそうなだけに。

    • 小吾郎 より:

      陣 様

      熱いコメントをいただき、ありがとうございます。
      私もハヤテとちびフレに対しては父娘のような関係で見ていました。
      (兄妹というには、少し年齢が離れすぎてますからね…)

      記事内でも少しだけ触れましたが、私もちびフレに対しては美雲ほどでないにしても、普通の人間やウィンダミア人より早いスピードで成長しているように感じました。

      ちびフレの場合、おそらく誰に対しても呼び捨てにしてしまうのでしょうが、ハヤテが育ての親だから、その辺は仕方ないかもしれませんよね…。

      私もちびフレには、これだけの出番で終わってほしくないですし、次に制作される新たなシリーズ作品がΔの何年後を舞台にされるかは現時点では全く不明ですが…主役級とまでは言わずとも、フレイア譲りの元気さで主人公や新たな歌姫たちを導いてくれるような存在になってほしいと思っています。

  4. より:

    今回が四十年記念作品と銘打たれていない事から、あるいは二年以内に正式な記念作品が作られる可能性は高いような気もしますね。

    あるいは初代のテレビシリーズに習って二年後くらいが舞台の、今回の続編的作品かもで。

    タイトルとしてΔではなくマクロス40かもですが。

    • 小吾郎 より:

      陣 様
      コメントいただき、ありがとうございます。

      「絶対LIVE」の3つ目のビジュアル(劇場パンフレット表紙のイラスト)では、「40周年」と記載されてましたから、私の方本作品がおそらくマクロス40周年記念の作品になったと思っています。
      しかし、Web内で公開されているビジュアルには記載されているのに、パンフレットには記載されていなかったから、少し紛らわしい印象もありますよね…。

      確か30周年記念の時には「マクロス30」というゲームソフトが発売されましたね。
      そのため、もしも「マクロス40」が作られる場合、アニメではなくゲームかスマホ用アプリとして作られる可能性も高いですね。

  5. 匿名 より:

    個人的には「フレイア”は”歌う」に対して「あたち”も”歌う」ですから名前はフレイアではないと考えています。
    むしろ最愛の女性だからこそ、ハヤテがその子にフレイアの名前をつけることはないと考えています。
    「ワルキューレはあきらめない」の歌詞とかもありますし。

    • 小吾郎 より:

      匿名 様
      コメントいただき、ありがとうございます。

      私の中ではハヤテにとって最愛の女性と死別したからこそ、フレイアと同じ名前をつけるだろうとばかり考えてましたが、確かに全く異なる名前をつける可能性も大きいですよね。

      ただ、その場合だと実際にどんな名前をつけたのか予想すらつかないですよね。
      仮にフレイアの大好きだったリンゴにちなんで「アップル」という名前も可愛らしくて良いかもしれませんが、それだと「シャロン・アップル」と被ってしまいますからね…。

  6. より:

    だから自分の場合はよく間違えられる「フレイヤ」が一番相応しいと思ったんですよね。

    (マキナからは同じ「フレフレ」にもなるし)

    実は神話の「女神フレイヤ」って自分の父や兄とも通じた女でもあり、「ヤバい女」の隠語としてもベストかって。

    • 小吾郎 より:

      陣 様
      コメントいただき、ありがとうございます。

      なるほど、確かの「ア」と「ヤ」の一文字違いの名前となった可能性もあり得ますよね。

      マキナからは「フレフレ」である上、レイナからも「バイヤバイ女」と呼ばれる場面も作れそうですものね。

  7. より:

    ちびフレって設定や立場からして、むしろFのヒロインたちの集合発展みたいな感じもあるんですよね。

    恋愛としては惚れてきた相手を天真爛漫に無視するナナセ型か。

    あっちが百合ならこっちはファザコンで。

    • 小吾郎 より:

      陣 様
      コメントいただき、ありがとうございます。

      確かにちびフレなら、これまでのシリーズ作品に登場してきた歌姫たちの集大成のような設定や位置付けに成長させることも出来そうですよね。

      ファザコンかつ、ミラージュを振り回す性格設定や場面は、是非ともアニメ本編でも見たいものですね。

  8. より:

    次作でちびフレが愛してるを歌ってハヤテが涙を流すなんてありそうですね。

    真綾さんは今度の映画まで見て作詞しただけに、その意図も気になります。

    • 小吾郎 より:

      陣 様 
      コメントいただき、ありがとうございます。

      数年後に実際にハヤテとミラージュの結婚式が開かれると仮定した場合、成長したちびフレが2人に向けてのお祝いソングとして歌ってくれたとしたら・・・ハヤテやミラージュ、出席者だけでなく、ファンや視聴者達にも感動の涙を流させてしまいそうですよね。
      真綾さんもマクロスの歌として作詞されたため、あくまでも1番はハヤテに向ける想いで詩を書いたのでしょうけど、彼だけでなく旦那さんや子供さん、そしてご自身やマクロスを愛してくれている全てのファン達へ向けての愛や感謝も込められていたように感じられる歌でしたよね。

  9. より:

    ハヤテとちびフレの関係性と可能性って、ある意味では『巌窟王』におけるダンテスとエデっぽい感じもあるんですよね。

    奴隷から救われたというのも同じだし。

    父親の絡みもあるしで、決してフレイア絡みだけではないんですよね。

  10. 相変わらず進歩のない漫画 より:

    なんや言ても、美少女と主要メンバーを適当にぶっ殺しとけばオタが喜ぶっていう典型的なシリーズアニメがマクロスだからなw
    初代でも中華の娘と主人公カップ匂わせて、挙げ句にオバサンとくっ付けたり、変態シスコン兄貴が妹に手を出す勢いで終わって、【あ~、この漫画、こう言う価値観の漫画なんや】と思ったが、案の定【シリーズ通して頭が狂ってた】物ばかりだったなw
    当時、バルキリーの設定資料の分厚さとか話題になってたけど、よもや未だに異常なオタ感重視な糞漫画なんやなぁw