『聖剣伝説LEGEND OF MANA』は1999年7月15日に初代PS用ソフトとして発売された大人気ゲーム作品です。
(現在ではリマスター化されたことで、PS4やSwich等でもプレイ可能です)
そして20年以上もの時を経て、テレビアニメ化も果たし、2022年10月から放送中です。
本記事では「宝石泥棒編」でシャイロや珠魅の敵として立ちはだかった強敵サンドラの正体や過去、目的を解説。
さらにゲーム版にはなく、アニメ版で新たに追加された見せ場や変更点も紹介します。
本作品の人物相関図は「聖剣伝説LOMの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。

サンドラとは

出典:アニメつぶやき速報!!
サンドラは珠魅の命となる”核”を奪い歩く宝石泥棒として登場しました。
本編でも持ち前の美貌を活かした変装能力でシャイロたちを欺きながら自分の欲しい核を順調に集め続けています。
サンドラのプロフィール | 人気の宝石泥棒から珠魅殺しに一変
種族 | 珠魅 |
性別 | 女 |
年齢 | 24歳(外見年齢) |
本編開始前の時期までのサンドラは輝きのある宝石のみを盗むだけで人を傷つけることもなく“宝石泥棒”の異名で呼ばれながら多くの人達を魅了してきました。
しかし「宝石泥棒編」のストーリーでは瑠璃を始めとした珠魅の心臓部となる“核”を狙うようになり「珠魅殺し」まで始めていました。
そのため、ロイド警部から追われる身となりましたが、得意とする変装能力や剣術・体術を駆使しながら颯爽と逃げ続けています。
しかもストーリー進行の中でシャイロや瑠璃たちの前に何度も立ち塞がる上、真珠姫を誘拐してしまうなど、その手口の残忍さも少しずつエスカレートしていきます。
普段はアレックスとして本当の姿を隠している
宝石泥棒や核を奪い続けているサンドラですが、普段は魔法都市ジオの宝石店を営む“アレックス”に変装し、名前や姿を偽りながら生活しています。
主人公(シャイロ)は魔法都市ジオに行く前に一度アレックスとも出会っていますが、このように偽りの自分を演じているのにもまた、サンドラ自身の過去と深く関係しています。
(サンドラの過去については後の項目で説明します)
サンドラの声は声優「寿美菜子さん」が担当

出典:アニメイトタイムズ
サンドラの声を担当している声優さんは「ミュージックレイン」に所属している寿美菜子さんです。
寿さんは子役として関西の映画やCMへの出演をこなしてきた後、2005年〜2006年にかけて開催された『ミュージックレイン スーパー声優オーディション』に合格されたことで、声優としての活動も開始しました。
そして2006年に放送された『RED GARDEN』の生徒C役で声優デビューを果たしました。
寿美菜子さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。
- 『けいおん!』琴吹紬役
- 『戦姫絶唱シンフォギア』サンジェル役
- 『ボールルームへようこそ』本郷千鶴役
- 『やがて君になる』七海燈子役
サンドラの正体 | レディパールとの悲しき過去とは

出典:テレビアニメ「聖剣伝説LOM」公式サイト
サンドラも実は瑠璃や真珠姫たちと同じ珠魅の種族です。
しかも、レディパールとも深い関係性をもつ過去までありました。
サンドラの正体は騎士アレクサンドル
サンドラの正体は、珠魅の騎士アレクサンドルです。
ゲーム版では主人公たちと違ってゲーム画面でのドット絵でしか見れませんでしたが、アニメ版ではOP映像の中で同じ珠魅のルーベンス達と共に戦う勇姿が見られます。
かつては珠魅の騎士として同族の仲間たちを守ってきた勇敢な騎士でしたが、過去に起きた戦争や蛍姫を巡る問題により、人生や仲間たちとの関係性を悪い方向へと転落させられたのです。
ルーベンスの過去や結末、ディアナとの関係性に関しては、「【聖剣伝説LOM】ルーベンスの過去と現在 | 強さと能力・死亡と復活後の役割」の記事を参照ください。

蛍姫を連れ出して宝石箱に匿う
サンドラことアレクサンドルが大きく変わってしまったのには「蛍姫が瀕死な状態に追いやられた出来事」が大きな原因です。
瑠璃がまだ生まれていない昔、戦争により珠魅たちが次々と重傷を負わされ続けてきました。
そんな同族たちを治療する形で救ってくれたのが蛍姫ですが、その蛍姫も誰かれ構わずに涙石を分け与え続けてきたために、蛍姫自身の核がボロボロに傷ついた結果、倒れてしまい瀕死の状態となっていたのです。
そのような事態を見かねたアレクサンドルが蛍姫を煌めきの都市から連れ出し、魔法都市ジオの宝石店に設置した“宝石箱パンドラ”で匿うようになりました。
その宝石箱の中では時の干渉を受けず、そのように時間が止まっている空間に匿うことで蛍姫の死亡を防いでいたのです。
蛍姫を巡る口論でレディパールを傷つけてしまう
蛍姫を救うための行動をレディパールから否定および反論されてしまいます。
アレクサンドルの方も負けじと己の思いや主張を言いますが、レディパールからは納得してもらえずお互いに噛み合わない口論ばかりが続きました。
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