『半妖の夜叉姫』の3姫の1人で、本作の主人公的立ち位置にいるとわですが、殺生丸の娘ということで人気を博しました。
特に、注目したいのは3姫の2人と違って、現代で長く生活をしている点。
そんな、とわについてこれから詳しく紹介していきます。
とわとは

出典:「半妖の夜叉姫」公式HP
とわは、10年前の火事を境に戦国時代から現代へと飛んでしまい、その際に妹のせつなとは離れ離れになります。
現代へと飛ばされた理由は、4歳のころに時代樹のところにおかれた際に殺生丸が倒した女禍より奪い取った虹色真珠の銀色を左目に入れたことで、おそらく時代樹が反応して現代へ飛ばされた可能性が高い、とされています。
この時事故ではありますが、妹のせつなは急に姉がいなくなってしまって、自分を見捨てたと感じたのではと考えられるでしょう。
これから現代と戦国時代のとわをそれぞれ述べていきます。

とわは現代で過ごした時間が長いんだよね
現代のとわ

出典:アニヲタwiki
とわは戦国時代から現代へと飛ばされたわけですが、その間500年のもの時を遡っていることになります。
ただ、『犬夜叉』時代のかごめと同じくタイムトラベルで、年齢はそのままのようです。
そして、そこでかごめの弟の「日暮草太」と出会い、養子という形で生活していきます。

500年もの時を遡っているんだね
いつも不良に絡まれている

出典:犬夜叉調査隊
とわは男装をしていることもあるのか、しょっちゅう不良に絡まれる毎日を送っています。
もともと、とわは現代にいることに退屈を感じていたようで、不良との絡みはストレス発散になっていたようです。
そして、ある日不良がとわの実家を嗅ぎつけて、家族を人質にとりとわにバトルを挑んできます。
普段から不良に絡まれることが多く、まるでこれから戦国時代に行くための特訓?を含めた生活をしていたように思えます。
もちろん、とわ自身はこれから戦国時代よりもろはとせつなが来て、そのまま戦国時代に行くとはこの時思っていなかったので偶然かもしれませんが、毎日バトルの日々なら戦国時代と変わりませんね…。

喧嘩ばかりの毎日だったんだね
トレーニングで常に体を鍛えている
とわの日常は、朝から学校へ行き、最後は不良に絡まれるという毎日。
当然、身体を鍛えていないと生き残れないわけで、まるで戦国時代のようですね。
劇中では、とわの部屋にベンチプレスが置いてあるなど、本格的なことに驚きました。
もし戦国時代にいたなら、毎日妖怪との戦いなので、こういった体を鍛える器具は必要なかったかもしれませんね。
特に、『半妖の夜叉姫』24話では、「弱いやつとは守りたい者を守れない者のことをいう」といった言葉を見ると、普段から誰かを守るために体を鍛えていることが伝わります。

普段から鍛錬を怠らないのは守りたいものを守るためだね
『半妖の夜叉姫』24話は以下で感想を書いておりますので、あわせてお読みください。

戦国時代のとわ

出典:シネマトゥディ
とわは、『半妖の夜叉姫』4話から戦国時代に行くことを決めます。
きっかけは、時代樹の時空を超えるトンネルを潜り抜けて、せつなともろはが現代に現れたこと。
特にせつなに関しては、とわが幼い時に別れた妹と認識して近寄ります。
しかし、せつなは「夢の胡蝶」に記憶を奪われてとわを覚えていませんでした。
そのため、とわはせつなに自分との幼い頃過ごした記憶を取り戻してほしいという想いで、「夢の胡蝶」の件を解決する意味も込めて戦国時代に旅立ちます。
最後は現代に戻ってくると言っているので、全てが解決したら現実世界に戻るのではないでしょうか。

妹が自分のことを忘れているならどうやってでも思い出させたいよね
『半妖の夜叉姫』4話は以下で感想を書いておりますので、あわせてお読みください。

朔の日に人間になる

出典:TELASA
『犬夜叉』を見ている人であれば、懐かしいシーンと感じた方多いのではないでしょうか。
犬夜叉は朔の日になると黒髪の人間の姿になり、妖力がなくなってしまう時期があります。
これは半妖の特徴で、戦国時代では命取りになるため、犬夜叉は該当の日が来ると他の妖怪に見つからないように過ごしていたと劇中で話しています。
『半妖の夜叉姫』ですが、こちらでは3姫とも半妖という立場ではあるのですが、もろははクォーター(4分の1しか妖怪の血を引き継いでいない)で人間に近いということもあり、影響がありません。
せつなに関しては、おそらくですが「夢の胡蝶」の影響で半妖でありながら影響がないと考えられています。
唯一とわだけが夢の朔の日になると人間の姿になります。
この姿になると妖力はほぼなく、妖怪との戦闘には参加できません。
ただ、もろはとせつながいるので妖力がなくなっても他の妖怪に襲われる心配がいないのは、ファンとしては一安心ですね。

とわが人間の姿になるとものすごく印象変わるよね。正直髪の毛の色が変わっただけなんだけど結構変わるもんだね。
殺生丸より、りんの血を多くひいている

出典:portalfield
容姿からしても、せつなは母方のりん、とわは父方の殺生丸の血を多くひいていることがわかります。
さらには、殺生丸しか使用できない蒼龍波を使えることも決め手でしょう。
特に、刀を使用して前線で戦っていく姿を見ていると殺生丸と重なってしまいますね。
ただ、性格は母方のりんを引き継いでいるようです。
感情的になることが多いですが、お母さん的な面も見せてくれます。
そして、『半妖の夜叉姫』24話のタイトルが「殺生丸の娘であるということ」であり、殺生丸と、とわの話をしたシーンで終わるところもお互いに血をひきあっていると感じます。

容姿とか戦闘スタイルが殺生丸に似ているよね
10年前に起こった火事で現代にタイムスリップ

出典:mouseionのブログ
とわとせつなは、10年前に起こった村の火事をもとに別れてしまうのですが、とわだけが銀色真珠の力で時代樹を通じて現代に飛ばされてしまいます。
そして、現代にいる「日暮草太」の養子として過ごしていくわけですが、何故戦国時代に戻らなかったのかという疑問が残っています。
とわ自身はせつなと過ごした日々を覚えており、劇中でも時折回想シーンとして出てくるのですが、何故か14歳になってからもろはととわが現代に来たことで戦国時代へと旅立ちます。
ちなみに、『犬夜叉』でかごめが戦国時代に行った時は15歳の誕生日となっているので、特に合わせたというわけではなさそうです。
もしかしたら、妖怪と戦える年齢になるまでということで14歳にしたのかもしれません。
そして、『犬夜叉』と同じようになるなら、とわはガブリエル学園を最後卒業して高校生になりそうですね。
また、偶然かもしれないのですが、同じサンライズの作品で「新機動戦記ガンダムW」のヒロインリリーナ・ピースクラフトが15歳の時に通った学校と同じです。
何か繋がりがあるのでしょうか。

どうしてとわの銀色真珠だけが時代樹に反応したんだろうね
せつなのことになると我を失う

出典:アニメイトタイムズ
『半妖の夜叉姫』24話で、麒麟丸がとわの力の源となっているのはせつなだと発言しています。
その後、せつなと麒麟丸がぶつかり、せつなが亡くなってしまうのですが、その時とわは真の力を発動。
言動は今までのとわの優しさはなく、目の前の敵を倒すといった強い印象でした。
ただ、妖怪の力を完全に発動しても暴走することはなく、自分の意思で戦っていたことから半妖でありながらも力を制御できていたということになります。
特に、とわがせつなのことになると我を失っていると感じたのは、「よくも私のせつなを殺したなぁ」といった感情をむき出しにしたセリフを言ったシーンです。
普段も感情をむき出しにすることはあるのですが、攻撃性のある言葉を発したことはなく、あくまでお姉ちゃんとして注意していたぐらいでした。
しかし、せつなが亡くなったと同時にとわは自身の言葉に攻撃性を感じるような感情を込めるようになったことから、せつなを大事に思っていることがよくわかりました。
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