『半妖の夜叉姫』で当初は妖怪退治屋として活動している女の子として、せつなが紹介されました。
しかし、後にとわの双子の妹ということがわかります。
そんな『半妖の夜叉姫』の世界を楽しむにあたって欠かせないせつなについて、これから詳しく紹介します。
目次
せつなとは
アニメの序盤では、「せつなが誰なのか」という事を語られませんでした。
しかし、物語が進む中で殺生丸の娘で、とわの双子の妹ということが判明します。
せつな自身は10年前にとわと村で過ごしていたものの、原因不明の火事で村が燃えてしまったこともあり、そこからとわと別れてさまざまな経験をしているようです。
そして、どこかで「夢の胡蝶」に取りつかれて眠れない体質になり、とわと過ごしたときの記憶は失われています。
もしかしたら、「夢の胡蝶」が記憶を封じているだけかもしれませんが、現状謎という感じで解明されていません。
冷静沈着で常に状況を分析
せつなはとわやもろはと違い、冷静に状況を分析した後に行動する傾向があります。
戦闘になると、とわともろはのことを理解している行動が多く、最終話の強敵麒麟丸との戦闘時にはとわが避けられると把握して、「群れ発ちのツバメ」を放って攻撃。
また、とわともろはが麒麟丸の攻撃を受けようとすると「旋風陣」を放って引き離すなど常に戦況を冷静に見極めながら冷静な攻撃を行います。
3姫の中では一番冷静で女性らしいキャラクターというイメージがありますが、それは殺生丸に近い性格にあるかもしれません。
もし母方のりんの性格を引き継いでいたら、もろはのように特攻型になっていたような気がします。
当時殺生丸は男性でありながら性格や容姿によってまるで女性のようなイメージがあるだけに、せつなを重ねてしまいますね。
ちなみに、劇中ではもろはによく軽口をたたかれるのですが、その時は表情を変えて怒るなど年齢相応なかわいい女の子になることもあります。
3姫には欠かせない重要な存在ですね。
せつなは戦闘になると冷静さが増して戦う女性って感じが出ているよね
「夢の胡蝶」で眠れない
『半妖の夜叉姫』では、せつなとセットになって出てくる「夢の胡蝶」。
劇中では、「夢の胡蝶」に夢を見ることを奪われ、せつなは眠ることができないとなっています。
しかし、実際に「夢の胡蝶」がいつせつなの体内に入ったのかは劇中で明かされませんでした。
また、「眠れない」ということもあり呪いとして扱われていました。
せつな自身は戦国時代で眠るということは命を狙われる可能性があるからと苦に思ってないように見えますが、眠るとわの顔を見てどこか寂しそうな表情を見せていました。
そのため、とわはせつなを「夢の胡蝶」から解放させてあげることを旅の目的としていました。
実際、呪いのように見えますが、殺生丸がせつなの妖怪化により暴走しないようにつけたリミッターなのではと思っています。
なぜなら、せつなが妖怪化して暴走した際に気を感じた殺生丸が「まだ抑えきれないのか」とつぶやいています。
まるで、せつなが妖怪化すると暴走すると知っているような口ぶりでした。
特に妖怪の力を多く引き継ぎながらも、弥勒に妖怪化を封印されるまでは暴走することもなかったわけなので、「夢の胡蝶」が制御していたと考えても間違いではないでしょう。
殺生丸がせつなのことを思ってつけたリミッターという線はあるよね
ヴァイオリンが得意
せつなはもともと戦国時代にいたため、ヴァイオリンに触れる機会はありませんでした。
しかし、『半妖の夜叉姫』3話でもろはと一緒に現代に飛ばされたことで、一旦日暮かごめの実家でお世話になることに。
その時に初めてヴァイオリンを手に取って演奏するのですが、ドレスを着るなど本格的です。
日暮萌(日暮草太の奥さん)にヴァイオリンを勧められて始めたわけですが、ヴァイオリンの実力は「500年に一人の天才」とか。
初めて褒められたこともあるのか、顔を赤くしたせつなが実にかわいい。
その後は、戦国時代に戻ってもヴァイオリンを大事にして、一息つく際には必ず弾いています。
もし、現代に残っていたらヴァイオリニストになっていたかもしれませんね。
ヴァイオリンを弾いているせつなってどこか幸せそうだよね
『半妖の夜叉姫』3話は以下で感想を書いておりますので、あわせてお読みください。
せつなは半妖でありながら真の力を発揮できる
せつなは、「半妖の里」にいる時に、紫織が傷つけられたことで真の力を発揮します。
しかし、弥勒が偶然にも同じ場所に居合わせたため、「兼光の巴」を媒体に力を封印されます。
そんなせつなの真の力について今から説明します。
殺生丸の妖怪化と同じような顔つきになる
せつなは殺生丸の妖怪化の力を多く引き継いでるせいか、力を開放すると殺生丸の妖怪化と同じような顔つきになります。
額の三日月マークを除くと2人ともそっくりな容姿になります。
ただ、殺生丸は完全なる妖怪なので、完全に開放することで犬型の妖怪に変化することが可能。
せつなは半妖のため、力の解放が完全にできないどころか、ある程度の妖怪の力の解放でも暴走してしまう可能性があります。
やっぱり殺生丸の娘だね
殺生丸の血を多くひいている
せつなは、殺生丸の血を多く引いているのか、性格や妖怪化、そして服装などまるで殺生丸の写しと思ってしまうほど。
特に右肩からにかけている白い飾りは殺生丸もしていることもあり、当時殺生丸から引き継いでいたのかと思っていたのですが、殺生丸も同様のものを身につけているため、誰かからもらったのかもしれません。
そして、普段は冷静でありながらも、心を許した相手に優しくするところはりんに心を許している殺生丸を見ているような感じでした。
もし、妖怪退治屋には入っていなければ服装まで殺生丸と似ていたかもしれませんね。
服装と容姿からして殺生丸と似すぎているよね
普段は「兼光の巴」で妖力をおさえている
せつながいつも持っている「兼光の巴」。
普段から武器として使用しているだけに、得意武器なのかなと思った方多いと思います。
しかし、せつなにとって自分の妖怪化の力を制御する役割もあります。
『半妖の夜叉姫』20話の「半妖の隠れ里」で語られたのですが、まだせつなが幼いころに初めて妖力を開放した際に暴走してしまいます。
その時に、弥勒が現れて「兼光の巴」を媒体にして妖力を封印しました。
つまり、「兼光の巴」を持っている限り暴走することはありません。
「群れ発ちのツバメ」を発動する際に必要となる武器ですが、せつなの妖怪化を制御する役割もあります。
『半妖の夜叉姫』20話は以下で感想を書いておりますので、あわせてお読みください。
兼光の巴について
劇中の登場時から当たり前に持っている「兼光の巴」ですが、当時は薙刀の訓練をしていて、メイン武器なのかなと思った方多いと思います。
しかし、過去の話が明らかになる中、せつなの妖力化を抑制するための媒体になっていることがわかります。
ただここで疑問なのが、いつから「兼光の巴」を持つことになったのかという点です。
『半妖の夜叉姫』20話で、せつなが幼いころに「半妖の里」で過ごしたという話が出てきており、そこに送ったのは殺生丸のお供の邪見となっていました。
その後も見守るように邪見がせつなにいろいろと送っており、「半妖の里」の長である紫織と過ごしています。
しかし、断片的な内容となっており、せつなが一人前になるころにはすでに「兼光の巴」を所持していました。
このころ関わっていた人物は、紫織、楓ばあちゃん、妖怪退治屋、邪見を通じての殺生丸です。
このうちの誰かが「兼光の巴」を渡したのだと思うのですが、「夢の胡蝶」のことも考えると邪見を通じての殺生丸が濃厚だと思われます。
そして、『半妖の夜叉姫』24話では、麒麟丸に「兼光の巴」ごと一刀両断されて亡くなっています。
最後はせつなと「兼光の巴」は両方とも切られてしまうよね
暴走したら、「夢の胡蝶」を具現化できる
『半妖の夜叉姫』22話でせつなは是露の策略もあり、能力を全て解放してしまいます。
その時に、せつなの背中から紫の羽が生えるのですが、それは「夢の胡蝶」の具現化。
ちなみに、最初に暴走したのは『半妖の夜叉姫』20話で、まだせつなが「半妖の里」にいる頃でした。
そのため、暴走に関してはほぼなかった状態となります。
しかし、是露の策略でとわが洗脳されて「兼光の巴」を奪ったこともあり、ついに2度目の暴走をしてしまいます。
この時に背中から紫の羽がはえたところをみると、「半妖の里」にいた時は、「夢の胡蝶」の呪いにかかっていなかったのではと思われます。
夢の胡蝶はどこからせつなの体内に入ってきたんだろうね
せつなの強さ
せつなは、ものごころついたころから戦国時代にいたこともあり、戦闘に関しては常に状況分析をして最適な攻撃を繰り出すのですが、妖怪化すると制御ができなくなり暴走する面があります。
実力はあるんだけど暴走すると敵味方関係なく攻撃するからそこが難点だよね
妖力解放前のとわを圧倒する強さ
姉のとわは最終回で能力を解放しますが、せつなはその前に能力を解放します。
実際に能力を解放したせつなととわは、『半妖の夜叉姫』22話でバトルを繰り広げるのですが、圧倒的な強さでとわを追い込んでいきます。
しかも、「夢の胡蝶」まで具現化して空中浮遊までできるというチート的な能力。
攻撃力も高く、ひっかき攻撃だけでとわを圧倒します。
殺生丸のように完全妖怪化まではいきませんが、それでもとわを圧倒するほどの実力を見せつけてくれたこともあり、当時はラスボス感をただよわせていました。
そして、今回の暴走はよりせつなの身体をむしばみ、妖怪の血のたぎりを全て抑えることができませんでした。
もし、金鳥が再び妖力を「兼光の巴」に封印していなかったら、妖怪化に飲み込まれて自我を持っていない暴走するだけの存在になっていたかもしれません。
金鳥が「兼光の巴」をもとに封印をほどこさなかったら元のせつなに戻れなかったかもしれないね
『半妖の夜叉姫』22話は以下で感想を書いておりますので、あわせてお読みください。
せつなともろははどちらが強い?
『半妖の夜叉姫』の22話で暴走するせつなと戦ったのは「国崩しの紅夜叉」となったもろは。
2人とも空中戦を展開するのですが、やはり完全に妖力を解放しているせつなにとわは押され気味でした。
もともと、もろはも「国崩しの紅夜叉」を制御していないこともあって、能力解放とまでいっていないので力の差が出たのかもしれません。
ただ、それでもいい戦いを繰り広げたのですが、最後はせつなの力で撃ち落とされました。
もし、最終章のもろはが「国崩しの紅夜叉」の力を制御した状態で、暴走したせつなと戦闘をしたらおそらく、もろはが勝っていたのではと思います。
よく考えたら、せつなにはとわともろはのように一撃必殺がなく、サポート的役割のように思えますので、前線で戦うこと事態あっていないのかもしれません。
そういえばせつなって前線でバリバリ戦うタイプじゃなかったよね
せつなの持つ必殺技
せつなは、暴走する前でもバランスがいい技を持ち合わせています。
逆に暴走すると力技が増えるのですが、サポート技はほとんどなくなってしまいます。
そのため、暴走前のほうがせつならしさがあります。
せつなは皆の司令塔兼サポート役がしっくりくるよね
【せつなの必殺技①】群れ発ちのツバメ
旋風陣と相性がいい技で、『半妖の夜叉姫』24話ではとわをサポートする際に一旦「旋風陣」で麒麟丸ととわを引き離して、引き続き「群れ発ちのツバメ」を放っています。
「兼光の巴」があれば出せる技で、せつなが素早く攻撃したい時に使い勝手がいい技。
特に、ツバメが群れをなすように閃光が飛んでいくことで範囲攻撃としても使えます。
ただ、攻撃力はそこまでなく、あくまで相手を牽制する役割が強いですね。
せつなの使いやすい技として人気だよね
【せつなの必殺技②】旋風陣
せつなの基本技といっても過言はない技。
劇中では頻繁に使われています。
「兼光の巴」を回転させることで旋風を生み出し、相手に衝撃を与えるといった攻撃手段。
攻撃力は「群れ発ちのツバメ」と同じくあまり期待できません。
ただ、霊力がなくても使用できるのは基本技としてもってこいでしょう。
劇中では旋風で相手を吹き飛ばす際によく使うよね。特に牽制技としては優秀だね。
【せつなの必殺技③】宿り蛾の月
劇中ではほぼ使用されることはなかったのですが、「兼光の巴」で円を描くことで宿り蛾を発生させて相手を眠らせる攻撃です。
数秒宿り蛾を浴びさせることで相手を眠らせることができるので、相手にダメージを与えたくない時に最適な技ですね。
ちなみに、この技を使用したのは、現代にいる時に日暮芽衣が飛頭根に取りつかれた際に傷つけたくないと思い眠らせています。
しかし、技の性質上、誰かが操られて攻撃できない時にしか使用しないので、戦国時代では頻繁に使用する技ではありません。
せつなは「兼光の巴」の特徴を利用した技が多いよね
【せつなの必殺技④】血の刀
『半妖の夜叉姫』の22話で、是露の策略により再び妖力を開放して暴走したせつなですが、とわの頑張りもあり金鳥の法力で再び妖力を封印することに成功します。
ただ、封印するタイミングが遅かったのか、それとも開放した妖力が高かったのか、妖怪の血のたぎりを全て抑えることはできず、せつなの腕に残ったままでした。
しかし、妖力を解放することなく力を使うことができることから「血の刀」と呼ばれる技として劇中では使用しています。
ちなみに、『半妖の夜叉姫』24話では、麒麟丸との決戦時に「兼光の巴」に「結界破りの鉄砕牙」と同じように刃部分を赤くするなど「血の刀」には謎が多いです。
さらに、せつなの意図で展開できるようになったようですが、麒麟丸の結界を難なくすり抜けて切りつけました。
そのため、「血の刀」には結界破りの力があるということになります。
『半妖の夜叉姫』24話は以下で感想を書いておりますので、あわせてお読みください。
結界破りの鉄砕牙
今回の「血の刀」で話題に出した「赤い鉄砕牙」ですが、犬夜叉がパワーアップした奈落の結界を破るために百鬼蝙蝠歴代最高の守り役・紫織を斬って作るという話になっていました。
しかし、犬夜叉が紫織をきれないということで、別の方法を考えますが紫織の持っている血玉珊瑚という結晶玉を斬るだけでも効果がえられるということで、当時は水晶玉を斬って一時的に結界破りの鉄砕牙として「赤い鉄砕牙」が誕生します。
運命なのかせつなも10年前の火事の後「半妖の里」で紫織と生活をしていました。
もし「血の刀」で紫織を切りつけたことがあるなら、今回『半妖の夜叉姫』24話で麒麟丸の結界を破ったこともわかります。
しかし、実際に見てみると暴走した時に紫織を手で払いのけはしますが、その後切りつけようとした際に弥勒に止められて気絶。
そのため、何故せつなの「血の刀」が犬夜叉の「赤い鉄砕牙」と同じ能力を持っていたのか不思議です。
サポート技がメインのせつなに対して唯一の攻撃に特化した技だよね
犬夜叉に関しては以下で詳しく述べていますのであわせてお読みください。
「おやすみ」という言葉を最後にせつなは死ぬ・・・?
『半妖の夜叉姫』24話では、せつなが麒麟丸に切られて亡くなってしまう衝撃的なシーンがあります。
とわは仇討ちも達成できないまま、呆然と戻らないせつなを見ているだけでした。
ファンとして1番印象に残ったのは、せつなが息を引き取る前にとわに対して「おやすみ」と言ったことです。
いつから「夢の胡蝶」に取りつかれたのかはわかりませんが、少なくとも数年ぶりの睡眠だと思います。
心からゆっくり休んでといいたいのですが、正直心境が複雑です。
もともと安らかな眠りとは普通の生活(睡眠もある程度とりながら)をしながら、頑張ってきた人に送る傾向があるので、そもそも眠ることができなかったせつなが「おやすみ」と言った際には安らかな眠りとは違う感じがしました。
「眠れることへの感謝」、今までせつなが眠る人を見て何とも言えない気持ちが沸き上がっていたのだと思いますが、やっと自分のそういった負の感情から解き放されるといった安心感のように思えました。
ちなみに最後に「夢に胡蝶」も現れますが、宿主を失って具現化されたのでしょうか。
しかし、筆者は「夢の胡蝶」が半妖の夜叉姫弐章でせつなを復活させるカギになると思っています。
せつなが「おやすみ」といった時の顔は本当に安らかだったよね
『半妖の夜叉姫』のキーとなる「夢の胡蝶」に関しては以下で考察していますのであわせてお読みください。
せつなの人間関係について
せつなは幼いころ「半妖の里」で過ごしていますが、一人前になると楓ばあちゃんのところでお世話になりながら妖怪退治屋の仕事をしています。
そして、せつなの性格から親しい人間関係もできています。
とわとは姉妹関係
劇中では、実際にせつなが現代へと飛んだことで関わりがわかってくるのですが、とわは10年前に生き別れた妹がいることを覚えており、その時は姉として接しようとしました。
しかし、せつなの方は過去の記憶がなく、とわが姉だということを覚えていません。
そのため、何故見ず知らずの人が自分にべたべたしてくるのだろうと逆に警戒する始末。
それから、お互いに旅をするのですが一緒に過ごしていくうちに、せつなはとわのことを本当に姉妹だと感じ始めます。
おそらく記憶ではなく、身体が覚えていたのだと思います。
劇中では、よく喧嘩したり幼いころの記憶を共有しようとしたりと、とわの行動によりだんだん姉妹であるように思える接しかたをするようになります。
しかしここからが疑問なのですが、どうしてとわとの記憶を消す必要があったのか、「夢の胡蝶」は誰が何のためにせつなにうえつけたのか、といった内容が解決していません。
すべては「夢の胡蝶」が真実を握っているみたいだね
もろはとは同じ仕事仲間で馬があう
せつなともろはは、賞金稼ぎという面では似たような仕事をしています。
そして、せつなは弥勒の紹介だと思うのですが、珊瑚の弟の琥珀の元で妖怪退治屋として働いていました。
お金さえもらえれば依頼として引き受けるもろは、人々を妖怪から守るために戦っている妖怪退治屋のせつな。
目的は違っても妖怪を退治するという面では変わりません。
そして、ファンとして1番もろはとせつなの絆を感じたのは、『半妖の夜叉姫』24話でせつながなくなった瞬間に雲母から飛び降りた覚醒した「国崩しの紅夜叉」を制御したもろはを見た時です。
今までは、もろは自身の使いたい時に紅を唇に塗ることで「紅夜叉」となっていました。
しかし、今回はせつなが亡くなった瞬間を見て、「誰かのために紅夜叉」になることを決めたもろはの気持ちが伝わりましたね。
ただ相手に怒りをぶつけるだけの突撃タイプのもろはが、せつなの死を見た途端に静かに冷静に相手を見据えて、「紅夜叉」の力を開放したことで制御できるようになったのだと思います。
せつなの死がもろはを変えたといっても過言でないと思います。
もろははせつなを本当は大切に思っていたんだよね
以下もろはについてはまとめていますのであわせてお読みください。
琥珀とは妖怪退治屋として共に活動
せつなは一人前になると、妖怪退治屋として働くことになるのですが、その首領となるのが琥珀。
琥珀は、犬夜叉時代に殺生丸と活動したことがあるキャラクターで、もしかしたら殺生丸が直に琥珀にせつなの面倒を見てもらうように頼んだ可能性があります。
そして、弥勒と珊瑚の息子の翡翠とも行動を共にすることが多く、殺生丸を通じてせつなは関連する人物に恵まれているという印象があります。
ちなみに琥珀は珊瑚の弟にあたり、翡翠の叔父にあたります。
せつなはまるで誰かに見守られているように人間関係ができているよね
楓は心のよりどころになる存在
楓ばあちゃんは、かごめの面倒を見たりと面倒見のいいキャラクターです。
そして、せつなが「半妖の里」から一人前になるために出ていくのですが、その時の心のよりどころになったのが楓ばあちゃんです。
妖怪退治屋で生計を立てながら、楓ばあちゃんと生活していたと思われますが、母親が側にいないせつなにとっては母親的な存在なのかもしれません。
楓ばあちゃんはいろいろな世代の子供たちの面倒を見ているパワフルなキャラクターだよね
せつなの声優は小松未可子さん
小松未可子さんは、当初女優として活動しておられましたが、テレビアニメ『HEROMAN』の主人公役の声優を担当したことを機に声優業に力を入れています。
そして、2014年8月25日には憧れの倉木麻衣さんと対面を果たしたとか。
その後は数々のアニメの声優を主として、2020年5月12日には声優の前野智昭さんと結婚されています。
少年役からかわいい女の子役まで何でもこなしちゃう凄い声優さんだよね
せつなの声優・小松未可子さんの代表作
小松未可子さんの代表作で紹介したいのは『呪術廻戦』の禪院真希。
劇中では、エリート呪術師の家系うまれという設定になっており、とにかく強いキャラクターです。
性格は、男勝りで少し口が悪いけど面倒見はいいという感じで、『半妖の夜叉姫』のせつなとは少し似ている気がします。
特に面倒見がいいという面ではそっくりですよね。
ただ、禪院真希の場合は言葉がきついところがあるので、せつなが厳しくなった感じのキャラクターと考えればイメージがつきやすいかもしれません。
小松未可子さんは他にも以下のような作品の声優を担当しています。
- ドラゴンクエスト ダイの大冒険(2020年)のマァム
- 八男って、それはないでしょう!のイーナ・ズザネ・ヒレンブラント
- ガンダムビルドファイターズのイオリ・セイ
まとめ
せつなは『半妖の夜叉姫』24話で亡くなってしまいますが、謎を残したままの死であることからファンとしては複雑な気持ちです。
そして、とわが真の力を開放するためには、せつなの死が本当に必要だったのかというやりきれない気持ちがあります。
『半妖の夜叉姫』24話では、とわの行動により復活するのかはわかりませんが、ファンとしては復活して欲しいです。
もし、こんなところも大事だよという意見がありましたら、是非コメント頂けますと幸いです。
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