2021年冬の新作アニメとして放送および配信中の「回復術師のやりなおし」テレビアニメも、いよいよ後半に突入しましたね!
本記事では第8話でケヤルガの前に現れた、イヴ・リースのキャラクター性や正体・能力を紹介。
さらに、1周目と2周目の”大きな違い”にも迫ります。
「回復術師」第8話を無料で視聴したい人は、以下の記事をご覧ください。

イヴ・リースとは?

出典:アニメつぶやき速報!!
まずはイヴ・リースの簡単なプロフィールを紹介しておきます。
イヴのプロフィール
まずはイヴの簡単なプロフィールから見ていきましょう。
種族 | 魔族(黒翼族) |
クラス | 魔王候補 |
第8話から初登場したように見られがちなイヴですが、本当の初登場は実は第1話の回想シーンの中でした!
「回復術師」第1話を無料で視聴したい人は、以下の記事をご覧ください。

性格は人間の少女と変わらない
“魔王”の正体を持つイヴですが、性格においては人間の少女とあまり変わりません。
本当は辛い本心を隠すために、ケヤルガ達の前で強がったり、彼らの性行為を見せられては強く動揺していたりします。
決して魔王だから特別というわけでもなく、自身から正体さえ明かさなければ「どこにでもいる可愛らしい女の子」ということですね!
「魔王」としてケアルガと敵対していたが・・・

出典:アニメつぶやき速報!!
第8話でブラニッカの酒場で現れたイヴを一目見た時点でケヤルガは彼女こそが、自分が探していた「魔王」であることを直感します。
公式サイトのキャラクター紹介の中にも「魔王の姿に非常に似ている」とありますが・・・
イヴの正体とは、1周目でケヤルと出会って戦った「魔王」本人です!
そのため「似ている」どころか「イヴ自身が魔王」ということです。
しかし、1周目と2周目ではケヤル(ケヤルガ)と出会った時期がかなり違っているため、イヴ自身の“立ち位置”も大きく違っています。
イヴの1周目と2周目の”大きな違い”

出典:アニメつぶやき速報!!
ここからはイヴによる、1周目(魔王)と2周目(魔王候補)の”大きな違い”に迫りたいと思います。
【イヴの違い①】立ち位置
まずはイヴの1周目と2周目での“立ち位置”の違いを簡単に見比べてみましょう。
1周目 | 魔王 |
2周目 | 魔王候補 |
1周目では回想シーンの中で既に“魔王”の座に君臨しており、その強大すぎる魔力を放ちながら、自身に攻撃を仕掛けてくるフレア達を容赦なく倒してしまいます。
しかし2周目では、”薬漬け”から完全に立ち直っていたケヤルには歯が立たずに倒されてしまいました。
イヴ(魔王)「私もこれで終わりか・・・悔しいな、守れなかった」
ケヤル「心配しなくていいさ、また始まるから・・・」
この時、イヴ(魔王)の方はおそらくケヤルから言われたことの意味すら理解できていなかったのでしょう。
それでもケヤルの言葉通り、2周目でも再登場を果たしますが、1周目とは違って“魔王候補”の立ち位置です。
ケヤルガ達とは違い、イヴだけが始めから大きく違う形で再登場したことにも“出会った時期”という理由があります。
ここで、ケヤル(ケヤルガ)とイヴ(魔王)が”出会った時期”の違いも比べてみましょう。
1周目(魔王) | ・ケヤルがフレア達に連れられる形で冒険に出てから”4年”もの月日が経過した時期に出会った。 |
2周目(魔王候補) | ・ケヤルガに変わって冒険開始してから、まだ1年も経過しない時期に出会った。 |
こうして比べてみると、1周目で圧倒的な強さを見せつけていたイヴも、最初から”魔王”ではなかったということですね!
2周目でもケヤルガにより歴史が変わっていなければ、この4年後には同じように”魔王”となっていたことでしょう。
しかし、2周目ではそうした事情も少し複雑化しているため、イヴが”魔王”の座に君臨するためには、数多くの試練を乗り越えなければなりません。
何故なら、2周目ではイヴとは別に“正式な魔王”がいるからです!
ケヤルの詳細は以下の記事をご覧ください。

【イヴの違い②】髪色
“髪色の違い”は力の影響によるものイヴの正体が”魔王”であることは、第8話の時点でケヤルガにより証明されました。
しかし視聴者にとっては、彼女の“髪色の違い”も大きく気になっている人も多いかと思います。
そこで”髪色の違い”についても簡単に比べてみましょう。
1周目(魔王) | 銀髪 |
2周目(魔王候補) | 黒髪 |
この「髪色の違い」もまた、イヴ自身の持つ“力や強さ”に影響しています。
そのため、第8話で再登場した時の「黒髪」こそが、イヴ自身の持つ“元々の髪色”になります。
1周目ではケヤル達と出会い戦っている時点で「銀髪」でしたが、こちらが“魔王”として覚醒した証と言えます。
【イヴの違い③】境遇
原作ラノベやコミック版から追ってきているファンの皆様にとって、アニメ版の方でもついにイヴが再登場したことに喜ばれた人も多いと思います。
しかし、この時には1周目にあった”魔王としての威厳”など全く見えず、何者かから逃げ続けてきた末に“ボロボロな状態”です。
こんな状態にされたのには“現魔王”として君臨している「ハクオウ」の存在と本作品における「新たな魔王の選抜システム」が関係しています。
そこでまず、この「ハクオウ」と「新たな魔王の選抜システム」についても少しだけ紹介しておきます。
- 現存していた魔王が死んだ場合、”魔王候補”の中から「新たな魔王」が選ばれる。
- 先代の魔王が死んだ時、ハクオウは”卑怯な策略”を使って、”魔王”の座に君臨した。
- しかし、ハクオウが”魔王”の座に君臨してからも「名君」と謳われた先代魔王と日頃から比較され続けたために”コンプレックス”を抱き始めた。
- ハクオウは自身の持つコンプレックスから解放されるため、先代魔王の種族であった”黒翼族”を迫害しながら、見つけては”皆殺し”にしてきた。
ハクオウによる「黒翼族への迫害や皆殺し」は現在も続いており、“先代魔王の孫”として生まれてきたイヴは自身が逃げ延びてきたブラニッカの酒場で食事中のケヤルガ達と出会います。
しかし、イヴを追っているのは”現魔王”のハクオウと部下達だけではありません。
魔族の中には現魔王(ハクオウ)のことを認めず、独自に活動を続けている「反抗組織(レジスタンス)」もいくつか存在しています。
- 酒場でイヴと一緒にケヤルガ達を攻撃してきた”狂牛族”の連中。
- 酒場での騒動をおさめた後、ケヤルガに対して、1人だけで襲撃してきた女豹族の女戦士。
こうした者たちは、いわゆる「現魔王の体制に賛同できず“対抗”している者たち」です。
こうした「反抗組織(レジスタンス)」は「イヴを”魔王”に仕立て上げて、現魔王支持派の魔族たちを”皆殺し”にしてやろう」と企んでいるだけの連中です。
※アニメ版の方では“女豹族の女戦士”は完全にカットされており、コンパクトな見せ方に変わっていました。
ケヤルガから見れば「どっちもどっち」でしかありませんが、こうした連中は仮に自分たちの目的が達成されれば、結局はイヴ自身の存在を不要となって抹殺に走ることでしょう。
ケヤルガの詳細は以下の記事をご覧ください。

【イヴの違い④】目的

出典:アニメつぶやき速報!!
先の項目でも挙げた通り、イヴはハクオウにより自分と同じ”黒翼族”の仲間たちを大勢殺されてしまっています。
それにより、イヴが抱く現時点での最大の目標こそが「現魔王(ハクオウ)への“復讐”」になります。
ケヤルガ達と出会った酒場の中でも追っ手たちからの襲撃から助けてもらえたイヴは自分が話しているわけでもないのに、ケヤルガから自身の正体が“魔王”であることにすぐ気づかれてしまいます。
ケヤルガ「黒翼族魔王候補の証である“紋章”が刻まれた君も、その対象というわけだ」
イヴ「気づいていたんだね・・・」
ケヤルガの洞察力に内心では驚かされたものの、それでも気丈に振る舞いながら「自分は強い!」と言い切ります。
イヴの強さはケヤルガも認めているものの、彼からの視点では、今の彼女には”復讐”はおろか“生き抜くために必要なもの”が、あまりにも足りていないのです。
そんなイヴがケヤルガから指摘された”足りないもの”は以下の通りです。
- 逃げ続けるための「知恵」
- 全ての者たちに対する「警戒心」
- それを補ってくれる「仲間」
- 目的を達成するにおいての「志」や「覚悟」
これらの要素が全て欠けているイヴでは目的(復讐)を達成できずに「自身の方が殺されてしまうこと」など目に見えています。
そこまで追求されてしまったイヴも、これまで抑えてきた感情をついに爆発させてしまいます。
イヴ「私は現魔王に殺された“同胞達”に!この“翼”に!生き続けると誓った!だから、生きて・・・」
ケヤルガ「だから“復讐”したいんだろう?」
ケヤルガから「“復讐”を手伝ってやろう」と告げられます。
イヴ「分かったわ、ただ1日だけ考えさせて・・・」
ケヤルガからの厚意に対して即答は出来なかったものの、結局は彼らの力を借りることになります。
イヴのこうした”境遇”や”目的”における辛い心理描写はコミック版(第5巻)の方が深く描かれているように感じます。
気になる人は是非一度、こちらを読んでみましょう!
イヴ(2周目)の強さや能力

出典:アニメつぶやき速報!!
ここからは、ケヤルガと共に行動を開始することになるイヴ(2周目)の強さや能力に迫りたいと思います。
強力な魔術能力を誇る
2周目で出会った時のイヴの強さは、既に”魔王”として君臨していた1周目の頃よりも大きく劣ります。
その点においては、ケヤルガも充分に理解していながらも、それでも「強力な魔力の持ち主」であることもすぐに見抜きます。
それが酒場で襲撃をかけてきた”狂牛族”たちからの攻撃を防いでいた時です。
彼らが一斉に仕掛けてきた攻撃は予想以上に強力なものであり、あのフレイアとセツナも2人がかりで、やっと防いでいる状態でした。
セツナの詳細は以下の記事をご覧ください。

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