「回復術師のやりなおし」は、2021年冬の新作アニメとして放送された人気のテレビアニメです。
本記事ではフレアの妹として登場したノルン姫のキャラクター性や過去・能力を紹介。
さらに記事の後半では、ケヤルガからの復讐を受けた後の展開にも迫ります。
ケヤルガの詳細は以下の記事をご覧ください。
目次
ノルン・クラタリッサ・ジオラルとは?
まずはノルン・クラタリッサ・ジオラル(以下は「ノルン」と表記)のキャラクター性から紹介していきます。
ノルンのプロフィール
まずはノルンの簡単なプロフィールから見ていきましょう。
種族 | 人間 |
クラス | 軍師 |
職業 | ジオラル王国の第二王女 |
ケヤルやフレアとは違って”勇者”ではありませんが、それでも“軍師”として恐るべき存在です。
フレア王女の妹
人間の支配領域の最南端に位置する王都ジオラルを支配する国王の娘(次女)であるノルンは、フレアの妹であると同時に、実質的にジオラル王国の第二王女の座に君臨しております。
フレアの詳細は以下の記事をご覧ください。
フレアにも負けないサディスト性の持ち主
ノルンもまた、フレアと同様に部下の男たちをまるで”犬”のように扱いしながら、ジオラル城で“虐待”の限りを尽くしています。
1周目のフレアやブレイドが同じパーティーの仲間であるケヤルに対して信じられないような虐待行為を行なっていましたが、ノルンの場合は“ジオラル城の男性部下”を標的にして繰り返しています。
そして、その行為は部下から自分の姉(フレア)が実はまだ生きている報告を受けると、さらにエスカレートしていきます。
ノルン「あはははっ!生きてたの?あの愚姉(クズ)が!無能!クズ!王家の面汚しだわ!」
高笑いしながら部下を蹴り続けては、血塗れになった部下を見ながら気分をさらに高揚させています。
“暴行”という形においては、ブレイドとかなり共通していますが、ノルンもまた、フレア達にも負けない”サディスト性”の持ち主と言えるでしょう。
ケヤルガにとって最も関わりたくない相手
ジオラル城で”フレアへの復讐”を果たした上、フレイアに変えて”自分の従者”にまでしてしまうケヤルガですが、第3話で彼女を連れて城下町を出ようとした時にノルンの名前を聞かされます。
住人たちには「フレア王女は殺害された」とされており、この時期にはまだ長い留学生活を送っている“ノルン姫の帰還”を強く願う声が多く上がっていました。
しかしケヤルガの方は完全に正反対な気持ちであり、1周目の時の出会いから始まるおぞましい過去が脳裏に蘇ろうとします。
ケヤルガ「アレ(ノルン)は闇より深い闇・・・規格外の異常者!」
ケヤルガも復讐者となってからは、なかなかに壊れ始めているものの、それでもノルンと比べれば、まだまだ可愛い方でしょう。
彼いわく、ノルンとは「この世の全ての“悪”を人の形に詰め込んだ存在」です!
“回復(ヒール)”でクレハやレナードの強さや剣術・スキルを習得して格段に強くなった現在でも「最も関わりたくない相手」に変わりないのです。
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フレアにも大きな”トラウマ”を残した
ノルンの恐ろしさを肌で感じているのはケヤルガだけではありません。
実の姉であるフレアも実はノルンに対して“大きなトラウマ”を持っています。
ノルンがフレアにとっての”大きなトラウマ”となる原因や行いを簡単にまとめてみましょう。
- フレア一行の前に現れては、大好きな姉のため、先回りして”魔族の街”を勝手に滅亡させてしまう。
- 目的を達成するためには手段も選ばず、残酷な行為も平気で実行してしまう。
- 「自分がしてあげたことへの見返り」も求めてくるが、その頼み方は「脅迫」と変わらない。
詳しくはフレアの記事をご参照ください。
ケヤルがフレアから奪ったのは、あくまでも”記憶だけ”であり、基本的には妹(ノルン)の存在も忘れているはずです。
しかし剣聖クレハから「ノルン姫の帰還」を聞かされた途端、フレイアが全身を震わせ始めます。
フレイア「だ、大丈夫です。何だか急に寒気が・・・」
こうした動物的な本能が残っている以上は“ノルンに対するトラウマや恐怖心“は残っており、彼女自身にとっては「何か分からない存在に怯えている」状態となってしまうのです。
しかし、それは真逆な言い方をすると、ノルンが与えた恐怖感やトラウマが、そこまで大きかったということです。
クレハの詳細は以下の記事をご覧ください。
ノルン姫の能力
ここからはノルン姫の能力に迫りたいと思います。
【ノルン姫の能力①】常識を超えた「頭脳と分析力」
ノルンの能力とは、やはり“軍師”として持っている、その常識を超えた「有能な頭脳」と「分析力」になります。
そこで、ノルンがその持ち前の能力で見せてきた作戦や効果を簡単に辿ってみましょう。
①アルバン村の人質作戦 | ・ジオラル城から逃亡したケヤルを誘き出すために実施された作戦。 ・ただ人質に取るだけでなく、村人たちを”邪教の信者”と偽りの情報まで流したことで、国民たちからも”処刑”の希望を強く抱かせた。 |
②ブラニッカでの殺し合い | ・ブラニッカの街もジオラル王国の領土にするために実施された。 ・演説するだけでは不十分であることを読んで、部下に命じて”領主”を予め殺害させていた。 ・”領主の首”を住人たちに晒すことで「人間と魔族の殺し合い」を暴動の形で始めさせてしまった。 |
ノルン自身には武力や魔術能力がないものの、その分は部下の兵士や騎士たちに命じる形でやってもらいます。
そして必要な時には勇者クラスの者(ブレイド)や三英雄(トリスト)まで同行させて働かせますが・・・ノルンのここまで卓越した“頭脳”や“分析力”はある意味では、どんな剣術や魔術よりも恐ろしく驚異的な「攻撃手段」にまで変わってしまうこともあります!
【ノルン姫の能力②】相手の状態を見抜く「観察力」
第6話の回想シーンの中で、ケヤルは1周目の時点でノルンとも出会っていたことが判明します。
この時期にはフレア一行の冒険や戦いも佳境に入り始めていた頃ですが、完全に”薬漬け”にされたことで廃人同様にまでされたケヤルと出会った時点で不敵な笑みを浮かべながら告げてきます。
ノルン「へぇ、壊れてたのに・・・治っちゃったんだ!」
確かに、この時期のケヤルには「薬物耐性」スキルが習得され、彼自身の身体も“正常な状態”に戻り始めていました。
しかし彼にも自分の目的を見出したため、敢えてフレア達には気づかれないように”廃人のフリ”をしてきましたが、“軍師”であるノルンは一目見ただけで気づいてしまったのです!
ノルン「安心して、バラしたりしないから・・・」
姉たちにはバラさないことを話してくれますが、もちろん無条件というわけではありません。
ノルンはケヤルの回復をバラさない代わりとして“2つの条件”を課してきます。
- 常日頃から、フレア達の動向を監視すること。
- 日頃から姉たちに”自身がしていること”を自分にも行うこと。
苦しい思いばかり続けながら、せっかく元に戻り始めた矢先にバラされてしまっては元も子もないため、この時のケヤルはノルンに従うしかありません。
そのため、日頃からフレア達にしている”犬の真似事”などもして見せますが、それを見たノルンは楽しがるばかりです。
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フレアやブレイドと違い、直接的な暴力はないものの、必死に隠し続けてきた”症状の回復”に気づいてしまう程の頭脳や分析力を持つノルンは、ある意味で彼女たち以上に恐怖を与えていました。
ケヤルの詳細は以下の記事をご覧ください。
【ノルン姫の能力③】精神的ダメージを与える「残酷さ」
普通ならば、こうした「残酷さ」とは完全に”性格”の方に分類されるものです。
しかし、ノルンの場合はその「残酷さ」もまた、自身が持つ「1つの能力」に入っているのではないでしょうか?
その証拠となるのが、やはり「フレアに大きな”トラウマ”を与えてしまったこと」が真っ先に挙げられます。
フレアの立場からすれば、過去には「失敗作」と罵ってきた妹から先回りされた上に、勝手に”魔族の村”まで滅ぼしてながら”強制的な見返り”まで求めてくるのですから、姉にとってはこれ以上の屈辱はないかもしれません。
戦闘向きでなく、敵や標的に対して身体への直接的なダメージは与えられない代わりに「精神的なダメージ」を容赦なく与えてしまう”残酷さ”もまた、ノルンという“軍師”としての恐ろしさを必要以上にアピールしているように感じます。
フレアへのトラウマは1周目でしたが、ノルンの残酷さは2周目に入ってから、さらにエスカレートしたようにも感じます。
- ケヤルの故郷であるアルバン村の人々を”人質”に取りながらも、結局は「ほぼ皆殺し」にしてしまった。
- ブラニッカで”住人同士による殺し合い”をさせるために「殺害した領主の”首”」を大勢の前で晒してしまう。
特に強烈なのが、やはり②の方です。
②の手口や順番も簡単に追ってみましょう。
- ブラニッカは”人間と魔族が共存する街”であり、自分たちの前に集合させては「この地に蔓延る魔族たちを”根絶”して、ブラニッカを再び”人間だけの領土”にする」などと表向きだけでは”正義の発言”を余裕で述べてしまう。
- 部下の兵士に命じては、予め指示して殺害させていた”領主の首”を住人たちに晒してしまい、恐怖感を煽ってくる。
- “人類の裁き”などと称して住人たちを焚きつけてから「人間と魔族による殺し合い」を始めさせてしまう。ここまで見ると、ノルンの本当に恐ろしい能力とは、頭脳や分析力以上に「その容赦ない残酷さ」にあるのではないでしょうか。ノルンの”残酷さ”を大いに堪能できる、ブラニッカでの演説はコミック版の第7巻に収録されています。
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ノルン姫が持つツラい過去とは?
現在では”軍師”として卓越した知能を持つノルンですが、そんな彼女にも「ツラい過去」があったのです!
そこで、ここではノルンの過去に迫ります。幼女時代は”失敗作”の烙印を押されていた!
“軍師”として極めて有能な頭脳を誇るノルンですが、それは生まれつきのものではありません。
ジオラル王国の王女として生まれたノルンは、幼少期の頃から姉のフレアと共に多くの分野で英才教育を受けていました。この時はまだ、大好きな姉と一緒にいられるだけで”幸せ”を感じられていたものの、成長するに比例して“姉妹の差”は広がっていく一方でした。
【術】の勇者として”王国の顔”となった姉の評価が上がる一方で、ノルンの方は姉や父親(国王)からも「失敗作」や「期待はずれ」などの“烙印”を押されてしまいました!
それにより”第二王女”としての立場がなくなっていくと同時に、ノルンの味方をしてくれる者も殆どいなくなってしまいます。
それを決定づけたのが、大好きな姉からの“あまりにも酷い仕打ち”と“暴言”でした!フレア「邪魔よ・・・どきなさい、この“出来損ない”が!」
廊下ですれ違い様にぶつかって転ばされただけでなく、あの優しかったはずの姉からも完全に見放されてしまったのです。
努力の末に”軍師”としての才能を開花させた
とうとう、大好きな姉からも完全に見放されてしまいますが、ノルンはその悲しみにも負けずに“血の滲むような努力”を始めます。
ノルンの場合、姉とは違って”勇者”ではない上に、剣術や魔術にも特別に長けているわけでもありません。そんな彼女に秘められた才能こそが“軍師”としての「有能な頭脳」だったのです!
完全に見放されてから始めた”必死の努力”が実る形で、その”軍師”としての才能が、ついに開花されました。これまでの努力の中で願っていたのも、やはり「”大好きな姉”に認められたい気持ち」が関係していました。
これらの一心で”軍師”としての地位を手に入れたノルンは才能家でなく、完全に“努力家”と言えるでしょう。そこまで努力を惜しまない姿勢には感服して、褒めてあげたい気もありますが・・・実際に”軍師”になってからは、そのあまりにもやり過ぎてしまう”残酷さ”により、フレア達を逆に怖がらせてしまいます。
更にそうしたやり方がエスカレートしながら続いてきたことによって“姉のトラウマ”となってしまうのは、少しやるせない気持ちもありますよね。
しかし逆の発想をしてみると、ノルンの頭脳だけでなく”残酷さ”は、これまでの「決して努力を惜しまない姿勢」の中からも形成されてしまったようにも思えます。
ノルンが迎える2周目の展開
ケヤルが「ケヤルガ」に変わって、自身の目標である”復讐”と冒険を続けることにより、歴史が大きく変わり始めます。
これによって変わったのは、フレアやクレハだけでなく、ノルンにもその影響による“大きな変化”を及ぼします。そこで、ここからはノルンが迎えることになる「2周目」の展開を簡単に辿ってみましょう。
レナードに代わり、アルバン村の人々を殺害
ケヤルの故郷である”アルバン村”の襲撃や人質作戦を始めたのは、彼への復讐に燃える近衛騎士団長レナードです。
しかし、そんな彼にこの作戦を提案して勧めていたのは実はノルン自身でした!レナードがケヤルからの”復讐返し”を受けて死亡した後でも、彼や部下の騎士たちが人質作戦をかなり進めていたこともあり、その後からはノルン自身が引き継いで指揮を執り始めます。
ノルン「本当に皆、バカ過ぎて使えない!私が策を与えても何1つ遂行できない!」
レナードの失敗を知ったことで苛立ちながら”ジョン”という名の部下に暴行を繰り返しますが、それでスッキリした後はすぐに気持ちを切り替えます。
ノルン「取り敢えず、【癒】の勇者の村人たちは処刑してやーろおっと!」
そんな彼女により”人質作戦”が続投されたものの、ノルン直々に行っていたのは、もはや人質の域を超えた「公開処刑」でしかありません。
レナードの詳細は以下の記事をご覧ください。
【回復術士のやり直し】レナードの無残な結末とは?【性格やケヤルへの壮絶な復讐内容も紹介】...第7話で闘技場の中で磔にされた村人達はケヤルが到着して、そこの中心として立っている司祭ですら気づかぬうちに“絶命”させられていたのです!
そのことで怒り狂うケヤルに対して、司祭の方は「自分たちは何も知らない」と反論しますが、それはおそらく嘘や偽りなどでなく、ノルンが実行していた策略により、彼らでも気づかぬ間に殺害されていたと思われます。
勇者や【三英雄】を連れてブラニッカへ!
ケヤルガ自身も、これまでの行動による影響で1周目の頃から歴史が大きく変化し始めていることを実感します。
「ノルンのブラニッカ出征」もその1つであり、ケヤルガ一行より一足遅れる形でノルンも到着します。彼女のせいで、アンナさんを始めとしたアルバン村の人達を殺害されてしまった恨みにより、これまでは「できることなら関わりたくない相手」だったノルンも完全に“復讐の標的”に変わっていました。
しかし、ここでケヤルガにとって大きな誤算が生じます。
ブラニッカに訪れたノルンは【剣】の勇者ブレイドと【三英雄】の1人であるトリストまで連れてきたのです!ブレイドに対しては始めから”復讐の標的”であるものの、【三英雄】に対しては今のケヤルガでも勝てるかどうか分からない程の強敵です。
特にトリストの持つ【鷹眼】スキルは本当に厄介であり、ノルンへの復讐のためには、まずはこの2人を何とか倒さなければなりません。ノルンへの復讐内容と、その後の大きな変化とは?
“ブレイドへの復讐”の後に、トリストとの激戦にも勝利したケヤルガにより、ノルンもまた本格的に復讐をされてしまいます。
ここではケヤルガからの”復讐”を受けた後に、ノルン自身に訪れる“大きな変化”に迫りたいと思います。
ブレイドの遊び場で復讐開始!
ノルンはブラニッカの広場で住人達を集めては、自身で殺害した”領主の首”を見せびらかすことで「人間と魔族による殺し合い」を始めさせます。
街は完全に混乱状態に陥りますが、ケヤルガの機転を利かせた作戦と、トリストを倒したことによって、その暴動は何とか鎮まります。気絶してる間にケヤルガによって人気のない“ブレイドの遊び場”で拘束された状態で、目を覚ましたノルンの目前に現れたのは、一時的に以前の姿に戻した”ケヤル”でした!
ノルン「お前は!【癒】の勇者ケヤル!」
トリストだけでなく、ブレイドや兵士も死亡した現在、ノルンを守ってくれる者はもはや誰もいない状況です。
ケヤル「アンナさんを含めた俺の故郷の人々・・・そしてブラニッカの人々・・・数多くの命を奪った、お前の非道な行い・・・それに対する“復讐”だ!」
ノルンは首を強く絞められて、苦しみながら話を聞かされますが、ケヤルから受ける”復讐”が、こんな生易しいもので済むはすがありません!
ブレイドの詳細は以下の記事をご覧ください。
【回復術士のやり直し】ブレイドの強さと能力・ケヤルから復讐された後の結末...自分の姉(フレア)からも”復讐”される羽目に・・・
ケヤルからはブレイドの時と同じく「復讐を賭けたゲーム」を提案されます。
さらに、これもまたブレイドの時と同じようにフレアまで現れます。
(このフレアもまた、ケヤルにより一時的に姿を戻された”フレイア”です)ノルン「フレアお姉様!何やってるの?」
フレア「可愛いノルンが、ケヤル様のペットになれるよう、精一杯お手伝い致しますわ!」まるで雌犬のようなコスチュームに身を包んで現れた姉に対して、大いに驚くノルンをよそに、ケヤルから提案された”ゲームの説明”が始まります。
そのゲーム内容とは・・・
「媚薬で発情したフレアから攻められ続けて、夜が明けるまでに我慢できれば”ノルンの勝ち”」というものです。しかしフレア(フレイア)から容赦なく攻められ続ける上にケヤルガまで乱入してきては、我慢しきれるはずもなく敗北してしまいます・・・。
フレイアの詳細は以下の記事をご覧ください。
【回復術士のやり直し】フレイアの強さと魔術能力・フレアとの違いも紹介...復讐後はケヤルガ好みの女性に・・・
ケヤルからの復讐に耐えきれずに敗北したノルンですが、このまま殺されるわけではありません。
ケヤル「今からノルン姫は、この世からいなくなる・・・目が覚めれば、この姉(フレア)のように“従順な奴隷”として、一生を生きるんだ」
そこまで告げた後、ノルンに対して”最後に言い残したい事”を聞くと、彼女からは「くたばれ!」の一言でした。
ケヤル「アハハハハ!それでこそ、ノルンだ!それじゃあ、おやすみ、ノルン姫!永遠にな・・・」
“復讐”まで受けて完全に”虫の息”となった状態でも減らず口を叩ける根性に感服しながら”改良(ヒール)”をかけて「自分の好みの女性」に変えてしまいます・・・。
復讐を受けた後はケヤルガの”妹”に変化!
ここからは復讐を受けてから、ケヤルガの妹「エレン」に変化してからの展開に迫ります。
今後はケヤルガの妹「エレン」として”従者”に変化!
復讐を済ませた後は、セツナやイヴの待つ宿屋の部屋に戻りますが、彼女たちはケヤルガに対して、一斉に”疑惑の目”で見てきます。
フレイア達「その娘(ノルン)、誰?」
朝からケヤルガと一緒に仲良く朝食を摂るノルンは彼からの指示を受けて自己紹介を始めます。
ノルン「はじめまして!私は『エレン』ケヤルガお兄様の“妹”です」
フレアとは違い、ノルンの方は「ケヤルガと”生き別れていた妹“」という記憶に書き換えられたのです。
ここで本当の姉妹でありながら、ケヤルガに書き換えられた2人の”新たな名前”と”新たな関係”を簡単に見比べてみましょう。姉:フレア→フレイア ・ケヤルガと”愛し合う仲”という記憶に書き換えられた。
・”恋人同士”であると同時に”1人目の従者”にされた。妹:ノルン→エレン ・ケヤルガの”生き別れていた妹”という記憶に書き換えられた。
・”兄妹同士”であると同時に”5人目の従者”にされた。姉妹揃ってケヤルガからの復讐を受けただけでなく、記憶の書き換えまでされて“従者”にされてしまうとは・・・少し同情すべきところでしょうか。
セツナの詳細は以下の記事をご覧ください。
【回復術士のやり直し】セツナの戦闘能力と正体・ケヤルガと復讐を果たした後の展開...有能な頭脳で”自身の正体”に気づいてしまう!
ノルン改め「エレン」もまた、ケヤルガのパーティーメンバーとして冒険の旅に同行します。
しかし、これまでのフレイアやセツナ達とは決定的に違う展開を迎えてしまいます!フレア(フレイア)と同じく、ノルン(エレン)も奪われたものは”記憶だけ”であり、姉の魔術能力と同様に「ノルンだった頃の“有能な頭脳”」は残されています。
かつて”軍師”にまで上り詰めた程の、その”有能な頭脳”が災いして、冒険中に「自分の本当の正体(ノルン)」に気づいてしまうのです!
エレン(ノルン)が選ぶのは、どちら?
本来であれば「自分がジオラル王国の”ノルン姫”」であることに気づいた時点で、ケヤルガとの決別や再び敵対するものです。
しかし彼女の場合は、ノルンだった頃よりも「いまの“エレン”の方が好き」という理由で、現在の自分(エレン)を素直に受け入れるのです。
本作品の「人物相関図」に関しては以下の記事をご覧ください。
【回復術士のやり直し】人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説...まとめ
今回は主人公ケヤル(ケヤルガ)が最も苦手としているノルン姫のキャラクター性や、彼女ならではの能力を紹介しました。
更に記事の後半では、あまりにも意外な「辛い過去」や今後の展開にも迫ってみました。- ジオラル王国の第二王女であり、フレアの妹でもある。
- フレアやブレイドにも負けない”サディスト性”の持ち主でもある。
- ケヤル(ケヤルガ)にとって「最も関わり合いたくない相手」である。
- 記憶を奪われたフレイア(フレア)にも大きな”トラウマ”を残している。
- “軍師”として常識を超えた頭脳と分析力の持ち主である。
- 1周目ではケヤルの”症状回復”を一目で見抜いてしまっていた。
- これまでの人生の中で培われた”残酷さ”もまた、ノルンにとっては1つの武器や能力になる。
- 武力や魔術能力が無い分は、部下の兵士や勇者クラスの者を働かせることで容赦なく殺害してしまう。
- 幼少期には「失敗作」などの烙印を押された上に、大好きな姉(フレア)からも完全に見放されてしまっていた。
- 姉からも認められたい一心で始めた”血の滲むような努力”が実り、「軍師」としての才能を開花させた。
- ケヤルガの手でブレイドやトリストを失った後に、自身もフレア(フレイア)も入る形で復讐されてしまう。
- 復讐された後には、ケヤルガの”改良(ヒール)”で「エレン」として”生き別れていた妹”という記憶に書き換えられてしまう。
- “ケヤルガの妹”として、フレイアやセツナと共に冒険する中、持ち前の頭脳が災いして「自分の正体」に気づいてしまう。
- 自分の正体にきづいてからも、過去(ノルン)を捨てて現在(エレン)を好んで選ぶ。
フレアの魔術やクレハの剣術とは大きく異なり、”軍師”という立ち位置のノルンは本作品の中でも、かなり珍しいタイプのキャラクターですね。
元々が妹キャラである上に「ケヤルガの妹」とされてしまってからは、その”妹キャラ性”にも大きな拍車をかけているように感じられますね。
本作品のアニメ動画や見逃し配信の詳細は以下の記事をご覧ください。
https://animegaphone.jp/kaiyari-haishin/
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