ライトノベルやコミカライズで長年に渡って多くのファンを獲得し続けている「回復術師のやりなおし」テレビアニメが2021年冬の新作アニメとして、ついに放送開始されましたね!
そこで今回は、主人公ケヤルを犬のように扱ってきた魔術師・フレアのキャラクター性や魔術能力・意外な弱点を紹介していきます。
本作品の「人物相関図」に関しては以下の記事をご覧ください。

フレア・アールグランテ・ジオラルとは?

出典:アニメつぶやき速報!!
まずはフレア・アールグランテ・ジオラル(以下は「フレア」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。
フレアのプロフィール
まずはフレアの簡単なプロフィールから見ていきましょう。
種族 | 人間 |
クラス | 魔術師 |
職業 | ・【術】の勇者 ・ジオラル王国の第一王女 |
本作品の1周目から2周目の序盤までにかけて、メインヒロインとして活躍するフレアもまた、多くのキャラクター性に富んでおります。
ジオラル王国の第一王女にして高いカリスマ性
人間の支配領域の最南端に位置する王都ジオラルを支配する国王の娘(長女)であるフレアは、実質的にジオラル王国の第一王女の座に君臨しております。
そして王女でありながらも近衛騎士隊長を始めとした多くの騎士たちを従えながら、自らも戦場に出陣して得意とする攻撃魔術を駆使して戦うため、部下たちからも国民や村人たちからも圧倒的に高い“カリスマ性”を持っております。
フレア「アルバン村の皆様、こんにちは。私はジオラル王国の第一王女、【術】の勇者フレア・アールグランテ・ジオラルです」
その高いカリスマ性は広い地域にわたって伝わっており、ケヤルが育ってきたアルバン村の人達もフレアが訪れてきた時点で注目しながら一斉に集まってくる程です。
まさに三拍子揃った王女様
本作品の中において、ピンク色の綺麗な髪と綺麗な容姿を持つフレア人気の高さは、完全に群を抜いていると言っても過言ではありません。
その人気の理由を簡単に挙げてみましょう。
- 美しい容姿(美人系)
- 豊満なバストを始めとした抜群なスタイルの良さ
- 第7階位の攻撃魔術まで使えてしまう程の圧倒的な魔力の高さ
「天は二物を与える」という言葉がありますが、フレアのような女性にも当てはまるのではないでしょうか。
さらに外見だけでなく、魔術能力の高さにも恵まれており、まさに“三拍子揃った王女様”と言えるのかもしれませんね。
笑顔の裏に潜むサディスト性

出典:アニメつぶやき速報!!
本作品の世界の中で抜群の人気と支持率を誇るフレアはケヤルの住んでいたアルバン村の人達に対しても可愛らしい笑顔を見せながら礼義正しく振る舞っておりましたが・・・実は、その笑顔はあくまでも“表の顔”でしかありません。
その笑顔の裏には「全てを見下すサディスト性」も込められていたのです。
始めは出会ったばかりのケヤルに対しても「自分と同じ”勇者”の仲間」と見て優しく接してくれますが、彼がジオラル城に到着して国王の前で「回復術師」のクラスであることを知らされた途端、”ケヤルに対する見方”が大きく変わってしまいます。
ケヤルが1週間後に国王から依頼されていた「剣聖クレハの治療」を実行して、クレハの失われていた右腕を見事に再生させてしまう程の”回復(ヒール)”能力を見せますが、その反動と欠陥で倒れた途端に完全に見切りをつけてしまうのです。
フレア「まったく、こんな使えないのが同じ勇者だと思うと虫唾が走るわ!」
部下の老魔術師からはケヤルが使う”回復(ヒール)”の凄さを諭されますが、それでも納得できない様子です。
フレア「薬だろうが洗脳だろうが、何でもいいわ。”回復(ヒール)”を拒絶しないように“調教”しなさい!」
この時点でケヤルのことを完全に見限ってしまうわけですが、国王(父親)からの命令によってフレア自身が彼の面倒を見なくてはなりません。
それが引き金となってケヤルもまた、フレアに秘められていた“サディスト性の犠牲者“となってしまうのです。
ケヤルの詳細は以下の記事をご覧ください。

“サディズム”と”サディスト”の意味と繋がり
すぐにケヤルのことを見限ってしまったフレアですが、ここで彼女の持つ”サディスト”という普段はあまり聞き慣れない言葉が引っかかる人も多いかもしれませんね。
せっかく本作品やフレアのキャラクター性に持ったのであれば、その言葉の意味も知っておいた方が良いのかもしれません。
しかし”サディスト”を知る上では”サディズム”という言葉と意味も知っておく必要もあります。
そこで”サディズム”と”サディスト”の意味と繋がりを簡単にまとめてみましょう。
サディズム | ・日本語では「加虐性欲」と訳される。 ・対象に選んだ相手(人間や動物)に対して、身体的な虐待や精神的な苦痛を与えることによって”性的な快感”を味わう。 ・または、そうした行為をする自分を妄想したり、相手の苦痛の表情を想像することで性的興奮を得る。 |
サディスト | ・”サディズム”の資質を備えた人間のこと。 |
本編のストーリーの中では、ケヤルだけを対象に自身のもつ”サディスト性”を見せるフレアですが、基本的には自分以外の全ての存在を見下した目で見ているのです。
コメント