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【回復術士のやり直し】フレアの魔術能力と意外な弱点とは?【復讐された後の変化と展開も】

回復術士のやり直し

ライトノベルやコミカライズで長年に渡って多くのファンを獲得し続けている「回復術師のやりなおし」テレビアニメが2021年冬の新作アニメとして、ついに放送開始されましたね!

そこで今回は、主人公ケヤルを犬のように扱ってきた魔術師・フレアのキャラクター性や魔術能力・意外な弱点を紹介していきます。

本作品の「人物相関図」に関しては以下の記事をご覧ください。

 

【回復術士のやり直し】人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説
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フレア・アールグランテ・ジオラルとは?

まずはフレア・アールグランテ・ジオラル(以下は「フレア」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。

 

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フレアのプロフィール

まずはフレアの簡単なプロフィールから見ていきましょう。

種族 人間
クラス 魔術師
職業 ・【術】の勇者
・ジオラル王国の第一王女

本作品の1周目から2周目の序盤までにかけて、メインヒロインとして活躍するフレアもまた、多くのキャラクター性に富んでおります。

 

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ジオラル王国の第一王女にして高いカリスマ性

人間の支配領域の最南端に位置する王都ジオラルを支配する国王の娘(長女)であるフレアは、実質的にジオラル王国第一王女の座に君臨しております。

そして王女でありながらも近衛騎士隊長を始めとした多くの騎士たちを従えながら、自らも戦場に出陣して得意とする攻撃魔術を駆使して戦うため、部下たちからも国民や村人たちからも圧倒的に高い“カリスマ性”を持っております。

 

フレア「アルバン村の皆様、こんにちは。私はジオラル王国の第一王女、【術】の勇者フレア・アールグランテ・ジオラルです」

 

その高いカリスマ性は広い地域にわたって伝わっており、ケヤルが育ってきたアルバン村の人達もフレアが訪れてきた時点で注目しながら一斉に集まってくる程です。

 

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まさに三拍子揃った王女様

本作品の中において、ピンク色の綺麗な髪と綺麗な容姿を持つフレア人気の高さは、完全に群を抜いていると言っても過言ではありません。
その人気の理由を簡単に挙げてみましょう。

  1. 美しい容姿(美人系)
  2. 豊満なバストを始めとした抜群なスタイルの良さ
  3. 第7階位の攻撃魔術まで使えてしまう程の圧倒的な魔力の高さ

「天は二物を与える」という言葉がありますが、フレアのような女性にも当てはまるのではないでしょうか。
さらに外見だけでなく、魔術能力の高さにも恵まれており、まさに三拍子揃った王女様”と言えるのかもしれませんね。

 

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笑顔の裏に潜むサディスト性

本作品の世界の中で抜群の人気と支持率を誇るフレアはケヤルの住んでいたアルバン村の人達に対しても可愛らしい笑顔を見せながら礼義正しく振る舞っておりましたが・・・実は、その笑顔はあくまでも“表の顔”でしかありません。

 

その笑顔の裏には「全てを見下すサディスト性」も込められていたのです。

 

始めは出会ったばかりのケヤルに対しても「自分と同じ”勇者”の仲間」と見て優しく接してくれますが、彼がジオラル城に到着して国王の前で「回復術師」のクラスであることを知らされた途端、”ケヤルに対する見方”が大きく変わってしまいます。

ケヤルが1週間後に国王から依頼されていた「剣聖クレハの治療」を実行して、クレハの失われていた右腕を見事に再生させてしまう程の”回復(ヒール)”能力を見せますが、その反動と欠陥で倒れた途端に完全に見切りをつけてしまうのです。

 

フレア「まったく、こんな使えないのが同じ勇者だと思うと虫唾が走るわ!」

 

部下の老魔術師からはケヤルが使う”回復(ヒール)”の凄さを諭されますが、それでも納得できない様子です。

 

フレア「薬だろうが洗脳だろうが、何でもいいわ。”回復(ヒール)”を拒絶しないように“調教”しなさい!」

 

この時点でケヤルのことを完全に見限ってしまうわけですが、国王(父親)からの命令によってフレア自身が彼の面倒を見なくてはなりません。
それが引き金となってケヤルもまた、フレアに秘められていた“サディスト性の犠牲者となってしまうのです。

ケヤルの詳細は以下の記事をご覧ください。

 

【回復術士のやり直し】ケヤルの回復魔術能力と復讐の展開を紹介
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“サディズム”と”サディスト”の意味と繋がり

すぐにケヤルのことを見限ってしまったフレアですが、ここで彼女の持つ”サディスト”という普段はあまり聞き慣れない言葉が引っかかる人も多いかもしれませんね。

せっかく本作品やフレアのキャラクター性に持ったのであれば、その言葉の意味も知っておいた方が良いのかもしれません。

 

しかし”サディスト”を知る上では”サディズム”という言葉と意味も知っておく必要もあります。
そこで”サディズム”と”サディスト”の意味と繋がりを簡単にまとめてみましょう。

サディズム ・日本語では「加虐性欲」と訳される。
・対象に選んだ相手(人間や動物)に対して、身体的な虐待や精神的な苦痛を与えることによって”性的な快感”を味わう。
・または、そうした行為をする自分を妄想したり、相手の苦痛の表情を想像することで性的興奮を得る。
サディスト ・”サディズム”の資質を備えた人間のこと。

本編のストーリーの中では、ケヤルだけを対象に自身のもつ”サディスト性”を見せるフレアですが、基本的には自分以外の全ての存在を見下した目で見ているのです。

 

フレア「本当に汚らわしいクズ犬ですわね!」

 

地下牢に監禁してからのフレアの”サディスト性”は本当に容赦ありません!

暴言の連続は当たり前であり、完全に”薬漬け”にしたケヤルを人間でなく、まるで”犬”のように扱い始めます。
彼の欲しがっている薬を持ってきて、わざと床にこぼしては、そのまま舐めさせるように与えるのです。

さらには薬の落ちた床を舐め続けるケヤルの頭に自分の足を乗せてしまう始末です。

 

フレア「ほら、あなたの大好きなお薬です。お薬が欲しかったら”チンチン”してみなさい!」

 

そんなフレアからの虐待に対して、ケヤルの方も幾度となく逃亡をはかりますが、逃げても結局は捕まって薬をダシにしながら、ひたすら”回復(ヒール)”をかけさせ続けていたのです。

 

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「回復術師」を無能視する理由

“薬漬け”により完全に廃人のように変わり果てたケヤルを、そのまま引き連れて冒険の旅に出発しますが、フレア自身の”サディスト性”が消えるはずもなく、旅中でも同じような虐待行為を繰り返します。

本来であればパーティーの中に最低1人は必要とされるはずの「回復術士」であり、それはジオラル国王からも認められていることです。

しかし、後に加入することになるブレイドやブレッドも同じ”勇者”であり絶対的な強さを誇っておりました。
そこまでの強さ故に、魔物との戦いで苦戦することも少ない上に「回復はポーションやエリクサー等のアイテムさえあれば事足りる」状況であったのでしょう。

 

フレア自身も「回復術師」に対しては始めから「回復しか能のないクズ」と見下しており、“戦闘には不向き”であると割り切ってしまっていたのです。

 

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戦いの中でも狡猾さを失わない

フレアのキャラクター性を語る上で”サディスト性”が強いと同時に“狡猾さ”も半端ないことも外せないでしょう。

1周目の最終局面で魔王(イヴ)に戦いを挑んだフレアたち勇者パーティーでしたが、魔王(イヴ)の強さはこれまで戦ってきた魔物たちなど比べものにならないような強さを誇っておりました。

 

ブレイドやブレッドの攻撃はおろか、フレアが放った第7階位魔術「ミョルニル」をマトモに喰らわしても勝てずに重傷を負わされてしまいます。

それによってフレアも2人と同じように倒されてしまいますが「薬物耐性」を習得していたケヤルが1人で”回復(ヒール)”を駆使しながら魔王(イヴ)を倒してしまった後に、何故かフレアだけが完全に回復した状態で背後に近寄ってきます。

実はフレアだけ仲間たちにも黙ったまま、回復アイテム(エリクサー)を隠し持っていたのです。

 

ケヤル「さすが性根の腐ってる【術】の勇者様だな!」

 

ケヤルの言う通り、ここまで狡猾さが過ぎると呆れてしまいますが、彼も心の中ではフレアの中にあるあまりにも過ぎた”狡猾さ”に対して、ある意味では感服していたのかもしれませんね。

 

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2周目も”正真正銘のクズ”だった!

ケヤルが魔王(イヴ)の体内から奪い取った「賢者の石」と”時間遡行”を使ったことにより、本当にフレアとまだ出会う前の4年前の時代に戻ります。

“時間遡行”により前の時代に戻って2周目を開始しても、ケヤルを始めとした者たちの人生や出会い等は基本的には変わりありません。

それにも大きな理由がありますが「賢者の石」や”時間遡行”で前の時代に戻るということは、戻された者たちがこれまでの記憶を失ってしまうからであり、それを起こした張本人であるケヤルも例外ではありません。

 

しかしケヤルの場合に限っては自身の中に響いてくる声や星の精霊から”翡翠眼”を授けられた時、頭の中にフラッシュバックしてくる形で”勇者”でありながらも「フレア達によって”薬漬け”にされていた」という1周目でのあまりにも残酷かつ惨めな人生だった記憶を取り戻すことに成功したのです。

 

一方、完全に記憶を失ったままのフレアケヤルに起きた変化に気づかぬまま、1周目の時と同じようにアルバン村に訪れて彼をジオラル城へと連行していきます。

そして剣聖クレハへの治療を施した直後に倒れたケヤルを見た時の反応や態度も全く同じでした。

 

ケヤル「ああ、ありがとう・・・2周目も”正真正銘のクズ“でいてくれて!」

 

1周目の時とは違い、この時のケヤルは倒れただけであり意識までは失っておりません。
そのことに全く気づかないフレアは1周目の時と同じようにケヤルを見下して罵倒しながら、側にいる老魔術師に対して「薬漬けによる調教」を命じます。

 

2周目でも変わらず”正真正銘のクズ”だったフレアですが、そのように1周目の時と変わらない性悪さ加減がかえってケヤルの中にある“復讐への意欲”を更に燃え上がらせる引き金となってしまうのです!

 

フレアの高い魔術能力と装備品

ここからはフレアの誇る高い魔術能力を始めとした能力や装備品を紹介していきます。

 

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【フレアの能力と装備品①】4つの属性魔法が使える

第1話での魔王(イヴ)戦で第7階位魔術「ミョルニル」を放ったことで視聴者に対しても絶大的に高い魔術能力を見せつけてくれたフレアですが、凄いのはそれだけではありません!

彼女は”勇者の力”によって「4つの属性」もの攻撃魔術を使えるのです。

さらに本作品の中での魔術は「階位」という名目での強さや位に分けられており「第5階位までが人間が使える魔術の限界」とされています。

しかしその限界とされている第5階位を遥かに凌駕する「ミョルニル」を颯爽と使ってしまうのですから・・・性格や人間性に大きな問題点はあるものの、フレアの持つ「攻撃魔術の実力は本物であることを認めざるを得ませんね。

 

魔王(イヴ)に対しては残念ながら通用しなかったものの、彼女より少し下の地位にいるような中堅魔族程度が相手なら「ミョルニル」の一撃で簡単に撃破してしまえたことでしょう。
【術】の勇者としての地位も伊達でないと言うことです。

 

「回復術師」第1話を無料で視聴したい人は、以下の記事をご覧ください。

 

アニメガホン
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しかしフレアの場合は、そうした攻撃魔術による戦闘シーンよりも「ケヤルを”犬扱い”して虐待する場面」の方が圧倒的に多く、戦闘面での活躍に今ひとつ恵まれなかった印象も強いのが少しもったいないですよね。
その辺りはケヤルの復讐を受けた後に変えさせられた後の「フレイア」の方に期待することとしましょう。

 

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【フレアの能力と装備品②】ステータスが最高峰

第7階位魔術まで使いこなしてしまうフレアですが、そんな彼女自身の持つステータスも半端ないレベルと数値を誇っております。

本作品の世界では1人ごとのクラスだけでなく、その人間の持つレベルや強さを始めとした”ステータス”も「鑑定紙」と呼ばれるアイテムで測定することが可能です。
(別作品で例えてしまうと「ドラゴンボール」でサイヤ人やフリーザ一味が装着して使っていた”スカウター”と似たようなものと考えてみると解りやすいかもしれません)

 

しかし「鑑定紙」では、あくまでも“表面上の強さ”しか見ることができません。
その点、2周目でケヤルが星の精霊から授かった“翡翠眼”では、その人間の表面上だけでは測定しきれない「秘めたる強さ」も見ることができるのです。

 

ケヤルが授かったばかりの”翡翠眼”をさっそく使って測定してみるのですが、とんでもなく恐ろしい数値を見せられてしまいます。

「鑑定紙」でも見られる”表面上の強さ” レベル:25
MP:155/155
物理攻撃:40
物理防御:25
魔力攻撃:70
魔力抵抗:55
速度:50
合計素質値:395
「翡翠眼」で見た時の”秘めたる(真の)強さ” レベル:∞
MP:150/150
物理攻撃:70
物理防御:40
魔力攻撃:140
魔力抵抗:100
速度:80
合計素質値:580

本作品の中では”攻撃力”や”魔力”などの各数値を合計した「合計素質値」によって、その人間の総合的な強さを見ることが出来ます。

基本的に並の人間が持つ各ステータスは”60前後”であり「合計素質値」も300代が標準とされています。

 

ケヤル「やはり、素質もずば抜けてるな!」

 

こうして”表面上の強さ”と”秘めたる(真の)強さ”を簡単に見比べてみただけでも分かる通り、合計素質値を500も超えているフレアは「人類の中では最高峰の強さを誇っており、人間の中だけで比べれば完全に別次元の存在と言っても過言ではないでしょう。

 

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【フレアの能力と装備品①】勇者の居場所を察知できる

これはフレアの能力・・・と言うよりは【術】の勇者だけが持てる特権と言った方が良いかもしれません。

魔術とは少し異なりますが「【術】の勇者には自分以外の勇者の”誕生”や”居場所”を察知できる能力も備わっている」とされています。

フレアがケヤルの居場所を捜し当てることができたのも、こうした特別な能力を持っていたからです。

 

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【フレアの能力と装備品①】神装宝具を所有している

世界に10人しかいないとされている勇者には「神装宝具」という神級な高性能を誇る武具の使用を許されております。

その「神装宝具」も各自の職業に合わせた武器となっております。
(例えば【剣】の勇者であるブレイドには「神剣ラグナロク」、【砲】の勇者であるブレッドには「神砲タスラム」といった具合です)

 

【術】の勇者であるフレアも「神杖ヴァナルガンド」を使用して魔王(イヴ)や魔物たちと戦ってきました。
(ちなみに、この杖は世界樹WO削り出して作られたと言われています)

さらに勇者だけが使える「神装宝具」というだけあり、普通の武器にはない特別な効果も備わっております。
一般的な魔術用の杖は得意属性と不得意属性を持っておりますが、「神杖ヴァナルガンド」においては完全に格が違います!

 

そこで「神杖ヴァナルガンド」を使用した中での主な効果を挙げてみましょう。

  1. 全ての属性の魔術の威力や精度を向上させられる。
  2. 魔力の収集力や演算能力も極めて高い。
  3. 更に膨大な魔力を溜め込む能力も持っており、使用する者(フレア)の限界を超えた魔術を発動することも可能。
  4. 他者の魔力を溜め込ませることにより、自分では扱えない属性の魔術も使用可能となる。

一般の杖などとは完全に次元の違う高性能を誇る「神杖ヴァナルガンド」とフレアの持つ高い魔術能力は極めて相性抜群と言うことです!
その時の戦況や組んでいるパーティー(一緒に戦う仲間)によって幅広い戦術を組みながら、より多くの魔術を使いこなしていくことも可能となっていくことでしょう。

 

フレアが迎える2周目の展開

ここからはフレアが2周目の序盤でケヤルから復讐される時期から、「フレイア」に変えられてしまうまでの展開も簡単に紹介していきます。

 

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早くも復讐の餌食とされてしまう

2周目でもジオラル城の地下に監禁したケヤルを犬のように扱いながら”薬漬け”にした上、容赦なく虐待の限りを尽くすフレアですが、ケヤルの方が監禁生活の中で早くも「薬物耐性」を習得したことには気づきませんでした。

フレアの方も虐待した後のケヤルに背中を向けた時に少しだけ違和感を抱くものの、それが彼にとっての”復讐”の合図とは知る由もなかったのです。

 

そしてケヤルが”改良(ヒール)”によって近衛騎士隊長(レナード)の姿に変えたことも見抜けぬまま、自分の部屋に入れてしまった時点で抵抗も出来ぬまま“復讐”を受け始めてしまいます。

 

ケヤル「さあ、“復讐(パーティー)”を始めようか!」

 

嫌がりながら必死に許しを請うフレアですが、ケヤルの方は容赦ありません。
着ているドレスを破られる形での凌辱から始まり、指を折られて苦痛を味合わされた時点で涙を流しながら許しを求めます。

しかし、ケヤルの方が許してくれるはずもなく、最終的には強姦までされてしまいますが、この時のフレアの顔には「いつも見せている王女としての威厳や美しさ」など完全に消えていたのです。

 

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フレア(2周目)の敗因とは?

ケヤルからの容赦ない”復讐”を受ける結果となってしまいましたが、ここで2周目の中での「フレアの敗因にも少し迫ってみましょう。

①”記憶の有無”という差 ケヤルの方は2周目開始の時点で記憶を取り戻せたことに対して、フレアの方は完全に失ったままの状態で過ごしてきてしまっていた。
②ケヤルの策略を見抜けなかった。 ケヤル自身が「薬物耐性」を習得するために、1周目と同じように自ら監禁されたことに気づけなかった。
③”回復(ヒール)”の本質を見誤っていた。 「回復術師」を”回復しか能がないクズ”と見下していたために、ケヤルが使用できる幅広い種類にわたる能力を思い出せなかった。
④完全に油断して近衛騎士隊長(レナード)を自分の部屋に招き入れてしまった。 ケヤルが”改良(ヒール)”によって姿を変えていたなどと知る由もなく、完全に油断してレナードを部屋に入れてしまうと同時に身動きすら取れない状態にされてしまった。
⑤油断を突かれて全てのMPを奪われてしまった。 ・レナードの姿のままでいるケヤルから首を掴まれたと同時に全てのMPを奪われてしまった。
・どんなに強大な魔力を誇る【術】の勇者でも、魔術を唱えるのに必要となるMPを完全に失わされたことで、ひ弱な女性と全く変わりない状態にされてしまった。

記憶を取り戻せた者(ケヤル)と取り戻せなかった者(フレア)、そして復讐する側とされる側・・・【術】の勇者であるフレアでも、2周目からの行動を大きく変えていたケヤルに勝てなかったのは必然と言っても良いでしょう。

 

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復讐された後は「フレイア」として”1人目の従者”に変化!

ケヤルによる凌辱や強姦も受けた後、フレアは“復讐の総仕上げ”までされてしまいます。

 

ケヤル「では、最後の仕上げだ。君の未来を奪うとしよう」

 

しかし、ここでフレアが奪われたものとは、あくまでも「記憶だけ」でした。

 

ケヤル「お前みたいなクズが心を入れ替えて、俺の“便利な道具”として生まれ変わるんだ!最高だろ?さよなら、フレア・・・」

 

ケヤルから”改良(ヒール)”をかけられたことによって本当に記憶だけを奪われる(消される)と同時に、これまでにあった”キツそうな目つきや印象”だったフレアから“清楚で優しそうな印象”に溢れた「フレイア」に変化させられます。

場内での火災騒動に紛れながら逃げたケヤルに連れられる形で近くの宿屋で目覚めます。

 

ケヤル「お前の名前は『フレイア』で”俺の従者“だ!」

 

さらには「自分たちがお互いに愛し合っている関係」と教えられた後には実際に肉体関係まで持って、行為が終わった後に1つの質問を投げかけます。

 

フレイア「大事なことを聞いていませんでした。あなたのお名前は?」
ケヤル「俺は『ケヤルガ』だ!もう忘れるなよ・・・」

 

第2話目という、あまりにも早い段階で復讐されたと共に、完全に記憶まで奪われたフレアはケヤルガから”偽りの名前と情報”を与えられます。
しかし彼女の場合、今後の『フレイア』という新たな名前で“1人目の従者”として彼と共に旅立ってからの展開の方が圧倒的に長くなっていくのです。

 

「回復術師」第2話を無料で視聴したい人は、以下の記事をご覧ください。

 

アニメガホン
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フレアの意外な弱点(天敵)は妹のノルン!

誰もが惹かれるであろう美貌とスタイル、そして高い魔術能力に加えて絶大のカリスマ性まで持っており、向かうところ敵ナシのように見えるフレア。

しかし、そんな彼女にも実は唯一恐れている弱点(天敵)も存在しておりました!

 

それは、ジオラル王国の第二王女にして、フレアのであるノルン姫です。

第1話で国王と謁見したケヤルが見上げていた絵画に描かれていた少女ですね)

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妹ノルンが弱点になった理由

妹ノルンが弱点になった理由は、ノルン姫に大きなトラウマを植え付けられたからです。

 

ノルン姫もまた、フレアにも負けない”サディスト性”を持ちますが、それに加えて目的を達成するためには手段など選ばず「魔物や敵対してくる者たちを全て皆殺しにしてしまう」ことすら躊躇なく実行してしまう程の“残酷さ”も併せ持っております。

姉妹そろって同じ”サディスト性”を持っていながらもフレア以上もの”残酷さ”まで持ち合わせているノルンの方が恐ろしい存在と言えるでしょう。

 

1周目の頃に魔王領域に入って”約束の地”を目指しながら進むフレア一行の前に現れては、大好きな姉のために協力を惜しまない一方で「自分がしてあげたことへの見返りも強く求めてくるのです。

 

ノルン「まさか私に逆らうつもり?フレアお姉様は高尚で大層な魔法の力で馬鹿な民衆を騙すことしか出来ないんだから!それくらい、出来るよね?」
フレア「分かりました。その任務、お受けします」
ノルン「よく言えました!女性も子供も老人も、みーんなまとめて大量虐殺!頑張ってきてね、愛しのフレアお姉様!」

 

会話が終わった頃には完全に立場(上下関係)まで逆転してしまいますが、自分たちが頼んだわけでもないのに行き過ぎた厚意を押しつけてくる挙句、見返りを求める形であまりにも無茶苦茶な内容の依頼までしてきます。

そしてフレアでさえも、そんな恐ろしい妹のノルンだけには逆らえず、消えることのない大きなトラウマとして残り続けてしまいます。

こうした歪んだ姉妹関係は恐らくフレアがケヤル達を連れて旅立つ以前から・・・それこそ幼少期の頃から始まっていたと思われます。

こうしてノルンの存在まで含めて考えてみると、ケヤルに対して続けてきた虐待行為は、フレア自身にとっても妹絡みによる一種のストレス解消法にもなっていたのではないでしょうか。

 

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記憶を失ってからも本能で恐れ続ける

冒険する中でフレイア(フレア)・セツナに続いて、第1話で治療した剣聖クレハまで自分の従者にするケヤルガですが、そのクレハから思いがけぬ報告を受けてしまいます。

 

クレハ「ノルン姫が留学から帰ってきたの!」

 

ノルンの名前と帰還を聞かされただけでケヤルガは過剰に反応すると共に強い恐怖心を抱きますが、彼女に対して恐怖心やトラウマを抱いているのはフレアだけでなく、ケヤルもまた同じでした。

自分がジオラル城へ連れられて監禁生活を強いられていた時期にはノルンが不在であったからこそ、自身の目的である”フレアへの復讐”も難なく果たせたと言えるでしょう。

そして記憶だけを完全に消去されたフレイアもノルンの名前を聞かされただけで身震いを始めます。

 

フレイア「だ、大丈夫です。何だか急に寒気が・・・」

 

記憶を消されたことで”ノルンの存在そのもの”は完全に忘れているものの、動物的な本能が残っている以上は“ノルンに対するトラウマや恐怖心は強く残っており、彼女自身にとっては「何か分からない存在に怯えている」状態となってしまうのです。

 

まとめ

今回は主人公ケヤル(ケヤルガ)による最初の復讐とされてしまったフレアのキャラクター性や魔術能力、そして意外な弱点(天敵)にも迫ってみました。

  1. ジオラル王国の第一王女であり、世界中でも大きなカリスマ性を持つ。
  2. 美貌・スタイル・魔術能力と三拍子そろい、一見は完璧な女性であるように見えるものの、その笑顔の裏には全てを見下す”サディスト性”も込められている。
  3. 【術】の勇者であり、1周目の魔王戦では人間の限界すら超えた第7階位魔術「ミョルニル」すら使いこなして放ってしまう。
  4. 2周目で”翡翠眼”を入手したケヤルにより測定された”秘めたるステータス”の高さは常人を遥かに超えており、まさに「人類の中では最高峰」の強さを誇る。
  5. 2周目で記憶を失ってからも「回復術師」であるケヤルに絶望して”薬漬け”にしながら虐待を繰り返して”回復(ヒール)”を強制的にかけ続けさせた。
  6. ケヤルの策略に気づかぬまま、ぬくぬくと過ごした結果、アッサリと復讐されてしまう。
  7. ケヤルから復讐された後には記憶だけ奪われた後に”偽りの名前と情報”を与えられる。
  8. 今後は「フレイア」としてケヤルガの”1人目の従者”にされながら、共に冒険しながら戦っていく展開となる。
  9. フレアにとって意外な弱点(天敵)が妹ノルンである。
  10. ノルンに対して大きなトラウマを残すだけでなく「フレイア」に変わり記憶を失った後でも本能で恐怖心を抱き続ける。

性格や人間性には問題も大きいフレアですが、彼女のように綺麗で優秀な魔術士なら是非とも仲間に加えたいと思ってしまうのが信条というものでしょう。
その点、ケヤル(ケヤルガ)は本当に上手いやり方で仲間どころか”自分の従者”にまで変えてしまいましたね!
本作品のアニメ動画や見逃し配信の詳細は以下の記事をご覧ください。

 

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アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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