2020年夏の新作アニメとして放送および配信中の「モンスター娘のお医者さん」も早くも最終話が近づいてまいりました。
そこで今回はグレンとサーフェの師匠であるクトゥリュフ・スキュルのキャラクター性と能力について紹介していきたいと思います。
クトゥリュフ・スキュルのキャラクター性を紹介

出典:アニメイトタイムズ
まずはクトゥリュフ・スキュル(以下は「クトゥリュフ先生」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。
グレンとサーフェの師匠
リンド・ヴルム中央病院の院長であると同時にグレンとサーフェのアカデミー時代の師匠でもあります。
グレンが独り立ちして診療所を開業してからも彼のこと何かと気にかけながら関わってきます。
「スキュラ」と呼ばれるタコの種族
クトゥリュフ先生は“スキュラ”と呼ばれる種族であり、頭部からの上半身はヒト型でありながらも下半身の方は8本ものタコのような足で構成されており、その足には吸盤までついています。
ただ、種族として身体の構造においては未だ多くの謎を残しており、「邪神の末裔」などと揶揄されてもいるのです。
優秀だけど困った性格
中央病院の院長に君臨している上、グレンとサーフェの師匠として医療を教えていただけあり、魔族医療としての権威は相当に高いです。
医師としての実力や知識も優秀であり、その辺においてはグレンからも尊敬されているのですが、その一方でかなり困った性格の持ち主でもあります。
かなり、ものぐさな性格であることに加えて「大の少年好き」な一面も持ち合わせており、グレンのことは彼がまだ学生だった頃から大のお気に入りでもあったのです!
サーフェの詳細は以下の記事をご覧ください。

学問に対する欲求も強い!
優秀かつ博識なクトゥリュフ先生の医療技術は現在でもグレンを上回っていることでしょう。
それでも本人にとってはまだ物足りない気持ちもあり、院長の地位についている今でも学問に対する知識欲も強かったりします。
それがキッカケとなり周囲からは「深海の賢者」とまで呼ばれています。
時には愛弟子に試練を与えることも・・・
クトゥリュフ診療所で助手として手伝ってくれているサーフェのおかげもあり、何とか患者さんたちの治療をこなせているグレンですが、医者としての経験はまだまだ浅く、時には成長させるための試練をさりげなく与えることもあります。
それが第7話で担当することになったイリィの治療ですが、グレンに対しては何のヒントも与えてはくれません。
イリィの詳細は以下の記事をご覧ください。

あくまでもプロの医者として自分の力でイリィの症状を解き明かして治療させようとしていたものの先生自身は彼女の容態とその後に起きる変化のことを既に把握していたようです。
ちなみに、この時点でスカディと苦無・ゼナウもクトゥリュフ先生のもとを訪れていましたが、この時点でスカディの侵されている病がかなり深刻な状況にまで進んでしまっていたのでしょう。
苦無・ゼナウの詳細は以下の記事をご覧ください。

クトゥリュフ先生の悪い癖

出典:アニメイトタイムズ
ここからは医者として優秀でありながらも、併せ持っている困った性格から出てしまった“悪い癖”の部分に触れていきたいと思います。
自分の触手で試し切り!
第10話で「キュクロ工房」の親方たちが作ってくれたスカディ用手術道具の試作品を見るためにグレンだけでなく、クトゥリュフ先生も同行しますが・・・
クトゥリュフ先生「いい切れ味ね、気に入ったわ!」
グレン「自分の触手で試し切りしないでください」
その試作品のメスを持った途端、自分の触手で試し切りしてしまうのです!
それでも他人の身体で試し切りしてしまうよりは数倍はマシなのでしょうが、これもまた彼女の中にある学問や知識に対しての深い欲求なのかもしれませんね・・・。
考え事の最中に噛んでしまう
同じ場面で何かの考え事をしている最中に自分の触手を噛んでしまう仕草も見られますが、その行為に対してもグレンから”悪い癖”であることを指摘されてしまいます。
こうして見ていると、クトゥリュフ先生による悪い癖の表れは「自分の触手」が絡んでくるようですね。
クトゥリュフ先生に立ち塞がる壁!
魔族担当の医者としてグレンをも上回る技術と知識の持ち主ですが、そんなクトゥリュフ先生の前にも第9話にして大きな壁が立ちはだかってきます!
それこそが式典の最中に倒れてしまったスカディの手術なのですが、彼女の容体はかなり深刻な状態にまで悪化していることに加えて、他の種族にはない「ドラゴンの硬いウロコ」は並の手術道具では切ることすら困難なのです。
クトゥリュフ先生「出来るなら、とっくにやってるわ!」
これまで、あくまでも院長であると同時にグレンの師匠として堂々とした振る舞いしか見せてこなかったクトゥリュフ先生ですが、ここにきて弱気な発言をしてしまったのです。
それはスカディの病だけでなく、心臓や体内に蝕まれた血管の数が既に100本以上もあるため、どんな名医であっても手に負えない段階にまで進んでしまっていたためでもあったのです。
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