2020年夏の新作アニメとして放送および配信中の「モンスター娘のお医者さん」第10話で初登場したメメ・ルドンのキャラクター性と能力について紹介していきたいと思います。
メメ・ルドンのキャラクター性を紹介
まずはメメ・ルドン(以下は「メメ」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。
一つ目が特徴なサイクロプスの少女
一つ目が特徴なメメは“サイクロプス”と呼ばれる種族の少女です。
職人見習いとして入った男所帯の「キュクロ工房」には女性職員が彼女しかいないため“紅一点”のような立ち位置となります。
自虐的な性格も強い
サイクロプスの種族である以上、仕方ないことなのですが、メメにとってはそれ自体がコンプレックスとなってしまっているのです。
それが悪い影響を与えているようかのように自分に自信を持てず、“対人恐怖症”も持ってしまっております。
グレンが「キュクロ工房」を訪れて、スカディの手術のための道具作りを頼まれた親方から、その仕事を任されそうになった途端、そうした自虐的な性格もさっそく披露されてしまうのです。
メメ「そんなこと言って魂胆は分かってるわよ!手術が失敗したら責任を私に押し付ける気でしょ?」
親方「お前はホントに前を向けねぇ奴だなぁ〜」
親方からは相変わらずだと呆れられますが、彼女の性格はかなり常軌を逸しており何度も会っているグレンに対しても時々、挙動不振になってしまうこともあります。
実はゴスロリ好きな一面も!
“対人恐怖症”により一件は地味な印象を強く持たれやすいメメですが、意外にも(?)「ゴスロリ好き」な一面もあったのです!
さらには魔族の洋服を製造および販売までしている「荒絹縫製」にゴスロリな洋服を注文しており、グレンによる治療が終わった後、アラーニャからさりげなくバラされてしまいます。
アラーニャ「またゴスロリ服のご注文があったら言うてや」
メメ「それは秘密の話なの!」
自分自身のことにコンプレックスを持っているとはいえ、メメも年頃の女の子であることに変わりありません。
お洒落な洋服に身を包んだ姿もいつかは見てみたいものですね・・・。
ルララとは同世代
ちなみにメメは第2話で患者キャラとして登場したルララ・ハイネとは同世代であったりもします。
お互いに種族は全く違うものの、ルララの方からメメに対してスキンシップをとってくれているそうです。
明るく活発な性格のルララとは違い、対人恐怖症のメメにとっては困ることもあるものの他人から声をかけられること自体は嫌いではないそうです。
ルララの詳細は以下の記事をご覧ください。

メメ・ルドン初の大仕事!
ここからはメメ・ルドンが初めて任された大仕事の内容について触れてみたいと思います。
メメが職人を目指す目的とは?
メメの秘められた能力を紹介する前に、まずはメメが「キュクロ工房」に職人見習いとして入ってきた理由や目的を説明しなければなりません。
キッカケはスカディによる式典で発表された内容からでした。
スカディ「今回依頼するのは医療器具である!これらの道具は誰かを救うために使われる。約束しよう、戦争で流れた血よりもずっと多く誰かの命を助けるのだ!」
(この時もスカディ自身は小声で話しており、隣に立っている苦無・ゼナウが代わって大声で伝えている状態でしたが・・・)
今ではグレンも手術道具を頼む業者として馴染み深い「キュクロ工房」も戦争中の頃は戦うための武器ばかり作っていました。
しかし戦争が終わった現在、そして今後は医療や生活に役立つ道具作りをしていく時代であることを諭され、メメもその言葉や考えに共感したのです。
メメ「私もいつか誰かに必要とされる職人になりたい!そう思った」
それは、あの対人恐怖症のメメが自分の思いや目標をハッキリと宣言した瞬間でもあったのでしょう。
まだまだ頼りない部分があることも否定できませんが、この時の彼女からは力強い何かを全身から発していたようにも見えたのです。
メメが担当する手術道具とは?
ちなみにグレンと「キュクロ工房」とはこれまでに何度にもわたって診察や手術の道具作り何度も頼んで引き受ける間柄であり、親方もメメも第10話で初登場した時点では既に知り合い同士であると同時に取引先の関係でもあったのです。
しかし、この時にグレンが訪れた目的とは第8話ラストの式典の場面で倒れてしまったスカディが持つ「竜の硬いウロコをも切ることができる道具や針」をどうしても作ってほしいためです。
そして頼まれた手術用のメスやハサミは親方たちの手により試作品が完成する段階まで進んだものの、問題はメメに任された「針」がなかなか完成できずにいることです。
メメ自身も1人で試作室に引きこもって作業に没頭するものの完成の兆しが見えないのですが、そんなメメに対して思わぬアクシデントが起きてしまいます!
メメ・ルドン作業中のアクシデント

出典:アニメイトタイムズ
スカディの手術にも耐えられる「針」の製造に没頭するメメですが、何日間も試作室にこもる中で倒れてしまいます。
イリィが慌てて知らせに来てくれたおかげでグレンもすぐに駆けつけることができ、さっそく診察に入ります。
始めは暑い工房の中に長くこもりすぎたために起きた「熱中症」と判断しますが、実際は少し違っていました。
グレンからの話によると、サイクロプス族は他の種族より視力がとても良い分、三半規管への負担も大きくかかってしまうのです。
こうした疾患は馬車酔いや風車などの回転を見つめ続けていることによって起こりやすいものですが、今回のメメは強度を保てる「針」を作るために糸車を使っていたことが本人の口から明かされます。
ここまでの時点で判明した原因とは、その回り続けている糸車の回転を長時間にわたって見つめ続けていたことによって彼女の中にある三半規管への負担が限界を超えてしまっていたというわけです。
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