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【魔女の旅々】ミラロゼのキャラ性と正体・ジャバリエとの関係性

魔女の旅々

2020年秋の新作アニメとして、ついに放送および配信開始された「魔女の旅々」ですが、第4話でイレイナが出会う「滅びた国」の王女・ミラロゼのキャラクター性や紹介しながら、彼女に秘められた衝撃な過去や正体、戦う化け物との関係性に迫りたいと思います。

 

 

ミラロゼの正体とキャラクター性

【魔女の旅々】アニメ版ミラロゼのキャラ性と正体・ジャバリエとの関係性

出典:テレビアニメ「魔女の旅々」公式サイト

まずは主人公イレイナが「滅びた国」で出会うことになるミラロゼのキャラクター性から紹介していきます。

 

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「滅びた国」の王女

アルテミシアニノとの出会いや交流を経て新たな地へ旅立ったイレイナ・・・第4話で辿り着くのは住民が全くいない「滅びた国」でした。

アルテミシアの詳細は以下の記事をご覧ください。

 

【魔女の旅々】アニメ版ソロルとアルテミシアのキャラ性と関係性・悲しき結末
...

ニノの詳細は以下の記事をご覧ください。

 

【魔女の旅々】ニノの正体・衝撃的な結末・エミルの関係性
魔女の旅旅の主人公イレイナが旅先で出会う女性ニノのキャラクター性や正体を紹介すると共に、彼女が迎える衝撃的な結末にも迫りたいと思います。

しかし街は滅ぼされているものの、奥にそびえ立つお城だけは至って無事であり、中に入ったイレイナに声をかけて迎えてくれた女性こそが王女であるミラロゼだったのです。

始めは入ってきたイレイナを驚かすように、不気味な雰囲気を醸し出しながら現れたミラロゼですが、旅人であるイレイナに対してはすぐに部屋を用意してくれます。

案内された部屋の豪華さに驚くイレイナはミラロゼが王族の女性なのではと、問いかけますが・・・

ミラロゼ「そうらしいわ・・・」

実は彼女自身が記憶を失っていることを聞かされます。

 

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実は記憶を失った魔女

ミラロゼはイレイナが自分の国やお城を訪ねてくる1週間ほど前の時期に目覚めたものの、城内の寝室で目覚めた時には外の街が滅ぼされていた上に、それまでの期間中に自分に起こっていたことすら忘れています。

しかし自分の名前と使命だけはしっかりた覚えておりますが、それは自分が目覚めた時に側に置かれていた手紙のおかげだったのです。

それでも目覚めたミラロゼの中で消えることがない疑問もあるのですが・・・

  1. ミラロゼがこの城にいる理由
  2. 国が滅んでいる理由
  3. ミラロゼ自身に記憶がない理由

これらの謎を解き明かす鍵は、この国を滅ぼさんとする化け物「ジャバリエ」が握っている内容が記された手紙だったのです。

 

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フラン先生に似た性格?

その手紙には更に「自分の手でジャバリエを倒してほしい」という願いも記されておりました。

“魔女”である貴女の魔法があれば、ジャバリエなど容易く倒せるはずだ・・・」

この時点でミラロゼも“魔女”であることが判明します。

ミラロゼも魔女であることを知って少し驚くイレイナですが・・・

ミラロゼ「・・・らしいわよ」

まるで他人事のようであり、本人にはあまり自覚がない上に至ってマイペースな様子です。

さらに窓から見える街中で凶暴に暴れまわっているジャバリエを見ても、それほど大きな恐怖心はなく平然と受け流しています。
そんな状況の中でもノンビリと料理に勤しみ、イレイナに手作り料理をご馳走してくれたりと・・・そうしたマイペース加減な性格は、フラン先生と似ているところがありますね。

フラン先生の詳細は以下の記事をご覧ください。

 

【魔女の旅々】フラン先生の正体や魔法能力 | イレイナを弟子入させた真相
...

 

ミラロゼの衝撃的な過去!

ミラロゼの正体やキャラクター性の後は、宿命の化け物であるジャバリエと戦う前に彼女の隠された衝撃的な過去も振り返っておかねばなりません。

 

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身分を越えた許されぬ愛

この「滅びた国」の王様の一人娘であるミラロゼには恋人がおりました。
その相手は城の使用人であり、世間一般で見れば身分違いの許されない愛だったのです。
それ故に国王や城の者たちには気づかれないように会いながら愛を育んできたのですが、その愛もミラロゼが恋人の子供を身篭ったことが見つかった時点で終わってしまいます。

 

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恋人もろとも殺された身

こうした一人娘の行いを知った国王の怒りは誰も止めることが出来ず、その使用人は国王自らの手で拷問にかけられた末に死亡しました。
さらに恋人の死体は城や街の者たちへの”見せしめ”として、見晴らしの良い広場に縛りつけられる形で腐り果てるまで晒されていたのです。

そして次はミラロゼの番となり、失意に沈む中で身体を取り押さえながら腕のいい医者の手によって、お腹の中にいる子を殺されてしまいました・・・。

 

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国王(父親)への復讐から滅亡へ・・・

お腹の子は殺されたものの、ミラロゼ自身は生かされ続けます。
全てを失ったミラロゼによる復讐計画がここから始まります!

この復讐の内容もいくつかの手順によって行われると同時にかなり奥深い内容なものなので、表の形式でミラロゼが行った手順とその結果を分けながら紹介したいと思います。

①この国で唯一の魔女であるミラロゼは国王(父親)を城から追い出した後、自分のお城に「魔女以外の者には入れない結界」を張ります。 そのため、城の人間も入れない日々が続いた結果、城内の滞在者はミラロゼだけになってしまった。
②結果を張った後、地下牢へ繋いだ1人の使用人に対して「未来の自分への手紙」を代筆させた。 この手紙のおかげで記憶を失ったミラロゼ自身も自分の名前や使命などは思い出すことが出来た。
(これこそがイレイナの前で見せていた「手紙」だったのです)
③復讐の仕上げ準備として自分の魔法で国王(父親)を”黒き竜”の姿へと変えてしまう。 ミラロゼやイレイナが目撃した”黒き竜”こそが倒す対象となる「ジャバリエ」だった。

 

ジャバリエの正体はミラロゼの父親だった

【魔女の旅々】アニメ版ミラロゼのキャラ性と正体・ジャバリエとの関係性

出典:テレビアニメ「魔女の旅々」公式サイト

イレイナと出会った翌日こそがミラロゼにとって「ジャバリエ(父親)への復讐を完遂すべき日」でありました。

イレイナも手伝う形で作戦用の落とし穴作りも済んだ夜にミラロゼとジャバリエの決戦が始まります。

自分たちが仕掛けた落とし穴にかかったジャバリエに対して、ミラロゼによる強大な攻撃魔法が容赦なく降り注ぎます!
これによってアッサリと勝利したミラロゼですが、彼女に協力する形で戦いの場に居合わせているイレイナが目撃したものは彼女の魔法を喰らってちぎれたジャバリエの頭部でした。

始めは竜の形をしていた頭部はすぐに人間だった頃の国王(父親)の顔に戻りますが、この国王(父親)こそがジャバリエの正体だったのです!
(先の項目で既にバラしてしまいましたが・・・)

イレイナにとっては、この時に始めて国王(父親)の顔を見ることになりますが、ミラロゼの方がその頭部を掴むと同時に、既に死亡した状態の父親に向かって語りかけます。

ミラロゼ「私の苦しみを少しは分かっていただけましたか?」

自ら計画した復讐をついにやり遂げたはずのミラロゼですが、父親の首に語りかけると同時に涙を流し始めていました・・・。

 

ミラロゼが迎える結末

恋人や身篭っていた子供に続いて自らの魔法によって「ジャバリエ」の姿に変えた国王(父親)にも先立たれたミラロゼは事実上の「1人きり」となってしまいます。

そうした後もミラロゼは滅びた自分の国で1人きりで過ごしていくことを決めており、また新たな地へ旅立とうとするイレイナを優しく見送ってくれるのでした。

 

まとめ

今回は「滅びた国の王女」として登場するミラロゼのキャラクター性や正体、あまりにも悲しい過去を紹介しながらも因縁の化け物として登場する「ジャバリエ」との関係性にも迫ってみました。

  1. 「滅びた国」唯一の魔女であり、イレイナと出会った時には一部の記憶を失っていた。
  2. そうした記憶喪失の原因はミラロゼの恋人や父親(国王)も交えた悲しい過去から起きていた。
  3. 街で暴れながら滅し続けるジャバリエの正体はミラロゼの魔法によって化け物(黒き竜)の姿に変えられていた父親(国王)だった。
  4. 自らに課したジャバリエ討伐の使命も自分から全てを奪い去った「父親(国王)に対する復讐」して計画されていた。
  5. ジャバリエを倒して父親(国王)への復讐を果たした後も悲しげな表情で終わってしまう。

ミラロゼの不幸には共感する面もあるものの・・・いくら恋人や子供を奪われたことへの復讐とはいえ、自分の父親を自ら手にかけてしまっては達成感よりも空虚感や悲壮感の方が大きく上回ってしまうものなんですよね。

 

   

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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