『Fate/stay night』とは、どんな望みも叶えられると言われる聖杯を巡って、選ばれた7人のマスターとサーヴァントが殺し合うダークファンタジー作品です。
元々はノベルゲームでしたが、2006年にTVアニメが放送されたことをきっかけに、広く世間に知られるようになりました。
この記事では、『Fate/stay night』のサーヴァントの1人・ライダーについて深く紹介していきます。
Fate/stay nightの世界線のライダーについてだから、他の月型作品におけるライダーのことは踏襲してないから気を付けてね♪
Fateシリーズを見たことがない方は、見る順番を解説しています。
どのFateシリーズから手を付けてわからない方は、ぜひご覧ください!
目次
『Fate/stay night』のライダーとは
目隠しと黒のボディコン服が特徴的で、妖艶な雰囲気を醸し出すサーヴァント・ライダー。
鎖付きの短剣を武器とし、機動力を活かしたトリッキーな戦いが特徴的です。
専用ルートがないにもかかわらず、公式の人気投票では4位に入るほど魅力的で人気のあるキャラクターです。
ライダーの真名は「メドゥーサ」
真名は、ギリシャ神話登場するゴルゴーン3姉妹の末娘・メドゥーサから来ています。
生前、ポセイドンからの一方的な求愛を断ったことが原因で、メドゥーサは神々から迫害。
怪物になる呪いをかけられた上、「形のない島」に追いやられてしまいます。
その後、ついてきた2人の姉と幸せに暮らしていました。
しかし、好奇心で島に近づいてきた人間たちを撃退している内に、メドゥーサは徐々に怪物になってしまいます。
そして、守るべき存在であった姉たちを捕食し、最終的には、ペルセウスに退治されました。
ギリシャ神話の英雄「ペルセウス」…どちらかというと、反英雄の立ち位置って思っている方も多いかもね。
ライダーのプロフィール
身長は172cmと長身で、常に黒を基調としたボディコンスーツとバイザーを着用しています。
容姿端麗で、遠坂凛からは「とんでもない美人」と言われるほど。
第5次聖杯戦争で間桐桜によって召喚され、間桐慎二を代理マスターとして契約しているサーヴァントです。
慎二がマスターの時は十分な戦闘力を発揮できませんでしたが、桜にマスター権が戻った際は本来持ちうる能力を存分に発揮しました。
英霊の中でも屈指の機動力を誇り、スキルや宝具の数もサーヴァントトップクラスです。
正面切っての白兵戦はあまり得意ではありませんが、それを補うほどの豊富なスキルと宝具を持っています。
ライダーのステータス
ライダーは、ルートによって「間桐慎二をマスターにしている時」と「間桐桜をマスターにしている時」があります。
そのため、慎二がマスターである時と桜がマスターである時では、ライダーのステータスが異なります。
ステータスは以下の表の通りです。(アルファベットはランクを示しており、ライダーの場合A+が最高、E-が最低)
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
間桐慎二 | C | E | B | B | D | A+ |
間桐桜 | B | D | A | B | E | A+ |
基本的には、桜がマスターの時の方がステータスが高いことがわかりますね。
これは慎二と桜のマスターとしての能力の差が関係しています。
マスターの能力が高いほどサーヴァントの引き出せる能力も高くなるのです。
ステータスを見てみると耐久力が低く、攻撃を受け続けたり長期戦に持ち込んだりするのは苦手だとわかります。
その代わり敏捷性は高いので、スピードを活かして相手の攻撃をかわしながら戦うのは得意だと思われますね。
桜ルートのセイバーオルタとの決戦では、この敏捷性を活かしセイバーオルタの攻撃をかわしながら戦い、互角の勝負をみせています。
オルタとの戦いはかっこよすぎたね!
Fate/stay nightの桜ルートは劇場版の三部作になってるけど、特にライダーの活躍が見られるのは第三章だよ。絶対に見てほしい…!
ライダーの性格
常にバイザーをしていて何を考えているのかよくわからないライダー。
少し怖そうな印象のライダーですが、いったいどのような性格なのでしょうか?
基本的には冷静でクール
基本的には冷静でクールな印象です。
興味がない人とは特別関わりを持たず、大人しく内向的な性格をしています。
そのため、一見すると不愛想のように見えますが、ただ単に面倒くさがり屋というだけです。
自分が興味のない人と関わるのは面倒なのでしないライダーですが、自分が好意を寄せる人物の桜や四郎などには、ルート次第で積極的に交流を図っています。
Fateのライダー、原作知らない人にはクールなお姉さんと思われがちだけど
桜→好きだから守るね
士郎→好きだからつまみ食いするね
美綴→好きだから襲うね
士郎のチャリ→好きだからパクるね
みたいな人だからね— kiki@「お前ごときが~」コミック2巻好評発売中! 「鮮血王女」今夏コミカライズ開始! (@kiki_lily17) August 15, 2020
自己肯定感が低い
ライダーには、幼くて可愛らしいアイドルのような姉のステンノとエウリュアレ―がいます。
ステンノとエウリュアレの影響で、美しさの基準を「小さくて可愛らしいこと」と考えており、長身のメドゥーサは自分のことを女らしくないと思っています。
そのため、自己肯定感が低く、セイバーやイリヤスフィールなどの小柄な女性にコンプレックスを感じているようです。
ライダーさんが身長にコンプレックス覚えてるのは姉様たちが小さくて可愛いかったからだしなぁ。姉様たちは小さくて可愛い=大きな自分は可愛くないの図式がライダーさんの頭の中でできあがっちゃってる
— おか (@oka_fgo) June 18, 2021
ある意味、メディア(キャスター)さんと同じ属性だよね。
性的におおらか
大人しい性格とは裏腹に、性的にはおおらかで性的指向はバイセクシャルです。
桜に好意を寄せつつも、桜の想い人である衛宮にも手を出しています。
また、桜と衛宮以外にも、凛のクラスメイトである美綴綾子(みつづりあやこ)のことをとても気に入っています。
ライダーは結構プレイガールのようですね。
ライダーほどの美人に言い寄られたら困っちゃうね♪
Fate/Stay Nightのライダー(メドゥーサ)って公式にバイセクシャル設定あったんだ。まぁそれっぽい描写はたくさんあった
— oitch (@oitch_mel) June 8, 2019
ライダーメドゥーサの強さ
サーヴァントの中でも豊富なスキルと宝具を持っているメドゥーサ。
そんなメドゥーサの強さを、スキルと宝具を紹介しながら説明します。
メドゥーサのスキル
サーヴァントは、「保有スキル」と「クラススキル」の2種類のスキルを持っています。
保有スキルは英霊個人の逸話に由来するもので、クラススキルは逸話に関係なくクラスによって決まったものです。
では、メドゥーサのスキルをみていきましょう。
保有スキル
魔眼(A+)
最高クラスの石化の魔眼「キュベレイ」を保有しています。
対象の魔力がAの場合には、全ての能力値を1ランク下げる「重圧」を付与。
魔力Bの場合は判定次第で「石化」、魔力C以下の場合は無条件で「石化」します。
また、能力の発動条件は視界に入れることであり、目を見る必要はありません。
見たものを手当たり次第に石にしてしまうため、普段は宝具を用いて封印しています。
桜ルートでは、セイバーオルタとの最終決戦「重圧」を付与し、互角の戦いを繰り広げました。
単独行動(C)
マスター不在でも1日だけ存命することができます。
ただし、吸血による魔力供給は可能なので、実際にはもっと存命することができます。
怪力(B)
魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性であり、一時的に筋力をワンランク向上させることができます。
怪力全開でも力比べではバーサーカーに及びませんが、ロードローラーくらいであれば持ち上げることは可能。
ただし、間桐慎二がマスターの場合は、魔力供給不足のため機能していません。
桜ルートでは、桜がマスターとなり、真アサシンを怪力で圧倒しています。
神性(E-)
元々女神であったメドゥーサは、高い神霊適性を持っていましたが、怪物に転じてしまったためほぼ消滅しています。
魔眼はセイバーを苦しめるほどの高位のスキルだから、かなり奥の手に近いスキルかもね。
ライダークラスのスキル
対魔力(B)
魔術への耐性を得る能力です。
Bランクなので、3節以下の魔術は簡単に無効化することが可能。
また、ライダー自身が魔術に長けていることもあり、魔術に対する備えもバッチリです。
騎乗(A+)
乗り物を乗りこなす能力です。
基本的にどんなものでも乗りこなすことができますが、例外として竜種は乗ることができません。
また、最も騎乗スキルを発揮できる乗り物は、幻想種である天馬ペガサスです。
セイバールートでは、ビルの屋上でセイバーと対峙した際に天馬ペガサスに騎乗しています。
「騎乗」はライダーの宝具にもぴったりと合ったスキルだね。
石化の魔眼の活用
石化の魔眼は対象の魔力がB以下の場合、対象を石化させることができる非常に強力なスキルです。
魔力がAの場合でも、対象のステータスを1ランク下げ戦いを有利に進めることができます。
Heaven’s feelでは、ライダーと対峙した魔力Bのアーチャーは完全に身動きが取れなくなっていました。
また、セイバーオルタとの最終決戦では、魔力Aのオルタに「重圧」を付与し、ステータスを低下させることによって互角の勝負に持ちこみます。
最終的には、セイバーの宝具を四郎が受け止め、そのカウンターにライダーが宝具を発動し勝利しました。
宝具を確実に当てるために石化の魔眼を使ってる感じだね♪
メドゥーサの宝具
メドゥーサの宝具は3つあります。
マスターの魔力量次第では、以下の宝具を同時に発動させることも可能です。
他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)
ドーム状の結界を張り、結界内部のものから生命力を奪い取ります。
対魔力を持たない一般人であれば溶けてしまうほどの威力を持っており、奪い取った生命力は魔力へと変換し、ライダーが吸収します。
発動するためにはまず起点となる魔法陣を設置し、その周りに小さい魔法陣を展開して魔力を集める必要があります。
入念な準備が必須なため、完全発動には7~10日ほどの時間を要します。
また、この結界を発動すると土地の霊脈を傷つけてしまうため、同じ場所で続けて用いることはできません。
魔術回路のない間桐慎二は、学校の生徒を犠牲にして魔力を集めるために、ライダーにこの宝具を発動させました。
起点となる魔法陣は、凛が破壊できるくらいだから、サーヴァントじゃなくても大丈夫なんだね。
自己封印・暗黒神殿(ブレーカー・ゴルゴーン)
対象に絶望と歓喜が混ざった悪夢を見せ、能力発動を封じることができます。
普段は自身にこの結界術を付与し、見たものを片っ端に石にしてしまう石化の魔眼を封じています。
他人に使い相手から吸精することも可能です。
また、使用中はライダーの視覚は完全に断たれるため、視覚以外の聴覚、嗅覚、魔力探査などを駆使して外部を認知しています。
作中では、石化の魔眼を発動する時以外は、常にバイザーとして着用しています。
メドゥーサにとっては死因となった宝具だから、あんまり使いたくないのかもね…。
騎英の手綱(ベルレフォーン)
騎乗できれば幻想種でも制御することができ、加えてその能力を向上させることが可能。
基本的に、ライダーの仔である天馬ペガサスを血の魔法陣から召喚して使用することが多いです。
真名解放をすれば、最高速度は時速400~500kmもの速さになります。
その威力は巨大な城壁が高速で突撃してくるようなもの。
さらに、使用中は天馬の加護により防御力が上昇し、攻守ともに最強の物理攻撃になります。
あのバーサーカーでさえも1回は確実に殺すことが可能です。
セイバールートでは、ビルの屋上でセイバーと対峙した時に使用し、ペガサスに騎乗しました。
序盤は空中からの攻撃でセイバーを圧倒しましたが、最終的にはセイバーの宝具「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」に敗北します。
メドゥーサの一番攻撃力がある宝具だね♪
ライダーって強いの?ステイナイトの戦歴・最期
なかなかユニークなスキルや宝具を持っているライダーですが、サーヴァントしての実力はどうなのでしょうか?
実際にライダーの戦歴をみていきましょう。
Fate/stay nightのライダーの戦歴
セイバールート、凛ルート、桜ルートの3つに分けてライダーの戦歴を紹介します。
2/3のルートが、痛ましい活躍かも…。
セイバールート
セイバールートとは、衛宮四郎とセイバーの2人が聖杯戦争に挑むことをメインとしたルートです。
ライダーは間桐桜をマスターとして召喚されますが、桜が戦いを拒否します。
なので、義兄の間桐慎二を代理マスターとして聖杯戦争に臨みます。
しかし、間桐慎二はマスターとしての資質がほとんどなく、ライダーのポテンシャルを全く引き出すことはできませんでした。
そのため、物語序盤に、セイバーの宝具「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」によってあっさりと敗北します。
ちなみに、サーヴァントを失った間桐慎二は、バーサーカーによって殺されてしまいました。
このルートのライダーは、セイバーのかませ犬感が否めない…。
凛ルート
凛ルートとは、衛宮四郎と遠坂凛の2人が協力して聖杯戦争に挑むことをメインにしたルートです。
このルートでも間桐慎二が代理マスターになっています。
ライダーは学校に結界を張り、サーヴァントを率いた四郎と凛に対峙することになりますが敗北。
最終的には、キャスターによって拳を強化された葛木宗一郎に殺されています。
ちなみに、間桐慎二は生き残り、間桐桜と仲直りをしています。
桜ルート
桜ルートとは、聖杯戦争の闇をメインとしたルートです。
「この世すべての悪(アンリマユ)」に汚染された桜を救うため、ライダーは衛宮四郎と共闘します。
このルートでは、桜がマスターになっており、真アサシンを怪力で圧倒するなどライダー本来の戦闘能力を見ることができます。
最終的には、セイバー・オルタとの決戦で「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」を、「熾天覆う七つの円環(ローアイアス)」と「騎英の手綱(ベルレフォーン)」の合わせ技で破って勝利!
その後は、桜から魔力供給をしてもらいながら、衛宮の家で四郎と桜とともに暮らしています。
Twitterでの評判
やっぱり慎二がマスターの時のライダーは弱いな。。。#fate #fate特番
— インデックス (@index5453) December 31, 2018
fateのライダーって弱いかと思ってたけど一応ちゃんと英霊だったんだな
— あかさか (@akasaka69) December 20, 2019
やはり慎二がマスターの時は弱いと思われているようですね。
英霊なのかすら疑われていますが、ライダーはちゃんとした騎兵の英霊です。
ちゃんとした英霊だし戦えるんだけど、マスター運が…。
Fate/stay nightでのライダーは、強くはない
セイバールートと凛ルートでは早期に敗北しており、決して強いとは言えません。
特に、凛ルートでは、間桐慎二が代理マスターかつキャスターの援護があったとはいえ、人間の葛木に負けています。
本来は女神であり、戦闘を専門とする戦士ではありません。
豊富なスキルや宝具があるとはいえ、正面切っての白兵戦は苦手です。
では、どうやって戦ったら強いでのしょうか?
ステータスでも説明しましたが、ライダーは耐久力が低いのが欠点です。
そのため、肉弾戦には持ち込まず、スピードを活かして早期に決着をつける戦い方が強いでしょう。
相手の魔力がA以上であればスピードを活かして早期に決着、魔力がB以下の場合は石化の魔眼で即決着をつけるのが良いと思います。
また、慎二が代理マスターの時は力を解放しきれていないので、桜をマスターにすることも必須でしょう。
桜ルートでは、桜がマスターになったので、ライダーは本来の戦闘能力を発揮することができていました。
慎二のスペックが低すぎる…!
マスターが2人いる
ライダーには、正式なマスターと代理マスターがいます。
間桐慎二がマスター?
セイバールートと凛ルートでは、ライダーは間桐桜のマスターとして召喚されますが、桜は戦いを拒絶します。
なので、義兄の間桐慎二が代理マスターとして仮契約しています。
しかし、慎二は魔術師としての能力はほとんどないため、桜がマスターのときと比べてライダーの戦闘能力は低下しています。
そのため、慎二が代理マスターである時のライダーは目立った活躍はしていません。
ちなみに、慎二は生前に自身を退治した英雄ペルセウスに似ているらしく、ライダーは慎二のことをあまり好ましく思っていません。
慎二が代理マスターになった際は、令呪の代わりに本を使ってライダーを縛っているよ。
本当のマスターは間桐桜
ライダーの本来のマスターは間桐桜です。
前述したセイバールートと桜ルートでは間桐慎二が代理マスターですが、桜ルートでは桜がマスターとなっています。
慎二がマスターの時に比べて桜がマスターの時は、ライダーの戦闘能力は飛躍的に上昇しました。
そのため、桜ルートでは、真アサシンを怪力で圧倒し、魔眼で重圧をかけていたとはいえセイバーオルタと互角の戦いを見せています。
ライダーメドゥーサの目的
サーヴァントは生前叶えられなかった己の願望を叶えるため、マスターに仕え聖杯戦争に参加します。
それではライダーは何を願って聖杯戦争に参加したのでしょうか?
実は、ライダーは召喚される際、聖杯にかける願いは特にありませんでした。
マスターは、サーヴァントが召喚に応じるのは何らかの叶えたい願いがあるからだと考えています。
しかし、アーチャーによれば、サーヴァントが召喚に応じるかどうかの自由はほとんどなく、呼ばれたらとりあえず出てこなければいけないようです。
召喚された時は聖杯にかける願いはなかったライダーですが、召喚された後に自身の目的を見つけます。
それは「加害者であり被害者」「いずれ化け物になる運命」という生前の自身の境遇と重なる間桐桜を幸せにすることです。
そのために、桜ルートでは、桜を救おうと必死になって戦っています。
自分と同じく、怪物になり果てようとしている桜に対して、メドゥーサはどのルートでも気を使っているだろうね…。桜にとって、四郎以外の味方ってかなり貴重かも。
ライダーのお気に入りはマスターを除けば2人
正式なマスターの間桐桜以外にも、ライダーが好意を寄せる人物が2人います。
勿論慎二は入ってないよ♪
衛宮四郎との関係性
ライダーにとっては敵対・共闘することがある衛宮四郎ですが、ルート次第では四郎のことを性的に気になっています。
桜ルートでは、「この世すべての悪(アンリマユ)」に汚染された桜を救いたいという志のもと四郎と結託し、セイバーオルタを倒しています。
また、セイバールートや凛ルートとは違い2人の距離は近く、ライダーが四郎にお姉さんのように接する場面も見られます。
桜に好意を寄せつつも、桜の想い人である四郎を狙っているとは…なんとも器用な!
美綴綾子との関係性
間桐慎二の命令で血を吸ったことをきっかけに、好意を寄せるようになります。
しかし、美綴を好きすぎるあまりストーカー行為を行っており、美綴からは非常に怯えられているようですね。
第一章で美綴さんを襲うライダー、抱き上げてた体をお食事後に降ろす仕草が慎重で優しくて あぁ~~~そういえばもろにタイプだったんでしたね…と思い出すあそこ大好き
ライダーと美綴さん好きです 「アヤコ」呼びかわいい— ひが (@higa_saku) September 9, 2020
ライダーメドゥーサと2人の姉との関係性
ライダーの真名「メドゥーサ」は、ギリシャ神話のゴルゴーン三姉妹に由来しており、2人の姉がいます。
では、2人の姉とはどのような関係性なのでしょうか?
二人の姉「ステンノ」と「エウリュアレ」
メドゥーサには、ステンノとエウリュアレという2人の姉がいます。
2人とも男性の理想を具現化したような美少女で、不老不死ですがか弱い存在です。
ステンノは、ゴルゴン三姉妹の長女で優雅さと上品さを兼ね備えた女性です。
どんな男性も煽てる一方で、興味を持てない相手には冷たい態度をとるなど、異性を翻弄する小悪魔な性格をしています。
エウリュアレは、ゴルゴン三姉妹の次女で無垢と純粋さを兼ね備えた女性です。
極端な気分屋でステンノに比べてツンデレな性格をしています。
2人ともメドゥーサが大好きなだけど、愛し方が独特すぎてメドゥーサからはタジタジされちゃってるかも…?
メドゥーサは親愛なるお姉さまを食い殺している
ポセイドンからの求愛を断り、怪物になる呪いをかけられたメドゥーサは、「形のない島」に追いやられます。
そこで、メドゥーサは追いかけてきた姉たちと、穏やかに暮らします。
しかし、興味本位で近づいてきた人間たちを撃退しているうちに、メドゥーサは怪物へと変貌。
敵も味方も分からなくなったメドゥーサは、二人の姉を食い殺してしまいます。
お姉ちゃん2人を食べちゃうなんて想像するだけで恐ろしい…。
最後は「自己封印・暗黒封印」によって絶望しながら死んだ
メドゥーサは、完全なる怪物(ゴルゴーン)になってしまい、ギリシャ世界において神々の寵愛を最も受けた勇者である、ペルセウスと戦うこととなります。
ペルセウスは自身の武勇や母親のために怪物を倒しに向かうのですが、怪物によって生き物の生存を拒絶するほどの地獄となった神殿は、聞き及んだものとは全く違う暗黒神殿となり果てていました。そこにずっと居ては死んでしまうほどの地獄となっており、ペルセウスは早く怪物の首をとって早く帰ろうとするばかりです。
つまり、ペルセウスは神々から宝具を受け取っていい気になっていましたが、神々は「ペルセウスは怪物を倒すことはないだろう」と思っており、神々に踊らされていた…ということになります。
神殿の奥にゴルゴーンとなり果てた怪物を見つけますが、持ってきた神々の宝具の中に怪物を倒すための宝具は存在しなかったため、下級の精霊であるニュムペーにもらった「翼のあるサンダル」で攻撃を避け続けることしかできません。
メドゥーサにとってペルセウスは簡単に死んでしまうような蚊程度の存在でしたが、飛び回るペルセウスと戦い続けるのも面倒になった怪物は「神殿を解放」します。そして、ペルセウスは勝機を得るためにメドゥーサの「自己封印・暗黒封印」に対し、ペルセウスは宝具である「キビシスの袋」を使用します。
「キビシスの袋」は急に膨らみ裏返しになったことでペルセウスを包みます。
「キビシスの袋」の概念は世界を反転させること。
内を外に変える概念を持っています。
つまり、「自己封印・暗黒封印」を内に向けてはなった怪物は、外側にいる怪物に返ってしまいました。
その結果、自我があったころの自分の姿を見ることとなり、自らの心がメドゥーサに戻ってしまいます。
メドゥーサが怪物になった自分の姿を直視してしまったことで動揺し、怪物の隙を見逃さなかったペルセウスに首を斬られました。
それ以来、メドゥーサは自分の姿がトラウマになり鏡が苦手となってしまったようです…。
死後はペルセウスに良いように扱われたことにメドゥーサは怒りを感じているようで、ペルセウスを怨敵扱いしています。
自分の指揮は冷静に話すことが出来るライダーだけど、ペルセウスのこととなると、ちょっとコントロールが効かなくなるのかもね。
Twitterの声
次はFateのライダー描きたいなー❤
staynightの中で1番好きになったキャラクター❤— 月宮ミルはド変態 (@tinkobinbin4545) June 13, 2021
HFのライダーはマジでカッコイイからはよ3章観たい。
Fate/SN全編通してならアーチャーだけど
HFに限ってはライダー一番好きだわ。マジで。というかFGO初ガチャでライダー(メデューサ)
初金鯖がアーチャー(エミヤ)とか
ワシ物凄い運命色あるのでは?— だーさわ (@Sanya_Dressel) March 24, 2020
Heaven’s feelの活躍ぶりを見てライダー推しの人もやはりいるようです。
特に、セイバーオルタとの最終決戦はめちゃくちゃかっこよかったですからね。
公式人気投票第4位も伊達じゃないですね!
メドゥーサの声優は浅川悠さん
メドゥーサの声優は、浅川悠さんが担当しています。
現在、フリーの声優として活動しており、クールなキャラクターを演じることが多いです。
また、あのVOCAROID・巡音ルカの音源となるサンプリングボイスも担当しています。
浅川悠さんの代表作
浅川悠さんは、『Fate/stay night』のライダー以外にも様々なキャラクターの声優を担当されています。
特に、『アカメが斬る!』のレオーネは浅川悠さんの代表作の1つ。
『アカメが斬る!』は殺し屋集団・ナイトレイドが悪を”斬る”ダークファンタジーです。
その中で豪快で気さくな性格の持ち主のレオーネを演じています。
ライダーのように低めのクールな声からレオーネのように高めの甘い声まで、幅広いキャラクターを演じることができます。
浅川悠さんの代表作は以下の通りです。
- 『あずまんが大王』の榊さん
- 『真剣で私に恋しなさい!!』の川神百代
- 『ヒカルの碁』の三谷祐輝
まとめ
ライダーは機動力に優れ、スキルや宝具を豊富に持ち、様々な戦い方ができるキャラクターです。
公式の人気投票では4位にランクインするなど、ファンから愛されているのもわかりますね。
決して強いサーヴァントは言えないですが魅力的なキャラクターなので、ぜひライダーに注目して作品を見てみて下さい♪
また、Fate/Stay nightに使用されている背景画像のモデルは、実は神戸市の周辺に集中しています。
聖地巡礼ができちゃうアニメなので、神戸市近郊にお住まいの方におすすめです!散歩がてらにいかがでしょうか?
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