現在も圧倒的な人気を誇るFateシリーズ。
その中でも特に有名な作品が「Fate/stay night」です。
7人の偉人たちが現代に召喚され、彼らを召喚したマスターと共に聖杯戦争に参加するストーリーで、それぞれコンビの関係性やアクションシーンなどが魅力的な作品です。
本記事では、そんな遠坂凛の性格や強さ、衛宮士郎との関係性などを中心に解説していきます。
この記事を読めばもっと遠坂凛について分かりますよ。
目次
遠坂凛(とおさか りん)とは?
穂群原学園2年A組に在籍している学生の一人であり、遠坂家の当主で魔術師です。
容姿端麗で、才色兼備だと学園からも憧れの的となっています。
黒髪のツインテールが特徴的なキャラクターですね。
また、「Unlimited Blade Works」でヒロインとして、衛宮士郎と恋人のような関係になります。
遠坂凛のプロフィール
誕生日 | 2月3日 |
身長 | 159cm |
体重 | 47kg |
イメージカラー | 赤 |
特技 | あらゆる事をそつなくこなし、ここ一番で失敗する |
遠坂凛のプロフィールは、上記の通りです。
イメージカラーが「赤」なだけあり、作中では赤色のコートやタートルネックを着ている場面が見られます。
また、あらゆる事をそつなくこなせますが、機械音痴で遠坂の家にはテレビがなかったり、携帯電話の使い方が分からなかったりする機械音痴な一面があります。
ちなみに、遠坂凛は料理も得意なんだって!
衛宮や桜に披露した中華料理は、絶品だったそうよ。
遠坂凛の性格
遠坂凛は、お人好しな性格の持ち主。
聖杯戦争に巻き込んでしまった衛宮士郎を助けたり、聖杯戦争について知らない衛宮士郎に教えたりするなど優しい一面が見られます。
作中では衛宮士郎と同盟関係を結ぶこともありました。
また、おっちょこちょいな性格もあるのが特徴です。
例えば、小さなミスをしたことでセイバーを召喚するつもりがアーチャーを召喚してしいます。
遠坂凛の気取っているけど情けない感じがたまらないよね!
遠坂凛の能力・強さ
ここからは、遠坂凛の能力や強さについて紹介していきます。
どんな魔術を使いながら戦闘するのかなど、詳しく見ていきましょう。
一級の魔術師の一人
聖杯戦争の舞台になる冬木市を管理する魔術師の家系・遠坂家に生まれています。
さらに、彼女は魔術回路や魔力量も多く、他の魔術師と比べても桁違い身体能力に優れているのです。
5つの属性を持つ「アベレージ・ワン」
極めて稀な「五大元素使い(アベレージ・ワン)」の属性を持つ魔術師。
この属性は地水火空風の5つの五大元素を使えることを表しています。
一人が持つ属性は1つが基本なので、アベレージ・ワンの魔術師は珍しいでしょう。
「転換」と「強化」の魔術特性の持ち主
遠坂凛は、遠坂家に伝わっている「転換」という魔術特性の持ち主。
さらに「強化」も兼ね揃え、自分自身を強化して体術で戦闘する際に使用します。
2つの魔術特性を持っていることから、あらゆる事をそつなくこなす彼女の器用貧乏さが表れています。
他にも、衛宮士郎やメディア(キャスター)も魔術特性が強化だよ!
得意な魔術は「ガンド撃ち」
ルーン魔術の一つで、対象物に人差し指で指して攻撃するものです。
遠坂凛のガンド撃ちは、高い密度の魔力が込められており、壁に穴ができるほどの破壊力を持っています。
また、連続してガンドを使用することが可能です。
宝石を使った「宝石魔術」
魔術特性・転換を使用した魔術が宝石魔術になります。
宝石の中で、魔力を流転させて、石の中に魔力をストックできるのが特徴です。
戦闘時には、魔力が宿った石を魔弾として使用できます。
遠坂凛の切り札は、この宝石魔術を使って魔力をストックした十の宝石です。
17年間休みなく織り上げた努力の賜物で、この十の宝石の威力は一粒だけでも家を吹き飛ばせるほどの威力を持っています。
作中では、この宝石をサーヴァントに使用していましたね。
近接戦闘もお手の物
魔術に長けていますが、実は近接戦闘も得意。
言峰綺礼から中国拳法・八極拳を教わっているので、ある程度の体術もこなせます。
魔術だけでなく、近接戦闘もできるので魔術師の中でも強いのが分かりますね。
魔術の他に体術もできるなんてすごい!
遠坂凛の呪文は何語なの?
遠坂凛の呪文はドイツ語です。
他にも、イリヤや桜が作中でドイツ語を使うシーンが見られます。
遠坂凛はアーチャーのマスター
遠坂凛は、聖杯戦争でアーチャーのマスターになります。
本当はセイバーを召喚したかったのですが、時計の時間を早めていたのを忘れ、自分の魔力が最高潮になる時間よりも早く召喚の儀式を行ってしまいました。
このミスもあって、遠坂凛はアーチャーを召喚することに…。
アーチャーは、普段は双剣を使用している弓使いの男性です。
自分が何者であるか忘れており、彼の真名が分からないまま二人は手を組みます。
凸凹コンビで主従関係がきちんとされているのが、遠坂陣営の特徴です。
アーチャーが世話焼きな性格で、遠坂凛の住む家を掃除していたり紅茶を淹れていたりするシーンがあり、ほのぼのしてる所も見られますよ。
アーチャーの正体はUnlimited Blade Works(凛ルート)で詳しく分かるよ!
気になる方はチェックしてみてね。
衛宮士郎との関係性
「Fate/stay night」で、特に関係の深い人物が衛宮士郎です。
作中では、敵同士であるものの協力関係になります。
特にUBWでは和気あいあいとした2人のシーンが見られ、仲の良さが分かります。
二人の関係について詳しく見ていきましょう。
二人は同盟関係!
遠坂凛は、学園に衛宮士郎が残っているのを把握しないまま聖杯戦争を行います。
それによって、衛宮士郎は戦いに巻き込まれてしまいました。
この事をきっかけに、遠坂凛は衛宮士郎に聖杯戦争について教え、同盟関係を結ぶのです。
ときには彼と協力しながら、聖杯戦争に勝ち残っていきまます。
UBWではその後恋人関係に?
UBWでは、二人は恋人のような関係になります。
アニメ作中では、具体的に二人が告白し、付き合っていると公言するようなシーンは出てきません。
しかし、原作のゲームでは肉体関係になるシーンが登場し、恋人のような甘い雰囲気になる2人が描かれていることもあります。
また、UBWのラストで二人はロンドンにある「時計塔」へ魔術師の勉強をしに留学します。
一応ここでは、衛宮士郎は遠坂凛の「弟子」扱いとなっていますが、作中のヒロインの一人ですし、恋人関係と言っても過言ではないでしょうか。
遠坂凛が衛宮士郎を助けた理由とは?
作品を見ていて気になる点は、遠坂凛が衛宮士郎を助けた理由でしょう。
簡単におさらいすると、衛宮士郎は学園で行われた聖杯戦争に巻き込まれ、ランサーに殺されてしまう場面があります。この後、遠坂凛は倒れた衛宮士郎を発見し、赤い宝石のペンダントを使用して蘇生させるのです。
そのペンダントは遠坂家に伝わる貴重なもので、何故そんな大切なものを彼に使用したのか気になりますよね。
答えは、遠坂凛は前々から彼のことを気になっていたからです。
過去に衛宮士郎が放課後、一人で高跳びを練習していたところを遠くから眺めていました。
失敗しても、何度も挑戦しし続ける彼の健気さに、彼女は衛宮士郎に心を寄せていたのです。
遠坂は士郎のこと気になっていたんだね!
間桐桜とは血のつながった姉妹
遠坂凛は、間桐桜と実の姉妹なのです。
仲の良い姉妹でしたが、ある事情があり別々に暮らすことになります。
作中で二人が話すシーンはあまり見られませんが、お互いに姉妹なことを覚えています。
さらに、それぞれ思い合っている姉妹です。
二人が離れ離れになった理由
二人が離れることになった理由は、二人目の姉妹は忌避される存在だったからです。
後継者争いが発生する原因をなくすために、間桐家に養子として出されました。
この頃、間桐家では魔術回路を持って生まれた魔術師がいなく、陥落寸前でした。
魔術師の家系・間桐家を保持させるために、魔術の才能を持つ子供を埋める女性を求められ、桜が養子に出されたワケです。
2つの家系の協約により、二人が深く関わることは禁止されており、養子に出された後、関係が途絶えます。
桜のことを気遣う一面も
遠坂凛は、間桐桜が妹であることを忘れていませんでした。
特に、間桐桜にスポットが当てられる「Heaven’s Feel」では桜の姉らしい凛の姿が描かれています。
映画化もされているので、気になる方はチェックしてみてください。
遠坂凛の声優は植田佳奈さん
遠坂凛の声優は植田佳奈さんです。
大阪府出身の方で、関西弁で話すキャラクターを演じることがあります。
また、アニメキャラの他のドラマの吹き替えやナレーションをしたり、音楽活動をしていたりと幅広い活動をしています。
植田佳奈さんの代表作
植田佳奈さんの代表作は、「魔法少女リリカルなのは」シリーズの八神はやて。
なのはやフェイト、はやてなどの魔法少女が戦うシーンはどれも熱く迫力があります。
他の代表作は以下の通りです。
- 愛沢咲夜(ハヤテのごとく!)
- ユエル(グランブルーファンタジー)
- 宮永咲(咲-Saki-)
まとめ
遠坂凛が魔術師の才能に優れているのがよく分かりましたね!
お人好しやツンデレの性格が可愛いキャラクターなので、注目してみるといいかもしれません。
「Fate/stay night」の話によって、遠坂凛の活躍が変わっていくので詳しく気になる方は、ゲームをプレイしたりアニメを見てみたりしてください。
「Fate/stay night」を見てみたい方は見る順番に気をつけながら見ると、もっと楽しめますよ!
『Fateシリーズの見る順番 | 時系列や各作品のあらすじ・見どころを解説』で見る順番を解説しているので、気になる方は読んでみてください。
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