2020年秋アニメとして放送された「魔女の旅々」で主人公イレイナ旅立ちのキッカケとなったニケの正体を紹介しながら、彼女に与えた大きな影響の数々にも迫りたいと思います。
灰の魔女イレイナの詳細は以下の記事をご覧ください。

「ニケ」の正体はイレイナの母親

出典:アニメつぶやき速報!!
イレイナが幼少期の頃から愛読し続けてきた「ニケの冒険譚」の主人公ニケの正体から紹介していきたいと思います。
「ニケ」の正体はイレイナの母親
イレイナが魔女となって世界各地を旅立とうと決意したのは幼少期の頃から愛読していた本「ニケの冒険譚」シリーズから強い影響を受けたためです。
まだ幼いながらに自分の夢を話す娘に対して、母親からも「魔女にならないと・・・」と軽く返してきます。
実はイレイナの母親も“魔女”であると同時に現役の頃は世界各地を旅して回っていたのです。
そして「ニケの冒険譚」シリーズの主人公でもあります!
ここまでの時点で既に気づいた人も多いかと思いますが「ニケの冒険譚」シリーズはニケ(母親)自身が自分の旅先で出会った人々や出来事を書き綴った作品であり、まさに“冒険譚”というわけですね。
さらにフラン先生とシーラの師匠でもあった
ニケ(母親)こそが冒険譚の主人公であったことが判明しましたが、彼女の隠されていた正体はそれだけでは終わりません。
第1話でイレイナの師匠となってくれたフラン先生と第8話で訪れた「人形であふれた国」で出会ったシーラの師匠でもあったのです!
フラン先生の方とは特に仲が良く、イレイナもまた第5話で訪れた魔法学校で再会した彼女からもニケ(母親)とは現在でも連絡を取り合っていることを聞かされました。
第1話でイレイナが魔女を目指して弟子入りする前に、ニケ(母親)が夫婦揃ってフラン先生に「娘への修行内容について」の依頼をする場面がありましたが、これはただ単に「娘がお世話になるから・・・」というだけでなく、かつての“師弟関係”で仲の良い故に「気軽にお願いできる相手だから・・・」ということだったのでしょう。
第1話の詳細は以下の記事をご覧ください。
現役時代のニケの冒険譚

出典:アニメつぶやき速報!!
本作品の主人公はあくまでもイレイナであり、ニケ(母親)はあくまでも「主人公の母親」と「冒険譚の主人公」という立ち位置でしかありません。
しかし第7話の1本目「旅人が刻む壁」では、その「ニケ(母親)の冒険譚」の一部が描かれておりました!
「ニケ(母親)の冒険譚」の一部
第7話の冒頭ではこれまでとは少し異なり、幼少期のイレイナが母親に優しく包まれながら「ニケの冒険譚」を楽しく読んでいる場面から始まります。
その内容に書き綴られていた「壁で分断された仲の悪い2つの国」に着地したイレイナ(と思われた魔女)にお役人さんが声をかけてくると同時に「壁の向こう側の国に負けたくない!」とアピールしながら良いアイディアを求められますが・・・原作ラノベ版から追っている人やアニメ勢でも鋭い視聴者はこの時点で気づいたかもしれません。
第7話の詳細は以下の記事をご覧ください。

実はこのイレイナと同じ服装に身を包んでいた魔女こそが実は現役時代のニケ(母親)だったのです!
同じ服装や髪色であるものの毎週観るイレイナよりも身長が少し大きく、灰色の髪の毛も後方の縛り方(三つ編み)も少し違っておりました。
そんなニケ(母親)はお役人さんからナイフを借りるものの「どうするつもりなのか?」と質問されます。
ニケ(母親)「こうするのよ・・・」
ナイフを使って壁に文字を刻んでは驚かせますが、これが後に「壁を壊して2つの国を統一させる」ことにつながっていきます。
それからは10数年後という形で現代の時系列に戻ると同時にサヤが同じ国に訪れてくるストーリー展開になりますが・・・ここまでの時点で気づいたことも1つあります。
それはこの国を訪れた時のニケ(母親)はイレイナと同じ“魔女”の衣装を身に包んでいたものの・・・魔法を一切使っていなかったんですよね!
出来ることなら派手に魔法をぶちかましてくれるような描写も見て見たかったですよね。
イレイナ来訪の時点で正体も確定に!
そしてサヤより一歩遅れる形でイレイナも到着しますが、あのお役人さんからは顔見知りとして懐かしい再会として声をかけられたものの、彼女の方は自分がなぜ初対面の高年男性から親しげに話しかけられているのかさえ分からない状況でした。
お役人「旅の魔女どの、10数年ぶりじゃのう!」
イレイナ「私のことをご存知なのですか?」
お役人たちにとっては懐かしくてもイレイナの方にとっては初対面であるために、お互いの会話に食い違いが生じます。
お役人「顔立ちがあの時より“幼く”なっておる!なんだ、別人か・・・」
このお役人たちが10数年前に出会ったニケ(母親)は、この時のイレイナよりも“年齢が上”の時期だったようですね。
それにしてもお役人さん・・・一度はニケ(母親)と認識しながら声をかけたのだから、イレイナの姿を見た時に彼女の娘であることを全く考察することなく”別人”と割り切ってしまうとは少し寂しいものがありますよね。
イレイナが訪れた時には、かつてのニケ(母親)やサヤによるアイディアの影響もあって壁そのものが完全に取り壊されてしまっていた状況でしたが、そこで1個だけ購入した“瓦礫のお土産”に意味深な文字が刻まれていることに気づきます。
コメント
フラン先生の場合はそのまま売られてた気が、、、(違かったらスミマセン)
コメントありがとうございます。
この部分に関しては説明が足りていなかったようですね、すみません・・・。
文章を少し補足しました。