『ヴィンランド・サガ』は、11世紀の北ヨーロッパとその周辺が舞台の漫画です。
原作漫画は2022年11月時点で26巻まで販売されており、2019年の9月時点で累計発行部数は550万部を超えており、大人気作といっても過言ではありません。
アニメでは戦闘シーンの迫力ある作画が素晴らしく、登場人物の表情も生き生きとしています。
そんな『ヴィンランド・サガ』の2期はいつなのか。また、アニメの続きは原作の何巻からなのかを紹介していきます。
『ヴィンランド・サガ』2期はいつ放送される?
アニメ『ヴィンランド・サガ』2期は、2023年1月9日に放送が開始します!
1期は2019年なので、だいたい4年ぶりですね。
『ヴィンランド・サガ』公式サイトでは、すでにキュービジュアルが公開されています。
ここでは、2期のあらすじ以外にも、制作スタッフや登場人物も公開されています。
公式サイトでの2期あらすじは以下の通りです。
新たな千年紀を迎えたデンマーク・ユトランド半島南部。
仇敵・アシェラッド亡き後、
生きる目的を失ったトルフィンは、
「奴隷」として地主・ケティルに買われ、
彼が所有する農場で開墾作業に従事していた。
そこで、同じく奴隷の身分へと堕ちた青年・エイナルとの出会いをきっかけに自らが犯した罪と向き合い、
生きる意味を見出していく。
一方、イングランド王に即位したクヌートは
「楽土」の建設に向けて、
さらなる版図の拡大を目論んでいた。
これは“本当の戦士の物語”。
プロローグのその先にある
“償いと救済の物語”。 TVアニメ「ヴィンランド・サガ」公式サイトTVアニメSEASON2制作決定!SEASON1はAmazon Prime Video・Netfilx・ひかりTVにて好評配信中!Blu-ray BOX全4巻好評発売中!講談社『アフタヌーン』にて連載中のTV アニメ「ヴィンランド・サガ」公式サイト。
『ヴィンランド・サガ』アニメ1期までのあらすじ

出典:Twitter
1期では、漫画の1巻~8巻までがアニメ化されました。
『ヴィンランド・サガ』は、プロローグ、幼少編、ブリテン編、奴隷編、繋がれたアジサシ編、北海横断編と大まかに分けて6個の章で構成されています。
ここでは、アニメ1期で放送された範囲のプロローグと幼少編、ブリテン編のあらすじを簡単に紹介していきます。
プロローグ
プロローグは、漫画の第1話と第2話です。
『ヴィンランド・サガ』の舞台である11世紀初頭の西ヨーロッパ。フランク王国領でのお話です。
この時代、ヨーロッパのあらゆる海や川に出没する北の蛮族ヴァイキングは人々から恐れられていました。
そして、物語はヴァイキングの仲間たちがとある戦いに乗じて参戦する場面から始まります。
ヴァイキングの仲間はアシェラドという男に指揮されている兵団であり、その中にはひとりの少年がいました。
彼の名前はトルフィンです。
トルフィンは敵の指揮官の首を取り、大きな功績を挙げました。
そして、彼はその褒賞として、アシェラドとの決闘を申し込みます。
幼少編
プロローグが終わると、物語は10年前にさかのぼります。
アニメではここから物語が始まります。
舞台は西暦1002年のアイスランド。
そこに、トルフィンは父親のトールズ、母親のヘルガ、姉のユルヴァと貧しいながらも穏やかに暮らしていました。
そんなある日、平和な日々を壊すように一隻の軍船が出現。
その船には、北海最強と名高い傭兵団ヨーム戦士団のフローキが乗船していました。
フローキは、トールズに帰隊するよう求めます。
もともとトールズは”戦鬼(トロル)”の名で恐れられており、ヨーム戦士団の隊長を務めていました。
ですが、戦うことに嫌気がさしたトールズは、妻子を連れて出奔しました。
その脱走の罪を無かったことにする代わりに、イングランド戦線に向かうよう命令されます。
アイスランド住民を人質に取られたため、トールズはそれを了解。
彼の友人レイフとともに、中継地点のフェロー諸島を目指します。
このとき、冒険への憧れを抱いていたトルフィンも一緒について行ってしまいました。
いよいよフェロー諸島にたどり着いたトールズは、彼を暗殺しようとするアシェラド兵団に命を狙われます。
トールズはアシェラドと決闘し、見事勝利。
しかし、トルフィンを人質に取られてしまい、最終的にトールズは死亡します。
そして、トルフィンは父の仇を打とうと、アシェラドに復讐しようと決意し、アシェラド兵団の船に乗り込みました。
ブリテン編
このブリテン編では、トルフィンがアシェラッド兵団の一員になりました。
もともとは父トールズの敵討ちが目的でした。
そして、トルフィンはアシェラッドに決闘を申し込みます。
しかし、子供のトルフィンにはアシェラッドに手も足も出ず敗北。
その後も同じ船で過ごすようになりました。
それから時は流れ、トールズやアシェラッドには及ばずも、徐々に力を付けていきます。
このころ、アシェラッド兵団は、スヴェン王のイングランド攻略線に参加。
その斥候として活躍し、敵将も討ち取れるようになったトルフィンは、その報酬としてアシェラッドと決闘を申し込みました。
それ以降もトルフィンは彼に敵うことはありませんでしたが、確実に成長していきました。
ですが、ロンドンを攻めた際に現れたトルケルに敗北し、イングランド攻略の本隊はロンドンを離れます。
このとき、スヴェン王の第二王子クヌートはトルケルたちの軍勢により捕まってしまいます。
名を挙げる良い機会だと考えたアシェラッドは、本隊に無断でクヌートを奪還しました。
その過程で、部下の裏切りやトルケルの猛攻による混乱でアシェラッドの兵団は壊滅。
最初は気弱な青年だったクヌートも、信頼していたラグナルが死亡したことで王としての資質に目覚めました。
その後、トルケルだけではなく、アシェラッドとトルフィンたちも従軍させました。
新たに軍勢を率いるクヌートは、自身を切り捨てたスヴェン王に反旗を翻し、スヴェン王に謁見します。
王との謁見を果たし、見事自身の派閥を得たクヌートでしたが、スヴェン王はアシェラッドの故郷ヴェールズへ進軍しようとします。
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