『名探偵コナン』にはさまざまな犯人が登場します。
犯人の中には、悲しい過去を背負う人物もいれば、同情できないほどクズな犯人もいます。
この記事では、クズな犯人と同情できる犯人をランキング形式で紹介していきます。
「名探偵コナン」のクズな犯人ランキングTOP10
第1位:五島緑(いつしま みどり)
五島緑は「消えた凶器捜索事件」に登場する犯人です。
コナンファンなら知らない人はいないほど有名な事件と言えます。
その理由は、「ハンガーを当てられたから」という動機で起きた事件だからです。
犯人が発覚した際には、目暮警部が「そんなくだらん理由でひとりの命を奪ったんですか」と怒りを露わにしました。
実際には積年の恨みが引き起こした事件ですが、動機がハンガーという言葉が面白かったためか、ネットでも話題になりました。
第2位:戸叶研人(とがのう けんと)
戸叶研人は、「ホームズ・フリーク殺人事件」に登場する犯人です。
戸叶の動機は、「シャーロック・ホームズの考察が自分の考えと違うから」です。
戸叶は、ホームズの考察本に書かれていた「アイリーン・アドラーがホームズをあざ笑っていた」という内容に我慢できませんでした。
自分の考えと違うという身勝手な理由で関係者を全員殺害しているので、非常に身勝手で悪質な犯人だといえます。
第3位:道脇正彦(みちわき ただひこ)
道脇正彦は「園子のアブない夏物語」に登場する犯人です。
道脇の動機は、「茶髪の女性が憎いから」です。
道脇は茶髪だった恋人にフラれたことで、その恋人を刺し殺してしまいます。
しかし、恋人を殺しても殺意は収まらず、茶髪の女性ばかりを狙って連続殺人を行っていました。
「名探偵コナン」では、道脇のように連続殺人を犯す人物は珍しいため、凶悪でクズな犯人だと話題になりました。
第4位:立花志乃(たちばな しの)
立花志乃は、「言えない目撃者」に登場する犯人です。
立花の動機は、「チャラチャラした若者が世の中を汚しているから」です。
コナンでは、悲惨な過去から殺人の罪を犯す人物がいます。
しかし、立花の場合はただの偏見で人を殺しているため、その凶悪さがわかります。
第5位:葉坂皆代(はさか みなよ)
葉坂皆代は、「弁護士妃英理の証言」に登場した犯人です。
その動機は、「元カレの髪型が気に入らなかったから」です。
彼氏をタレントの女性に取られて、髪型も変わっていました。
美容師として彼氏の髪を切ってきた葉坂は、彼氏の永作を殺害しました。
実は、恨んでいたのはタレントの方で、永作のことはあまり恨んでいないようでした。
動機がかなり短絡的なので、なかなか悪質な事件ですね。
第6位:ローズ・ヒューイット
ローズ・ヒューイットは、「工藤新一NYの事件」に登場した犯人です。
動機は、「天使の役を他の人が演じるのが耐えられなかったから」です。
ローズは俳優のヒース演じるミカエル(天使)を愛していました。
そのヒースが降板だと知ったローズは、彼を天使のまま封印したかったと言いヒースを殺害します。
第7位:春日輝彦(かすが てるひこ)
春日輝彦は、「少年探偵団遭難事件」に登場した犯人です。
その動機は、「ずっとお坊ちゃまでいたかったから」です。
春日は、父が紹介した令嬢と婚約するために、現在付き合っていた女性を殺害しました。
あまりに身勝手な動機であり、コナンや蘭も憤りをあらわにしました。
第8位:宇田川克己(うたがわ かつみ)
宇田川克己は、「米花ポン出血大サービス」に登場する犯人です。
動機は、「店のお金を横領していたのがバレたから」です。
宇田川は自身の横領を知った下村を殺そうとしますが、このままでは自分が疑われてしまうと考えました。
そのため、神崎を狙った殺人の誤爆として下村を殺害しようと計画します。
幸い、被害者の下村は一命をとりとめましたが、犯人は「もっと深く刺しておけば」と反省の色をまったく見せませんでした。
被害者側になんの落ち度もない事から、犯人のクズさがわかりますね。
第9位:田口哲雄(たぐち てつお)
田口哲雄は、「憎しみのフライパン」に登場する犯人です。
田口の動機は「会社が欲しかったから」です。
大村と古城という男性がおり、その2人がいなくなれば会社を自分のものにできるという思いで殺人を犯しました。
さらには、偽の遺書を用意して2人が殺し合ったように工作しました。
いくら会社を自分の物にしたいからと言っても、2人を殺害しようとしているので相当クズな犯人だと言えます。
第10位:田中貴久恵(たなか きくえ)
田中貴久恵は「奇術愛好家殺人事件」に登場する犯人です。
貴久恵の祖父「春井風伝」はマジシャンでしたが、脱出マジックに失敗して死亡してしまいます。
この事故の後、春井のサイトに不謹慎なコメントが投稿されました。
そのコメントには「(^^;)」という顔文字が付いており、貴久恵は祖父を侮辱されたと感じます。
それが原因で、貴久恵はコメント投稿者2人を殺害しました。
顔文字が原因であり、くだらなく感じる事件ではありますが、こうしたネットの発言が人を傷つける場合があります。
これは原作でもある事件なので、原作者はネットでの発言は気を付けようと伝えたかったのかもしれませんね。
最高に犯人がクズ過ぎた「ハンガー事件」
【コナン1日1犯人】五島緑。135話「消えた凶器捜索事件」犯人。ご存知、ハンガー回。自身の経営する美容院の美容師の引き抜きをひき止めた所、断られたため殺害。殺人動機を「ハンガーを投げつけられたから」と話し、目暮警部にえらく怒鳴られた。 pic.twitter.com/22fUy3i5
— コナン犯人bot (@hannin_bot) January 20, 2013
「ハンガー事件」の犯人は五島緑
名探偵コナンの中で、酷すぎる動機として挙げられる「ハンガー事件」
その犯人は、上で紹介したように五島緑です。
本来のタイトルは「消えた凶器捜索事件」であり、アニメオリジナルのストーリーです。
五島は被害者に投げられたハンガーを用いて殺害しました。
コメント
ハンガーの回は、セリフが強調されてるからそこに目が行きがちですが、別にハンガー投げられた は直接の動機ではありませんよ
裏切られたところに、物を投げられたのが引き金になっただけです
追記で
悲しい事件の中に、サッカーの試合の帰りに電車で刺殺事件が起こった回の犯人、大葉さん
あと令嬢殺人の一枝さんも あって良いのでは
前者は、兄がサッカーの悪質ブロガーに、”ブログでいちゃもんつけられた”という理由だけで蹴り落とされ、死亡
後者は、彼が愛していた人が、波が荒れて島に遭難したお嬢様を助けるために向かった際、もう1人の男と2人で助かるために、救命具を奪って海につき落とされ、死亡しています