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【怪獣8号】原作の全巻ネタバレ解説 | 謎や伏線回収なども考察

怪獣8号

『怪獣8号』は、松本直也先生が作った人気漫画作品で、2020年夏から「少年ジャンプ+」で連載中です。「怪獣と戦う」という王道テーマながらも、多くのコメントが寄せられるほどの大人気ぶりを見せています。

作品の人気と連載が続く中で、コミックス最新巻(第5巻)の発売日も発表されており、最近になって本作品に興味を持ち始めた人達も多いかと思います。

そうした人達のために、『怪獣8号』のコミックス全巻のネタバレ記事を作成いたしたました。

本作品の人物相関図は「怪獣8号の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事を参照ください。

怪獣8号の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説
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  1. 【1巻のネタバレ】日比野カフカの怪獣化・再起を賭けた入隊試験
    1. 日比野カフカの”怪獣化”で、物語が大きく動き始める
    2. 再起をかけた入隊試験・最終試験後にアクシデント勃発
  2. 【2巻のネタバレ】初任務で市川レノと古橋伊春が奮闘
    1. カフカが入隊できたのは副隊長(保科宗四郎)のおかげ
    2. 初任務で披露された隊長(亜白ミナ)の遠距離狙撃
    3. 怪獣9号を前に、市川レノと古橋伊春も奮闘
  3. 【3巻のネタバレ】立川襲撃戦で四ノ宮キコルが本領発揮
    1. 怪獣8号の絶大な強さで、怪獣9号を圧倒
    2. 激闘に次ぐ激闘、保科宗四郎の刀伐術に苦戦
    3. 専用武器を持ったことで、四ノ宮キコルも本領発揮
  4. 【4巻のネタバレ】怪獣10号との死闘・正体がバレたカフカに迫る危機
    1. 怪獣10号との死闘で、保科が限界を超える
    2. 大切な仲間たちを守るため…カフカが正体をバラす
    3. 連行される直前に、お互いが”両想い”であることが判明
    4. 連行先で待っていたのは、四ノ宮長官による”怪獣8号の処理”
  5. 原作コミック5巻の発売日が確定・5巻の内容をネタバレ紹介
    1. 長官との戦闘中、カフカに起きた異変
    2. 決着後、四ノ宮長官から下された結果とは
    3. 鳴海弦も本格的に参戦 | キコルをも唸らせる実力
    4. さらに進化した怪獣9号が複数で出現
    5. 再戦中、四ノ宮キコルの過去が判明
  6. 『怪獣8号』6巻の発売日はいつ?
    1. 6巻は2022年3月4日に発売予定
  7. 謎や伏線回収について考察
    1. カフカの”怪獣化”も仕組まれていた?
    2. 怪獣6号の適合者は誰が選ばれる?
    3. 怪獣たちの正体・目的
    4. 怪獣9号の正体は人間の可能性が高い
  8. まとめ
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【1巻のネタバレ】日比野カフカの怪獣化・再起を賭けた入隊試験

【怪獣8号】原作の全巻ネタバレ解説 | 謎や伏線回収なども考察

(怪獣8号第1巻 松本直也/集英社)

本作品での日本は、怪獣が出現する世界。
“怪獣大国”とまで呼ばれる程に、怪獣の発生率も指折りな状況が長年にも渡って続いています。

物語は、一度は防衛隊員になる夢を諦めた主人公・日比野カフカが怪獣との戦闘…ではなく、第3部隊の隊長(亜白ミナ)が倒した怪獣の後処理という、日の当たらない場所での仕事に奮闘するところから始まります。

日比野カフカの”怪獣化”で、物語が大きく動き始める

主人公・日比野カフカは幼少期に、幼馴染の亜白ミナと一緒に「日本防衛隊に入ること」を誓い合ったものの、彼だけが試験に落ち続けました。その結果、夢を諦めて「モンスタースイーパー」“清掃業者”として働いていました。

一方、一発で合格した亜白ミナの方は第1話の時点で、既に”第3部隊の隊長”という高い地位と人気を手に入れて、怪獣たちの殲滅に勤しんでいます。

完全に夢を諦めていたカフカですが、同じ清掃会社に新人アルバイトとして入ってきた市川レノとの出会いがキッカケで、人生が大きく変わっていきます。

市川レノを指導する中、大型怪獣に襲われて2人一緒に同じ病室に入院します。隣同士のベッドで寝ている中、市川レノは必死に自分だけを逃して守ろうとしてくれたカフカに対して、お礼を言うと同時に「やはり防衛隊員になるべきだ」と強く促します。

その時に、小さめサイズの虫型怪獣カフカの体内に入って寄生され、「怪獣化」してしまいます。

怪獣になってしまったカフカと、怪獣化したカフカを見たレノ。お互いに驚く中、他の入院患者から通報されては即効で逃げ出します。

しかし、逃げている中で大型怪獣の気配を察した怪獣8号(カフカ)が、襲われている女の子を助けるために迎撃に入ります。そして、拳の2発だけで殲滅したのです。

カフカ「俺、やっぱ諦めない…アイツ(亜白ミナ)の隣に行かなきゃなんねぇ」

怪獣化を代償にして強大な力を得たカフカは、市川レノに対して、再び夢に向かって進んでいく決意を表明します。

日比野カフカ(怪獣8号)のキャラクター性や強さ・能力の詳細は「【怪獣8号】日比野カフカ変身後の強さと能力・弱点 | 亜白ミナとの恋愛関係は?」の記事を参照ください。

【怪獣8号】日比野カフカ変身後の強さと能力・弱点 | 亜白ミナとの恋愛関係は?
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再起をかけた入隊試験・最終試験後にアクシデント勃発

【怪獣8号】原作の全巻ネタバレ解説 | 謎や伏線回収なども考察

(怪獣8号第1巻 松本直也/集英社)

「怪獣化」がキッカケで、一度は諦めた夢を取り戻そうと再起したカフカ市川レノと一緒に入隊試験を受けに行きます。(ちなみにカフカの場合は年齢的に、この試験がラストチャンスでした)

しかし、試験会場には四ノ宮キコルを始めとし、優秀な優秀な人材ばかりが集まっています。

さらに、カフカだけが体力試験で皆についていけません。それどころか、実戦試験を前に着用させられた専用スーツによる解放戦力で“0%”という、史上最低な数値を出してしまいます。

つまり、「試験結果的にはカフカは全く役に立たないことが証明された」ということです。

しかも、最終試験(実戦)の中でも良いところはほとんどキコルたちに持っていかれてしまいます。良いところを見せられないまま終わってしまいますが、その最終試験が終了した直後に思いがけないアクシデントが勃発します。

最終試験の中でも目覚ましい活躍ぶりを見せたことで得意気になっているキコルの前に、これまでとは全く異なるタイプの人型怪獣(怪獣9号)が現れます。その怪獣9号を前に、キコルでさえアッサリと倒されてしまうのです。

重傷を負わされて動けないキコルが、怪獣9号の能力で蘇った大型怪獣たちの餌にされそうな危機を、怪獣化したカフカが間一髪のところで助けに来ます。

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【2巻のネタバレ】初任務で市川レノと古橋伊春が奮闘

【怪獣8号】原作の全巻ネタバレ解説 | 謎や伏線回収なども考察

(怪獣8号第2巻 松本直也/集英社)

キコルのピンチに駆けつけた怪獣8号(カフカ)は、圧倒的な力で怪獣9号が蘇らせた大型怪獣たちを瞬殺します。

そして気になる“試験結果”も発表された中で、レノキコルは合格し、カフカ“候補生”として入隊を果たしたのです。

カフカが入隊できたのは副隊長(保科宗四郎)のおかげ

怪獣9号によるアクシデントが勃発したものの、怪獣8号(カフカ)の活躍により、何とか沈静化されました。

それでも、カフカの試験結果は完全に”不合格”。
本来は入隊できずに終わるはずでした。

そんなカフカが”候補生”として入隊できたのは、副隊長(保科)が目をつけていたためです。

隊長(亜白ミナ)たちの前では”お笑い要員”として、ふざけた感じで話していますが、内心では最終試験後に発生した異変やフォグニチュードにカフカが関係していることに気づいていました。

保科がカフカを入隊させたのは、自分の側に置いて正体を突き止めるためだったのです。

初任務で披露された隊長(亜白ミナ)の遠距離狙撃

第3部隊への入隊を果たしたカフカ達が日々の鍛錬に励む中、相模原に現れた超大型怪獣を殲滅すべく、部隊総員で出動します。

キコルや出雲ハルイチたちが並みの怪獣たちを殲滅していく中、カフカもまた清掃員として培ってきた“解体能力”を駆使して核の位置を暴きます。

そうした中で、皆とは離れた位置でスタンバイしていた亜白ミナ得意の遠距離狙撃で、1番の目標とされていた超大型怪獣を殲滅します。

怪獣9号を前に、市川レノと古橋伊春も奮闘

【怪獣8号】原作の全巻ネタバレ解説 | 謎や伏線回収なども考察

(怪獣8号第2巻 松本直也/集英社)

隊長(ミナ)の遠距離狙撃で超大型怪獣を倒した時点で、カフカたちの初任務がこれで終わったと思われた矢先…あの怪獣9号が再び出現し、カフカたちと別行動を取っていた市川レノと古橋伊春の前に姿を現します。

しかも、この時はタイミング悪く怪獣9号が“人間の姿”に化けていたため、2人も不意を突かれてしまいます。

すぐに援軍を呼ぼうとするレノですが、怪獣9号が張っている“結界”のせいで自分達の通信を妨害されてしまい、助けを求めることもできません。

そんな状況の中でもレノは臆することなく、怪獣9号から連発されてくる衝撃波を紙一重で避け続けます。そして一緒にいた古橋伊春も、そんなレノの姿を見てライバル心を抱きながら立ち上がります。

しかし、この2人がどんなに頑張っても怪獣9号の持つチート級な能力や強さに敵うはずもなく、奮闘するも空しく倒されてしまいます。

2人とも立ち上がれず、まさに絶体絶命な状況の中…彼らを心配して駆けつけてくれたカフカが“怪獣8号”に変身した状態で救ってくれます。

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【3巻のネタバレ】立川襲撃戦で四ノ宮キコルが本領発揮

【怪獣8号】原作の全巻ネタバレ解説 | 謎や伏線回収なども考察

(怪獣8号第3巻 松本直也/集英社)

初任務中に、怪獣9号の前で敗れた市川レノと古橋伊春の大ピンチに駆けつけてくれたのは怪獣の姿に変身したカフカでした。

そこから間髪入れず、人型怪獣同士による激闘が始まります。

怪獣8号の絶大な強さで、怪獣9号を圧倒

レノや古橋の時には力を抜いていた怪獣9号でしたが…怪獣8号に対しては、始めから手加減なしで攻撃を始めます。

怪獣8号レノを少し離れた位置まで移して休ませている間に力を溜めていた怪獣9号から放たれた衝撃波は、先までとは比べものにならない大きさ強さを見せつけます。

しかし怪獣8号の方は複数もの衝撃波を“雄叫び”だけでかき消した上、怪獣9号が張った”死骸の壁”をも軽く引き裂いてしまいます。

そこから急接近すると同時に、猛烈な殴り合いが始まります。怪獣8号が放つ拳の乱打は圧倒的な速さと強さにより、9号の方は修復すら追いつきません。

怪獣8号「ぶち抜くから、歯くいしばれ!」

怪獣9号の核が胴体にあることを見抜いており、その部位に対して強烈な拳を繰り出して吹っ飛ばして圧倒しますが、それでも完全に殲滅するには至りませんでした。

なんとか怪獣9号を追い詰め、トドメを刺そうとする怪獣8号。しかし、イミング悪く隊員たちに目撃されて、狙われてしまいます。

怪獣9号は、その隙をついて逃げてしまいました。隊員たちから狙われた時、まだ人型怪獣の姿だったため、カフカ自身が「怪獣8号」と認定されてしまいます…。

激闘に次ぐ激闘、保科宗四郎の刀伐術に苦戦

怪獣9号からは逃げられ、自身も同じ“敵”と認定された怪獣8号(カフカ)も、隊員たちから追われる身となってしまいます。

並みの隊員たちからは逃れたものの、一難あってまた一難とはよく言われるように、副隊長(保科宗四郎)が待ち構えていました。カフカとは違い、保科怪獣8号の正体が自分の部下であることなど、知る由もありません。

保科「ウチの隊員が世話になったようやな…」

通信で隊員たちに”怪獣8号の居場所”を伝えた直後、自身の得意とする「保科流刀伐術」を駆使して猛攻撃をかけてきます。

あまりの瞬速についていけないだけでなく、二刀の短剣による刀伐術は、怪獣8号の強硬な皮膚すら簡単に切り裂いてしまいます。

上司相手に手を上げられないカフカは次第に追い詰められますが、前巻で彼に伝えた”核の場所”を狙ってくるだろうと予想し、保科の短剣を止めると同時に、それだけを狙って壊します。その反動で保科が両手が痺れて動けなくなった隙をついて、何とか逃げ切ったのです。

冒頭から始まる怪獣9号との始まり、それが終わっても間髪入れずに副隊長との戦闘まで強いられる展開は、まさに「激闘に次ぐ激闘」であり、読み始めたら最後…この場面まで一気に読み進めてしまうでしょう。

保科宗四郎の強さやカッコ良さ・カフカとの恋愛関係性(?)の行方は「【怪獣8号】保科宗四郎がかっこいい| 強さや専用武器について解説」の記事を参照ください。

【怪獣8号】保科宗四郎がかっこいい| 強さや専用武器について解説
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専用武器を持ったことで、四ノ宮キコルも本領発揮

【怪獣8号】原作の全巻ネタバレ解説 | 謎や伏線回収なども考察

(怪獣8号第3巻 松本直也/集英社)

保科から何とか逃げ切った後に人間の姿に戻れたカフカを、キコルが心配しながら支えてくれます。

あまりにも色々なことがありすぎた初任務も本当の終わりを迎え、隊員たちは暫し憩いの時間を過ごします。そして宿舎内で市川レノと古橋伊春の退院祝いを行う中、この時に保科から告げられる形で、ついに「正式な隊員」になれたのです。

しかし、そうした安らぎな時間も長くは続かず、今度は怪獣たちの方から奇襲をかけてきます。

翼竜怪獣の群れに囲まれた立川基地の中で隊員たちが迎え撃ちますが、これまでの小型や大型には見られなかった“連携攻撃”により早くも苦戦させられます。

驚きと恐怖感で動けなくなる隊員たちですが、そんな中で巨大斧を持った四ノ宮キコルが割り込んでは、颯爽と倒してしまいます。

キコル「圧倒的なパワーで、正面からブチ抜けばいいのよ!」

この巨大斧はキコル“専用武器”として作られた特別性であり、その後も「隊式斧術」を駆使しながら怪獣たちを叩き潰すように倒していきます。

一方、別の場所で、保科と怪獣10号による戦闘も始まります。

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【4巻のネタバレ】怪獣10号との死闘・正体がバレたカフカに迫る危機

【怪獣8号】原作の全巻ネタバレ解説 | 謎や伏線回収なども考察

(怪獣8号第4巻 松本直也/集英社)

翼竜怪獣たちによる突然の襲来により、立川基地は戦場と化します。

四ノ宮キコルたちが大勢の怪獣たちを倒す中、親玉である怪獣10号には保科が迎え撃ちますが、これまでの相手とは桁違いな強さと速さに対して苦戦を強いられます。

怪獣10号との死闘で、保科が限界を超える

怪獣10号に苦戦させられながらも、保科流刀伐術の「六式・八重討ち」で倒せたかのように思えたのも束の間。怪獣9号すら上回るスピードで肉体を修復させ、巨大化します。

その結果、怪獣10号のフォグニチュード9.0にまで上昇しました。

もはや保科1人だけで手に負える相手ではない上、巨大化した怪獣10号からの強烈な拳攻撃をマトモに喰らった直後に専用スーツの“全開放”も解けてしまいます。

本来ならば、もう動くことすらできない程の大重傷を負った保科から、出し惜しみなく刀伐術を連発するものの、巨大化した怪獣10号には殆ど効果がありません。

その末に、怪獣10号に捕まり握り潰されてしまいそうなりますが、その瞬間に亜白ミナ巨大機関砲から放たれた砲弾が怪獣10号に炸裂します。しかし、それを受けても倒すことはできず、開放された保科と駆けつけてきたキコルの2人で撹乱攻撃を始めます。

ミナ「今度は、私が射抜く番だ!」

そう叫びながら放った2撃目で見事に怪獣10号を倒しました。しかし、戦いはまだ終わっていなかったのです…。

大切な仲間たちを守るため…カフカが正体をバラす

死闘の末にミナの攻撃で何とか怪獣10号を倒せましたが、戦いはまだ終わったわけではありません。怪獣10号が倒される前に放った”断末魔”により呼び出された「超巨大余獣爆弾」が立川の空を埋め尽くすと同時に、上空から落下してきます。

もしも、あの巨大爆弾がそのまま落下しようものなら想像すらつかない程の大爆発を起こすと同時に第3部隊の者たちはおろか、立川そのものが消滅してしまいます。

カフカ「すいません、保科副隊長…怪獣8号です!」

大切な仲間たちを守るため、カフカが単身で超巨大余獣爆弾が落下してくる地点まで走ります。

この時はまだ”部分変身”だけに留めて人間の姿を保っていたものの、あまりにも大きな余獣爆弾を食い止めるためには、彼自身も全力を出さざるを得ず、ミナや保科、そして同じ隊員たちの前で”怪獣8号”の姿に変身して、自ら正体をバラしてしまいます。

ただ、全力を込めた強烈な拳攻撃で爆弾を再び上空に上げた中で爆発させたため、仲間や基地、そして街を守ることには成功しました。

ミナ「あれが…カフカくん?」

ミナを始め、隊員たちが自分達の敵と認定していた怪獣8号の正体が、同じ隊員(カフカ)であることを知らされて驚愕します。そして、カフカは身柄を拘束されてしまいます。

連行される直前に、お互いが”両想い”であることが判明

【怪獣8号】原作の全巻ネタバレ解説 | 謎や伏線回収なども考察

(怪獣8号第4巻 松本直也/集英社)

怪獣8号の正体がカフカであることに驚きとショックを隠せない隊員たち。隊長のミナは、すぐに近寄ると同時に銃口を剥けながら、人間の姿に戻ったカフカを拘束します。

この件は、本部にもすぐに報告され、長官である四ノ宮功から「カフカの引き渡し」を命じられます。ミナに連れられる形で本部まで連行されるカフカの前に、レノが待っていました。

レノから戻ってくることを信じていると言われ、ミナからも本心を伝えられます。

軍用車の中で向かい合いながら座る中で、カフカからもミナに対して質問すると…

カフカ「俺はまだ…お前の隣、目指していいのかな?」
ミナ「うん、ずっと待ってる

カフカからの質問には、ミナも隊長ではなく“幼馴染同士”としての優しい笑顔で答えてくれました。

この時の表情や答え方こそ、ミナの方もカフカのことを想い続けている証であり、この2人が実は今でも“両想い”であることが判明した瞬間です。

亜白ミナの強さや可愛さ・カフカとの恋愛関係の行方は「【怪獣8号】亜白ミナの強さや専用武器について解説」の記事を参照ください。

【怪獣8号】亜白ミナの強さや専用武器について解説
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連行先で待っていたのは、四ノ宮長官による”怪獣8号の処理”

カフカが連行された先は、江東区にある”有明りんかい基地”でした。

監禁中のカフカの前に、長官である四ノ宮功(キコルの父親)が現れた瞬間、銃を発射して攻撃してきます。

四ノ宮長官「生身で弾丸を受け止める人間は、この世界では“人間”とは呼ばないのだ」

彼はカフカのことを人間や隊員でなく怪獣としか見ておらず、カフカの“処分”にかかります。

拘束を解かれて動けるようになれたカフカは、自分が人間であることを証明するため、部分変身までに留めた状態で迎え撃つも、それで食い止められるような甘い相手ではありません。

「かつて防衛隊史上最強の男」と呼ばれた強さは現在であり、怪獣2号から作られた専用スーツを着た長官は、鬼神の如き強さと速さで容赦なくカフカへの攻撃を続けていきます。

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原作コミック5巻の発売日が確定・5巻の内容をネタバレ紹介

最新巻となる第5巻が、2021年12月3日に発売されることが発表されました。

この巻の最も高い見どころとは、「現日本最強の男」と呼ばれる、第1部隊の隊長鳴海弦が初登場および本格的に参戦する点にあります。

では、5巻に収録されるであろう本編の物語や展開をネタバレも大きく含む形で紹介していきます。

長官との戦闘中、カフカに起きた異変

人間であることを証明するため戦っていたカフカに、長官から強烈な攻撃が炸裂します。

処分と称された戦闘を副長官たちと一緒に見ていたキコルがカフカの名前を叫ぶ中、彼の意思と関係なく怪獣化しています。

自分の意思とは真逆の出来事に戸惑うカフカの前に、第1話で彼の体内に入って寄生していた虫型怪獣(通称:ミツケタ君)が目の前に現れます。

虫型怪獣「カイジュウ…コロス」

この台詞に反応するかのように、完全に怪獣化した上に巨大化までしたカフカからの猛反撃が始まります。怪獣8号から放たれた、変則的な“自己破壊攻撃”により形成逆転しますが、これはカフカの意思を無視した戦い方でした。

暴走が続く中、長官の全身を掴んでは壁に叩きつけて大ダメージを負わせますが、このまま続けば勝敗や処分どころか、2人とも死んでしまいます。一方、怪獣8号の体内に取り込まれてしまったカフカも、虫型怪獣に食われそうになりますが、その時にキコルからの叫びが聞こえます。

キコル「怪獣なんかに負けてんじゃないわよ、バカカフカァ!」

叫び声と同時に、カフカの脳裏にはミナの顔と、別れ際に言われた台詞が蘇ります…。その瞬間、怪獣8号の手が長官を放し、自らの胸部を殴り、怪獣の面の下から“カフカの顔”が現れます。

カフカ「俺は怪獣8号じゃない日比野カフカだ!」

自分の強い意思を貫き通した結果、カフカの中にいる怪獣にうち勝ち、まさに自分が「人間であること」を長官たちの前で証明したのです。

決着後、四ノ宮長官から下された結果とは

自らの意思で怪獣にうち勝ったカフカですが、怪獣8号の体内から生還したと同時に倒れてしまいます。そんな彼の周りを取り囲んでいた鳴海弦に対して、四ノ宮長官から武器をおさめるように命じます。

カフカの前に現れた時は”処理”と宣言していましたが、内心ではカフカに対する期待もあったのです。その結果、すぐに医療班に命じて、倒れたカフカの収容を命じます。

長官「8号は目下、兵器化せず“戦力”とする」

それはカフカを今後も防衛隊員として、敵の怪獣たちと戦わせることを意味していました。

もちろん部下たちからは強く反対されます。
これまでカフカと共に戦ってきた第3部隊でない者たちにとって、彼は「今でも恐ろしい敵(怪獣)」であることに変わりないためです。

そんな状況の中、目覚めたカフカの方は長官から「お前は“怪獣”だ」とハッキリ告げられます。

しかし敵であるか否かについては保留とされ、その間にカフカ自身の意思や強さで生き残るための有用性を示すことを命じられます。

一方、場所は変わってハイタワーレジデンス2階には、脱皮を終えた怪獣9号がおり、再び襲撃への準備を整えている様子でした。

鳴海弦も本格的に参戦 | キコルをも唸らせる実力

カフカの処置保留を聞いたキコルは、嬉しさと安心感のあまり、顔を綻ばせます。

そんな彼女の前に現れた長谷川(第1部隊の副隊長)が一時期的な第1部隊への異動を告げ、そのまま隊長室に案内されます。

そして、2人の視界に入ったのは、多くのゴミ袋が積まれている中で布団に篭りながら大好きなゲームに没頭する鳴海の姿でした。

その光景に怒った長谷川が鳴海を蹴ると、彼が一生懸命に作り上げて完成させた1/100ガンドムが破損したことで絶叫します。

ちなみに彼も四ノ宮長官による”怪獣8の処理”の場に居合わせていましたが、その時に見せた真面目さや冷静さとは、あまりにもギャップが違いすぎたのです。

そんな鳴海に一度は唖然としながらも、気を取り直して挨拶するキコルですが、彼から堅苦しい挨拶を拒まれます。

鳴海弦「第1部隊の隊長としてボクが望むものは、1つだけだ」
キコル「1つとは…」

そう聞きかけた途端に、怪獣襲来の警報が鳴り響きます。鳴海から出撃の指示を出し、自身の戦いぶりから“望むものの1つ”を学ぶように言われます。

この時に襲来した大型怪獣は川崎区新台場でしたが、その怪獣の進路は第1部隊によって完全に支配されています。
そんな光景を上空のヘリコプター内で見せられたキコルは、この時点で第1部隊の隊員全員が40%以上の解放戦力であり、小隊長クラスの実力を持っていることに気づきます。

そして、予定討伐ポイントにまで怪獣が侵攻した途端、髪をかき上げて戦闘モードに入った鳴海が、自身の専用武器を使って瞬く間に怪獣を殲滅してしまったのです。

鳴海「圧倒的な“実力”を示せ。行儀のいい無能なら、いらん」
キコル「面白いじゃない!」

鳴海が自分の隊員たちに求めるものとは、「圧倒的な実力」。
異動してきたばかりのキコルに対しても、それを求めていたのです。

キコルは鳴海の言い分に苛立ちながらも、彼の見せた強さが本物であることを実感がして思わず唸ります。

鳴海弦の強さ・専用武器やカッコ良さの詳細は「【怪獣8号】鳴海弦の強さと解放戦力・専用武器 | かっこいい魅力やカフカとの関係性を解説」の記事を参照ください。

 

【怪獣8号】鳴海弦の強さと解放戦力・専用武器 | かっこいい魅力やカフカとの関係性を解説
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さらに進化した怪獣9号が複数で出現

キコルに続き、カフカもまた第1部隊に編成されます。

しかし、鳴海は反対の意思を露わに出します。鳴海にとって怪獣8号であるカフカは敵であり、”自分の専用スーツ”として使う方が効果的であるとまで告げてくるのです。

それでもキコルの時と同じく「結果と実力」を示すように命じ、カフカも敬礼して応えます。

戦闘中はともかく、プライベート時はやはりズボラ過ぎる鳴海は土下座までして、キコルに対して「お金を貸してほしい」とお願いしてきます。

そして、彼だけにとって大事な交渉中に、またもや警報が鳴り響きます。愚痴をこぼしながらも、颯爽と隊員たちを引き連れて出撃します。

鳴海が逃げ遅れた幼い兄妹を救う中、カフカのいる場所の地面から怪獣9号が再び現れます。以前までの人型とは少し違い、下半身のみ4本足となり、まるで“クモ”のような形状に変わっていました。

怪獣9号「もしかして、君が怪獣8号?ま、試せば分かるか…」

そう呟きながら衝撃波を容赦なく連発しては、カフカに変身する隙すら与えません。この状況は長谷川たちもレーダーで把握しており、鳴海がその場に行こうとします。

しかし、鳴海の前に同じ姿をした怪獣9号が現れます。さらに、この怪獣9号の手により、先ほどまで倒してきた怪獣たちが復活したのです。怪獣たちのエリアも広がり、第3部隊から報告範囲よりも大規模なものとなっています。

出現しただけで戦況を逆転させてくる怪獣9号の恐ろしさを長谷川も実感しますが、ここで最も窮地に立たされているのは、やはりカフカです。

彼自身が、今この場で怪獣9号を倒しておかなければ大変なことになることを実感するものの…攻撃が止んでいる中でも、いつものように変身することができないのです。

変身できなくなってしまったカフカを殺すべく、怪獣9号がトドメを刺そうとした瞬間…上空から四ノ宮キコルが飛んできて、巨大斧で怪獣9号を真っ二つに切り裂きます。

四ノ宮キコルの強さや可愛さ・カフカとの関係性における詳細は「【怪獣8号】四ノ宮キコルが可愛くて強い | カフカに惚れてる?」の記事を参照ください。

【怪獣8号】四ノ宮キコルが可愛くて強い | カフカに惚れてる?
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再戦中、四ノ宮キコルの過去が判明

キコルからの奇襲によって身体を真っ二つにされても、怪獣9号は死にません。大してダメージも受けていない様子で、2人が作戦を立てているときに、2体に分裂してしまいます。

あまりにもチート級な手段により、戦況がさらに悪化しても巨大斧で攻め続ける中、長官たちは、キコルの戦闘を見ながら成長ぶりを実感します。

副長官「若き日の彼女を見ているようだ…」

副長官の口から出た”彼女”とは、今は亡きキコルの母親「四ノ宮ヒカリ」のことでした。そして場面は、キコルの幼少期に移ります。

功とヒカリが夫婦揃って戦闘から帰宅してくると、キコルは大好きな母親の頭にしがみつきます。功から気遣うように声をかけますが、母親の方も豪快に娘をブン回しては元気であることを示します。

そのとき、キコルは母親の不調(怪獣戦で腕を痛めたこと)を見抜きます。

キコル「ママ!私が防衛隊に入って、ママを助けてあげる!
ヒカリ「それじゃあ、キコルがピンチの時にはママが助けてあげるね!」

仲良しな母娘で約束を交わしますが、その約束は果たされぬまま、ヒカリは先立ってしまいます。彼女は怪獣6号の被害を最小限に食い止めるため、自ら犠牲となっていたのです。

キコル「私のうそつき…」

葬儀の席で大粒の涙を流しますが、これには母親を失った悲しみと同時に、母娘で交わしていた約束を守れなかった無力な自分への悔しさも込められていました。

キコル「私のいる戦場で、仲間は死なせない!」

そうして固めた決意を込めて、怪獣9号との再戦に臨みます。

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『怪獣8号』6巻の発売日はいつ?

【怪獣8号】原作の全巻ネタバレ解説 | 謎や伏線回収なども考察

出典:サブカル

ここでは、『怪獣8号』6巻の発売予定日が5巻の最後のページで発表されました。予測してみたいと思います。

6巻は2022年3月4日に発売予定

まずは、第5巻までの発売日を辿ってみましょう。

発売日 次巻発売までにかかった期間
6巻 2022年3月4日(予定) 3ヶ月
5巻 2021年12月3日 3ヶ月
4巻 2021年9月3日 3ヶ月
3巻 2021年6月4日 3ヶ月
2巻 2021年3月4日 3ヶ月
1巻 2020年12月4日

1巻から5巻までにかけては、3ヶ月に1回のペースで発売されています。

そして、第6巻も5巻が発売された2021年12月から3ヶ月後となる、2022年3月4日に発売される予定であることが発表されました。

謎や伏線回収について考察

【怪獣8号】原作の全巻ネタバレ解説 | 謎や伏線回収なども考察

(怪獣8号第4巻 松本直也/集英社)

ここでは、本編の中において未だ明かされていない謎や伏線について考察していきます。

カフカの”怪獣化”も仕組まれていた?

第1話で虫型怪獣に寄生されたことで怪獣化したカフカ。一見すると単なる偶然の出来事のように見てしまいがちですが、実はカフカの怪獣化は何者かによって仕組まれていたことのように感じられますね。

なぜなら、この虫型怪獣はカフカを狙って体内に入ってきたためです。

虫型怪獣「ミツケタ」

この虫型怪獣も怪獣9号や10号と同じく”人間の言葉”を話すことができ、カフカの顔や姿を見た上で「ミツケタ(見つけた)」と言っています。

つまり、この虫型怪獣にとって「カフカこそが自分の身体となって戦ってくれる存在」であると見込んだと考えられます。

虫型怪獣の正体は、おそらく、この虫型怪獣は怪獣9号たちとは全く異なる種類や可能性を持った存在であると思われます。

33話では、スクリーン越しにカフカの怪獣化や怪獣爆弾を食い止める場面を見ていた本部のお偉いさん方の台詞で、某国で人体に“怪獣組織”移植する研究が始まっていることが明かされています。

カフカは、その実験対象に選ばれたのでしょう。
そして、研究の成果通りに、怪獣組織の移植を果たします。

一見研究組織による実験が成功したかのように見えますが、実際に寄生されたカフカ自身が、怪獣化や解除を自身の思い通りにできていないところを見ると、まだまだ改善すべき点が多いと思います。

ただ、これらの考察が完全とは言えずとも、どこかで当たっているのだとしたら…カフカの怪獣化そのものが研究組織によって仕組まれたものであると同時に怪獣8号(カフカ)敵の怪獣たちを倒すため“造られた存在”ということになりますね。

怪獣6号の適合者は誰が選ばれる?

本作品では怪獣8号を始めとして、特に強い個体に対しては「識別怪獣」とされて番号をつけられています。さらに、これまで倒した識別怪獣から強力な兵器も作り出されては、隊長格やそれ以上の者たちが使用しています。

ここで現時点で判明している識別怪獣と適合者(使用している者)を挙げていきます。

怪獣1号 鳴海弦
怪獣2号 四ノ宮功
怪獣4号 四ノ宮ヒカリ
怪獣6号 適合者なし
怪獣8号 日比野カフカ

この中で唯一、適合者がいないとされる怪獣6号においては、どんな怪獣だったのかも明かされていません。ただ、適合者がいないために封印されている」ということだけ明かされています。

しかし、せっかく識別怪獣から作り出した強力な兵器なのだから、今後さらに過酷となる怪獣戦で全く使わずに終わるとも思えません。もしも今後、怪獣6号の適合者に選ばれる可能性が高いと真っ先に考えられるのは、亜白ミナ保科宗四郎と考えるのが普通かもしれません。

ただ、私的には入隊時から急成長を遂げている市川レノ最も可能性が高いように感じられます。

そうした考え方の中で四ノ宮キコルも候補に挙げたいところですが、彼女の場合は死別した母(ヒカリ)の意思を受け継ぐ形で”怪獣4号”を使用する確率が格段に高いんですよね。

アメリア
アメリア

3号、5号、7号においては、現時点(第5巻まで)では、まだ情報がないの。

怪獣たちの正体・目的

本作品における最大の謎として挙げられるのが、やはり”怪獣たちの正体や目的”だと思います。

怪獣たちの正体は、「何かの獣や生物から進化を遂げた存在」であると考えられます

翼竜怪獣においては古代に生息していた恐竜(プテラノドン)に似ていますし、そう考えると人間よりも遥か昔から存在していた可能性もあるわけです。

そして、まだ進化や生存を始めたばかりの世界では自然も溢れており、そこに生えていた草木や水を摂取しながら、人間たちの見えない場所でひっそりと生き続けてきたと思われます。

怪獣たちの襲来や戦争は人間たちが原因?

自分たちの世界や領土で穏やかに暮らしてきたはずの怪獣たちですが、時代の進行や文明の発展により、人間たちによる自然破壊や環境汚染自分達の世界を壊された影響も受けてきたはずです。

そうした自然破壊によって水も空気も不味くなり、食糧すらまともに確保できなくなった状況にまで追いやられていたのかもしれません。

食糧不足などが原因となって、怪獣同士による共食いや同士討ちなどにまで発展したことで怪獣たちの数も大きく減少したことにより、怪獣たちが絶滅の危機に陥らされていた可能性も非常に大きいと思います。

そのため、怪獣たちにとっては人間たちが自分たちの住処や生活を奪ったに見えていたのでしょう。そこまでの原因や経緯を経て、この時から“力”を持つ怪獣“知恵”を持つ人間による戦争が始まったのではないでしょうか。

怪獣たちにとっても、単なる侵略や殺戮などではなく「自分たちの生存」をかけての戦いを始めたのだと思います。

しかし、ここまで考察してから引っかかるのが、これまでの怪獣とは全く異なる人型怪獣として現れた“怪獣9号”の存在です。

怪獣9号の正体は人間の可能性が高い

並みの怪獣たちが、あくまでも“力と本能”だけで動いている中でも、人型怪獣として現れた怪獣9号かなり異質な存在です。他の怪獣たちと違い、限りなく”人に近い形状”と同時に、人の言葉まで話せることを始め、非常に高い知能まで持ち合わせています。

人間との近い存在であることを見た限り、怪獣9号の正体は人間である可能性が高いと思われます。

某国での人体実験がいつ頃から始まったのかまでは不明ですが、実際にはカフカよりも先に怪獣化への“実験材料”とされた人間が怪獣9号に変化させられた、とは考えられないでしょうか。

識別番号としては怪獣8号より後の”9号”と後の数字にされていますが、これはあくまでも防衛隊側が発見した順番でつけている番号にしか過ぎません。

そのため、自身を強制的に怪獣化させた人間たちへの恨みや復讐心を抱きながら潜伏しては、大型怪獣たちと防衛隊の戦いを影から観察しながら、蘇生や修復、さらには通信妨害などの能力も自力で習得してきたように思えます。

怪獣9号の強さやチート級とも言える能力の詳細は「【怪獣8号】人型怪獣9号の強さと能力 | 正体と目的も考察」の記事を参照ください。

【怪獣8号】人型怪獣9号の強さと能力 | 正体と目的も考察
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怪獣たちと9号の目的は一致している?

並の大型怪獣たちが太古より存在してきたのに対し、人型怪獣として登場した9号は同じ怪獣でも明らかに違う存在であることが分かります。それでも、ここまでの正体への考察が当たっているのであれば、怪獣たちと9号目的は一致していると思えます。

正体はまだまだ未知な可能性が多くあるものの、目的の方は第38話の中で怪獣9号から出た台詞により、少しだけ考察の余地が出てきた感もあります。

怪獣9号「人間の手に落ちた怪獣たちの力を、怪獣の元に取り戻すことにしよう」

ここで出た”人間の手に落ちた怪獣たちの力”とは、おそらく防衛隊側に倒されて兵器化された怪獣1号や2号たちのことを言っていると思われます。

さらに、怪獣8号の絶大な強さを見せられたことで興味を抱くと同時に、怪獣8号(カフカ)の肉体だけは残す形で自分たちの実験サンプルにすることを望んでいることも言っていました。

一見は並の怪獣たちと9号の目的は大きく違っているように見えますが、実は解りにくいところで“目的が一致”しているようにも感じられます。

並の怪獣たち 人間たちを滅ぼすことで、自分たちの生存や穏やかな生活を守りたい
怪獣9号 ・自身を勝手に怪獣化させた人間たちへの復讐
(この復讐心が増大して、もはや”人間の絶滅”すら望んでいる)
・防衛隊側に奪われた怪獣たち(兵器)を取り戻す
・カフカを始めとした素質ある人間を”怪獣化”させて自分たちの戦力増強

比べてみると、怪獣9号も完全に怪獣たちの味方であり、自身も怪獣化した現在では自分たちが安定して生きられる世界を求めているようにすら見えます。

本作品の物語は、怪獣たちが“敵”と同時に”悪”のような立ち位置とされていますが、怪獣たちや9号も本当は自分たちが生き残るために必死なのではないでしょうか。

まとめ

今回は、『怪獣8号』の5巻も含めた形でネタバレ紹介すると共に、6巻の発売日も予想してみました。

ストーリー開始当初は、勧善懲悪な怪獣バトル漫画と捉えてしまいがちです。

しかし、実はそうではなく…その本質は人間と怪獣たち“生き残り”を賭けた壮絶な戦争」をテーマに描かれているようにさえ思えますね。

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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