『血界戦線』は内藤泰弘先生により第1部(無印)と第2部『血界戦線 Back 2 Back』が連載されていた大人気漫画作品です。
さらに第三部となる『血界戦線 Beat 3 Peat』も2022年の秋からジャンプSQ.RISEで連載開始されます。
テレビアニメ化も果たしており、アニメ1期が2015年に、アニメ2期『血界戦線 & BEYOND』が放送されました。
本記事では、ドグ・ハマーの性格、異能と必殺技を紹介します。
さらに彼のドグ自身の体内に寄生しているデルドロとの関係性や名言に迫ります。
本作品の人物相関図は「血界戦線の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。
ドグ・ハマーとは
ドグ・ハマーはライブラの協力者ですが、普段は相棒のデルドロと共に刑務所に収監されています。
そのため、クラウスからの応援要請を受けた時のみ、一時的にデルドロと一緒に釈放されて仲間たちと共に戦います。
ドグ・ハマーの必殺技や能力、過去に関しては、「【血界戦線】デルドロの過去と犯罪歴 | アニメ3期以降の声優は?」の記事を参照ください。
ドグ・ハマーのプロフィール | 収監前は幸せな人生だった可能性が高い
年齢 | 23歳 |
誕生日 | 7月23日 |
身長 | 207cm |
体重 | 91kg |
血液型 | AB型 |
ドグ・ハマーの生い立ちや家族関係においては一切触れられていませんが、偏執王アリギュラによる自分勝手な行動に巻き込まれる前までは持ち前のイケメンさで幸せな人生を送っていたと思われます。
ドグ・ハマー程のイケメンかつ高身長な男性であれば、多くの女性たちから言い寄られたでしょうし、結婚を誓い合った恋人もいたかもしれませんね。
ドグ・ハマーの性格 | 天真爛漫さと強い正義感をもつ
自身には何の罪もないのに悲惨な人生に堕とされたにも関わらず、相棒のデルドロを始め、獄長やクラウスを始めとしたライブラの仲間たちに対しては笑顔と天真爛漫さで優しく接してくれています。
しかも、自分を不幸な人生に陥れた張本人であるアリギュラの存在さえ体内にいるデルドロが怒るまでは忘れていた程です。
コミック第二部(B2B)の「災蟲競売編」でも、クラウスから頼まれたとはいえ、K•Kやスティーブンから質問された時にもデルドロと一緒に「投げた」の軽い一言で済ませていましたからね…。
しかし、アリス獄長の危機を知った時には己の死の危険をも顧みず、右腕が潰れても駆けつけるという、非常に強い正義感の持ち主でもあります。
K•Kの必殺技や能力、娘(子供)と未来に関しては、「【血界戦線】KKの家族・必殺技と能力 | 右目と本名について考察」の記事を参照ください。
スティーブンの必殺技や能力、過去に関しては、「【血界戦線】スティーブンの必殺技・傷と刺青 | 恋人候補はチェイン?」の記事を参照ください。
ドグ・ハマーの声は声優「宮野真守さん」が担当
ドグ・ハマーの声を担当している声優さんは「劇団ひまわり」に所属している宮野真守さんです。
宮野さんは小学生の頃から劇団ひまわりに所属しながら舞台やCMに加えて『金八先生』の生徒役などの連続ドラマにも出演して活躍されてきました。
さらに高校生の頃に声優デビューも果たされており、PS2用ゲーム『キングダムハーツ』のリク役で大きな注目を集めました。
宮野真守さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。
- 『機動戦士ガンダムOO』刹那
- 『DEATH NOTE』夜神月役
- 『文豪ストレイドックス』太宰治役
- 『うる星やつら(2022年版)』面堂終太郎役
ドグ・ハマーの異能と必殺技
ドグ・ハマーは両手首の縫い目状の傷痕から血液を放出し、怪力無双の巨人に変身できる「血殖装甲(エグゾクリムゾン)」という異能の使い手です。
この時に手首から出る血液も「デルドロ自身」であり、この異能を使用中はドグの全身がデルドロの血液に包み込まれ、かなり筋肉質な巨体の姿へと変貌します。
異能を使用中は普通のパンチでも絶大な破壊力を誇る
ドグ自身が「血槌のハマー(ブラッドハンマー)」という異名をもつのも、この異能のためであり、普通のパンチ攻撃だけでも絶大な破壊力を誇ります。
さらに必殺技「ただパンチ・改」の一撃だけで固すぎるモンスタートラックの装甲をもバラバラに破壊してしまったのです。
「血殖装甲」は形状を変えて攻撃以外にも役立つ
ドグの「血殖装甲」はパンチの破壊力だけでなく、瞬時に形状を変化させることで仲間たちの救助にも役立ちます。
「マクロの決死圏編」では血液(デルドロ)を“巨大な手”の形に変化させた「キャッチ&リリース」で、リールからの攻撃で吹き飛ばされた警察を見事に受け止めて救ったのです。
ドグ・ハマーとデルドロの関係性とは
ここではドグ・ハマーが普段は収監されている理由などを、デルドロとの関係性から解説します。
ドグ・ハマーが収監されたのは犯罪者(デルドロ)の血液を宿しているため
普段はパンドラム超異常犯罪者保護拘束施設(アサイラム)に収監されているドグ・ハマーですが、本人には何の罪状もありません。
しかし、アリギュラの仕業でドグ自身の体内にデルドロ・ブローディの血液を注入された上に寄生させられたことが不幸の始まりでした。
デルドロの方が懲役1000年にも及ぶ極悪な犯罪者であり、そんなデルドロの血液を宿されたという理由だけでドグ・ハマーも一緒に収監されてしまったわけです。
デルドロと”一心同体”と言える程の仲や関係になれた理由とは
ドグとデルドロが“一心同体”となれたのは「ドグの体内にデルドロの血液を寄生させられたため」ですが、この2人は「善と悪」という完全に真逆なタイプ同士です。
それでもお互いに”一心同体”と言い合える程の関係性になれたのには「芸術」という共通点のためです。
デルドロの趣味が意外にも「美術鑑賞」であり、ドグも彼に賛同しながらたまに釈放されてはアリス獄長やクラウスも同行する形で美術館へ行くこともあります。
そして、ドグも”美術好き”であることや「デルドロからも認められる“画才”の持ち主」なのです。
ドグ・ハマーのかっこいい魅力は名言とも関係している
クラウスと同じく、ドグ・ハマーのかっこいい魅力も仲間たちを大切に思いながら行動する時に発する名言とも深く関係しています。
【名言①】「クラウス兄ちゃん、危なーい!」
「マクロの決死圏編」で巨大化したリールを相手に、クラウスと共闘する中で言った名言です。
血闘術を喰らいながらも脱皮することで逃れながら、クラウスに襲いかかるリールを自分が入りながら「僕の百烈拳」で応戦した行動が、多くのファンたちから支持され続けています。
しかし、ドグのキャラクター性の影響もあり「クラウス兄ちゃん…」よりも「百烈拳」の叫びの方に彼らしさが大きく出ていますよね。
クラウスの必殺技や能力、過去に関しては、「【血界戦線】クラウスの必殺技と能力・名言 | 過去と強さの関係性も解説」の記事を参照ください。
【名言②】「やめるんだ」
「獄中の聖者編」でデルドロと縁の深い武装集団(デッドリンクス)によって自分と一緒に捕われたアリス獄長が上空のヘリコプター内から地上へ落とされそうな時に言った名言です。
このエピソードではドグとアリス獄長が拘束されて身動きも取れない中、デルドロだけが乗り気で武装集団に戻ることまで宣言するという、まさに絶体絶命な状況でしたが、いつもの天真爛漫なマイペースさを失っていません。
しかし、少し離れた位置で拘束されているアリス獄長が落とされそうになった瞬間に真面目な表情に変わりながら「やめるんだ」と忠告した場面に、いつもと少し違う一面を見れたことに感激したファンも多かったようです。
まとめ
今回はドグ・ハマーの性格、異能と必殺技を紹介しました。
さらに彼のドグ自身の体内に寄生しているデルドロとの関係性にも迫ってみました。
また、ドグのかっこよさとはイケメンなルックスだけでなく、劇中で言った名言も大きく関係していると思います。
確かにクラウスやレオナルドと比べて出番は少なめかもしれませんが、たまに協力する形でライブラと共闘する立ち位置だからこそ、ドグが参戦する戦闘やエピソードは彼の強さや魅力が充分に溢れ出ていますよね。
本作品の第二部『血界戦線 Back 2 Back』の全巻ネタバレの詳細は「【血界戦線 Back 2 Back】原作の全巻ネタバレ解説 | 最終話の結末も紹介」の記事を参照ください。
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