『血界戦線』は内藤泰弘先生により第1部(無印)と第2部『血界戦線 Back 2 Back』が連載されていた大人気漫画作品です。
さらに第三部となる『血界戦線 Beat 3 Peat』も2022年の秋からジャンプSQ.RISEで連載開始されます。
テレビアニメ化も果たしており、アニメ1期が2015年に、アニメ2期『血界戦線 & BEYOND』が放送されました。
本記事では、ツェッドの性格、必殺技と能力を紹介します。
さらに彼自身が首に装着している”ヘッドホン(エアギルス)”の重要性、正体や過去にも迫ります。
本作品の人物相関図は「血界戦線の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。
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ツェッドはレオナルドよりも後にライブラに加入させられた“半魚人”です。
(ちなみに体重の数値はレオナルドと同じです)
レオナルドの必殺技や能力に関しては、「【血界戦線】レオナルドの義眼能力こそが最強 | 名言・真の主人公と言われる理由
」の記事を参照ください。
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ツェッドのプロフィール | ザップと同じ師匠の下で修行した半魚人
年齢 | 13歳 |
誕生日 | 2月29日 |
身長 | 176cm |
体重 | 58kg |
血液型 | A型 |
ツェッドは元々は普通の人間でしたが、血界の眷属(ブラッドブリード)の1人である”総帥”の実験より交配種(半魚人)へと変えられてしまいました。
その後”総帥の死”などを経た後、斗流血法の創始者・裸獣汁外衛賤厳に弟子入りして「斗流血法」の修行を始めました。
ちなみにツェッドは裸獣汁外衛賤厳の”二番弟子”にあたり、一番弟子であるザップの“弟弟子”にあたります。
ツェッドの性格 | ザップとは真逆に生真面目
ザップと同じ師匠(裸獣汁外衛賤厳)の下で斗流血法の修行を積んできたツェッドですが、その性格は「努力家で生真面目」であるため、ザップとは完全に真逆なタイプと言えます。
そのため、このままライブラで皆と一緒に戦いながら成長していけば、いつかはクラウスと同じような紳士的なタイプの戦士になるかもしれませんね。
クラウスの必殺技や能力、過去に関しては、「【血界戦線】クラウスの必殺技と能力・名言 | 過去と強さの関係性も解説」の記事を参照ください。
兄弟子(ザップ)に対しても不正を指摘する
ツェッドの生真面目な性格は主にザップとの会話中に見られます。
ライブラ本部内で恒例となっているザップとチェインによる喧嘩ですが、ザップがチェインに対してセクハラじみた発言をした時には「見下げ果てたセクハラ」と言いながら速攻で指摘していました。
ツェッドが不正を指摘する相手はほとんどザップですが、もしもクラウス達が似たような不正を働いた場合も、容赦なく指摘するものと思います。
チェインの必殺技や能力、性格に関しては、「【血界戦線】チェイン皇の人狼能力と応用力 | 好きな人とかわいい魅力も解説」の記事を参照ください。
ザップからのパワハラ(?)にも冷静に対処してしまう
自身を作り出した”総帥”と哲学的な話を続けてきた影響もあり、ザップからのパワハラにも似た行為をされても冷静に対処してしまいます。
ザップもツェッドが半魚人であることを知っている故に「ラン!ランチ!!!ラン!!」のエピソードでは、一緒にランチに出かけた中でザップからの意地悪により回転寿司店へ連れていかれた時も全く動じる様子も見せず、真っ先に入ろうとしていました。
しかも、ザップに対して「海にいる魚は同じ海に棲む生き物(魚)を食べていること」を諭す形で冷静に対処していたのです。
それでも生魚は苦手であり「加熱調理されたものなら食べることができること」も判明しています。
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ツェッドの声は声優「緑川光さん」が担当
ツェッドの声を担当している声優さんは「青二プロダクション」に所属している緑川光さんです。
緑川さんは『機動戦士ガンダム』を見て感銘を受けたことで声優を志し、1988年に『キテレツ大百科』で声優デビューを果たした後、1995年に放送された『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ役で「ガンダム作品の主人公を演じる」という目標を見事に果たされました。
緑川光さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。
- 『蒼き伝説シュート!』田中俊彦役
- 『SLAM DUNK(スラムダンク)』流川楓役
- 『ペルソナ3』真田明彦役
- 『スレイヤーズ』ゼルガディス役
ツェッドの必殺技と能力 | ザップとの連携が強力
ツェッドは師匠(裸獣汁外衛賤厳)から伝授された「斗流血法・シナトベ」を駆使して戦います。
しかし、同じ師匠から学んだ血法でもザップの”カグヅチ”とは違い「風の属性」で使用する武器も“三つ叉の槍”です。
強力な威力を誇る必殺技
ツェッドの攻撃技は三つ叉の槍を駆使した「八千劈(やつちんざき)」ですが、それを遥かに上回る奥義「轟天招来(ごうてんしょうらい)」が絶大な破壊力を誇ります。
この奥義は刀身の参拾六”月輪剣”から繰り出され、チャクラムのような輪形の刃を周囲に展開しながら竜巻まで発生させて、大きな建物を突き抜けながら一瞬で木っ端微塵にまでしてしまう程です。
血法の能力を駆使して大道芸も披露
風使いであるツェッドは自身の能力を戦闘やサポートだけでなく“大道芸”へ消化させてしまうことも可能です。
自分の血液から風を起こす「風編み(かぜあみ)」を駆使して、蝶の形に切り抜いた無数の紙を空に回せる芸を公園で披露した途端に大称賛を受けた上に多くの人達からチップまでもらえていました。
そして、現在でもたまに披露しては”小遣い稼ぎ”としても利用しているのです。
ザップとの連携プレイで威力も能力も上昇
ツェッドの本当の強みとは、単独での攻撃よりも兄弟子である「ザップとの連携プレイ」でこそ、本領発揮されています。
ツェッド自身が初登場した「Zの長い1日編」では初対面の兄弟子(ザップ)とのコンビプレイで吸血鬼の動きを止めた上「ゲット・ザ・ロックアウト編」でもDr.プラナリオの放った巨大な蚊たちの攻撃を受けて落下したチェインを、2人一緒に放った「紅絡新婦(くれないじょろうぐも)」で見事に助けました。
そして極めつけとなるのが「災壺競売編」で師匠により解放された外法の力「刃身の獣」で絶大な強さを発揮し、壮絶な死闘を繰り広げました。
この時のタイクーンブラザーズ戦では敗北しかけたものの、最終的にはツェッドとザップが外法の力を吸収されたおかげで兄弟を倒せたわけですから、それだけでも充分に貢献していたはずです。
タイクーンブラザーズの強さや能力、正体に関しては「【血界戦線】タイクーンブラザーズの強さと能力 | 正体と死亡した理由」の記事を参照ください。
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コミック第三部でツェッドに求められる新たな強さとは
コミック第二部(B2B)で最終的にザップやクラウス達と共にタイクーンブラザーズを倒すことに成功したものの、次の第三部(B3P)からはツェッド自身も強くなることで大きなパワーアップが必要になると思われます。
本来は外法の力「刃身の獣」を好きなタイミングで自在に使えることが1番理想的なのでしょうが、あまり多用し過ぎるとツェッドやザップの命が保てなくなってしまうのが難しいところです。
それらの要素も含めて考えられる最も理想かつ現実的な形とは「ツェッドがザップと一緒に外法の力を使わずとも“同じ位の強さ”に成長すること」でしょう。
生真面目なツェッドなら密かに鍛錬を重ねられると思いますが、問題は日常時では遊び呆けているザップの方ですね…。
ザップの必殺技や能力、娘(子供)と未来に関しては、「【血界戦線】ザップの強さと能力・名言 | 娘(子供)と10年後の未来も解説」の記事を参照ください。
ツェッドにとってヘッドホン(エアギルス)が生命線
同じ斗流血法の使い手としてザップにも負けない強さわ誇るツェッドですが、彼の場合は“半魚人”ならではの生命線があり、時にはそれが致命的な弱点となってしまうこともあります。
ヘッドホン(エアギルス)なしでは陸上生活すら困難
ツェッドは首に「エアギルス」というヘッドホンのようなものを装着していますが、いつも鰓呼吸している彼にとってはこのヘッドホンこそが「陸上での呼吸を可能にさせてくれている補助装置(酸素ボンベ)」なのです。
(そのため、ツェッドにとっての陸上生活はエアギルス装着しながら”逆スキューバダイビング”をしているようなものです)
即ち、ツェッドはエアギルスなしで陸上で生活することはできず、普段はライブラ本部内にある水槽の中に浸かりながら過ごしています。
しかし「鰓呼吸ブルース編」ではツェッドのエアギルスを”幻の超高級ヘッドホン”と勘違いされたために、サイボーグ軍事企業の社長であるミラから強引に奪われてしまうこともありました。
確かにツェッドのエアギルスとミラが探し求めていたベッドホンは形状が似ていますが、実はツェッドのエアギルスもまた「世界に1つしかないレアアイテム」です。
スティーブンからの話では再生産することも可能と言われたものの、1個完成させるだけでも1ヶ月間もの期間が必要とされます。
ヘッドホン(エアギルス)なくても陸上生活できる方法もある
ミラの部下たちから強引にエアギルスを奪われた時のツェッドは、水槽に篭りきりの生活となりますが、実は「エアギルスなしでも陸上に出ることは可能」だったのです。
それはツェッドが自身の斗流血法を応用して編み出した「逆さ泡鉢(さかさあわばち」という技で水と一緒に自分の血で頭部を覆ってしまうことです。
この方法により、エアギルスなしでも陸上に出ては、自分のために軍事企業へ乗り込んでいったザップたちの後を追うこともできました。
しかし、この方法を利用している間はあの真面目なツェッドの印象から大きく離れた姿となってしまい、ザップだけでなくチェインやレオナルドからも爆笑されてしまいました…。
ツェッドの正体と過去について解説
ここからはツェッドの正体と過去に迫りたいと思います。
ツェッドの正体は人間と魚類の交配種(半魚人)
ツェッドの正体は「人間と魚類の交配種(半魚人)」である上「世界でただ1人しかいない種」とされています。
さらに、その半魚人(ツェッド)の創造主である“伯爵”は血界の眷属(ブラッドブリード)でしたが、ツェッドはあくまでも「伯爵の話し相手として作られた存在」でしかありませんでした。
公式や本編でツェッドの年齢は”13歳”とされていますが、これはあくまでも「半魚人に変えられた後からの年齢」に過ぎないと思います。
(本編のツェッドが13歳とは思えぬ程の高身長や性格、言葉遣いをしていますからね…)
そのため、まだ人間だった頃のツェッドの実年齢や半魚人に変えられた時の年齢までは不明とされています。
また、伯爵とは詩や音楽を始め、芸術・科学・哲学・天文学などのテーマで会話してきたことでツェッド自身も多くの知識を得られたはずです。
しかし、そのような生活も永遠に続くことはありませんでした。
その後に師匠となる”裸獣汁外衛賤厳”との出会いが待ち受けていたのです。
ツェッドと師匠との出会いとは
やがて総帥が裸獣汁外衛賤厳により抹殺された後、ツェッドも彼と出会います。
斗流血法の創始者である裸獣汁外衛賤厳から「運命を選べ」と選択を迫られたことで、ツェッドはこれまで総帥と過ごしてきた屋敷から出て「外の世界で生きていくこと」を選んだ上に「裸獣汁外衛賤厳の2人目の弟子」となって、1番弟子(ザップ)に続く形で過酷な修行の日々が始まったのです。
修行の日々の中で抱き始めた悩みとは
ツェッドは裸獣汁外衛賤厳から課せられた地獄のような修行の中でも決して屈することをしない上、どんな過酷な修行にも耐えながら“師匠への尊敬の思い”を忘れることはありませんでした。
(この辺もザップとは完全に正反対だったわけですね)
しかし修行の中で、ある悩みを抱くようになります。
その悩みとは「同胞がいないこと」であり、自分だけが完全に他の者たちとは大きく違う存在であることに悩まされ始めたのです。
ツェッドにとって「外の世界にいけば自分と同じような容姿をした同胞と出会えるかもしれない」という希望を抱いていたのでしょうが、その微かな希望も見事に打ち砕かれてしまったわけですね。
ツェッドがライブラに加入させられたのは師匠からのご厚意だった?
「Zの長い1日編」で吸血鬼の密封に成功した直後、ツェッドは師匠からの強引な言い分だけでライブラへ強引に加入させられた末、置き去りにされてしまいました。
この時の師匠の行いに対して「酷い!」と感じた読者も多かったかもしれませんが、実は師匠もツェッドの抱えてきた悩みを見抜いていた上での行動だったのではないでしょうか?
確かにHL(ヘルサレムズロッド)でもツェッドと同じ半魚人はいませんが、それでもライブラのメンバーや街の人達との交流によって多少は悩みを忘れられることにも繋がります。
実際、ライブラ加入後はザップやレオナルドと一緒にランチに出かけたり、自分の能力を使った大道芸で多くの住人たちからも称賛されましたからね。
まとめ
今回はツェッドの性格、必殺技や能力、ヘッドホン(エアギルス)の重要性について紹介しました。
さらに”総帥”や師匠との関係性も絡めながら正体や過去にも迫りました。
他のメンバーたちと違ってライブラへの加入時期こそ遅かったツェッドですが、その外見や種族のおかげで読者やファンたちの中の印象はかなり大きかったはずです。
コミック第三部(B3P)でもザップからのパワハラやタイクーンブラザーズのような強敵との激闘も待ち受けているとは思いますが、皆と一緒に何とか乗り越えてほしいですよね。
本作品の第二部『血界戦線 Back 2 Back』の全巻ネタバレの詳細は「【血界戦線 Back 2 Back】原作の全巻ネタバレ解説 | 最終話の結末も紹介」の記事を参照ください。
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