『血界戦線』は内藤泰弘先生により第1部(無印)と第2部『血界戦線 Back 2 Back』が連載されていた大人気漫画作品です。
さらに第三部となる『血界戦線 Beat 3 Peat』も2022年の秋からジャンプSQ.RISEで連載開始されます。
テレビアニメ化も果たしており、アニメ1期が2015年に、アニメ2期『血界戦線 & BEYOND』が放送されました。
本記事では『血界戦線』の人物相関図を作成してみました。
クラウスやレオナルドを中心とした、人類と人外による交流や戦闘シーンが魅力的な作品です。
本作品の第一部(無印)の全巻ネタバレの詳細は「【血界戦線】原作の全巻ネタバレ解説 | 最終話の結末も紹介」の記事を参照ください。
『血界戦線』の人物相関図
『血界戦線』は「ジャンプSQ」や「ジャンプSQ.RISE」で連載されてきた大人気漫画作品です。
異界と現世が交わった地「HL(ヘルサレムズロッド)」で起きる事件や戦闘の中で得る交流や関係性も、本作品の魅力の1つです。
秘密結社ライブラの構成員たち
異界と現世が交わった地「HL(ヘルサレムズロッド)」で起きる事件を解決および、街や住人たちを守るために暗躍している超人秘密結社です。
リーダーのクラウスや語り部のレオナルドを始めとした個性的なメンバーを紹介していきます。
クラウス・V(フォン)・ラインヘルツ
年齢 | 28歳 |
誕生日 | 12月31日 |
CV | 小山力也 |
本作品の主人公で「ライブラ」のリーダーを務める男性です。
その巨漢から威圧感溢れるものの、物腰や人への接し方は穏やかで紳士的な性格です。
ライブラの中では出会ったばかりのレオナルドのことを真っ先に信じ、彼の人間性の良さをいち早く理解してくれました。
「ブレングリード流血闘術」の使い手で、HLに蔓延る異界人や”血界の眷属(ブラッドブリード)”を粉砕および密封します。
クラウスの必殺技や能力、過去に関しては、「【血界戦線】クラウスの必殺技と能力・名言 | 過去と強さの関係性も解説」の記事を参照ください。
レオナルド・ウォッチ
年齢 | 19歳 |
誕生日 | 5月14日 |
CV | 阪口大助 |
本作品の“語り部”であり、フリーのジャーナリストとしてHLに来た青年です。
本編開始時では新聞記者のバイトとして生計を立てていましたが、ソニックやクラウス達との出会いがキッカケでライブラへ加入後、同じメンバー達と共に異界人や”血界の眷属(ブラッドブリード)”と戦い始めます。
“神々の義眼”の持ち主であり、様々な能力を駆使することで物体の透視や複数の敵たちを撹乱することを得意としますが、戦闘能力は低めです。
レオナルドの必殺技や能力、娘(子供)と未来に関しては、「【血界戦線】レオナルドの義眼能力こそが最強 | 名言・真の主人公と言われる理由
」の記事を参照ください。
ザップ・レンフロ
年齢 | 24歳 |
誕生日 | 11月25日 |
CV | 中井和哉 |
銀髪と褐色肌が特徴的なイケメンである一方、日常生活では女性関係やギャンブル癖など問題行動が多いです。
しかし、レオナルドやツェッドなど後輩に対する面倒見の良さも併せ持っています。
戦闘能力も本物で「斗流血法・カグヅチ」を駆使しての剣術で敵を倒すだけでなく、高い応用力も活かして仲間たちを助けることも得意としています。
唯一の天敵は師匠(裸獣汁外衛賤厳)であり、彼に対しても罵声や悪口をさりげなく浴びせるものの内心では強い恐怖心をもっています。
ザップの必殺技や能力、娘(子供)と未来に関しては、「【血界戦線】ザップの強さと能力・名言 | 娘(子供)と10年後の未来も解説」の記事を参照ください。
スティーブン・A(アラン)・スターフェイズ
年齢 | 32歳 |
誕生日 | 6月9日 |
CV | 宮本充 |
ライブラの副官を務める青年で、目元にある大きな傷跡が特徴的です。
全てを凍らせる蹴り技「エスメラルダ式血凍道」を用いて高い戦闘能力を誇る上、任務中や戦闘中は常に冷静さを保ち、的確な判断能力も併せ持ちます。
その反面、日常時や仲間たちからの気持ちには鈍感であり、チェインから好意を抱かれていることにも気づいていない様子です。
スティーブンの必殺技や能力、過去に関しては、「【血界戦線】スティーブンの必殺技・傷と刺青 | 恋人候補はチェイン?」の記事を参照ください。
チェイン・皇(すめらぎ)
年齢 | 21歳 |
誕生日 | 2月6日 |
CV | 小林ゆう |
黒い瞳と黒髪ショートが特徴的な美女ですが、その正体は「不可視の人狼」と呼ばれる人外の一種です。
ライブラの構成員であると同時に、諜報活動を専門とする組織「人狼局特殊諜報部」のメンバーでもあります。
同じライブラの仲間であるザップとは“犬猿の仲”であり、本部内で会う度に喧嘩が絶えませんが、任務中ではザップや仲間達を気遣うこともあります。
チェインの使う「不可視の能力」は物理的および魔術的な障害をも無効化してしまう程の異能ですが、自身の姿を見えない相手の心臓を握りつぶすなどの攻撃も可能です。
チェインの必殺技や能力、過去に関しては、「【血界戦線】チェイン皇の人狼能力と応用力 | 好きな人とかわいい魅力も解説」の記事を参照ください。
K•K(ケー・ケー)
年齢 | 36歳 |
誕生日 | 7月1日 |
CV | 折笠愛 |
右眼に眼帯をつけた長身の女性で、銃撃格闘術の使い手です。
気さくで姉御肌のような性格であり、親しい仲間たちに対して「〜っち」と呼ぶことが多いです。
また、ライブラの中では唯一の既婚者であり、普段は夫(ユキトシ)や2人の息子たち(マークとケイン)と幸せな家庭で暮らしています。
K•Kの扱う「954血弾格闘技」は、銃撃に電撃も付与されています。
K•Kの必殺技や能力、娘(子供)と未来に関しては、「【血界戦線】KKの家族・必殺技と能力 | 右目と本名について考察」の記事を参照ください。
ギルベルト・F(アルト)・シュタイン
年齢 | 78歳 |
誕生日 | 9月17日 |
CV | 銀河万丈 |
クラウスの執事を務める老人で、浅黒い肌と白髪、そして全身を包帯で巻いた外見が特徴的です。
その正体は「再生者(レゲネラトーア)」であり、その体質は敵から全身を真っ二つに切り裂かれても死ぬことはありません。
普段はクラウスの身の回りの世話や情報収集など裏方の仕事を中心に行っていますが、必要が生じた場合には私物のスーパーカーを運転しながら戦場にも出撃します。
ライブラ本部で裏方に専念している時は温和で優しい性格ですが、仲間に危害を及ぼした者たちには怒りを露わに見せながら容赦なく攻撃します。
ギルベルトの必殺技や能力、過去に関しては、「【血界戦線】ギルベルトの正体・愛車と執事能力 | 声優と名言・弱点も解説」の記事を参照ください。
ドグ・ハマー
年齢 | 23歳 |
誕生日 | 7月23日 |
CV | 宮野真守 |
普段はパンドラム超異常犯罪者保護拘束施設(アサイラム)に収監されているイケメンですが、本人に罪状があるわけではありません。
ドグ自身の体内の血液に寄生しているデルドロ・ブローディが凶悪犯なため、ドグも一緒に収監されています。
そのため、クラウスからの応援要請を受けた時のみ、一時的に釈放されて仲間たちと共に戦います。
両手首の縫い目状の傷痕から血液を放出し、怪力無双の巨人に変身できる「血殖装甲(エグゾクリムゾン)」という異能の使い手です。
ドグ自身はデルドロとは“一心同体”と言っていますが、このような身体や事態になったのはデルドロの元・恋人(アリギュラ)のせいでした。
ドグ・ハマーの必殺技や能力、過去に関しては、「【血界戦線】ドグ・ハマーの異能と必殺技 | 声優・デルドロとの関係性」の記事を参照ください。
デルドロ・ブローディ
年齢 | 35歳 |
誕生日 | 10月1日 |
CV | 藤原啓治 |
年齢や誕生日のデータはまだ人間だった頃のものです。
ドグの血液として体内に寄生および同居している凶悪犯です。
その罪状は強盗や傷害を始めとしてあまりにも多く、その懲役は1000年にまで及びます。
恋人であった偏執王アリギュラの「(人間時の)顔がいまいち」という自分勝手な気持ちや行動により、肉体そのものをすり潰された結果、残った血液のみをイケメンのドグへと注入されてしまったのです。
デルドロの方もドグのことを良好なパートナーと認識しており、任務以外の時も獄長やクラウスも同行する形でドグと一緒に美術館巡りをすることもあります。
戦闘時にはドグの体内から解放されると同時に“血殖装甲”の状態へ変化し、凄まじいパワーを駆使した肉弾戦を得意とします。
ドグ・ハマーの必殺技や能力、過去に関しては、「【血界戦線】デルドロの過去と犯罪歴 | アニメ3期以降の声優は?」の記事を参照ください。
ツェッド・オブライエン
年齢 | 13歳 |
誕生日 | 2月29日 |
CV | 緑川光 |
ザップと同じ師匠(裸獣汁外衛賤厳)の元で「斗流血法」の修行を積んできた半魚人であり、ザップの“弟弟子”となります。
師匠に呼ばれたことでHLに来た途端、ザップたちと共に吸血鬼の密封作戦を成功させた直後、自分の意志とは関係なしにライブラに加入させられてしまいます。
兄弟子のザップとは正反対に礼儀正しく勤勉な上、生真面目な性格です。
ツェッドの扱う「斗流血法・シナトベ」はザップのカグヅチ(剣状)とは異なり、三つ又の槍の形状となります。
兄弟子にも負けない戦闘能力を誇りますが、首にかけている「エアギルス」と呼ばれる補助装置がなければ、地上での生活や戦闘が困難となってしまいます。
ツェッドの必殺技や能力、過去やヘッドホンに関しては、「【血界戦線】ツェッドの必殺技と能力・声優 | 正体と過去・ヘッドホンを解説」の記事を参照ください。
13王
HL(ヘルサレムズロッド)で知られる人類の領域を遥かに超えた魔術や能力を持つ存在の中でも、とりわけ厄介とされている13人の総称です。
堕落王(だらくおう)フェムト
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
CV | 石田彰 |
金髪ロングヘアーとシルバー色の眼帯が特徴的な13王の1人です。
普通や退屈を嫌い、破壊や混乱を好む性格です。
そのため、HLのテレビをジャックして「じぶんの作り出した魔獣を街中に放って暴れさせる」など、住人たちの犠牲も考えずに、自分のやりたいことを実行してしまいます。
その実力や能力は未知数であり、ザップからの斬撃を指先で止めてしまう上、キュリアスの能力(時間加速)を受けても全く影響を受けずに対応していました。
基本的には1人で行動することが多いものの同じ13王の1人である偏執王アリギュラと一緒に過ごすことが多く、外ではイヴとオッドという名前の2人の従者を連れています。
偏執王(へんしつおう)アリギュラ
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
CV | こおろぎさとみ |
ゴスロリな衣装を着た少女で、堕落王フェムトと同じく、大きめな眼帯を装着しています。
(本人が興奮状態になると、眼帯の一つ目が開く仕組みです)
非常に凶悪であると同時に純粋無垢な性格のため、自身が過去に行ったデルドロとドグ・ハマーへの凶行に対しても罪悪感を抱いていません。
(元・恋人であるデルドロの外見以外の全てを愛していたため、彼の肉体を叩き潰すと同時に血液状のみにした後、イケメンのドグの肉体にすり替えたのです)
“恋する乙女”として、捕らえたレオナルドに対して恋愛のアドバイスをしたことで、彼がホワイトに対して一歩踏み出すキッカケを与えてくれました。
絶望王(ぜつぼうおう)
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
CV | 釘宮理恵 |
アニメ版のオリジナルキャラクターで、アニメ1期(無印)のラスボス的存在になりました。
多くの人間の肉体を渡り歩く“実体なき存在”で、本編ではブラック(ウィリアム)の肉体に憑依していました。
レオナルドの義眼を利用し、フェムトやアリギュラも巻き込んだ上で「第二次大崩落」を引き起こそうと企みますが、本心では絶望感の中でも自らを救う“希望”を望んでいたのです。
しかし最終的にはレオナルドやホワイト(メアリ)の前でブラックの肉体から離れる形で去っていきました。
13王の1人ゆえ、非常に高い戦闘能力を持っており「念道力」や「人体爆破」を始めとした脅威的な能力でクラウスをも大いに苦戦させました。
その他
レオナルドの妹や親しくなった者たちを始め、ライブラを苦戦させた強敵たちも一緒に紹介していきます。
ミシェーラ・ウォッチ
年齢 | 16歳 |
誕生日 | 4月4日 |
身長 | 160cm |
体重 | 52kg |
血液型 | O型 |
CV | 水樹奈々 |
レオナルドの妹で、清楚で可憐な見た目とは裏腹に強い精神の持ち主です。
本編開始よりも前の時系列で家族揃ってヘルサレムズロッド近郊での旅行中、”神界の眼科医”を名乗るリガ=エルと対峙した時に自らが”神々の義眼”の対価となることを気丈な態度で受け入れたため盲目となります。
(盲目となった後も両目を開くことは可能ですが、暗い色のスクリーンがかかった瞳に変わっています)
「妖眼幻視行編」で自身の結婚報告をするために婚約者(トビー)と共にHLに訪れますが、本当の理由とは自分たちが異界人(Dr.カミモヅ)に取り憑かれたことを伝えたいためでした。
ミシェーラの性格や魅力に関しては、「【血界戦線】ミシェーラの強い性格とかわいい魅力 | 声優・第三部(B3P)での再登場を考察」の記事を参照ください。
ホワイト(メアリ・マクベス)
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
CV | 釘宮理恵 |
アニメ版のみに登場したオリジナルキャラクターで「幽霊」を自称する金髪の美少女です。
活発な性格で感情も豊かですが、心臓病を患っているために3年前からセントアラニアド中央病院で入院生活を続けており、院内基地で出会ったレオナルドと何度も会いながら心を通わせていきます。
しかし、レオナルドとの出会いは“仕組まれた偶然”であり、フェムトと通じながら双子の兄(ブラック)の解放を条件として”神々の義眼”を狙っていました。
最終的にはフェムトから用済みと判断されると同時に射殺されます。
しかし、肉体を失いながらも結界としての機能は残されており、絶望王が兄の肉体から退いた後に「意思なき結界」として再構成されながら本当の意味での生涯を終えました。
ブラック(ウィリアム・マクベス)
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
CV | 釘宮理恵 |
ホワイト(メアリ)と同じくアニメオリジナルキャラクターであり、メアリとは“双子の兄“として生まれた気弱で大人しい性格の青年です。
「LHOS(レオス)」という組織に所属している術士で強力なPSIの持ち主でもあります。
念じるだけで異界の巨体すら破裂させる程の高い能力の持ち主ですが、本人は加減が苦手なため、ほとんど使わずに生きてきました。
3年前の大崩落に巻き込まれたホワイトを喪ったことで絶望王にその身を委ねてしまいます。
そして妹のいない世界が滅ぶことを望む精神を絶望王につけ込まれたため”第二次大崩落”の計画にも加担させられました。
絶望王が去ってからは普通の人間として生き続けていますが、アニメ1期の段階でレオナルドと友情を深めたことにより、2期の最終話で再登場および再会しています。
ブリッツ・T(ティー)・エイブラムス
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
通称 | 豪運のエイブラムス |
CV | 大塚明夫 |
世界屈指の吸血鬼対策の専門家で、クラウスの師匠筋にあたる男性です。
その職業柄の影響で多くの吸血鬼たちから憎悪されていると同時に数々の呪縛をかけられていますが、エイブラムス自身が超人的な豪運の持ち主であるため傷1つ負わずに回避し続けてきました。
しかし、エイブラハムス自身の豪運によって回避した呪いがそのまま周囲に撒き散らされるため、彼の近くにいる人たちが交通事故や飛行機事故などの不幸を負わされてしまいます。
裸獣汁外衛賤厳(らじゅう・じゅうげい・しずよし)
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
CV | 柴田秀勝 |
斗流血法の創始者で、ザップとツェッドの師匠です。
その実力は凄まじく長老級の血界の眷属をも1人で簡単に倒せるほどに絶大で、弟子たちに教えた斗流血法を両方とも(カグヅチとシナトベ)使えます。
しかし弟子以外の者たちに対しても厳しい性格であり「Zの長い一日編」では初対面のクラウスに対しても「組織のリーダーとして未熟」と言い切ってしまいます。
それでも弟子たちの危機には駆けつけてくれることもあり「災蟲競売編」では高位の眷属とされているタイクーンブラザーズと戦うザップ達のために3分間限定で外法の力(刃身の獣)の封印を解いてくれることもありました。
ルシアナ・エステヴェス
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
CV | 坂本真綾 |
ブラッドベリ総合病院で女医として働く女性です。
3年前に襲撃にきたザメドルにより重傷を負わされましたが、その後に訪れた医師(マグラ)の手術を受けたことで復活しました。
しかし、その手術の影響により“無数の個体”を得たため、クラウス達と3年ぶりに再会した時は数名のルシアナたちが同じ病院内で走り回っています。
この時は少女の姿ですが、複数の個体に分裂するほど容姿が幼くなってしまうためです。
本来の姿はウェーブヘアの妖艶な大人の女性であり、この姿の時には「幻界執刀」を駆使して、すれ違い様に相手を無数に切り分けると同時に傷口を縫合することも可能です。
自身が医師であることに強い誇りをもっているため、犯罪者や血界の眷属であろうと怪我して病院に運ばれた者たちに対しても全力で治療にあたります。
Dr.カミモヅ
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
CV | 関俊彦 |
「妖眼幻視行編」で登場した異界人で、原作第一部(無印)やアニメ2期のラスボス的存在となりました。
「神々の技肢」の調査と研究に勤しんでおり、自身の身体も改造したために禍々しい姿へと変わり果てている上、右目には“神々の義眼”まで取りつけています。
研究への熱意と目的を果たすための手段は選ばない性格のため、ミシェーラの婚約者(トビー)を取り込んだ上で妹まで人質に取る形でレオナルドにも協力を強制してきました。
自身のもつ”神々の義眼”の能力で自分の存在を感知できなくしているため、同じ義眼をもつレオナルド以外の者たちには気づかれずにいましたが、レオナルドからのメッセージ内容の意味に気づいて駆けつけたクラウスたちからの攻撃を受けたことで倒されました。
次元怪盗ヴェネーノ
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
CV | 不明 |
異次元の物質を刀身にした刀”無銘(センツァノーメ)”を使いながら空間を斬る「次元刀斬法」を駆使する怪盗です。
顔の右半分につけている”ひび割れた紋章の仮面”が特徴です。
原作コミック第一部の7巻で初登場した時にはマフィアの巨大な金庫を狙いながや作戦失敗と判断した途端に閉じ込められたザップとツェッドを放って逃亡しました。
しかしコミック第二部(B2B)の「深夜大戦編」で再登場しては世界崩壊幇助器具の「ナクトヴァの微笑み」を奪いますが、逃亡中にキュリアスとの交戦により全身をバラバラにされる形で倒されました。
怪盗をする理由までは明かされなかったものの、自身の能力や娘(ヴェネランダ)が大きく関係していたと思われます。
キュリアス(アサフ)
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
旧名 | アサフ |
CV | 不明 |
「深夜大戦編」で初登場した“ヴィラン”という種族の男性で、世界崩壊幇助器具の「終点圧縮時計」から発生または付着していた細胞から再構築された適合者です。
正式な過去までは明かされていませんが「終点圧縮時計」を所持する王族または関係性を持っており、その頃の名前が“アサフ”だったと思われます。
「あらゆる滅びを手にする男」と自称しており、次元怪盗ヴェネーノから「ナクトヴァの微笑み」を奪った後はライブラやフェムトと対立します。
圧倒的な強さと「時間の高速化」の能力でクラウスを追い詰めますが、この時にはモキートの”空間編成術”によって永遠の虚に落とされる形で一時的に封印されたものの「災蟲競売編」で世界崩壊幇助器具の「カロプス人蟲」を入手するため配下たち(強欲の狂人達)を率いながら復活しました。
キュリアス(アサフ)の強さや能力、正体・過去に関しては、「【血界戦線】キュリアス(アサフ)の強さと能力 | 正体と過去・死亡について」の記事を参照ください。
タイクーンブラザーズ
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
CV | 不明 |
「災蟲競売編」で登場し常に二人組で行動する高位の眷属で、それぞれ自身の名を「イングウェイ」「マクシミリアン」と名乗っています。
イングウェイは赤いスーツをラフに着こなしている黒髪の青年で、マクシミリアンの方は黒いスーツを着た茶髪の青年です。
ライブラやザップたちの師匠、そしてキュリアスたちを遥かに凌ぐ絶大な戦闘能力をもつ上、倒されてもすぐに復活することが可能です。
基本的には無益な戦闘や殺戮を好まない性格ですが、自分たちの仕事や任務に忠実であり、仕事や目的の邪魔をしてくる者たちに対しては容赦なく攻撃してきます。
タイクーンブラザーズの強さや能力、正体に関しては「【血界戦線】タイクーンブラザーズの強さと能力 | 正体と死亡した理由」の記事を参照ください。
まとめ
今回は『血界戦線』の人物相関図と共に、各キャラクター達の紹介もしてみました。
コミック第二部(B2B)からはキュリアスやタイクーンブラザーズなど、クラウスたちをも大いに苦戦させた強敵たちも多く登場しました。
それでも戦闘シーンだけでなく、レオナルドを中心とした多彩な人間関係もまた、本作品の展開を奥深くしていると思います。
2022年秋から連載開始される第三部(B3P)では、第二部までの時点では決着がつかなかった「キュリアス達との再戦」や「ヴェネランダの行方」にも期待したいですね。
本作品の第二部『血界戦線 Back 2 Back』の全巻ネタバレの詳細は「【血界戦線 Back 2 Back】原作の全巻ネタバレ解説 | 最終話の結末も紹介」の記事を参照ください。
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