2020年秋の新作アニメ注目タイトルである「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」(略称は「キミ戦」)が、ついに放送開始されましたね!そこで今回は主人公イスカの所属しているN07部隊の隊長を務めるミスミス・クラスのキャラクター性や能力を紹介すると共に今後の展開にも迫りたいと思います。
「帝国」やN07部隊メンバーに関しては以下の記事をご覧ください。
目次
ミスミス・クラスのキャラクター性を紹介
まずはミスミス・クラス(以下は「ミスミス」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。
イスカの所属するN07部隊の隊長
本作品の主人公イスカの所属するN07部隊の隊長です。
しかし普段はかなりドン臭く、釈放されて部隊に復帰したイスカとの再会時には走りながらコケてしまう一面もありました・・・。
こうした場面や外見だけを見ていると、隊長というよりはN07部隊の“マスコット的な存在”な印象も拭えないかもしれません。
小柄で童顔でも、れっきとした大人
かなり小柄でイスカたちとの身長差も大きく、一緒に立つと”親子”とさえ間違うほどであり、その童顔も手伝って尚更そう勘違いされても不思議ではありません。
しかし、こうした外見に反して実年齢は22歳なため、立派な大人であることに変わりありません。
からかいの的になることも・・・
再会したイスカを見て喜ぶミスミスですが、彼の身長がまた伸びたのではないかと気になり始めます。
ミスミス「やっぱりアタシみたいな女の子じゃ、成長も勝てないなぁ」
ジン「なにが女の子だ!もう、そんな年じゃねぇくせに」
同じN07部隊のジン・シュラルガンも彼女の実年齢を知っていることで軽くからかわれますが、こうしたやり取りはこれが初めてというわけでなく、イスカがまだ大罪による監禁をされる以前から始まっていたようです。
ミスミス「ジン君の口の悪さも今日だけは懐かしいよ」
この時はミスミスの方もイスカと再会できた喜びの方が大きく、笑顔で軽く受け流します。
本作品のアニメ動画や見逃し配信は以下の記事をご覧ください。
ミスミス・クラスの能力
ここからはミスミス・クラスの能力に迫りたいと思います。
実は優れた指揮官
小柄で童顔、さらにドン臭いと、まるで子供っぽさが三拍子揃ったかのように見えてしまうミスミスですが、実は優れた指揮官であることが判明されます。
ジンと音々(ネネ)が書類関係の仕事で忙しい中、ミスミスもまた、イスカに連れられる形で中立都市にある噴水広場した先でアリスリーゼと燐に出会います。
帝国からも”氷禍の魔女”と呼ばれて恐れられているアリスリーゼと自分の隊員が既に出会っていた事実を知らされて驚かされます。
さらに追い討ちをかけるかのように、長い眠りから覚醒した魔女の始祖「ネビュリス」が現れ、自分の星霊術で都市内への無差別攻撃を始めるのです。
最初の攻撃にはアリスリーゼが全員にかけてくれた”氷禍の星霊術”によるバリアのおかげで凌ぎますがネビュリスが放つ熱波によって保てなくなります。
その後に放たれた強大な星霊術をマトモに喰らってしまった燐が重傷を負って倒れてしまいますが、自分たちの敵であることを知っていながらも必死に助けようとするイスカの姿を見たことにより、ミスミスの長所が発揮され始めるのです。
大火傷を負った燐を見て動揺するアリスリーゼに対して大声で叫びます。
ミスミス「動かさないで!」
アリスリーゼの氷禍で燐の全身を包み込んで安静にさせた後、イスカの今の気持ちを理解したミスミスが中央病院まで連れて行ってくれます。
ミスミス「魔女だけど、さっき助けてもらったし・・・」
こうして、非常事態になった時にはいつものドン臭さから一転し、瞬時に状況を判断しながらテキパキと動いてくれるようになります。
こうした「隊員の判断を尊重し、感情の機敏に対しても敏感に反応できる」点こそがミスミスにある”隊長としての能力”であると同時に長所でもあると言えるでしょう。
ちなみに、ミスミスのこうした優秀さは「使徒聖」の第5席に君臨し、防衛機構の司令部特別客員を務めている瑠酒・イン・エンパイアも充分に理解しており、今後はN07部隊ひっくるめて彼女の指揮下で働いていくこととなります。
直接的な戦闘は苦手
隊長であるミスミスの役割はあくまでも「隊員の気持ちも理解した上での状況判断」に絞られており、隊長であると同時に参謀役のような立ち位置にあります。
普段のドン臭さも相まり、第1話でメンバー揃った中で目的地へ向かう中、アリスリーゼと燐による差し金として強襲してきた風の星霊使いたちの攻撃から逃れるため、一斉に乗っている車から飛び降りる時もイスカやジンとは違ってミスミスだけは音々(ネネ)に引っ張ってもらってましたからね・・・。
武力や体力、運動神経においては限りなく低いため、直接的な戦闘は苦手としております。
ミスミス・クラスに降りかかる今後の展開
ここからはミスミス・クラスに降りかかる今後の展開に迫りたいとまで思います。
ボルテックス任務が原因で魔女に!
瑠酒からの緊急招集による「ボルテックス任務」が原因でミスミスの左肩に“魔女の星紋”がついてしまいます。
「ボルテックス」とは、地面から“星霊の光”がマグマのように湧き出してくる現象のことをいいます。
もしも、その”星霊の光”を浴びてしまった場合に起こされる変化も人間と魔女によって違うのです。
人間が浴びた場合 | 人間から「魔女」に変化させられてしまう。 |
魔女が浴びた場合 | 本人の星霊力が増強される。 |
ミスミスの場合、任務中にその”星霊の光”を浴びてしまったものと思われます。
ミスミス・クラス「アタシ、魔女になっちゃった!?」
本人もイスカたちから教えられたことによって星紋に気づきながら激しく動揺してしまいます!
ジンからは研究機関に報告して調べてもらうしかないことを言われますが、帝国に「魔女になった」ことが知れたら「処刑」されてしまうのです。
そうして望まぬ形で魔女になってしまったミスミスには自分たちの今後を左右する、究極の選択を迫られます。
ミスミスが選んだ選択肢とは?
ミスミスの魔女化によってN07部隊のメンバー全員にも関わる究極の選択を迫られます。
①メンバー全員の秘密にして、このまま任務続行していく。 | ・”星紋”がバレた場合にはスパイ扱いされ、ミスミスの処刑に加えてイスカたちも同罪とされる。 |
②正直に話して自首する。 | ・ミスミスの処刑は免れるものの、彼女は終身禁固刑にかけられる。 ・そしてN07部隊も解散させられる。 |
泣きながら苦悩した末にミスミス自身が選んだのは・・・
ミスミス「アタシ、やだよ!やめたくないよ、隊長。せっかくまた、皆と一緒にいられるのに・・・ダメかな?」
イスカ「ダメじゃないです」
ジン「ボス(ミスミス)がそう言うなら、退く理由はない」
イスカとジンからの返事に音々(ネネ)も無言でうなずきます。
全員が同意した結果、①の方を選んで今後も4人一緒に任務を続けていこうと誓い合うのでした・・・。
まとめ
今回はN07部隊の隊長ミスミスのキャラ性や能力を紹介しながら、彼女自身の身体に起きた異変や究極の選択も含めた今後の展開にも迫ってみました。
- かなり小柄で童顔だが、実年齢は22歳なために、れっきとした大人である。
- 普段からドン臭く、体力や運動神経も低いために直接的な戦闘は苦手である。
- 隊長として「隊員の気持ちも理解した上での状況判断」こそが、ミスミス特有の能力である。
- 「ボルテックス任務」がキッカケで”魔女化”してしまう。
- 突きつけられた究極の選択の結果、メンバー全員による同意で”星紋”のことを秘密にしながら任務を続けていくことを決意した。
ミスミス自身はあくまでも懸命に任務に取り組んでいただけなのに、その任務が原因で自身が”魔女化”させられるなど皮肉としか言いようがないですよね。
ある意味ではイスカやアリスリーゼ以上に皮肉かつ残酷な運命に翻弄されるキャラクターとも言えるでしょう。
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