2020年秋の新作アニメ注目タイトルである「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」(略称は「キミ戦」)が、ついに放送開始されましたね!そこで今回は帝国から”氷禍の魔女”の異名で恐れられているアリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世のキャラクター性や能力を紹介すると共に今後の展開にも迫りたいと思います。
「帝国」やN07部隊メンバーに関しては以下の記事をご覧ください。
目次
アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世とは
まずはアリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世(以下は「アリスリーゼ」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。
帝国からも恐れられる”氷禍の魔女”
本作品のヒロインであり、主人公イスカが属している帝国と長年に渡る戦争を続けている「ネビュリス皇庁」の第二王女です。
アリスリーゼ「あなた達が“氷禍の魔女”と呼ぶ星霊使いは、私のことよ」
帝国からも、その“氷禍の魔女”という異名で恐れられており、メイドかつ側近である燐・ヴィスポーズを連れて帝国に潜入した時に出会ったイスカにも堂々と宣言します!
イスカの詳細は以下の記事をご覧ください。
実は感受性豊かな性格!
戦闘中では自分の感情を押し殺しながら冷静に違うアリスリーゼですが、プライベートの気分転換中では一転して、本来ある“感情豊かな性格”を惜しみなく出してきます。
その差はかなり激しく、”気分転換”と称して第1話ラストで入ったオペラ劇場では感動しすぎて持参のハンカチを早くもずぶ濡れにさせてしまう程です。
そんな彼女を見かけて偶然にも真後ろの席で観賞していたイスカから自分のハンカチを渡されるのですが、この思いがけぬ再会がキッカケで2人による「敵同士でありながらも、お互いに惹かれ合ってしまう関係」へと発展していくのです。
本作品のアニメ動画や見逃し配信は以下の記事をご覧ください。
迷子になりやすい一面も?
プライベート時には1人で外出することが多いイスカとは真逆に、アリスリーゼの方は燐を連れて(または彼女の方からついてくる形で)中立都市に出かけることの多いのですが、よく出かけている割には土地勘には疎い面もあったりします。
第2話では燐を連れずに中立都市で開催中の展覧会へと出かけますが、イスカとは別の道を通ろうと裏道に入ると同時に迷い始めてしまうのです。
自分の大好きなオペラ劇場や大人気と評判のパスタ店では同行する燐が前もって位置を把握してくれていたと考えられますね。
戦争を続ける目的とは?
アリスリーゼもまた、イスカにも負けない程の目的と強い信念を持って帝国との戦争に臨んでいます。
アリスリーゼが打倒・帝国を掲げているのは「誰もが迫害されない世界を作るため」であります。
ここでイスカの戦う目的と簡単に比較してみましょう。
イスカ(主人公) | 「この戦争を終わらせるため」 |
アリスリーゼ(ヒロイン) | 「誰もが迫害されない世界を作るため」 |
お互いに戦争を終結させる目的に変わりはないものの、アリスリーゼの方は戦争を終わらせるだけで完結させず「新たな世界の創造」まで考えている点がイスカとは大きく違っていますね。
中立都市の土地勘ではイスカに一歩譲ってしまうものの、目的意識の持ち方(視野の広さ)においては実年齢と共にアリスリーゼの方がわずかに勝っている印象ですね。
アリスリーゼの星霊能力・強さについて
アリスリーゼが使用する星霊術は“氷禍の魔女”の異名どおり、氷属性のものとなります。
彼女がイスカとの戦闘中に披露してくれた、あまりにも強大すぎる星霊術の数々を紹介していきます。
大氷禍
アリスリーゼが本作品の中で初めて見せたのが、この「大氷禍」です。
広範囲にも渡って地面や森林なども凍らせる上、温度も急激に下がります。
アニメ版ではそうした性能も利用する形で離れた位置に建てられている動力炉の破壊まで実行してしまいました!
千枚の刺吹雪
アリスリーゼ最大の攻撃魔法であり、その名のとおり、剣の形をした固い氷を千本にも渡って投げつけます!
マトモに喰らえば串刺しのようにされることは目に見えており、2本の星剣で応戦するイスカにも身体の数ヶ所に渡って切り傷を負わせてしまうのです。
無敵の盾
アリスリーゼの”大氷禍”は攻撃だけに留まらず、防御面においても抜かりありません。
「千枚の刺吹雪」を切り抜けたイスカが自分の目前にまで迫って星剣で斬りつけられようとした瞬間に氷状で作った“分厚い盾”を出して彼からの攻撃を防いだだけでなく遠い方向にまで吹き飛ばしてしまいます。
星霊による自動防御
後にイスカと共闘して戦うことになる始祖「ネビュリス」が放つ熱風による星霊術からイスカやミスミスも一緒に守る形で自動的に発動します。
この時のアリスリーゼたちの真上には氷状の大きなバリアとして展開されていましたが、こうした「自動防御」の属性もまた、その魔女が使う星霊術の属性として展開されるものと思われます。
アリスリーゼがかわいい!今後の展開
アリスリーゼは今後もイスカと惹かれ合いながらもお互い相容れぬ関係に悩まされていきます。
しかし彼女の苦悩はそれだけで終わりません。
イスカの所属するN07部隊の隊長であるミスミスとの交流や狙われている母親を守るために帝国の強者を迎撃したりと・・・アリスリーゼを取り巻く複雑な人間関係は、むしろ今後からが本番と言っても過言ではないでしょう。
ミスミスとの和解と誤解による決別へ?
先にも少しだけ挙げた始祖「ネビュリス」との戦闘ではイスカと同行したミスミスも巻き込まれてしまいます。
しかし「ネビュリス」から放たれた強力な熱風による星霊術をマトモに喰らって重傷を負った燐を病院に搬送してくれたことがキッカケとなり、少しずつ和解していくはずでしたが、思いがけぬ形で決別の方向に進んでしまいます。
始祖との戦闘がひとまず治ってからは再びプライベートの時間を満喫するイスカを拐って自分の国へ連れ去ってしまうのです。
(しかし、イスカの拉致に関しては燐が独断で行ったことであり、アリスリーゼ自身もそこまでは聞かされないまま実行されてしまいます)
イスカが拉致される現場を通りかかったミスミスから目撃された途端、自分の星霊を暴走させてしまった彼女を制御するために”大氷禍”で足止めさせてしまいますが、それはあくまでも彼女を助けるための行動です。
アリスリーゼ「これは思いやりよ。“星霊使いになった”あなたへの・・・」
こうしたミスミスとの和解や決別は、イスカとの「お互い惹かれ合っているのに相容れぬ関係」とはまた違うケースのものであると言えるでしょう。
ミスミスの詳細は以下の記事をご覧ください。
母親が狙われる中での迎撃とイスカへのSOS
アリスリーゼは気が進まないまま、燐と共にイスカを「ネビュリス皇庁」へと連れ去ってしまいますが、そんな中で自分の背中にある“大きな星紋”を見られてしまう上、帝国の方で自分の母親であるミラベア捕獲を目的とした侵略計画も立てられていることを知らされます。
アリスリーゼ「もし私が『力を貸して』って言ったら、君はお願いに応じてくれる?」
自分たちで拉致して捕縛してしまっているイスカの耳元で囁くと同時に1枚のハンカチを置いてから、燐と一緒に迎撃へと臨んでいきます。
そのハンカチの中には手錠の鍵が入れられており、それを使って解放されたイスカもまた、すぐにアリスリーゼたちを追いかけていこうとします。
こうした、さり気ないSOSの出し方にもアリスリーゼらしさが出ていますね。
そして自分の母親を守るため「使徒聖」第8席の座にいる暗殺者ネームレスを迎え撃つのです。
まとめ
今回は帝国から”氷禍の魔女”の異名で恐れられているアリスリーゼのキャラクター性や能力を紹介すると共に今後の展開にも迫ってみました。
- 「ネビュリス皇庁」の第二王女であると同時に、帝国からは”氷禍の魔女”の異名で恐れられている。
- その異名どおり「大氷禍」を始めとした強力な氷属性の星霊術を使いこなす。
- プライベート時には本来ある”感情豊かな性格”を惜しみなく出してくる。
- イスカとの戦闘や幾度にも渡るプライベート時の交流も経て、お互いに惹かれ合っていくものの相容れぬ関係が続いていく。
- お互いに相容れぬものの再戦はお預け状態が続き、始祖ネビュリスを始めとした共通の大敵を前にして共闘することの方が多くなっていく。
イスカたちと敵対する「ネビュリス皇庁」の第二王女であることに加えて、帝国からも恐れられているアリスリーゼも本当は感受性豊かで可愛らしい年頃の女性なんですよね!
目標達成するまでの道のりや人間関係は非常に険しいものですが、これからも諦めずに頑張ってほしいものですね。
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