2020年秋の新作アニメ注目タイトルである「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」(略称は「キミ戦」)
第4話から多くの新キャラが登場しましたが、今回はイスカやアリスリーゼとも深い因縁を持つ仮面卿オン・ゾア・ネビュリスのキャラクター性や能力を紹介すると共に今後の展開にも迫りたいと思います。
第4話の詳細は以下の記事をご覧ください。
目次
仮面卿オンのキャラクター性を紹介
まずは仮面卿オン・ゾア・ネビュリス(以下は「仮面卿オン」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。
仮面をつけた黒服の星霊使い
仮面をつけた黒服の男で「ネビュリス皇庁」三血族の1つ、ゾア家の当主代理にして参謀を務めております。
紳士的な外見とは裏腹に過激派!
第4話にて、いつの間にかアリスリーゼと燐の背後にいる形で初登場した仮面卿オンは外見ではタキシードに身を包んだ服装のごとく紳士的な物腰と口調で接します。
こうした場面を見ただけでは外見に違わぬ紳士的な男性と思われがちですが、その心の中には苛烈すぎる程に「帝国に対しての敵意と怨念」に満ち溢れているのです!
アリスリーゼの詳細は以下の記事をご覧ください。
さらには現女王であるミラベア(アリスリーゼやシスベルの母親)のやり方を「緩すぎる」と公言してしまう上に「帝国との全面戦争こそが星霊使いの悲願」とまで断言してしまうような“過激派”なのです。
そもそも仮面卿オンが属しているゾア家が「ネビュリス皇庁」の過激派にしてタカ派の組織であるため、そんな彼も“過激派”な性格であることは、むしろ必然と言えるのではないでしょうか。
こうして見ていると「帝国への憎悪」を具現化したキャラクターであると言えるのかもしれませんね。
実は空回りによる失敗も多い
実は”過激派”であることが判明した仮面卿オンですが、同じ「ネビュリス皇庁」の魔女やアリスリーゼたちに対しては紳士的に接します。
それは彼自身の戦い方にも見られることであり、心の底にある「帝国への憎悪」を表面上で強く見せることもあまり無いのです。
基本的には気長で慎重に判断しながら自分の立てた策謀を実行していきます。
しかし「ネビュリス皇庁」第三王女シスベルが外出先で再会したイスカを自分の部下として招き入れようとしただけで本人からの話も聞かずに“裏切り者”と速攻で一方的に断定してしまうなど「自分の定めたことは絶対である」とまで言いたげに無理やり己の信念を貫いてしまう一面も併せ持っております。
イスカの詳細は以下の記事をご覧ください。
さらには敵を始末しようとする時にも過剰なまでの恨みの気持ちによって出してしまう非合理的な判断や言動によって失敗してしまうことも実は多かったりします。
ちなみに今後の展開で戦うこととなるジンからも「頭の回転は早いけど空回りしやすいタイプ」と言われてしまうのです・・・。
仮面卿オンの星霊術による転移能力
ここからは仮面卿オンの「扉」の星霊術による転移能力について迫っていきます。
「扉」の星霊術による転移能力
仮面卿オンはいつの間にかアリスリーゼや燐の背後にいた形で初登場したわけですが、これこそが彼の持つ「扉」を使った星霊術による転移能力なのです。
他の星霊使いたちとは違って少し解りにくい内容の能力に感じた視聴者も多いと思いますが・・・簡単に一言で言ってしまうと、他の人気アニメやゲーム作品にもよく見られる”瞬間移動”のようなものと捉えれば比較的解り易いかもしれません。
仮面卿オン「私の星霊は皆さんのと違って強くありませんので・・・」
本人も言っているように、確かに直接的な攻撃力においてはアリスリーゼの「大氷禍」や燐の「土」などと比べると大いに劣るものの、彼女たちから気配すら感じさせずに後ろを取ってしまう程の転移能力は侮れません。
燐の詳細は以下の記事をご覧ください。
自分自身だけでなく物や他人も転移可能!
さらに仮面卿オンの転移能力は自分自身だけでなく、物や他人をも転移させることが可能なのです!
それが真っ先に分かるのが第4話から始まった「ボルテックス任務」の中であり、自分の「扉」による星霊術を駆使してキッシングも連れながらイスカたちの前に現れます。
この時点で彼は自分だけでなく、キッシングも一緒に転移させて連れてきたことが解るかと思います。
さらには自分より少し離れた位置にいる者(ミスミス)を転移させることも可能であることが判明します。
それによって自分たちの去り際に落とされたミスミスが”魔女化”する展開へと進んでしまうのです。
ミスミスの詳細は以下の記事をご覧ください。
自分の星霊術によって他人を転移させられる仮面卿オンにとって自分の武器などの“物”の転移に関しては朝飯前なことでしょう。
「ボルテックス任務」を経たイスカたちの前に再び現れる時にはジンとのバトルを展開しますが、この時には“霧”も交えた転移能力によって彼の背後を取りながら自分の武器(ナイフ)まで近づける形で不利な状況にまで追い込んでしまうのです。
仮面卿オンが迎える今後の展開
ここからは「ボルテックス任務」を経た後の仮面卿オンが迎える今後の展開にも迫りたいと思います。
今後は第一王女と共に動く展開に?
初登場時にはアリスリーゼや燐と接触してきた仮面卿オンですが「ボルテックス任務」以降からは「ネビュリス皇庁」の第一王女イリーティア(アリスリーゼの姉)からの告げ口によって、彼女たちの妹であるシスベルを監視および捕縛する任務につきます。
そしてイスカと接触した状況を突き止めると同時に攻撃を仕掛けますが、この時はジンと激闘を繰り広げながら先にも触れた“霧”も駆使した転移能力で彼を追い詰めていくのです。
ジンの詳細は以下の記事をご覧ください。
“過激派”ゆえの先走りによる悲惨な未来
シスベルの追跡やジンとの激闘を経た後からも仮面卿オンの“過激派”ぶりは更にエスカレートしていく展開となります。
「ネビュリス皇庁」が襲撃されて国じゅうが疲弊している中でも真っ先に「帝国への報復」を主張したことが災いの引き金となります。
自分に告げ口してきたイリーティアの計略によって「女王の間を爆破した犯人」という疑惑をかけられてしまい、一時的に拘束されてしまうのです!
自分の味方と思っていた存在によって拘束されるなど、かなり悲惨な展開ではありますが、それさえも「ゾア家が一気に上り詰めるための好機」と捉えます。
釈放された後も“報復”として「帝国への総攻撃」を主張すると共に「始祖の復活」まで提案してくるのです。
今後も”過激派”である仮面卿オンらしい激闘ぶりではあるものの、こういうタイプのキャラクターは大抵の場合、最後に破滅して倒れてしまうことが多いものですが、もしも彼による主張や提案が実現されてしまったとしたら・・・いくらイスカや現役の「使徒聖」たちが迎撃に入ったとしても、そう簡単には止められないでしょうね。
まとめ
今回は仮面卿オンのキャラクター性や能力を紹介しながら、今後の激動な展開にも迫ってみました。
- 仮面をつけた黒服の男で「ネビュリス皇庁」三血族の1つ、ゾア家の当主代理にして参謀を務める。
- 普段は紳士的な態度や口調で接するものの、その本性は「帝国に対しての敵意と怨念」に満ち溢れている程に”過激派”な性格です。
- 「扉」による星霊術を使った”転移能力”を持ち、自分だけでなく、物や他人を転移させてしまうことも可能である。
- 「ボルテックス任務」の中でミスミスの”魔女化”の原因を作った張本人でもある。
- イスカやジンとの激闘後も、更なる”過激派”ぶりを披露していく展開となる。
「ボルテックス任務」やシスベルの件で大きな見せ場を果たした後もその”過激派”ゆえの激情ぶりで長い期間にわたってイスカやアリスリーゼと関わっていきながらファンや視聴者を楽しませてくれるキャラクターに化けていきそうな予感がしますね!
本作品のアニメ動画や見逃し配信は以下の記事をご覧ください。
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