物語シリーズの見る順番 | 時系列や各作品のあらすじ・見どころを解説

2017年から放送されている人気アニメ「物語シリーズ」は、アニメ、劇場版、スピンオフ含めていくつか作品があります。

見る順番は結論から下記の通りです。

このページでは、物語シリーズを見る順番・時系列・各作品のあらすじ・見どころを本文で解説していきます。物語シリーズに興味のある方は、ぜひ参考にして下さい。

『物語シリーズ』の作品一覧・放送順

物語シリーズは、公開順で見ると作品が作られた順で見るため、初心者でも入りやすいでしょう。

初めて物語シリーズに入るという方は、一旦公開順でみることをおすすめします。

『物語シリーズ』の見る順番

物語シリーズは、上記表の順番で見ればOK。
｝物語シリーズは、ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズンに分かれているため、上記表の順番で見れば話の流れが分かりやすいです！

そして、物語シリーズはペアになる話が点在しているため、ペア同士で続けて見ることをおすすめします。

「化物語と傷物語」、「猫物語（黒・白）」、「傾物語と鬼物語」、「囮物語と恋物語」がペアになっており、あわせて見るとストーリーを理解しやすくなりますよ♪

『物語シリーズ』の時系列

物語シリーズの時系列は、上記の通りになります。

物語シリーズは、全ての作品が時系列で綺麗に並ぶため、上記表の順で見ると話が綺麗に繋がります！

最初、公開順に見て、次に時系列でみると2度楽しめますよ♪

各作品のあらすじ・見どころを解説

化物語

あらすじ

高校3年生の阿良々木暦は春休みにとんでもない『事件』に巻き込まれて以来、人とは少しだけ異なった部分があった。
『事件』を通じて親しくなったクラス委員長の羽川翼と共に文化祭の準備をしていた5月のある日、ひょんなことから2年間ろくに会話すらしたことがない病弱なクラスメイト戦場ヶ原ひたぎの秘密を知る。彼女には、およそ体重と呼べるものがほとんど無かったのである。暦は秘密を知った日の放課後、ひたぎから秘密をばらさないようにと猟奇的な脅しを受け、口許をホチキスで刺される。

出典：「化物語」wiki

メインとなる5つのエピソードと5人のヒロイン

•  ひたぎクラブ：戦場ヶ原ひたぎ
• まよいマイマイ：八九寺真宵
• するがモンキー：神原駿河
• なでこスネイク：千石撫子
•  つばさキャット：羽川翼

見どころ

化物語の魅力は会話劇。
個性的なヒロイン5人とも会話劇によってキャラクターが深く掘り下げられ、視聴者自身が誰を推すのかを楽しめます。

1人称小説や会話劇の欠点並びに、モノローグや会話の多さという、アニメ作品としては動きが無くなってしまいがちなのが特徴です。

画面を動かさずにキャラクターのかわいらしさを魅せる演出1点に絞り込んでいるため、見やすくなっています。

化物語は、阿良々木暦がヒロインたちの抱える問題を1つずつ解決して成長していくのを共感半分で眺めながら、ヒロインのかわいらしさに萌えられる物語になるところが見どころです。

なお、続編や担当外のエピソードなどでヒロインたちは再登場しますが、ハーレム展開とは少し違います。

偽物語

あらすじ

蟹、蝸牛、猿、蛇、猫。直江津高校周辺に現れた怪異に関わった5人の少女の事件が解決し、文化祭を終えた夏休み、阿良々木暦は恋人の戦場ヶ原ひたぎによって学習塾跡に監禁される。千石撫子（せんごくなでこ）を苦しめていたおまじないを意図的に流行らせている人間がいるという。黒い喪服のようなスーツに身を包んだ男、その名は貝木泥舟（かいきでいしゅう）。かつて、ひたぎを騙した詐欺師の一人が再びこの町に現れたらしい。

出典：「偽物語」wiki

メイン2つのエピソードと2人のヒロイン

• かれんビー：阿良々木火憐
• つきひフェニックス：阿良々木月火

見どころ

偽物語は化物語の後日談として作られた物語で、阿良々木暦の妹達の「火憐と月火」が初登場しました。

見どころは、暦と忍野忍の関係性が修復されるまでを描いていることと、暦の妹達「火憐と月火」のキャラクターの魅力を引き出していることです。

魅力の大部分を占める作画レベルは、前作の化物語のヒットによってさらに磨きがかかっていて、ヒロインたちのかわいさもパワーアップ。
他にも、つきひフェニックスのOPテーマは音MAD素材としても人気があったので、ぜひ見ていただきたい部分です。

原作小説の発表順は化物語、傷物語、偽物語の順番で発表されていて、傷物語を先に見ることで偽物語は一段と味わい深くなりますよ。

猫物語シリーズ(黒、白)

あらすじ

春休みに吸血鬼の眷属とされ、「後遺症」を持ちながらも「人間」に戻ることができた高校三年生の少年阿良々木暦は、その時に出会った羽川翼に対して自分が抱いている感情が恋であるのかそうでないのか、悩んでいた。

ゴールデンウィークの初日、暦は頬が大きなガーゼで覆われた翼に出会った。暦が問い詰めると翼は父親に殴られたと言う。血の繋がらない愛情の無い家庭で育った翼の境遇を知り暦は愕然とする。その後、車に轢かれた尾の千切れた猫の亡骸を見つけた翼は躊躇わず埋葬した。

出典：「猫物語」wiki

メインとなる2つのエピソードと1人のヒロイン

• つばさファミリー
• つばさタイガー

見どころ

猫物語（黒・白）は、化物語の中のエピソード”つばさキャット”に登場するヒロイン「羽川翼」の、前日談と後日談になります。

翼への気持ちが恋なのか迷う暦と、暦に恋しているのに気持ちを伝えそびれた翼が、それぞれの気持ちに整理をつけるまでが見どころです。

猫物語（黒）は、暦が翼を語り、暦が化物語「ひたぎクラブ」のヒロイン「戦場ヶ原ひたぎ」に出会うまで、猫物語（白）は翼が自分自身を語る、暦がひたぎに出会った後の話です。

傷物語と化物語を最後まで見た人は、どうして、ひたぎと暦がつきあうことになって、暦は翼を選ばなかったのかという疑問を持つ人が多いことでしょう。
暦は翼を選ばなかったのかという疑問は、猫物語（黒・白）を続けて見ると解決できます。

暦と翼、2人の気持ちに白黒の決着が付く物語を見逃さないようにしましょう。

傾物語

あらすじ

八九寺真宵（はちくじまよい）はある日、阿良々木暦（あららぎこよみ）との雑談の中でL・M・モンゴメリの『青い城』についての話題を出す。その物語の主人公、ヴァランシーは医者から余命1年の命と宣告されたという。真宵は暦にもし余命1年と宣告されたらどうするかと問いかけるのだが、暦の答えは意外なものだった。

出典：「傾物語」wiki

メインとなる1つのエピソードと4人のヒロインと時系列

• 7話まよいキョンシー1：斧乃木余接
• 8話まよいキョンシー2：八九寺真宵
• 9話まよいキョンシー3：忍野忍
• 10話まよいキョンシー4：キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード

見どころ

傾物語は、シリーズの中で各話ごとに救われるヒロインが変わる、物語シリーズでは珍しい構成のお話です。

見どころは、暦と忍がタイムリープを行ったことが原因で滅んでしまった世界を救うために、その原因となった怪異と向き合う展開です。

傾物語はこれまでのシリーズとは違って怪異を解決する物語ではなく、時間移動がテーマになっているのがポイントで、タイムリープものが好きな人には興味深い内容です。

偽物語の”つきひフェニックス”で登場したキャラの説明だった「斧乃木余接」をのぞけば、傾物語で暦が助けなければならないヒロイン達は3名います。

そして、ヒロイン達の魅力はファーストシーズンから引き継がれているので、ますます、彼女たちを好きになっていくことでしょう。

時間移動によって滅んだ世界を救うことで、ヒロインの少女達を助けることになる、暦と忍のコンビから目が離せません！

囮物語

あらすじ

千石撫子は普段はあまり読書をしないのだが、以前に阿良々木暦が家に遊びに来た時に見栄を張って読んでもいない文学全集を部屋に持ち込んだことがある。それを片付ける時にたまたまロバート・ルイス・スティーブンスンの『ジキル博士とハイド氏』を手にして読んだのだった。その後、撫子は友達の阿良々木月火（あららぎつきひ）とその本について話しあう。

出典：「囮物語」wiki

メインとなる1つのエピソードと1人のヒロイン

• なでこメデューサ：千石撫子

見どころ

囮物語は、化物語のエピソード”なでこスネイク”のヒロイン、「千石撫子」が自分語りで神様になったことを話す、セカンドシーズンの恋物語へと続く物語です。

撫子が稚拙な口調で話す、どこかズレていて、気味が悪く、壊れていく世界を見ていくところに、サスペンスとホラーの２重の面白さがあって、そこがこの作品の見どころです。

物語の冒頭で撫子は、阿良々木暦と忍野忍の吸血鬼コンビが全く相手にならないほど、彼らを追い詰める強敵となりました。

囮物語では、化物語に登場した「忍野メメ」の姪を名乗る「忍野扇」と撫子の出会いから、撫子が神として祀られるまでの過程が語られます。

囮物語のエピローグ部分には撫子の妄想した、まるでバトル系少年漫画のような次回予告があり、恋物語を見た後に思わずニヤリすることでしょう。

囮物語は、セカンドシーズン内の恋物語で決着がつくので、恋物語の前に必ず見るべきエピソードです。

鬼物語

あらすじ

直江津高校3年生の阿良々木暦と吸血鬼幼女・忍野忍は8月21日、八九寺真宵を助けるためのひと夏の大冒険から帰ってきた。

始業式[注 1]も既に終わり、二学期一日目をサボってしまった暦は真宵と出会い、楽しい雑談の時間を過ごす。阿良々木家に辿り着き、この間の日曜日に忘れていったリュックサックを真宵に返そうとしたその時、正体不明の存在が現れる。

出典：「鬼物語」wiki

メインとなる1つのエピソードと3人のヒロイン

• しのぶタイム1：八九寺真宵
• しのぶタイム2：忍野忍
• しのぶタイム3：斧乃木余継
• しのぶタイム4：八九寺真宵

見どころ

鬼物語は、物語シリーズ本筋の傾物語と終物語（中）をつなぐ物語で、見逃し厳禁なこの話のヒロインは、化物語のエピソード”まよいマイマイ”の「八九寺真宵」です。

ストーリーの説明で傷物語のヒロイン「キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード」の過去を、成れの果てとされている忍野忍が語ることから、鬼物語というタイトルになっています。

今回の見どころは、傾物語に続いて忍野忍、八九寺真宵、斧乃木余継という物語シリーズの年少系化物ヒロイン達にスポットが当たるところです。

鬼物語に阿良々木と同年代のキャラがほぼ出ないのには、鬼物語の裏側で羽川翼の猫物語（白）が同時進行していて、そちらに登場していることが主な理由です。

突如現れた謎の存在「くらやみ」について忍が暦に語ったのは、400年前に吸血鬼キスショットとして過ごした過去でした。

新キャラクターの何でも知っているお姉さん「臥煙伊豆湖」の登場で、物語シリーズの本筋が動き始める回なので必ず見て欲しい物語です。

恋物語

あらすじ

11月－千石撫子はクチナワの怪異と同化し蛇神となってしまう。撫子が阿良々木暦を殺そうとしたその時、恋人の戦場ヶ原ひたぎは自分の命と引き換えに暦の命を助けてくれるように懇願した。ひたぎは撫子と取引をし、4ヶ月の猶予をもらう。－そして2ヶ月が経過した1月1日。ひたぎは一つの決断をする。

出典：「恋物語」wiki

1つのエピソードと2人のヒロイン

• ひたぎエンド：戦場ヶ原ひたぎ
• ひたぎエンド：千石撫子

見どころ

恋物語の主人公は偽物語に登場した詐欺師の「貝木泥舟」で、今回はかつて騙した事のある戦場ヶ原ひたぎの依頼を受けることになりました。

貝木が騙すターゲットは囮物語で神となった千石撫子で、貝木は撫子を言葉で欺きます。

貝木が高校生で正義の味方な阿良々木暦とは違う戦法で、大人目線で詐欺師のスキルを使って、スリリングにターゲットの撫子を分析していくところが見どころです。

撫子が抱えていた闇の部分を、貝木が一つ一つ明かしていく様子は詐欺師というよりも探偵のようで、ミステリーが好きな人にはささる内容ではないでしょうか。

恋物語は叶わなかった恋を抱える貝木と撫子の、大人と子供のだましあいを見とどけられるエピソードです。

セカンドシーズンの山場だったはずの物語が、暦の敵役の貝木によって解決される意外な展開は驚きのラストシーンを迎えます。

花物語

あらすじ

神原駿河は幼い頃に死別した母から干からびた猿の手のようなミイラを譲り受けていた。曰く、その手に願えば、どんな願いでも三つだけ叶えられるという。しかし、その猿の手は、願いを叶える代償として最終的に身体と魂を乗っ取る怪異「レイニー・デヴィル」だった。駿河は二度まで願をかけてしまうが、先輩の阿良々木暦・戦場ヶ原ひたぎ達の助けによって怪異に取り込まれることは避けられた。しかし、後遺症として左腕が怪力を発する毛むくじゃらの猿の手となり、駿河はそれ以来左腕を包帯で隠して日常生活を送ることになる。

出典：「花物語」wiki

メイン1つのエピソードと1人のヒロイン

• するがデビル：沼地蠟花

見どころ

花物語は、現在アニメ化されている中で物語シリーズ内での時間軸が一番新しい、化物語”するがモンキー”のヒロイン「神原駿河」が主人公として活躍する話です。

暦が語る物語はファイナルシーズンの続・終物語で終わっているので、花物語は時系列ではファイナルシーズン後の話になります。

見どころは、物語シリーズで暦が解決出来なかった駿河に取り憑いた怪異について、神原がヒロインの「沼地蠟花」の問題を通して、自分自身で問題に決着を付けるところです。

駿河が最後に蠟花とバスケットボールのコートで1on1で対決するシーンは、神原の気持ちにスッと感情移入できます。
もう暦に頼らなくても、問題を解決できるようになった駿河の成長はさっぱりしていて、駿河の青春物語を後味よく見られるストーリーとなっています。

花物語は、暦の青春物語だった物語シリーズが後輩の駿河に受け継がれていく、セカンドシーズンのラストを華々しく飾る物語です。

憑物語

あらすじ

高校三年生の阿良々木暦は、大学受験を控えた受験生である。2月のある日、暦は妹と風呂に入っている時に自分の体に異変が起こっていることに気づく。自分の体が鏡に映らない。また、妹に踏まれ、骨折したはずの足の指も信じられないスピードで回復して行く。まるで、吸血鬼のように。実は暦の影の中には吸血鬼の幼女・忍野忍（おしのしのぶ）が住んでおり、彼女に血を吸わせると、しばらくの間、吸血鬼の力を得ることができるのだが、暦は最近、忍に血を与えてはいなかったにも関わらず、まるで自分が吸血鬼になったような現象が起きていることに気付く。

出典：「憑物語」wiki

メインとなる1つのエピソードと2人のヒロイン

• よつぎドール1：阿良々木月火
• よつぎドール2-4：斧乃木余継

見どころ

ファイナルシーズンの始まりとして、セカンドシーズンでエピソードとして補完出来なかった、人気キャラ「斧乃木余継」の埋め合わせをしている物語です。

憑物語では、暦の吸血鬼の力が増大していることが語られます。
しかし、それ以外の部分では余継のPVのような作品となっているので、彼女のファンサービスが熱いエピソードなのではないでしょうか。

憑物語では偽物語で人気の高かった「阿良々木月火」のキャラを掘り下げていて、1話目の暦と月火の入浴シーンに作画が極振りしているところが見どころです。

これまでのファーストシーズンやセカンドシーズンは、ヒロインたちの怪異を解決する話が多かったのですが、ファイナルシーズンは暦が自分自身を語るシーズンです。

シリアスさが加速するファイナルシーズンを楽しむ前に、カワイイつくも神、斧乃木余継に癒されてみるのも悪くはないでしょう。

終物語シリーズ(上・中・下)

あらすじ

十月下旬、私立直江津高校三年生の阿良々木暦は、転校してきたばかりの一年生女子、忍野扇を後輩の神原駿河から紹介された。
放課後、扇は不思議なことを言い出した。彼女はとある事情から転校を繰り返しており、新しい学校に来るたびにその図面を作成しているという。

出典：「終物語」wiki

メインとなる7つのエピソードと5人のヒロイン

• 終物語（上）おうぎフォーミュラ：忍野扇
• 終物語（上）そだちリドル：老倉育
• 終物語（上）そだちロスト：老倉育
• 終物語（中）しのぶメイル：忍野忍
• 終物語（下）まよいヘル：八九寺真宵
• 終物語（下）ひたぎランデブー：戦場ヶ原ひたぎ
• 終物語（下）おうぎダーク：忍野扇

見どころ

終物語（上・中・下）は、暦が自分の過去や現在を謎のキャラ「忍野扇」に語る物語です。

本編の伏線で回収していない部分が明かされる、長かった物語が大団円を迎えるシリーズ。
終物語の見どころは暦が過去の事件を振り返りながら、高校を卒業した後の未来を掴む決断をするところになります。

怪異の事件を通して数々のヒロインを救ってきた暦が、自分自身を救う話になっているところが面白い作品です。

物語（上）では、暦の過去が幼なじみのヒロイン「老倉育」を通して明らかになり、物語（中）では忍野忍のかつてのパートナー「初代怪異殺し」との戦いで、暦が現在を乗り切る重要アイテム「妖刀・心渡」を入手したことが語られます。

終物語（下）は、周りに導かれながら暦が高校卒業を控えて出した答えを出すシーンを見て欲しいです。

暦物語

あらすじ

四月初旬、阿良々木暦はクラス懇親会の会議の折、委員長の羽川翼から不思議な石の話を聞く。学校内の花壇に小さな祠が建てられており、そこに奇妙な石が祀られているという。春休みに吸血鬼がらみの事件で五百万円の借金をしてしまった暦は、この話を怪異の専門家、忍野メメに売ることで返済に充てようと目論む。

出典：「暦物語」wiki

メインとなる12のエピソードと12人のヒロイン

• 4月：こよみストーン：羽川翼
• 5月：こよみフラワー：戦場ヶ原ひたぎ
• 6月：こよみサンド：八九寺真宵
• 7月：こよみウォーター：神原駿河
• 8月：こよみウィンド：千石撫子
• 9月：こよみツリー：阿良々木火憐
• 10月：こよみティー：阿良々木月火
• 11月：こよみマウンテン：忍野扇
• 12月：こよみトーラス：忍野忍
• 1月：こよみシード：斧乃木余継
• 2月：こよみナッシング：影縫余弦
• 3月：こよみデッド：臥煙伊豆湖

見どころ

暦物語は、物語シリーズの12カ月を振り返る各話10分程度の短編集で、2016年にスマホアプリとして配信されていたものをショートアニメとして放映したものが発表されています。

ファイナルシーズンまで見終えた人向けのあっさりしたファンサービス作品で、物語シリーズのアンコール的な意味あいがある作品です。

総集編ではないため、本編では語られていないストーリーが原作小説から書き下ろされています。

今まで知ることのなかった推しキャラクターの意外な一面を知ることができ、ファイナルシーズン終了後の寂しい気持ちを埋められるのがおすすめできるポイントです。

その他に、本編のヒロインでは無かった怪異の専門家「影縫余弦」と「臥煙伊豆湖」のエピソードもあって、終物語（下）の世界観を補完しているところが見どころです。

この暦物語は、これまで物語シリーズを見続けてきたファンとして、コレクターズアイテムになる作品です。

傷物語シリーズ(I鉄血篇、II熱血篇、III冷血篇)

あらすじ

私立直江津高校に通う阿良々木暦は高校2年生から3年生に変わる春休みの初め、同級生である羽川翼のパンチラを目撃したことがきっかけで彼女の友達になる。

出典：「傷物語」wiki

メインとなる1つのエピソードで3部作と2種族のヒロイン

• 人間のヒロイン：羽川翼
• 怪異のヒロイン：キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード

見どころ

傷物語は、劇場版3部作として、終物語（上）の放送後に劇場公開されました。

劇場版「傷物語」は、物語シリーズのうちで最もシリアスなバトルアクションが見どころです！

劇場版になってTV版とは作画が違い、大きな画面に映えるようになったので阿良々木のアクションに見応えがあります。

モノローグが多いことはいつもの物語シリーズなのですが、傷物語では暦と吸血鬼ハンターとのアクションシーンがダイナミックに描かれているので、あまり気になりません。

また、シリアスなシーンが続く傷物語でも、暦の羽川への思春期全開エピソードは相変わらず遠慮がありません。

そのため、暦のキャラにブレがないことで、安心して阿良々木の異能バトルが楽しめます。

羽川がとにかくかわいく描かれているのと、忍野忍ではなく怪異の王として全開のキスショットが活躍するので、2人が推しキャラの人は外せない作品です。

続・終物語

あらすじ

私立直江津高校の三年生になる春休みに吸血鬼になった阿良々木暦は紆余曲折を経て、高校を卒業した。その翌日、洗面台で顔を洗っていると、鏡に映った自分の姿が静止していることに気付いた。思わず鏡に手を伸ばすと、その鏡面に泥沼のように沈み込んでしまう。

出典：「続・終物語」wiki

メインの1つのエピソードとヒロインたちの別側面

• こよみリバース：物語シリーズのヒロインたち

見どころ

続・終物語では、阿良々木暦の終わりの続きのエピソードが描かれます。

続・終物語の見どころは、物語シリーズのキャラクターの別側面を見られる点です。
正規ルートは、終物語で終わっているため、ありえないハズのキャラクターの「IF」を堪能できる、原作者の二次創作（？）ともいえます。

また、新しく花物語で名前だけが出ていた神原駿河の母「臥煙遠江」が登場。

続・終物語は、ファイナルシーズンのおまけエピソードとして、長かった物語シリーズの打ち上げパーティーのような話を楽しめるシリーズです。

本編を見終わらずに見てしまうと、ヒロインたちのキャラ崩壊についていけずに混乱してしまうことでしょう。

まとめ

物語シリーズの見る順番と時系列をまとめて解説しました。
結論としては、見る順番で見るのがおすすめです。

物語シリーズは、原作者「西尾維新」の小説をアニメ化した物語で原作が会話劇によって人気作となり、続編が作られた珍しい作品です。

そのため、キャラクターの魅力を語るところに力を入れており、ストーリーが時系列順には進まずに見ていて混乱が起きることがあります。

まだまだ原作が小説で続いているシリーズなので、アニメも小説も一緒に楽しみたい作品ですね♪