『無職転生-異世界行ったら本気出す-』は、理不尽な孫の手先生により執筆された大人気ラノベ作品です。
テレビアニメ化も果たしており、2021年にルーデウスの少年期までを描いた1期が、そして続きとなる青少年期のストーリーとなる2期も2023年7月から放送および配信中です。
本記事ではニナの強さやエリスとのライバル関係、結婚相手や授かる子供たちについて解説。
さらに、アニメ2期でニナのエピソードや見せ場をカットされてしまった理由にも迫ります。
アニメ2期の人物相関図は「無職転生Ⅱ(アニメ2期)の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説【ネタバレ注意】」の記事をご覧ください。

ニナ・ファリオンとは
ニナは剣の聖地で登場した女性剣士で、ルーデウスの元を離れたエリスと大きく絡みます。
出番は決して多いわけでなくルーデウスとの絡みも薄いため、かなりモブキャラのような扱われ方をされてきましたが、ニナならではの個性的な魅力も多く放っていました。
ニナのプロフィール | 剣神ガル・ファリオンの娘として生まれた
種族 | 人族(人間) |
年齢 | 18歳(初登場時) |
クラスと地位 | 剣聖→剣王 |
ニナは剣神ガル・ファリオンの娘として生まれ、剣帝ティモシーの弟子として剣の修行に励んでいる少女です。
また、従弟であるジノ・ブリッツ(ティモシーの次男)も同じ剣の聖地で修行しているため、家族や親戚までひっくるめた“剣術一家”とも言えます。
ニナの性格 | おだてに弱く天然で世間知らず?
剣神の娘でありながら日頃の努力を怠らないニナは基本的に真面目な性格ですが、何気にかわいい一面も併せもっています。
同じ門下生たちから「さすが剣神の娘」や「まさに天才」などと言われるだけで天狗になってしまいます。
また、剣の聖地に籠ることが多かった故、何かと世間知らずな一面もあります。
初めて訪れた外の世界…
即ちラノア魔法大学では周囲にいる者たちが”ゴツい体格の獣族の男性たちばかり”だったことで「魔術師は体格のいい人ばかり」と勝手な勘違いをしながら狼狽えます。
ちょっと天然な一面も垣間見せましたが、この時期は獣族の発情期かつリニアとプルセナとの結婚を目的に来た獣族が集まってきただけだったんですよね…。
リニアの強さや結婚・借金や奴隷堕ちに関する詳細は「【無職転生Ⅱ】リニアの結婚・プルセナ達との関係性 | 借金など卒業後の結末」の記事を参照ください。

プルセナの強さ・逮捕劇や死亡・結婚に関する詳細は「【無職転生Ⅱ】プルセナはリニアより強い? | 卒業後の逮捕劇・死亡や結婚について」の記事を参照ください。

ニナがラノア魔法大学へ訪れた理由
ニナが単身でラノア魔法大学に訪れたのは、エリスから聞かされたルーデウスを倒して「自分の奴隷にして連れ帰ること」そして「エリスへの見せしめにする」という目的を果たすためです。
しかし、ニナが訪れた時はあまりにもタイミングが悪すぎました。
学園内ではリニアやプルセナとの結婚でボスの座を狙う大勢の獣族の男たちが侵入してきてきます。
さらに獣族を大きく上回る強さを誇る魔王バーディガーディまで来ており、ニナもまた獣族たちと同じくバーディガーディの軽い一撃だけで倒されました。
そして、自分が負かされたバーディガーディを攻撃魔術の一撃だけで倒した”ルーデウスの圧倒的な強さ”を目の当たりにしたことで、彼と戦わないまま剣の聖地へと帰っていったのです。
魔王バーディガーディの強さや過去、ラスボス化した理由については「【無職転生Ⅱ】魔王バーディガーディの強さ・ラスボス化した理由 | ヒトガミや闘神鎧との因縁」の記事を参照ください。

ニナの強さと階級 | 最終的に剣帝へと上がる
ここでは同じ剣士であるエリスとは一味違うニナの強さに迫ります。
16歳で剣聖クラスに上がれる程の才能や腕前をもつ
剣神ガル・ファリオンの血と才能を受け継いでいるニナはまだ16歳だった時期に“剣聖”の階級へと上がっています。
ただ、まだ10代でここまで上がれたのは単に才能だけでなく、ニナが続けてきた努力の賜物によるものでしょう。
そう考えるとニナは才能家というよりは“努力家”に近いかもしれません。
エリスやイゾルテにない安定的な強さ
ニナは同じ門下生のエリスや水王イゾルテにはない“安定的な強さ”を誇ります。
それこそが「感情も殺気もない一閃」であり、ニナはこの剣でイゾルテに勝利しています。
エリスもルイジェルドから伝授された”視線による誘い”で戦えるようになれたものの、それでも殺気や獣のような叫び声を上げるため、オルステッドを始めとした強者たちには勝てません。
それでも単純な強さにおいてはエリスに及ばず、修行中の手合わせではいつも敗北させられています。
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