『推しの子』は2020年4月から週刊ヤングジャンプで連載開始され、現在では少年ジャンプ+でも連載中の、人気マンガ作品です。
『かぐや様』の赤坂アカ先生と『クズの本懐』の横槍メンゴ先生がタッグを組んで描かれている点も大きな話題とされています。
本記事では、そんな推しの子に登場する有馬かなの経歴や「重曹ちゃん」と呼ばれる理由を紹介。
さらに母親との関係性も含めた過去や、演技方法が変わった理由、星野アクアとの関係性に迫ります。
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推しの子のマンガを買うなら今がお得(横にスクロール)↓推しの子のネタバレの詳細は「【推しの子】原作の全巻ネタバレ解説 | 最後の結末はどうなる?」の記事を参照ください。
人物相関図は「推しの子の人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。

有馬かな(ありま かな)とは

(推しの子第2巻 赤坂アカ・横槍メンゴ/集英社)
有馬かなは「10秒で泣ける天才子役」と呼ばれている女の子で、6話から登場しています。
五反田監督の映画に出演する中でも、天才的な演技を発揮していました。
有馬かなのプロフィール|天才子役からアイドル歌手に
本名 | 有馬かな |
通称(呼ばれ方) | 重曹ちゃん、オワコン子役 |
職業 | 役者・アイドル(新生B小町) |
所属 | 苺プロダクション |
年齢 | 4歳(初登場時)→17歳(陽東高校2年) |
有馬かなはアクアが子役デビューした6話で初登場しました。
この時点で既に多くの子役をこなしており、完全にベテランの域に達していました。
しかし、ピークが過ぎてからは成長と反比例するかのように、役者としての仕事も減り続ける一方でした。そのため、高校生となった現在では世間から「オワコン子役」と呼ばれるようになってしまいます。
それでも諦めず、陽東高校の芸能科に通いながら役者や演技の仕事は続けており、ドラマ「今日あま」ではヒロイン役を務めてきました。(このドラマ作品でアクアと再共演を果たし、鳴嶋メルトとも出会っています)
その後、さらに大きな転機が訪れます。
アクアからの頼みを断り切れず、ルビーやMEMちょと一緒に結成した新生B小町でアイドル活動も始めていきます。しかも、歌唱力の高さをルビーとMEMちょから高評価されたため、かな自身の意思とは逆に“センター”の座につかされてしまったのです。
星野ルビーの性格や前世、一緒にアイドル活動を始めた詳細については「【推しの子】星野ルビーは国民的アイドルになれる?前世や兄アクアとの関係を解説」の記事を参照ください。

有馬かなが重曹ちゃんと呼ばれる理由

(推しの子第2巻 赤坂アカ・横槍メンゴ/集英社)
有馬かなが「重曹ちゃん」と呼ばれる理由は、自身の異名をアクアやルビーから間違った呼び方をされたためです。
正しくは”10秒で泣ける天才子役”なのに、アクアやルビーと出会った時や陽東高校で再会した時に「重曹を舐める天才子役」と呼ばれたことがキッカケで、間違った呼び名が読者たちに定着しました。
そのためファンや読者たちの間では、この“重曹ちゃん”が愛称となってしまい、本名ではなく愛称で呼ぶ人が増えてしまったわけですね。
しかし、この愛称はあくまでも作者や読者たちによる呼び方であり、本編では基本的には「かな」や「かなちゃん」など、ちゃんと名前で呼んでもらえています。
有馬かなの過去|本気の演技ができない理由は母親たちの影響

(推しの子第7巻 赤坂アカ・横槍メンゴ/集英社)
これまではイマイチ曖昧にしか語られてこなかった有馬かなの過去が、舞台編の中でついに明かされました。
有馬かなが役者を始めたのは母親のためだった
有馬かなの母親は芸能人を目指していたものの、芸能人になれなかったため、自分の夢を娘のかなに託していたそうです。
かな自身もそんな母親の思いを子供ながらに理解しており、自分の好きなように演技しただけで周囲からは”天才子役”と呼ばれて持ち上げられていました。
自分の人気が上がることで母親も笑顔になり、かなにとってもそれが本当に嬉しく、人生で1番幸せな時期だったのです。
かなの人気停滞と母親の行動が家庭崩壊につながった
かなが天才子役として持ち上げられていた期間は決して長くは続かず、成長していく中で子役としての仕事を減らされてしまいます。
しかし、その状況により大きく変わってしまったのは、本人でなく母親の方でした。
娘の仕事を減らされたことに納得できない母親が勝手に営業活動を始めた上、事務所や現場などに対して娘の出番を増やすように要求することで関係者たちを困らせるなともあったようです。そのような焦りの末、しまいには自分の娘にまであたり散らすこともありました。
さらに、そんな母親の行動に嫌気がさした父親もまた、他の女性との不倫関係を始めてしまっていたのです。
これらの経緯や出来事の末、一家は離散してしまいます。父親が他の女性との関係を持ち始めており、両親もこの時点で離婚したものと思われます。
さらに母親が田舎へと引っ越したため、陽東高校でアクア達と再会した時には、かなだけが都内に残って一人暮らししている状態でした。
本気の演技をできなくなったのは周りの大人たちの影響
かなは一家が離散してからも都内に残って何とか役者を続けてきた中でも、五反田から言われていたことがあります。
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