『ブルーロック』に登場する馬狼照英は、1次選考で登場した選手。
自らをキングだと称するほど自信家であり、高圧的な態度を取り勝ちです。
サッカーでは独善的なプレイを続け、味方からもボールを奪うときもあるほど。
その性格ゆえに敗北を認めようとはせず、作中ではその傲慢な気持ちが原因で潔世一から「ヘタクソ」とも言われました。
ですが、これが覚醒につながり、最終選考のネオ・エゴイストリーグでは年俸1億で入札されるまで成長しました。
この記事では、馬狼照英の強さ・技や活躍シーンなどを紹介していきます。
以下の記事では『ブルーロック』に登場するキャラクターのプロフィールや性格・強さなどを紹介しています。
良ければご覧ください!
目次
【ブルーロック】馬狼照英とは
馬狼照英のプロフィール
名前 | 馬狼照英(ばろう しょうえい) |
身長 | 187cm |
年齢 | 18歳(高校3年生) |
星座 | かに座 |
趣味 | 掃除 |
武器 | 正確なカーブシュート、突進力 |
出身地 | 秋田県 |
血液型 | A型 |
馬狼照英の性格
馬狼は自分をキングと称する自己中心的な性格です。
その傲慢さは自分をルールだと言い張るほどで、サッカーのプレイでもそんな考えが現れています。
潔からは「友達いねえだろ」とも言われ、誰が相手でも威圧的な言動が目立ちます。
また、掃除好きの几帳面な性格でもあります。
潔&凪とチームを組んだ際には、彼らに対して整理整頓を心がけるよう言いつけていました。
さらには日課のトレーニングを何年も続けており、「青い監獄」に来てからもストイックに体を鍛えている努力家です。
馬狼照英の声優は「諏訪部順一」さん
諏訪部順一さんは、東京都出身で東京俳優生活協同組合に所属している声優兼ナレーターです。
昔から映画が好きなようで、もともとは映画監督を志望していました。
ですが、映画制作では食べていくのが難しいと判断した諏訪部さんは、映画や音楽などを扱う制作会社に入社。
その後、出版社やメディア系の会社を経験し、東京俳優生活協同組合に所属します。
20代のときにはテレビでのナレーションを務め、ナレーターとしての活動が主でした。
あるとき、『テニスの王子様』の跡部景吾役を担当したことで声優としてブレイクしました。
諏訪部順一さんの代表作として、以下の作品が挙げられます。
- 『BLEACH』(グリムジョー・ジャガージャック)
- 『食戟のソーマ』(神宮寺レン)
- 『テニスの王子様』(跡部景吾)
- 『文豪ストレイドッグス』(織田作之助)
【ブルーロック】馬狼照英の強さ・技・武器
強靭な肉体によるフィジカルが武器!
馬狼はストイックにトレーニングをしているため、他の選手よりも強力なフィジカルを持ち合わせています。
長身かつ筋肉質な身体ですが、動くスピードは速く機敏。
二次選考では、このような身体能力を活かしたイナズマドリブルを披露しました。
そこでは國神や千切をもドリブルで抜いているため、突破力に関してはかなり高いと言えるでしょう。
また、馬狼はカーブシュートも得意です。
シュートの射程距離が29メートルほどあり、他の選手と比べると遠くからでもゴールを決める確率が高いです。
さらには、その射程距離に入るためフィジカルを活かしてドリブルする戦法があり、彼の武器はかなり噛み合いが良いと言えます。
ネオエゴイストリーグでは、スペイン戦でハットトリックを決めており、シュートやドリブルといった攻撃力は『ブルーロック』でもトップクラスの実力を持っています。
選考が進むにつれて、馬狼はボールを持っていないときの動きにも磨きがかかっていきました。
相手の隙を見逃さず、貪欲にボールを奪ってゴールを決める能力も彼の持ち味と言えるでしょう。
最終選考では、ここで紹介した馬狼の武器を総動員して、ゴールキーパーとの駆け引きも得意となりました。
まだまだ伸びしろがありそうな選手であるため、今後どのように成長するか期待しましょう!
【ブルーロック】馬狼照英の過去|キングと名乗るようになった経緯とサッカーをする理由
馬狼がサッカーを好きでいられた理由
2次選考において、千切&國神&玲王のチームと戦っていたとき、馬狼は手も足も出せませんでした。
潔からは囮のように扱われ、國神たちからはボールを奪われるなど、活躍できずにいました。
そうしてアニメ18話「主役の座」において、4-3で追い込まれた状況で馬狼の回想が流れます。
馬狼は幼いころからフィールドの主役でした。
馬狼がいればチームは無敵だと仲間から言われるほど強く、このときから自分をキングだと自称するようになります。
その際、チームメイトを脇役だと思うようになり、何が楽しいのかとも考えていました。
幼少期の時点で他者への理解を諦め、ストイックにトレーニングを積むようになった馬狼。
ここまで熱心に特訓し、サッカーを好きでいられたのは、「サッカーに命を駆けてきた人間を自分のゴールで主役の座から引き摺り下ろす」という快感を誰よりも知っていたからです。
その感情は強者だけが得られる喜びだと考えていたため、サッカーを続けていました。
【ブルーロック】馬狼照英の活躍シーン
1次選考ではチームXに所属
馬狼はチームZ戦でゴールを決めまくる!
馬狼の活躍は1次選考から描かれます。
1次選考において、潔たちのいるチームZと対戦。
この1次選考では、11人がそれぞれポジションを決めるというルールです。
しかし、ストライカーが集められたために、試合序盤はボールのあるところに集まるお団子サッカーが繰り広げられていました。
このとき、馬狼がひとりでボールを奪い、見事にゴールを決めました。
そのゴールによってチームXは馬狼にボールを集める戦法を取り、チームZを圧倒します。
潔のパスで國神がゴールを決めたことで1点を返されますが、チームXは5-1で勝利。
馬狼は潔に対して、「才能ねえよ」と冷たく吐き捨てるのでした。
潔世一の覚醒した瞬間や能力、プロフィールなどについては以下の記事で紹介しています。
チームW戦以降は傲慢なプレイで敗北が続く
続くチームW戦、チームY戦では、チームZ戦のときのように単独でゴールを決めようとします。
しかし、行き過ぎたスタンドプレイが災いし、チームW戦は1-4で、チームY戦では3-4で敗北してしまいました。
1次選考で最後となるチームX戦では、凪誠士郎&御影玲王&剣城斬鉄と対戦。
先制点を取られてしまうと、馬狼のスタンドプレイで不満が溜まっていたチームメイトから無視されてしまいます。
このとき馬狼は、最初は自分にすり寄ってきたが負けると自分の所為にしてくるチームメイトを批判。
最終的には「俺に捧げろ」と傲慢な考えになっていきました。
結局は2-5で負けてしまい、チームXは脱落。
そして、馬狼がチームXで最多得点を記録したことで2次選考へと進みました。
馬狼は2次選考で覚醒!
潔&凪のチームと対戦し、引き抜かれる
1stステージを通過した後、成早朝日&西岡初とチームを組みました。
描写は無いですが、最初のチームでは4-5で逆転負け。
独善的なプレイが嫌われたため、西岡が選ばれたことで成早とともに2ndステージへ降格します。
その後、潔&凪のチームと対戦しました。
試合序盤から馬狼と凪は自力で得点を重ね、熾烈な競り合いを繰り広げます。
拮抗勝負が続く中、潔は成早が得意とする「ボールを持っていないときの動き」を取り入れ、潔&凪のチームが勝利。
結果として負けましたが、潜在能力を買われて引き抜かれ、3rdステージに進出しました。
凪誠士郎の年齢やプロフィール、技や作中での活躍などについては以下の記事で紹介しています。
3rdステージでは國神・御影・千切と試合する
次は國神たちのチームと対戦。
3人の武器を活かした連携を前に、馬狼はふたたびスタンドプレイを強行。
その結果、徐々に不利な状況へと追い込まれていきました。
潔は凪と協力して何とか立て直し、形成は逆転していきます。
ここで、馬狼は潔に「ヘタクソ」と言われてしまいます。
その言葉は、今までさんざん潔に言っていたものであり、このとき馬狼のプライドは深く傷付くのでした。
何もできない自分に苛立ちつつ、それでも単独行動をやめない馬狼。
あるとき、千切にボールを奪われそうになりました。
ここで、潔が未来を予知していたかのようにちょうど良い場所に現れます。
馬狼は潔にパスし、そのままゴールを決めました。
馬狼はこのとき、潔に負けたことを悟ります。
彼は今まで負け続けていましたが、周りが悪いと敗北を認めていませんでした。
しかし、「パスを出すくらいなら死んだ方がマシ」とまで考えていた馬狼が、潔にパスを出さざる終えなくなり、自分が敗北したのだと気付きます。
そして、決着の寸前。
こぼれ球が馬狼の足下に来ます。
「ここでパスを出せばチームは勝利するかもしれない」
そう思った馬狼でしたが、脳内には落ちぶれた自分の映像が流れ、これでは駄目だと悟ります。
ここで馬狼が覚醒し、フェイントと鋭角ドリブルで相手を抜き、チームの勝利に貢献しました。
こうして4thステージに昇格し、潔を認めるようになりました。
3rdステージで対戦した御影玲王や國神錬介、千切豹馬のプロフィールや能力、活躍シーンについて以下の記事で紹介しています。
4thステージでは糸師凛たちと対戦する
潔は糸師凛にリベンジしようと燃えていましたが、それでも実力差があったために苦戦を強いられていました。
そんな中、馬狼は凛とせめぎ合っている潔からボールを奪います。
相手の動きを読むことが得意な凛にさえ読めなかったプレイをしたことで、馬狼は見事にゴールを決めました。
しかし、最後の最後でチームは敗北。
潔が引き抜かれて3rdに降格してしまいます。
その後、斬鉄&清羅刃を仲間にして2次選考をクリアしました。
3次選考
3次選考では、TOP6がふたりずつ選ばれたチームA、B、Cを選択することになります。
馬狼は知っている人間とチームを組んでも強くなれないと考え、チームBを選びました。
このとき、馬狼はTOP6に選ばれなかった潔に対して「埋もれるなよ」と励ますなど、このころから潔に一目置くようになります。
そうして希望通りチームBになり、いきなりゴールを決めてチームに貢献。
しかし、U-20日本代表のスタメンには選ばれませんでした。
一方で潔はスタメンであり、嫉妬が混ざった様子で潔に怒りの感情を露わにしていました。
U-20日本代表戦
スタメンには選ばれませんでしたが、ベンチとして選ばれていました。
試合では、後半戦で乙夜と交代。
その試合中、馬狼は潔を食らおうとスタンドプレイに走ります。
これによりフィールドは混乱し、敵味方問わず惑わすことに成功。
また、糸師冴の妨害でパスを出そうとしたところを、パスカットしてゴールを決めました。
馬狼はネオ・エゴイストリーグで世界でも上位のストライカーに成長する
ネオ・エゴイストリーグにおいて、馬狼はイタリアを選択。
初めて出場することになるスペイン戦では、ハットトリックを決めて年俸が1億円になりました。
これは青い監獄の選手でも最高額であり、その実力は広く伝わりました。
続くドイツ戦では、同じチームメイトとのコンビネーションでゴールを決めようとしましたが、潔に阻まれて逆に点を取られてしまいます。
それでも、指導者であるスナッフィーから教わった『隠密殺撃蹴弾』を決め、同点になりました。
ですが、ドイツ側がノエル・ノアを投入したことで馬狼は思うようにゴールを決められずにいました。
ドイツ戦が始まる前、スナッフィーとの練習で彼のサッカー哲学を目の当たりにし、エゴイストの面は隠れていました。
しかし、不満が爆発したことでチームの戦術を無視したエゴ全開のプレイをするようになります。
それが逆に功を奏してチームを自分色に染め上げ、潔の意表を突いたシュートで2点目を獲得。
ノエル・ノアはこのとき、「馬狼はストライカーの素質で言えばU-20の中でも世界最上位」だと発言しました。
『ブルーロック』に登場するキャラクターの年俸ランキング・最強ランキングは以下の記事で紹介しています。
【ブルーロック】まとめ
この記事では、馬狼の過去や強さ、活躍シーンを紹介してきました。
馬狼は1次選考からスタンドプレイに走り、まさにエゴイストとも言えるストライカーでした。
鋭いシュートとフィジカルが武器であり、圧倒的な突破力でたくさんのゴールを決めてきました。
しかし、2次選考では潔に「ヘタクソ」とまで言われてしまい、初めて敗北したのだと認めます。
それがきっかけで馬狼は覚醒し、さらに攻撃力に磨きがかかりました。
そうしてネオ・エゴイストリーグで1億円を入札するに至り、世界を相手に存在感を放つ活躍をしました。
挫折からの成長と見どころが多いキャラクターですので、ぜひ本編も読んでみてください!
コメント