『ブルーロック』は、金城宗幸先生が原作の漫画です。
2021年には講談社マンガ大賞の少年部門を受賞しており、2022年10月にはアニメ化されて放送されました。
本記事では、『ブルーロック』に登場する千切豹馬の技やプロフィール、過去の怪我についても紹介します。
『ブルーロック』の登場人物一覧は『【ブル―ロック】キャラクターの一覧まとめ|登場人物のプロフィールや性格・強さを解説』をご覧ください!
目次
『ブルーロック』千切豹馬とは
12月23日は、
スピードスター・千切豹馬の誕生日🎂
”青い監獄”屈指の超瞬足を武器に、
日々エゴく活躍中‼️
そのマイペースさのルックスから、
チームメイトたちからは
ワガママお嬢と呼ばれることも⁉️#ブルーロック #千切豹馬誕生日おめでとう#千切豹馬生誕祭2022 pic.twitter.com/0jI85XvIpT— ブルーロック【公式】 (@BLUELOCK_WM) December 22, 2022
千切豹馬は中性的な容姿と長い髪が特徴の選手です。
作中でも随一のスピードを誇り、選考では相手チームのほぼ全員を抜いたこともあります。
ですが、物語の序盤では、過去の怪我がトラウマであったため俊足を自分で封じていました。
その後、潔世一のサッカーを見たことで覚醒しました。
また、後に強力なシュート技も身につけ、スピード以外にも攻撃の面で活躍の幅が広がりました。
千切豹馬のプロフィール|身長や趣味などを紹介
名前 | 千切豹馬(ちぎり ひょうま) |
身長 | 177cm |
年齢 | 16歳(高校2年生) |
星座 | やぎ座 |
趣味 | 読書(小説) |
武器 | 50mを5秒77で走れる俊足 |
出身地 | 鹿児島 |
血液型 | A型 |
CV | 斉藤壮馬 |
千切豹馬の性格はワガママ?お嬢と呼ばれる理由
千切豹馬は、冷静でマイペースな性格です。
また、潔に影響されて怪我の過去を乗り越えようとする情熱の持ち主でもあります。
ドライな面もあり、はっきりと言い切ることもあります。
チームZで作戦を話し合っていたとき、過去に怪我をしていた経験から自分の武器を言いたくないと協力を拒否していました。
加えて、長い髪と中性的な顔立ちをしています。
そのため、こうした理由から「ワガママ女王様」や「お嬢」と呼ばれています。
チームメイトからお嬢と呼ばれることには特に反応を示しません。
しかし、原作の31話にて、チームVの剣城斬鉄にお嬢と呼ばれたときには「お嬢じゃねーよ」と言っていました。
千切豹馬の声優は「斉藤壮馬」さん
斉藤壮馬さんは、山梨県出身のシンガーソングライター兼声優です。
高校時代、『ぼくらの』の石田彰の演技を見たことで、声優といった職業に興味を持ったそうです。
大学4年生のころには81プロデュースジュニアに所属するようになり、本格的に声優の仕事を開始。
2014年『ハイキュー!!』で山口忠の役を担当し、それから注目されるようになります。
そんな斉藤壮馬さんの代表作として、以下の作品が挙げられます。
- 『ハイキュー!!』 (山口忠)
- 『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』 (緋村剣心)
- 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』 (レーン・エイム)
『ブルーロック』千切豹馬の能力・技・武器|青い監獄で最速のストライカー
千切豹馬の武器は「トップスピード」
千切豹馬の最大の武器は俊足です。
その速さは50mで5秒77を記録するほど。
ストーリー序盤では、DFの役割を担っていたため俊足を活かしたプレイはしていませんでした。
チームW戦の途中では、仲間の久遠がチームを裏切ったことが判明。
その不利な状況でも諦めずに戦う潔世一の姿を見て、サッカーへの情熱を思い出します。
千切は持ち前の速さを活かしてチームWのほぼ全員をドリブルで抜きました。
そうして、ひとりでゴール前まで走り、点を獲得。
3対0の状況から引き分けに持っていく活躍を見せました。
二次選考で新たな技「無減速ドリブル」を身に付けた
上記より、千切豹馬はトップスピードが武器です。
ですが、ボールを受け取るときのトラップ技術に関しては、まだ未熟でした。
二次選考の途中まではトラップする際に、減速していました。
そのような欠点を持っていた千切でしたが、原作8巻にて「無減速ドリブル」を身に付けます。
これにより、最高速度を維持したままボールをトラップできるようになりました。
そして、俊足も合わせることで、凪誠士郎も追いつけないドリブル技術を獲得していました!
実際に、作中ではトラップするとボールが取られそうになった瞬間がありました。
そのときに、あえて爪先でボールを蹴ることで最高速度を保ちながらのドリブルが可能となりました。
シュートの技「44°赤豹狙撃」
千切豹馬はドリブル以外にも、シュートの技をネオエゴイストリーグで獲得します。
それは、「44°赤豹狙撃(フォーティーフォー・パンサースナイプ)」です。
千切はネオエゴイストリーグでイングランドのチームに所属。
そこで、クリス・プリンスの指導によって凄まじい成長を見せます。
強くなった彼は今までの選考の経験から、もっともゴールを狙いやすい「ゴールから19m、左斜め44°」の位置を導き出します。
その後、俊足を活かしてその位置まで向かってシュートを撃つ「44°赤豹狙撃」を編み出しました。
これにより、スピードだけでなく攻撃の面でも強く成長しました。
『ブルーロック』千切豹馬の活躍
千切豹馬は一次選考のチームW戦で覚醒した
千切豹馬は一次選考の序盤において、DFに徹していました。
しかし、チームW戦で千切は覚醒します。
その発端となったのは、チームメイトの久遠渉の裏切りです。
彼の裏切りによって12人 vs 10人の不利な状況で試合をしなければいけなくなりました。
これによってチームメイトたちは心が折れかけています。
ここで、潔世一は不利な戦況でも諦めず勝とうと戦い続けます。
その姿を見て、サッカーへの情熱を取り戻した千切は、自分の武器であるスピードを発揮。
相手チームのほぼ全員を抜き去ってゴールを決めました。
二次選考では國神錬介・御影玲王と組む
二次選考において、千切は自分の後に来た國神錬介と潔に置いて行かれたため組みました。
その後、凪に置いて行かれた御影玲王を発見。
この三人で3rdステージに進みます。
その3rdステージで、千切は「無減速ドリブル」を編み出します。
これにより、パスのボールを蹴って前に出すことでトラップによる減速をすることなくドリブルできるようになりました。
この技を使って、千切は天才の凪さえも追いつけないスピードで抜き去りました。
しかし、結果としては千切のチームは敗北。
潔はチームの化学反応を期待して千切を選択して、一緒に4thステージへ進みしました。
その4thステージにおいて、潔が2ndステージに落ちる原因となった糸師凛のチームと対戦。
潔が期待していた化学反応によって、千切は幸先よく先制点を決めました。
また、潔の空間把握能力によって蜂楽たちへのプレス役でも活躍するなど、天才たちがあふれるフィールドでも存在感を発していました。
結局は敗北してしまい、潔が引き抜かれて降格。
剣城斬鉄と清羅刃の二人をチームに引き込んで二次選考を突破しました。
三次選考でU-20日本代表戦に向けてサイドバック(DF)に採用される
三次選考では、今までの結果からトップ6が決定されました。
そして、そのトップ6から二人ずつのA、B、Cのチームに分かれることになります。
千切が入ったのは烏旅人&乙夜影汰がいるチームBでした。
そこでスピードを活かした戦法を繰り出します。
試合は勝てなかったものの、持ち前の武器をしっかりと発揮し、乙夜たちに気に入られました。
試合終了後、これから開催されるU-20日本代表との試合でDFにスタメンとして起用されました。
U-20日本代表戦ではスタミナ切れで交代する
右サイドバックでスタメンに任命された千切豹馬。
前半戦ではチーム内最速の俊足を活かし、攻守ともに活躍しました。
さらには乙夜影汰や烏旅人の連係で、チャンスを作る役割も担っていました。
しかし、後半戦になると、右足が痙攣する事態になってしまいます。
加えて、スタミナも尽きかけていたために交代することに。
過去のブランクが原因となり、後悔を胸にベンチへと下がっていきました。
そのとき、絵心甚八からは厳しい言葉を言われ、悔し涙を流していました。
ネオ・エゴイスト・リーグ
千切はネオ・エゴイスト・リーグにおいて、自分の武器であるスピードがどれほど通用するかを試したいと考えます。
そのため、ヨーロッパ5大リーグの中で、もっともパワー&スピードを重視されるイングランドを選択しました。
ここで、クリス・プリンスの指導を受け、初戦からスタメンに選ばれます。
第一試合のドイツ戦では、千切が先制点を取ってチームに貢献しました。
その後、入札金額が3000万円になりました。
年俸・強さランキングについては以下の記事で紹介しています。
『ブルーロック』千切豹馬の過去|怪我をした理由を紹介
青い監獄に入寮する前の千切豹馬は怪我を負ってしまう
千切豹馬は6歳のころからサッカーを始めます。
幼いころから走ることが好きであり、ドリブルで相手を抜き去ったときの快感を得たことでサッカーを好きになります。
その後、県内強豪校の「羅古捨実業高校」に入学しました。
このとき、上級生の鰐間兄弟は上下関係に厳しい態度を取ります。
すると千切は「生産性のない上下関係は無くしてもらえますか」と発言。
それに怒った鰐間兄弟と1対2で試合をしますが、余裕で勝利しました。
この一件の後、千切の実力を評価されて1年生でエースに選ばれます。
大会でも結果を残し、マスコミやメディアからも取り上げられるように。
こうして世界一のストライカーを夢に見始めます。
ですが、県大会の試合中に怪我をしてしまい、右膝前十字じん帯が断裂していると診断されます。
それが原因で周囲から嫌味まで言われるようになり、怪我が完治してもサッカーから離れていました。
千切にブルーロックへの招待状が届く
あるとき、千切のもとへ青い監獄の招待状が届きます。
サッカーから離れていたのにと疑問に思っていた千切でしたが、世界一のストライカーという夢を諦める理由を探すため、あえて招待を受けようと決意しました。
ちなみに、ブル―ロックへの招待状が来た理由は、以下の通りです。
絵心甚八は千切が怪我を治しても復帰しないのを「心の問題」だと見抜き、招集しようと決めました。
『ブルーロック』まとめ
この記事では、千切豹馬について紹介してきました。
中性的な見た目と長い髪が特徴であり、『ブルーロック』でも随一のスピードを持っています。
過去に怪我をした経験があり、作中序盤では本気の走りを出来ませんでした。
一次選考中に潔のプレイを見たことで、千切は過去のトラウマを乗り越え、最高のスピードを出せるようになります。
作中ではこの記事で紹介した場面以外にも見どころがあるため、ぜひ本編も読んでみてください!
コメント