『ブルーロック』は金城宗幸先生が原作のサッカー漫画です。
集められた300人の高校生を選別する選考が複数あり、脱落した者は未来永劫サッカーで日本代表になる資格を失ってしまいます。
作中では三次選考の終了時には265人の脱落者が出ています。
そこで、この記事では脱落した主要メンバーについて紹介し、敗者復活した選手についても解説していきます!
ネタバレを含むため、記事を読むときにはご注意ください!
また、以下の記事では『ブルーロック』に登場する主要キャラクターを紹介しているため、ぜひそちらもご覧ください!
目次
『ブルーロック』各選考の脱落者を紹介
【結論】脱落者一覧
入寮テスト | 吉良涼介 |
一次選考 | 鰐間計助、大川響鬼 |
二次選考 | 成早朝日、國神錬介、久遠渉、今村遊大、伊右衛門送人 |
三次選考 | 脱落者なし |
『ブルーロック』のプロジェクトでは、全国から300人の高校生が集められました。
その高校生たちは最終選考「ネオ・エゴイスト・リーグ」において35人まで絞られており、敗者復活の1人を除けば265人が脱落しています。
大半の選手は描写されず脱落しているため、この記事では上記の主要な脱落者について紹介していきます!
脱落した場合はどうなる?
脱落してしまうと日本代表入りできる資格を失います。
そのため、サッカーに打ち込んで日本代表を目指す選手にとっては、脱落すると人生が大きく変わってしまうでしょう。
死ぬことは無くとも、サッカーで日本の頂点を目標とする人にとっては死に等しいかもしれません。
このような制度によって、作中の選手たちが必死に戦っているため、白熱した描写が多いです!
『ブルーロック』入寮テストの脱落者
「鬼ごっこ」
このテストのルールは以下の通りです。
- 制限時間は136秒
- ボールを当てられたら鬼になる
- タイムアップ時に鬼だった者が脱落
各部屋には12人が振り分けられ、このテストが終了すると1人ずつ脱落していきます。
そのため、全25チームから1人ずつの25人がこの入寮テストで脱落しています。
吉良涼介
このテストで脱落した吉良涼介は、アニメ1話にて潔世一の対戦相手のエースとして試合に出場していました。
吉良はU-18に選ばれると言われるほどの実力者であり、日本の宝とも形容されていました。
その1話後半において、潔や吉良たちは同じチームZとしてブル―ロックプロジェクトに参加。
潔世一は五十嵐栗夢の妨害によって、鬼になってしまいます。
ここで、彼は吉良との試合を思い出します。
チームZ内でのランキングが最下位の五十嵐を狙うより、トップの吉良を狙うことを決意しました。
その結果、蜂楽のパスを受けた潔が吉良にシュートを当てます。
これにより、吉良涼介の脱落が決定。
今までの物腰柔らかな態度が崩れ、脱落に納得がいかないと抗議しました。
しかし、絵心甚八から「敗者は去れ」と言われ、潔を睨みながら部屋を退出していきました。
『ブルーロック』一次選考の脱落者
一次選考
一次選考のルールは以下の通りです。
- 入寮テストで生き残った11人でチームを作る
- そのチームで総当たり戦をして、勝ち点が上位2チームだけが二次選考に進める
- 負けたチームの中で、ゴールを決めた回数が多い者1人ずつも二次選考に進める
『ブルーロック』で描かれたのは第伍棟での総当たり戦だけです。
そこではV、W、X、Y、Zの5チームが争いました。
その結果、以下で紹介している鰐間計助と大川響鬼が脱落しました。
鰐間計助
一次選考でチームWだった鰐間計助は、鰐間淳壱の弟。
双子であることを活かしたコンビプレーが得意です。
千切豹馬とは同じ高校ですが、仲は良くありません。
潔世一のいるチームZと試合をした際、久遠渉に点を取らせる代わりにリームWを勝たせるという取引をしました。
しかし、千切の覚醒によってチームWは敗北。
兄の淳壱は得点王になったため勝ち抜きましたが、計助は脱落してしまいます。
大川響鬼
チームYに所属していた大川響鬼は、熊本県の大会で得点王の称号を持つ有望な選手です。
その実力は本物であり、チームZの隙を突いたカウンターの戦法で点を重ねていきました。
ただし、その実力はチームメイトで司令塔の二子一揮がサポートをしていたからでした。
チームYがチームZに敗北後、二子がストライカーとしてのエゴに目覚めます。
それにより、二子がチームYの得点王となって大川は脱落してしまいます。
『ブルーロック』二次選考の脱落者
二次選考
二次選考のルールは以下の通りです。
- 1stステージ:ブルーロックマンから100回ゴールを奪う
- 2nd~4thステージ:3人1組のチームを作り、勝てば相手チームから1人を奪う。5人になったチームは参次選考へ駒を進める
- 敗者復活戦があり、そこで生き残ればブルーロックプロジェクトに復帰ができる
脱落した描写があったのは、成早朝日と國神錬介だけです。
久遠や伊右衛門などを含む90人は描写がなく脱落していきました。
成早朝日
成早朝日は元チームZであり、裏への飛び出しが武器の選手です。
馬狼照英と一緒のチームを組み、凪&潔のチームと試合しました。
当初はドリブルなどの技術で潔を出し抜きますが、シュート力では敵わず、どちらが先に覚醒するかという一騎討ちの状況になっていました。
試合後半、潔が成早の動きを学習して成早を出し抜けるようになると、馬狼&成早ペアに勝利。
潔は選手同士の化学反応を期待して馬狼を引き抜き、成早は脱落。
「死ぬまで勝ち続けろ」と涙ながらに潔を応援してブルーロックから立ち去りました。
國神錬介
國神錬介は千切&玲王と組んでいた選手です。
潔&凪&馬狼のチームと対戦し、接戦になりましたが最終的には敗北し、千切を奪われました。
玲王と2人になった國神は、士道龍聖&五十嵐栗夢のチームと対戦。
その試合に敗北したことで、玲王を奪われて脱落しました。
久遠渉
久遠渉はジャンプ力を武器とする元チームZの選手です。
一次選考では、チームWの試合中に仲間を裏切り、自分だけ勝とうとしていました。
チームメイトとは和解しましたが、その行動が周囲に広まっていたため二次選考ではチームを組んでもらえませんでした。
最終的には伊右衛門&今村とチームを組みました。
詳細な描写はありませんでしたが、久遠は二次選考中に脱落となりました。
今村遊大
今村遊大は元チームZのメンバーであり、サッカーを恋愛に例えてプレイする選手です。
二次選考の1stステージをクリアするのに時間がかかったため、同じく出遅れた伊右衛門&久遠とチームを組みました。
その後、詳細な活躍や描写がないまま脱落となりました。
伊右衛門送人
伊右衛門送人は元チームZのメンバーです。
一次選考ではゴールキーパーを担当しており、主にゴールキーパーとしての活躍ばかり描かれていました。
伊右衛門は二次選考の1stステージで今村&久遠とチームを組みました。
ですが、結局は最後のフィールドにいなかったため、二次選考の途中で脱落したと思われます。
『ブルーロック』三次選考の脱落者
三次選考
三次選考では「世界選抜戦」と「適性試験」が行われました。
その適性試験では、35人のうちTOP6がチームA・B・Cに分かれて5対5の試合をするというものです。
残った29人が好きなチームを選び、試合に出場できます。
こうした試験を通して、U-20日本代表戦で出場させる選手を決めました。
その代表戦で選ばれなかった選手もいますが、完全に脱落したというわけでは無さそうです。
脱落者は0人だが、代表戦で選ばれなかった選手もいる
志熊恭平 | 皿斑海琉 | 紬春彦 | 日不見愛基 | 猿堂寺暁 |
劈大河 | 曽倉哲 | 田中信玄 | 灰地静 | 西岡初 |
上記の選手たちは、代表戦には選ばれませんでしたが脱落することはありませんでした。
ちなみに、西岡初は「青森のメッシ」と呼ばれており、そういった設定があるため、今後どこかで活躍するかもしれませんね。
敗者復活したのは誰?
國神錬介が敗者復活戦を通過する
國神闇落ちあっちいー!
キャラ立ちやばすぎ、
はやくアニメみてえ~!!#ブルーロック pic.twitter.com/lXvWiglJE2— まーてぃー (@Marty_M_D) October 27, 2021
二次選考の脱落者には、「敗者復活戦」に参加できる権利が与えられます。
彼らが連れてこられたのは、世界一のストライカーであるノエル・ノアと同じ肉体を持つ器を作る実験場です。
その実験は非常に過酷であったようで、國神がネオエゴイストリーグで再登場した際には、顔つきが変わっており、目にクマもできていました。
さらには、「サッカーでヒーローになる」という夢を語っていた國神でしたが、再会すると「そんな青臭い戯言は地獄に捨ててきた」と吐き捨てるなど、性格まで変化していました。
それでも、仲間思いな気持ちは捨てていないようで、潔にアドバイスをしたり、千切と潔・蜂楽と2on2を楽しんだりする姿が描かれていました。
『ブルーロック』まとめ
この記事では、『ブルーロック』で脱落した選手について解説してきました。
脱落した主要な人物は、以下の通りです。
入寮テスト | 吉良涼介 |
一次選考 | 鰐間計助、大川響鬼 |
二次選考 | 成早朝日、國神錬介、久遠渉、今村遊大、伊右衛門送人 |
三次選考 | 脱落者なし |
二次選考で脱落した國神錬介については、ネオエゴイストリーグで敗者復活戦を勝ち抜いて再登場します。
ですが、身体を強制的にノエル・ノアへと近づける実験を施されたために顔つきは別人になっていました。
ネオエゴイストリーグまで勝ち抜いてきた選手はみんな魅力的であり、あまり脱落して欲しくないところですね。
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