『ブルーロック』に登場するオリヴァ・愛空とは、U20日本代表のセンターバックを務める選手です。
現在ではDFとして活躍していますが、かつては優れたFWとして試合に出場していました。
この記事では、オリヴァ・愛空のモデル選手や過去、プロフィールなどについて紹介していきます。
ネタバレを含むためご注意ください!
また、以下の記事では『ブルーロック』に登場するキャラクターの紹介をしています。
こちらの記事では青い監獄メンバーの元ネタなどを考察・解説しています。
目次
『ブルーロック』オリヴァ愛空とは|苗字や性格について
オリヴァ愛空(あいく)はU20日本代表でセンターバックを務めている主将です。
日本・スウェーデン・ドイツのミックスであり、オッドアイが特徴。
年齢は19歳で青い監獄メンバーよりも年上です。
明るく協調性を重視する性格で、チームのまとめ役のような存在です。
U20日本代表がブルーロックチームと対戦する際に糸師冴と士道龍聖が加わりましたが、オリヴァがいなければチームとして機能しなかったほど主将としてのリーダーシップに優れています。
また、チームの和を重視する一方で勝利のためにはエゴを押し通す一面もあります。
サッカーの実力や主将としての能力が高いものの、プライベートではだらしないようで、特に女性関係では遊んでいたことがバレて修羅場になったことも。
『ブルーロック』では苗字がユニフォームに書かれており、オリヴァ愛空のユニフォームには愛空と記されています。
そのため、彼の苗字は愛空の方でオリヴァは名前だと思われます。
オリヴァ・愛空のプロフィール
名前 | オリヴァ・愛空 |
年齢 | 19歳 |
身長 | 190cm |
出身 | スウェーデン(ストックホルム) |
『ブルーロック』オリヴァ愛空の過去は?
かつてはFWとして活躍していた
漫画版16巻において、彼の過去が回想で明らかになりました。
オリヴァ愛空は、もともとFWとして活躍していました。
大会でも十分の結果を残しており、特に優れたプレイヤーでした。
しかし、あるとき監督やコーチと対立してしまいます。
その理由は、チームの方針が自分の考えとは異なっていたからです。
指導者たちはオリヴァに対してチームのために行動させようとしており、世界一のFWになりたかった彼とは相性が悪かったのです。
指導者の方針が合わなかったオリヴァはDFへとポジションを変更。
その後、大会ではDFとして出場し、多くの結果を残しました。
メディアからも注目され、外国からも評価されるプレイヤーとなりました。
『ブルーロック』オリヴァ愛空の能力
オリヴァは身体能力・フィジカルに優れている
オリヴァ愛空はU20日本代表の主将に選ばれるほど身体能力とフィジカルに優れています。
ディフェンダーとしての能力が特に高く、イタリア1部リーグからも注目されています。
そのフィジカルの強さは、青い監獄の中でも特に力の強い士道龍聖を簡単に組み伏せられるほど。
また、ブル―ロックチーム対U20日本代表戦において、ディフェンダーらしくブルーロック側の選手の攻撃を防ぎ、チャンスを何度も潰していました。
ブルーロックチームとの試合でFLOW状態を生み出した
『ブルーロック』では「FLOW」という言葉が登場します。
簡潔に言えば覚醒状態のことであり、13巻では以下のように説明されています。
人間は何かに集中し時間も忘れることがある。その行為を楽しみ、脳がワクワクしている状態。簡単に言えばそれが『FLOW』だ。
出典:ブル―ロック13巻111話
作中では潔世一たちがその状態になっており、オリヴァ愛空もブルーロックチームとの対戦中に『FLOW』状態になりました。
この状態になると、オリヴァは周囲の状況がデータ化され、ディフェンス能力や読みの実力が格段に上昇します。
ブル―ロック側の選手たちが前線に上がってきても、覚醒したオリヴァは攻めてきた選手たち全員を止めるという活躍をしていました。
『ブルーロック』オリヴァ愛空の活躍
U20日本代表 vs ブルーロックチーム
オリヴァ愛空は、U20日本代表たちがブルーロックチームとの試合を行う前の会議で初めて登場しました。
そこではチームメイトに掴みかかろうとした士道龍聖を組み伏せて守ったり、糸師冴に対して試すような言動をしたりするなど、主将らしく動いていました。
ブルーロックチームとの試合では、DFとして活躍。
危うく先制点を取られそうなとき、見事に相手の動きを先読みしてボールを防ぐことに成功します。
そうして糸師冴のカウンターにつなげてチームが点を取ることに貢献しました。
しかし、前半戦の間に糸師凛&凪誠士郎のコンビネーションがオリヴァの防御をすり抜け、点を取られてしまいます。
その後は勝つために士道を試合に出場させるよう指示しました。
冴は士道と凄まじいコンビプレーを見せてあっという間に点を取り返します。
また、オリヴァも果敢に攻めてくるブルーロックの選手たちのプレーを阻害し、逆転されないよう動きました。
しかし、潔や馬狼の攻撃によって逆転を許してしまい、最終的にはU20日本代表は敗北。
ブルーロックプロジェクトに参加する選手たちの実力を認めるようになりました。
U20日本代表としてともに試合をした糸師冴の強さや能力・糸師凛との関係については以下の記事で紹介しています。
ネオ・エゴイストリーグ
絵心甚八の誘いによって、オリヴァはブル―ロックプロジェクトに参加することに。
オリヴァはネオエゴイストリーグでイタリアを選択し、馬狼たちと合流しました。
1試合目のフランス戦では、U20日本代表でのポジションと同じDFを任されます。
ネオエゴイストリーグでは活躍するほど入札金額が課され、オリヴァはこの試合で1,500万円の値が付けられました。
続くスペイン戦でもチームに貢献し、年俸は2,700万円になります。
ドイツ戦においては、潔の急激な成長に驚き、先制点を決められてしまいます。
ですが、オリヴァは持ち前の観察眼と防御力で次の潔が放ったシュートを防ぎました。
こうした活躍もあり、試合後は年俸が上昇して3,800万円になりました。
イタリアが行う最後のイングランド戦では、凪のシュートを防ぎ、そのこぼれ球を閃堂秋人が拾ってゴールを決めました。
結果として、オリヴァ愛空の入札金額は6,000万円になりました。
246話時点での入札金額ランキングについては以下の記事で紹介しています。
『ブルーロック』オリヴァ愛空のモデル選手は誰?
オリヴァ愛空の元ネタについて
オリヴァはU20日本代表の主将であり、優れたフィジカルや守備力を持ち合わせています。
センターバックを任されているほどDFとしての能力が高く、作中では数人で攻めてきたブルーロック側の選手が相手でもボールを止めていました。
メディアにも取り上げられるほどの選手である一方で、女癖が悪くプライベートでは修羅場になることもあります。
上記の特徴から、オリヴァ愛空の元ネタは『フィルジル・ファン・ダイク』選手だと考えられます。
ダイク選手はポジションがDFであり、センターバックです。
体格にも恵まれ、対人守備の強さがあります。
相手の動きを先読みして事前に危険を摘み取るディフェンダーとも称されており、これはオリヴァ愛空の特徴と合致しています。
このことから、オリヴァ愛空の元ネタとなる人物は『フィルジル・ファン・ダイク』選手であると思われます。
『ブルーロック』に登場するキャラクターの元ネタ・モデル選手については以下の記事で考察しています。
まとめ
この記事では、オリヴァ愛空の能力や過去について紹介してきました。
もともとFWとして輝かしい活躍をしていた彼でしたが、あるとき指導者たちとの方針に嫌気が差してしまいます。
それからはDFへと転身し、ディフェンダーでも結果を残すようになりました。
圧倒的なフィジカルと守備力が特徴で、リーダーシップも持ち合わせています。
そして、青い監獄のとーむとの対戦を経たことでさらなる力を手に入れました。
やや女癖の悪いところがある彼ですが、ブル―ロックプロジェクトに参加したことで今後ストーリーでどのように活躍するのか楽しみですね!
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