2020年秋の新作アニメとして放送および配信中の「無能なナナ」第8話で柊ナナによって殺害されてしまう羽生キララの友人である高梨カオリのキャラクター性や能力を紹介します。
第8話の詳細は以下の記事をご覧ください。
目次
高梨カオリのキャラクター性を紹介
まずは高梨カオリ(以下は「カオリ」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。
黒髪のギャル系少女
黒髪である故に羽生キララと比べると、かなり地味な印象が大きいカオリですが、彼女もまた“ギャル系”の性質であり、それ故に羽生キララとも仲の良い友人同士として接しております。
羽生キララの詳細は以下の記事をご覧ください。
羽生キララとグルになること多し!
カオリもまた羽生キララとグルになって犬飼ミチルに対する“陰湿なイジメ”に加担しております。
こうしたクラスメイトに対するイジメに関しては羽生キララの方が思いつきで誘ってくると同時にカオリの方もそれに乗ってグルになって行うケースの方が多いようですね。
これが最も解りやすく表現されていたのが第4話で犬飼ミチル宛てに書かれていた“偽ラブレター”であり、羽生キララと一緒になってわざとらしく騒いでいる姿が原因で第三者として様子を見ていた柊ナナから簡単に見破られてしまいました・・・。
第4話の詳細は以下の記事をご覧ください。
ギャル系でイジメ加担者でも友達は多い様子?
ギャル系少女かつイジメ加担者な上に羽生キララとは違って地味な印象の強いカオリですが、それでもクラス内で一緒に遊べる友人は多い方だったりします。
しかし自身が無残な死体と化した姿を友人から発見されたことによって柊ナナたちに知らされるのは少し皮肉な話かもしれませんよね。
高梨カオリの能力と有効範囲
ここからは高梨カオリが持つ「瞬間移動」と、その能力の“使い道”や“有効範囲”に迫りたいと思います。
瞬間移動の使い道
高梨カオリが自身の持つ「瞬間移動」の能力ですが実際に使っているところを見落としてしまっている(または忘れてしまっている)ファンや視聴者も何気に多いのではないでしょうか?
実は第1話(それこそ柊ナナと小野寺キョウヤが”転入生”として登場する前の時点)で1場面だけ使っている場面があったのです!
第1話の詳細は以下の記事をご覧ください。
カオリは自分の大好きな漫画を読みながら1人きりで過ごしている中島ナナオの前に突然現れましたが、これこそが「カオリが自身の能力である“瞬間移動”を駆使して登校してきた場面」でした。
教室に入ってくると同時に、仲の良い羽生キララや犬飼ミチルと話し始めますが・・・カオリ自身は自分の能力を主に「登下校」の時に利用しているようですね。
中島ナナオの詳細は以下の記事をご覧ください。
瞬間移動の有効範囲は?
“瞬間移動”を出来るというだけでも画期的な能力でありますが、この能力にもまた羽生キララの持つ「唾液を”毒”に変えられる能力」と同じく“利用する中での制限“もあります。
それは瞬間的に移動できる“範囲”であり、その有効な範囲も“短距離”であったりします。
犬飼ミチル「“島の反対側”くらいまでは飛べるとおっしゃってました」
教室内でよく一緒に過ごしてきた犬飼ミチルに対しては自身の能力の“有効範囲”まで話していたようです。
確かに短距離的な有効範囲であるものの「島の反対側まで瞬間移動」できるのであれば、この島のなかだけで過ごす分には何不自由なく生活できるのではないでしょうか。
犬飼ミチルの詳細は以下の記事をご覧ください。
ただ問題なのは本作品の舞台となっている島には学校と寮と食堂くらいしかなく、ギャル気質なカオリにとっては「自分の行きたい場所が特にない」という点になるかと思います。
能力者とはいっても遊びたい盛りの若者たちが多く集まっているのだから、渋谷や原宿にあるようなお洒落で楽しいショップや遊び場もあれば、カオリもまた”瞬間移動”を多く有効的に使えていたと思うのですが・・・島の中では「宝の持ち腐れ」となってしまいやすい能力でもあったと言うことですね。
高梨カオリが迎える無残な結末
ここからは高梨カオリが迎える無残かつ悲しい結末に迫りたいと思います。
友情崩壊が殺害の引き金に?
これまで苦戦を強いられながらも着々と能力者たちの殺害を達成してきた柊ナナと偶然会ってしまった羽生キララもまた彼女の犠牲となり死亡しますが、奪ったスマホの中で見たLINEでのやり取りがキッカケでカオリもまた標的とされてしまいます。
2人のLINE内での喧嘩の原因とされた“カラーコンタクト”を利用されてしまうのですが、柊ナナの方も以前から小野寺キョウヤによる徹底したマークの中に置かれているため慎重に動かなければならない状況です。
まずは第7話での佐々木ユウカ殺害現場となった崖まで彼だけでなく、飯島モグオや郡セイヤも連れて行く形で「皆と一緒に行動している」という“アリバイ”を作ります。
第7話の詳細は以下の記事をご覧ください。
佐々木ユウカの詳細は以下の記事をご覧ください。
そして皆で一緒に寮に戻ってきた矢先に遊びに誘いに来ていた女友達が偶然カオリの死体を発見して悲鳴を上げる流れとなるのです。
飯島モグオの詳細は以下の記事をご覧ください。
郡セイヤの詳細は以下の記事をご覧ください。
悲鳴を聞いて皆でカオリの部屋に駆けつけた時に見た彼女の死体は”右目を大きく開きながら、まるで”見てはならないモノに触れてしまった”ような恐怖心に満ち溢れたかのような歪んだ表情をしておりました。
(この辺りは「リング」シリーズを始めとした和製ホラー映画でよく見るような表情と思えば解り易いかもしれません)
高梨カオリの死因も”毒”だった!
このカオリの死体に真っ先に近づいたキャラとは、やはり小野寺キョウヤでしたが、彼の見立てではこうなります。
- 自分たちが目撃した時のカオリは死後から2時間ほど経過している。
- “死に様”が葉多平ツネキチの時と似ている。
この時点でカオリが同じ犯人(柊ナナ)の“同じ手口”による犯行であると判断します。
葉多平ツネキチの詳細は以下の記事をご覧ください。
さらには、この時のカオリが「大きく見開いている右目から“何か”をえぐり出そうとしている」という印象を持った先でLINE内でのメッセージにもあった「カラーコンタクトのケース」が机の上に置かれているのを発見します。
それを手に取ると同時に、ケースの中に入っている“液体”を自分の口腔内に入れた途端に大きく苦しみ出します!
小野寺キョウヤ「ぐあああ!はあ、はあ・・・“毒”だ!」
ここまでの時点でカオリが自分のコンタクトケースの保存液の中に“毒”が仕込まれており、その“毒漬け”となったカラーコンタクトを気づかぬまま右目の方に入れてしまったことにより死亡したことが明かされます。
ケース内の”毒”に気づいて苦しむ小野寺キョウヤを見て「”毒”でも死なない」ことを実感する柊ナナですが、このケース内の“毒”を仕込んでいたのが他ならぬ彼女でした!
標的とされたカオリ自身の死体による”右目の方だけを大きく見開いた”死に様は自分の右目に入れたカラーコンタクトの”毒”に苦しみながら必死に外そうとしたものの、それさえ叶わず「毒に冒されて死亡した」ということになります。
小野寺キョウヤの詳細は以下の記事をご覧ください。
カオリと羽生キララの”死”で再び勃発するバトル!
カオリの死と死因を暴いた小野寺キョウヤの疑念はまたしても柊ナナに向けられます。
これによって、またしても能力者(小野寺キョウヤ)VS無能力者(柊ナナ)のバトルが勃発する展開となってしまいますが、今回は柊ナナの方もこうなることを読んでいたかのように入念な準備を進めておりました。
犬飼ミチル「嫌なお話ですが、やっぱり羽生さんが犯人です!ナナしゃんは関係ありません!」
2人の間に「羽生キララのスマホ」を持つ犬飼ミチルが割って入ります。
その中にあるLINEを開くと、カオリと羽生キララによる「カラーコンタクト紛失」を巡る口喧嘩のやり取りがあるものの、最後の部分には羽生キララによる“謝罪”メッセージが送信されておりました。
羽生キララ「アタシが悪かった。カラコン机の上に置いてく、ちなみに使ってないから。チョコも食べて」
あの図々しい性格の羽生キララがいきなり謝罪してきたことに違和感も残るものの、このメッセージだけは本人を殺害した後に「奪った柊ナナによる“作戦の一環”として送信されていたもの」だったのです!
まとめ
今回は羽生キララと仲の良いギャル系友人の高梨カオリのキャラクター性や能力を紹介すると共に、彼女が迎えることになる無残な結末にも迫ってみました。
- 同じギャル系キャラである羽生キララと最も仲が良かった。
- 「瞬間移動」の能力を持つものの、それを披露できたのは第1話の1シーンのみで終わってしまう。
- 「瞬間移動」は主に登下校の時に利用され、その有効範囲は”島の反対側まで”となる。
- 羽生キララとの喧嘩の原因となった「カラーコンタクト」のケース内に仕込まれていた”毒”により、無残な結末を迎えてしまう。
- カオリや羽生キララの死亡が引き金となるかのように、彼女たちの死後も「能力者(小野寺キョウヤ)VS無能力者(柊ナナ)バトル」が勃発する展開へと進んでしまう。
友人である羽生キララと形は違えど、同じ“毒”によって殺害されてしまったカオリは哀れであり、自分の能力を披露できる機会が極めて少ないままで結末を迎えてしまったのは少し可哀想でしたね・・・。
本作品のアニメ動画や見逃し配信の詳細は以下の記事をご覧ください。
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