2020年秋の新作アニメとして放送および配信中の「無能なナナ」もいよいよ後半戦に突入です!
そこで今回は本作品の主人公である柊ナナのキャラクター性や悲劇的な過去を紹介しながら、彼女の持つ真の能力と今後の展開についても迫りたいと思います。
柊ナナのキャラクター性を紹介
まずは柊ナナ(以下は「ナナ」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。
能力者が集まる孤島の学園に送り込まれた少女
本作品では絶海の孤島にある、能力者ばかりを集められた訓練場(学校)を舞台にストーリーが進行していき、主人公である柊ナナは第1話の時点で小野寺キョウヤのすぐ後に入ってくる”転入生”として登場します。
第1話の詳細は以下の記事をご覧ください。
ナナ「私、人の心が読めます!でも、ちょっと空気は読めません!よろしくお願いします」
ピンク色の髪に相まっての可愛らしいルックスや仕草によって飯島モグオたちを始めとした多くの男子生徒たちを虜にしてしまうナナですが、彼女は自分の隣の席にいる中島ナナオに親しげに接近していきます。
ナナ「中島さんはイジメられてるんですか?」
中島ナナオの方も「こんな可愛い子にカッコ悪いところ見られたくない」と考えていたために、ナナの能力で心を読まれてしまったことを実感して焦ります!
そんな中で飯島モグオが割り込んできて、いつものように中島ナナオを卑下してきますが・・・
ナナ「やめてください!中島さんをダシにして、私とデートしたいと思っているようですが・・・お断りです!」
飯島モグオ「デートしたいなんて思ってねぇよ!ちょっとしか・・・」
飯島モグオ自身も少ならからずは下心もあったことや大勢のクラスメイトたちのいる中で叫んだ影響もあり、ナナは教室にいる能力者たちから「本当に心を読める」能力を持っていると認識されます。
しかし、その後に思いがけない真実が発覚してしまうのです・・・。
飯島モグオの詳細は以下の記事をご覧ください。

実は柊ナナこそが”無能力者”だった!
ナナと小野寺キョウヤが転入してきた初日にクラスのリーダーを決めるため、立候補してきた飯島モグオと郡セイヤによるバトルが勃発します。
そんな中でクラス内で”無能力者”とイジメられ続けてきた中島ナナオが隠してきていた”無能化”能力を出して皆を助けたことにより、彼がリーダーに選ばれたと同時にナナとの心の距離も一気に縮まります。
郡セイヤの詳細は以下の記事をご覧ください。

しかし、2人きりで崖を訪れた時にナナは中島ナナオの前で自分の本性を表したのです。
ナナ「『なぜ僕は今から、この子に殺されなければならないのか』だろ?」
これまで一緒に過ごしてきた時までの優しい笑顔から一転し、切れたロープを必死に掴みながら見上げた時の柊ナナは冷酷な表情で見下ろします。
ちなみにこの時に中島ナナオが心の中で告げていた台詞とは「これからも、よろしくね」でありながらナナからは全く覚えのない台詞で答えられてきたのです。
この時点で実はナナには「人の心を読める能力」など持っていなかったことが明かされると同時に彼女こそがクラスメイトたちとは違って、特別な能力など持っていない“無能力者”だったのです!
柊ナナの任務は”人類の敵”を倒すこと
ナナが見せてきた思いがけぬ本性とクラス内で見せてきた可愛らしい笑顔とは真逆の氷のような冷たい目つきや表情を見せられた中島ナナオが強いショックを受けながら直感します。
中島ナナオ「まさか、君が人類の・・・」
ナナ「いいや、お前たちこそが“人類の敵”だからだ!」
島の学校の生徒たちこそが“人類の敵”であることを認識しているナナは、中島ナナオを最初のターゲットに選んで殺害する計画で近づいており、垂れ下がったロープを掴み続けられなくなった彼をそのまま見殺しにしてしまうのでした。
中島ナナオの詳細は以下の記事をご覧ください。

中島ナナオ亡き後はクラスのリーダーに!
クラスのリーダーに選定された中島ナナオでしたが、ナナによって殺害されて他界(クラスの能力者たらちからは”行方不明”の扱いにされますが・・・)したことにより、すぐに「リーダー不在の状況」となってしまいます。
そんな状況の中でまたしても「誰がリーダーになるのか?」という議論が勃発する中・・・
犬飼ミチル「ナナしゃんが”リーダー”では、どうでしょう?」
治癒能力を持つ犬飼ミチルを助けた(本人にはそう思い込ませるように仕掛けていた作戦が成功していたのです)ことにより、彼女からの意見に対して皆が合致した結果、ナナ自身がクラスのリーダーとなりました。
ナナ「これからは私が“リーダー”になり、学校を支配する」
小野寺キョウヤの能力や彼からの強すぎるマークには悩まされていることを除いては順調にクラスを支配していきますが・・・リーダーになってからがナナ自身にとっても修羅場の状況が続いていく展開となります。
小野寺キョウヤの詳細は以下の記事をご覧ください。

柊ナナの壮絶かつ悲劇的な過去
ここからは柊ナナの壮絶かつ悲劇的な過去に迫りたいと思います。
幼少期に両親と死別
実は“無能力者”であったナナもまた、幼い頃に経験させられた壮絶かつ悲劇的な過去を背負っており、それこそが“人類の敵”を倒す戦いに身を投じるキッカケにもなっています。
彼女は優しい両親と一緒に幸せに暮らせてきたものの、その両親が”人類の敵”によって惨殺されてしまったのです!
悲しみと恐怖心でいっぱいな幼少期のナナは切り刻まれた父親の頭部を血まみれになって抱えながら、まるで何かから逃げるように走ります・・・。
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