2020年秋の新作アニメとして放送および配信中の「無能なナナ」ですが、第3話で主人公・柊ナナのターゲットに選ばれてしまう小野寺キョウヤのキャラクター性を紹介しながら、ついに判明する恐るべき能力の実態や今後の展開についても迫りたいと思います。
目次
小野寺キョウヤのキャラクター性を紹介
まずは小野寺キョウヤ(以下は「キョウヤ」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。
柊ナナと同じ日に転校してきた謎多きライバル
第1話で主人公・柊ナナと同じ日に転校してきた暗い雰囲気のイケメンキャラです。
その暗い雰囲気を始めとして、多くの謎に包まれている能力者であり、柊ナナとは長きにわたって“ライバル”的な存在となっていくのです!
第1話の詳細は以下の記事をご覧ください。
番長をも黙らせる殺気!
実はキョウヤの能力に関しては担任の先生でさえも聞かされてはおらず、転校の挨拶でも隠したままです。
こうした「自分の能力を隠す」という点だけは第1話で柊ナナのターゲットとされて殺害されてしまった中島ナナオと共通しているところもあります。
番長格である飯島モグオからは、それが面白くなく本人に突っかかる形で問い詰められるのですが・・・
キョウヤ「言わなきゃならない決まりでも、あるのか?」
冷たい睨み一発で黙らせると同時に退かせてしまいます!
飯島モグオの詳細は以下の記事をご覧ください。
無愛想かつ無遠慮
転校時の挨拶から始まり、基本的には誰に対しても無愛想なキョウヤですが、それとは真逆に“無遠慮”な性格も併せ持っているのです。
その“無遠慮”な性格は常軌を逸しており、放課後になると職員室に入っては生徒たちの名簿を勝手に盗み見ることから始まり、柊ナナと食事中の渋沢ヨウヘイに対しても自分の能力を使って中島ナナオの捜索まで頼んでくる程です。
渋沢ヨウヘイの詳細は以下の記事をご覧ください。
実は友達募集中!
基本的には無愛想であると同時に自分に対して危害を加えてこようとする生徒に対しては冷たい目つきと表情で威嚇してくるキョウヤですが、実は「友達募集中」でもあります。
無遠慮な性格も手伝ってか、自分が疑念を抱いている柊ナナにも「俺の友達になってくれ」と、ストレートに頼んでくるほどです。
読書とレトロゲーム好き
第3話で柊ナナを寮にある自分の部屋へとご招待しますが、その部屋の中には多くの書籍が本棚の中にギッシリ入っている程の読書家です。
あまりにも多くの書物に囲まれており、足の踏み場も殆どないキョウヤの部屋ですが、奥にはテレビとかなり古い世代のゲーム機が置かれております。
キョウヤの中では友達との遊びにおいて「まずはゲーム」という思考があるのですが、彼が使用しているゲーム機はかなり昔の世代のものであり、現代では完全に”レトロゲーム”の部類に入るものです。
キョウヤ「俺はこれが好きなんだ」
柊ナナからもかなり古い機種であることを指摘されますが、自分の好きな物に対しては誰から何を言われようと自分の好みは決して曲げないタイプのようです。
猫には優しい性格
昼休みの時間でも1人で過ごすことの多いキョウヤは教室では過ごさず、何処かへ行っていることの方が多いのです。
それが気になった柊ナナから尾行されて到着したのは少し離れた場所にある「今では誰にも使われていない校務員室」でした。
彼は校内の自販機で購入してきた牛乳を皿に移しては野良猫に飲ませてあげておりました。
意外にも動物に対しては優しい一面も持っていることも判明しますが、この性格と環境が災いして柊ナナの3人目のターゲットに選ばれてしまうのです!
小野寺キョウヤの目的と能力
ここからは小野寺キョウヤの目的と、彼の持つ驚愕な能力に迫っていきたいと思います。
小野寺キョウヤの目的とは?
柊ナナを自分の部屋に招いている中で「自分が転校してきた目的」を話し始めます。
実はキョウヤの妹も能力者であり、彼よりもかなり先に学校に入っていたのです。
しかし、その後は音沙汰なしで行方不明となってしまうのです。
それなのに学校側も本腰を入れて捜索に入ってはくれないため、自分の手で妹を見つけるために転校してきたのでした。
この辺もまた、任務や命令として転校してきた柊ナナとは違う点ですね。
柊ナナにも劣らぬ観察力と推理力!
柊ナナが退室して自分の部屋に戻ろうとした時、キョウヤは“衝撃的な物”を見せながら問いかけてきます。
キョウヤ「見覚えないか?」
それは紛れもなく、柊ナナが最初のターゲットとして殺害した中島ナナオが身につけていた腕時計でした!
殺されたナナオがクラス内では”行方不明”という扱いにされ続けている間も気になった彼は殺害現場となった崖に行っただけでなく、海中にも入っていたため、この日の登校時は全身びしょ濡れな上に頭にワカメまで乗っかっていたのです。
発見した腕時計は既に壊れていたものの秒針が6時10分の時刻で止まっていたことから「中島ナナオと唯一親しく一緒に行動していた柊ナナなら何か知っているのでは?」と推理し始めておりました。
ナナオの腕時計を介して、キョウヤが柊ナナにも劣らぬ観察力や洞察力を持ち合わせていることが判明します。
そして柊ナナから、中島ナナオ以上の危険分子であると判断されたキョウヤが3人目のターゲットとして選ばれてしまったのです!
中島ナナオの詳細は以下の記事をご覧ください。
能力の正体は不老不死!
その後も一緒に行った殺害現場の崖で柊ナナから能力を聞かれますが、キョウヤは教えません。
柊ナナ「絶対に能力を炙り出してやる!」
そして翌日になると早くも能力者(キョウヤ)VS無能力者(柊ナナ)による頭脳戦が勃発します。
2人揃って担任の先生に中島ナナオの腕時計を提出して話した後は一時的に別れて別行動を始めます。
キョウヤの方は今日もまた誰もいない校務員室に入り、猫のためのミルクを温め始めます。
しかしガスの充満に気づかぬまま、コンロを点火した途端に火が部屋じゅうに広がって全身に大火傷を負った状態で出てきます。
実は柊ナナが彼よりも早く入ると同時に部屋の窓を閉めきってガスが充満するように仕組んでいたのです。
彼女の方は別れるフリをした後も尾行して校務員室から少し離れた場所に隠れながら様子を伺っておりました。
全身に大火傷を負いながら飛んで出てきたキョウヤはまだ生きており、驚くフリをする柊ナナの足首を掴みながら、ついに自分の能力を告げるのです。
キョウヤ「心が読めるのに知らなかったのか?俺が“不老不死”であることは!」
これまでの能力者たちを遥かに凌駕するほどのチート級な能力を柊ナナに告げたものの、その“不老不死”は決して偽りなどではないことも証明されます。
着用している制服は焼けたままでも、大火傷を負っていた彼の全身の傷は柊ナナと話している間に、あっという間に元どおりの状態に回復してしまうのです!
小野寺キョウヤの今後の展開
3人目のターゲットとして選ばれたものの、そのチート級すぎる能力のおかげで生き残ったキョウヤの今後の展開にも少し触れていきたいと思います。
今後も柊ナナへの手強いライバル的な立ち位置に!
柊ナナの作戦にハメられたキョウヤは、あまりにも良すぎるタイミングでその場に居た柊ナナを疑いながらも、この時は彼女からの苦し紛れな言い分を信じて立ち去っていきます。
しかし、この頭脳戦が引き金となり、表面上では「友達」と言いながらも柊ナナに対する疑念をさらに深めてしまうのです。
そして、この時点で「能力者(キョウヤ)と無能力者(柊ナナ)」による長きに渡るライバル関係が成立してしまいます。
今後も積極的に推理を続けていく
キョウヤの能力が判明してからもクラスメイトたちの死亡は続いていきます。
柊ナナによって殺害される波多平ツネキチの葬儀が行われている中で「死体の解剖」を提案したり、高梨ナナや石井リョウジの部屋に勝手に入って捜査を始めたりと・・・キョウヤの無遠慮さや積極的な捜査は、これまで以上にエスカレートしていく展開となっていくのです!
まとめ
今回は柊ナナと同じ日に転校して謎大き能力者・小野寺キョウヤのキャラ性や目的を紹介しながら皆には隠している能力や今後の展開にも迫ってみました。
- 転校してきたのは自分よりも先に学校に入りながらも行方不明となってしまった妹を見つける目的のためである。
- 読書やレトロゲーム好きであり、実は「友達募集中」である。
- 柊ナナにも負けない洞察力や推理力を持ち合わせている。
- 真の能力は”不老不死”であること。
- 今後は柊ナナの手強いライバル的な存在となり、本人の調査の仕方も更にエスカレートしていく。
今後も柊ナナを窮地に落としてくる能力者たちが次々と登場するものの・・・それでも小野寺キョウヤが持つ”不老不死”は別格と言えるでしょうね。
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