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【無能なナナ】葉多平ツネキチのキャラ性と能力・結末と死後の展開

無能なナナ

2020年秋の新作アニメとして放送および配信中の「無能なナナ」第5話では柊ナナが葉多平ツネキチの能力によって窮地に陥れられます。
そこで今回は葉多平ツネキチのキャラクター性や能力を紹介しながら今後の展開にも迫りたいと思います。

 

葉多平ツネキチのキャラクター性を紹介

まずは葉多平ツネキチ(以下は「ツネキチ」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。

 

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未来の念写で柊ナナに迫る!

第4話のラスト前で柊ナナの前に現れた、金髪かつ派手なヘアスタイルをしたヤンキー風なクラスメイトです。

ツネキチ「これ、どういうこと?」

ツネキチは1枚の写真を前に出してきますが、それは彼自身が体育倉庫の中で柊ナナからロープで首を絞められる形で殺害されている場面が写しだされています。
それにより「自分は”人類の敵”ではなく、新リーダーに襲われると強気になりながら説明を求めます。

第4話の詳細は以下の記事をご覧ください。

 

【アニメ】無能なナナの4話ネタバレ感想 | キョウヤの追及
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基本的にヤンキー気質な性格

金髪かつ派手なヘアスタイルをしたツネキチは外見だけでなく、性格も少しヤンキー風だったりします。
柊ナナに見せた写真のことをどうしても知りたい彼は夜遅い時刻となって既に閉店した食堂の入り口を蹴り続けながら無理やり入ってしまうのです。

 

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自分の能力は欲望のためにしか使わない

自分のインスタントカメラによる“念写”だけで「未来予知」できるツネキチですが、食堂や柊ナナに対しての接し方もかなり粗暴であり、性格そのものは「ゲス」としか言いようがありません。
食堂に押し入ってからも自分が締め殺される写真を持ちながら近づいてきたのも弱みを握ってやった優越感からによる脅迫が目的だったのです。

そんな弱みを握られた柊ナナも一時的に仕方なく従うのですが、彼女から「その能力で人助けも出来るはず・・・」と諭されますが、本人にはその気が全くありません
これまでも自分の能力を受験やギャンブル関係といった「自分のため」にしか使ってこなかったのです。

 

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実は悲しい過去の持ち主でもある

食堂に入ってからも柊ナナに対して自分の能力を話しながら勝ち誇る態度ばかり取るツネキチですが、実は彼もまた悲しい過去の持ち主でもあったのです。
自分でも言うが如く、昔は「マジメくん」だったことも話します。
彼の念写による「未来予知」の能力は既に当時から発揮されていたものの、当時通っていた学校内で受けた「進路を決める大事なテスト」で見事に0点を取ってしまう未来を見てしまいます。

そんな悲惨な未来を変えるために毎日夜遅くまで必死に猛勉強したものの・・・

ツネキチ「そしたら、どうなったと思うよ?」
柊ナナ「テストの日に高熱を出してしまったとか・・・?」
ツネキチ「うおっ、凄えぇ!」

この答えを聞いたツネキチは柊ナナが「本当に人の心を読める能力者」であると信じてしまいますが、これは誰が聞かれても分かる程に単純なことなんですよね・・・。

 

葉多平ツネキチの能力

ここからは葉多平ツネキチの念写による「未来予知」能力の本当の凄さと、それとはまた別の能力を紹介していきます。

 

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未来念写は百発百中!

ツネキチの能力が“百発百中”であることが食堂の席で証明されます。
柊ナナが自分の注文した”ざるそば”を頭からかぶってしまう写真を出されたことにより、彼女がその場で注文メニューを変えるのですが、それでもおばさんが足を滑らせてしまうことで写真通りの結果となってしまいます。

ツネキチ「注文を変えて未来を変えようとしたんだけど、無駄なんだよ」

彼の念写によって撮られた「未来予知」の写真の場面は決して変えることが不可能とされているのです。

 

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能力は本当に本人自身から出されている!

さらにツネキチは柊ナナが最初のターゲットとして選んだ中島ナナオ崖から突き落とす場面の写真も以前から撮っており、この時になって本人の目の前で出してきます。
これによってツネキチの目的が「柊ナナへの脅迫」であることが確定します。

食事を済ませた後も自分の部屋に入らせてはマッサージさせる形で従わせます。
この晩ではツネキチ自身も強い眠気によって眠ってしまい、この間に彼が愛用しているインスタントカメラを持ち出して調べてみますが、カメラそのものは何の変哲もない“普通のカメラ”でした。
それにより「未来予知」の能力は本当にツネキチ自身から出されていることを確信します。

中島ナナオの詳細は以下の記事をご覧ください。

 

【無能なナナ】中島ナナオのキャラ性と能力・今後の展開
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時刻には細心の注意を払う

翌日にも柊ナナを呼び出しては部屋の掃除を強要しますが、ここでツネキチ自身から提案を持ち出します。

ツネキチ「今日の夜、俺はあの体育倉庫で待ってる。10時に何も起こらなかったら、ナナちゃんのこと信じるわ」
柊ナナ「何も起こりませんとも」

笑顔で答えたナナでしたが、彼女の言い分はあくまでも「10時には」何も起こらないという意味でしかありません。
実は彼が入浴中に外している腕時計の時刻を調整して10分だけ遅れさせてから出ていきます。
これによって先回りして体育倉庫の中で隠れながら待機して入ってきたツネキチをロープで絞め始めますが・・・

ツネキチ「何をどう頑張ったって無駄なんだよ!」

腕時計の時刻を既に自分で直しており、柊ナナの作戦もお見通しだったのでした!
部屋の散らかり具合などから一見はだらしない印象に見えてしまいがちなツネキチですが自分の能力が“時間に関係している”こともあって時刻だけにおいては常に気にかけているのです。

 

葉多平ツネキチの結末と死後の展開

ここからは葉多平ツネキチの結末と、その後の展開にも少しだけ迫りたいと思います。

 

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柊ナナの策略と悪運の強さを前に敗れ去る

「未来予知」という、ある意味では最強と言っても過言ではないであろう能力を駆使する葉多平ツネキチもまた、柊ナナの策略と悪運の強さを前にして敗れて死亡する結末を迎えることになります。
彼の敗因は柊ナナが準備していた「アイテム」「悪運の強さ」によるものでした。

①準備していたアイテム(柊ナナの死亡写真)
ツネキチが弱みを握ったことにより、柊ナナに対して自分の部屋での滞在を強要する中で見つけた「柊ナナの死亡写真」を見たことで、またしても未来予知した気になっておりましたが・・・それは柊ナナが「自分が首を絞められて殺害された場面」を自撮りしていたものだったのです!
この写真を見たツネキチは自分の持つ能力により、この偽りの写真を「今夜の体育倉庫で起きる出来事」と勘違いしてしまいます。
彼にそうした“勘違い”をさせることこそが、柊ナナの中にある作戦の一部でした。

②悪運の強さ
柊ナナが体育倉庫に先回りして待っている間、制服のポケットに複数本の「毒針」をしまっていましたが、ケースごと落としてしまって自分の手の届かない位置まで飛んでいってしまうのです。
覚悟を決めて、写真に映されていたロープのみで殺害にかかりますが、ツネキチもロープの方は見抜いていたことで絞めつけられることを防いだ後に押し倒します。

こうして柊ナナの方が身動きすら取れなくなり、ツネキチの勝利が確定と思われた瞬間、今度は彼の方が手を始めとした全身が痺れて動かせなくなってしまい、倒れてしまいます!
実は柊ナナを押し倒した位置により「毒針」の入ったケースに手が届くようになっていたのです。
ツネキチが完全に優越感に浸る最中に彼女の方は必死に手指を動かしたことによって、気づかぬ間に刺されていたということですね。

ツネキチの能力や予想外な用心深さも相当なものでしたが、この勝負は完全に“偽りの写真””悪運”を味方につけた柊ナナの作戦勝ちと言って良いでしょう。

 

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死亡後も事情聴取に使われる運命に?

柊ナナの毒針により、全身に毒が回りきったことでツネキチは死亡します。
その直後に小野寺キョウヤと一緒に入ってきた犬飼ミチルが自分の能力を使って何とか治そうと頑張りますが、既に死亡した者を蘇らせることは出来なかったのです。

犬飼ミチルの詳細は以下の記事をご覧ください。

 

【無能なナナ】犬飼ミチルのキャラ性と能力・今後の展開
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そして日が明けてからクラスメイト全員が参列する形でツネキチの葬儀が開かれますが、そんな中で小野寺キョウヤが彼を「火葬に出す前に解剖して検死してみたい」などと提案してくるのです!
柊ナナはそんなこと言う彼を必死に止めようとしますが・・・

シンジ「解剖とか面倒くさいことしないでさ・・・死体に直接聞いてみれば良いんじゃない?」
柊ナナ「なんだとっー!?」

「死体操作(ネクロマンサー)」の能力を持つとされている風間シンジが出てきて、その能力を使われたツネキチがゾンビのような状態になって起き上がらされてしまうのです!

この展開には殺害した張本人である柊ナナも内心で大いに驚かされますが、中島ナナオの時とは違って今度は遺体だけはまだ存在している関係もあり、そうした意味でも中島ナナオ以上に死後も悪い形で間接的に関わってくるキャラクターと言えるでしょう。

小野寺キョウヤの詳細は以下の記事をご覧ください。

 

【無能なナナ】小野寺キョウヤのキャラ性と能力・今後の展開
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まとめ

今回は写真という手段で柊ナナに関係性を強要してくる葉多平ツネキチのキャラクター性や能力を紹介すると共に結末や死亡後の展開にも迫ってみました。

  1. “念写”による「未来予知」の能力で未来に起きる出来事を前もって知ることができる。
  2. そうした自分の能力を己の欲望にしか使わず、それを駆使することで柊ナナにも迫ってくる。
  3. 中島ナナオを殺害した場面の写真も撮っており、これで完全に柊ナナの弱みを握って脅迫にかかる。
  4. 弱みを握った優越感も束の間・・・最後には柊ナナの準備していた「偽りの未来写真」と「悪運の強さ」を前に敗れ去る。
  5. 死亡後も小野寺キョウヤや風間シンジの能力で「事情聴取」などに利用されてしまう展開となる。

能力そのものはチート級に凄いものの、己の欲望にしか使わないツネキチには不幸な結末しか用意させてもらえなかったと言うことですね!

本作品のアニメ動画や見逃し配信の詳細は以下の記事をご覧ください。

 

無能なナナ
出典:「無能なナナ」公式ページ
   

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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