2020年秋の新作アニメとして放送および配信中の「無能なナナ」第4話ではクラス内のイジられ女子・犬飼ミチルに大きくスポットが当たります!
そこで今回は犬飼ミチルのキャラクター性や能力を紹介しながら今後に迎えることになる衝撃の展開にも迫りたいと思います。
第4話の詳細は以下の記事をご覧ください。
目次
犬飼ミチルのキャラクター性を紹介
まずは犬飼ミチル(以下は「ミチル」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。
フワフワ系のイジられ女子
柊ナナたちのクラスに在籍している、小柄でフワフワした雰囲気の女の子です。
その小柄な外見や素直で優しい上におとなしめな性格が原因で同じクラスの女子たちからは“からかい”や“イジり”の対象とされてしまっております。
柊ナナと偽りの友情関係に!
小野寺キョウヤを仕留め損なったことにより、柊ナナへの監視はこれまで以上に厳しくなり、彼女自身も気づいていために教室の中での警戒心をこれまで以上に強く持ちます。
そんな2人の深刻な状況を知らないクラスメイトたちはいつもと変わらず、ガヤガヤと楽しそうに騒いでいる中でミチルが焦りながら登校してきます。
ミチル「ミチルの下駄箱に“ラブレター”あったよ!」
自分の下駄箱の中に入っていたラブレターに驚くミチルですが、それはギャル風なクラスメイト達(今後の展開で殺害されてしまうことになる羽生キララや高梨カオリ)によって仕組まれた悪戯でしかなかったのです。
そうとも知らないミチルは手紙の中に書かれていた待ち合わせ場所に行きますが、来たのは男子生徒ではなく、柊ナナでした!
柊ナナ「出てきてください!カッコ悪いですよ」
嘘のラブレターを入れて楽しんでいた羽生キララ達をすぐに見つけて注意してくれた柊ナナに対して、信頼感を抱き始めます。
ミチル「ありがとです、ナナしゃん」
友達だと思っていた女子生徒たちからの裏切りに対して悲しくなったミチルは涙を流し始めますが、そんな彼女たちに対してハッキリと注意してくれたと同時に食事も一緒にしてくれるようになる柊ナナに対して友情の思いが芽生え始めたのです。
ちなみに、ここまでの時点で判明したことは、ミチル自身の自分や友達に対する“呼び方”ですね!
自分の呼び方 | 「ミチル」 |
柊ナナへの呼び方 | 「ナナしゃん」 |
確かに小柄な外見だけでなく、こうした呼び方による”子供っぽさ”もコギャル風な女子生徒たちからの「からかいの的」にされても仕方ない面もあるんですよね・・・。
犬飼ミチルの治癒能力
ここからは犬飼ミチルの治癒能力の内容や性能について迫りたいと思います。
舐めて治す治癒能力
教室内で柊ナナの左膝にある傷を見つけたミチルが声をかけながら屈むと同時に、いきなり自分の舌で舐めてきます。
柊ナナ「傷が・・・癒えた!?」
この時点でミチルの能力が「舐めた箇所の傷を治せる治癒能力」であることが判明します。
他人の傷をも治せる利点
ミチルの能力が「治癒能力」であることが判明したものの、これまでに柊ナナが見てきた能力とは大きく違うと同時に、一部分では少し共通している面もあるのではないでしょうか。
第3話の詳細は以下の記事をご覧ください。
例えば、中島ナナオの「無能化」は皆の前に立って披露したことによって、飯島モグオが放った強大な炎をからクラスメイトたちを守りました。
そして第3話で判明した小野寺キョウヤの「不老不死」では自分がどんなに大怪我を負っても、その能力のためにタチマチ治ってしまいます。
飯島モグオの詳細は以下の記事をご覧ください。
ここで、この3人の能力内容を少しだけ比べてみましょう。
①犬飼ミチルの「治癒能力」 | 自分や他人の傷を治せる。 |
②中島ナナオの「無能化」 | 自分や他人を守れる。 |
③小野寺キョウヤの「不老不死」 | 自分だけは大怪我を負ってもタチマチに治ってしまう。 |
こうして簡単に比べてみただけでも、中島ナナオや小野寺キョウヤの足りない部分をミチルの「治癒能力」では、ある意味で補われているように感じられます。
中島ナナオの詳細は以下の記事をご覧ください。
「治癒能力」の欠点
ミチルの「治癒能力」は他人だけではなく、自分自身が負った傷を治すことも可能です。
しかし、自身の傷を治す面においては欠点もあるわけで・・・舐めないと治療できないということは、「自分の舌が届かない身体の部位は治療できない」ということですね。
そしてミチルの能力はあくまでも「治癒効果」であり、生きている者にだけ有効となります。
今後はクラスメイトの男子・葉多平ツネキチが自分の能力を使って柊ナナに迫ってくる展開が待っています。
柊ナナもかなり苦戦を強いられるものの、彼を殺害することによって窮地を逃れますが、2人にあった出来事を全く知らないミチルは既に死亡した直後の葉多平ツネキチも何とか治そうと考えながら頑張りますが・・・死人までは治せないことが判明します。
必死に頑張るミチルの思いは買いますが、死人を治す(生き返らせる)となると、それに必要なのは「治癒」でなく「蘇生」ですからね。
犬飼ミチルが迎える今後の展開
これまでに殺害されてきた中島ナナオや渋沢ヨウヘイとは異なり、犬飼ミチルもまた生き延びて柊ナナや小野寺キョウヤとも深い関わりを持つこととなります。
そこで彼女も巻き込まれることになる衝撃的な今後の展開にも迫っていきたいと思います。
渋沢ヨウヘイの詳細は以下の記事をご覧ください。
アリバイ作りに利用されてしまう
ミチルとの間に”偽りの友情関係”が芽生えたことを実感すると共に、彼女の持つ「治癒能力」を分析した柊ナナが夜遅い時間に彼女の部屋に入っていきます。
そしてミチルには気づかれぬよう、背中に隠し持っている桐で刺すのですが・・・
寮の中で女性の悲鳴が響くと同時に小野寺キョウヤが真っ先に走りながら入っていくと、その時に怪我を負って倒れていたのはミチルではなく柊ナナの方でした!
そんな状況を見せられた小野寺キョウヤが何事かと尋ねると柊ナナが苦しそうに「人類の敵」の声が聴こえてきて、ミチルの命を狙っていることも分かって駆けつけたと説明しますが、それはもちろん彼女による作り話でしかありません。
ミチル「ナナしゃんは私を庇って後ろから・・・」
ミチルの方もまた泣きながら小野寺キョウヤに対して必死に説明しますが、これもまた柊ナナの中では計算通りのことだったのです。
この時のミチルは小野寺キョウヤからの疑念を少しでも減らすための「アリバイ作り」として利用されていただけでした。
小野寺キョウヤの詳細は以下の記事をご覧ください。
柊ナナの殺害現場を目撃してしまう
先にも少しだけ触れた葉多平ツネキチの能力によって撮られていた「柊ナナが中島ナナオを殺害した現場」の写真を倒れている本人から発見してしまいます!
ミチル「ナナしゃん、これは・・・?」
自分にとっては到底信じられないような場面の写真を見てしまったことで動揺しながら、その写真を柊ナナに渡しますが・・・
柊ナナ「いずれ殺す」
“見てはならないもの(殺害現場)”を見てしまうことにより、ミチルもやはり柊ナナによるターゲットに選ばれてしまうのですが、それ以降では殺害とは全く違う方向で思いがけない展開を迎えていくことになります。
友達から一転、柊ナナを脅かす存在に変化?
これ以降も葉多平ツネキチの遺体が引き金となる形で他の能力者とのバトルや羽生キララや高梨カオリの死亡などの事件続きで疲れている柊ナナを少しでも癒そうと頑張りますが、そんなミチルにも大きな異変が起こります!
殆どは柊ナナにより殺害されたことであるものの、彼女の本質を知らないクラスメイトたちはそうした殺人が続いていることに対して恐怖心を抱き始めます。
クラスのリーダーとなった柊ナナが夜間の見張りをしている中でもミチルがいつもの笑顔で現れます。
ミチル「ちょっとでも“ナナさん”の役に立ちたいんです!」
自分に対する呼び方がいつもと違うことに違和感を抱く中で質問されます。
ミチル「人の心、読めるんですよね?」
柊ナナ「ええ、それが何?」
ミチル「では、なぜ今まで気づかなかったんだ!?」
これまでの可愛らしい笑顔から一転して、冷たい表情と眼差しで睨みつけると同時にカッターナイフを柊ナナの首にあててくるのです!
柊ナナから見れば、これまでのミチルとは“完全に別人”のように大きく変わってしまうのですが、これには後に“卒業生”として現れるキャラクター・橘ジンが大きく関わっていくこととなります。
まとめ
今回は柊ナナと”偽りの友情関係”を築いていくことになる犬飼ミチルのキャラクター性や能力を紹介していくと共に、幅広いトラブルに巻き込まれていく今後の展開にも迫ってみました。
- 小柄でフワフワした雰囲気の小柄な女の子であり、素直で優しい上におとなしめな性格である。
- そうした外見や性格が原因で同じクラスの女子たちからは”からかい”や”イジり”の対象とされてしまっている。
- 嘘のラブレターがキッカケで柊ナナを友達として信頼し始めていくが、そうした”偽りの友情関係”を築いたことにより、彼女からも利用されることとなる。
- 舐めた部位を治せる「治癒能力」を持つが、死人の蘇生までは不可能である。
- 今後は柊ナナだけでなく、卒業生である橘ジンからも利用されてしまう展開となる。
犬飼ミチルが持つ“素直さ”や“優しさ”は本来であれば良いことなのですが・・・能力者バトルや「人類の敵」と戦うことをテーマにされている本作品の中では、そうした長所が逆に「弱点」となってしまう場合もあるんですよね。
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