夏の新作アニメとして放送および配信開始中の「魔王学院の不適合者」勇者学院編から登場したエレオノール・ビアンカの正体や能力に迫りたいと思います。
目次
エレオノール・ビアンカのキャラクター性を紹介
まずはエレオノール・ビアンカ(以下は「エレオノール」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。
笑顔が可愛らしい元気な女性キャラ
第9話で魔王学院との勇者学院による学院交流が決まります。
アノス班はわずか10秒で到着し、各自が別行動を取り始める中、サーシャを連れて勇者学院を訪れたアノスの前に現れたのがエレオノール・ビアンカでした。
エレオノール「勇者学院は部外者立ち入り禁止だぞ!」
黒髪ロングヘアに笑顔が可愛らしい元気なエレオノールはアノスたちが学院交流のために魔王学院から訪れてきた生徒であることを知った途端に彼女も自己紹介を始めます。
エレオノール「初めまして、僕は勇者学院3回生のエレオノール・ビアンカ」
そしてアノスから勇者の伝承について興味あることを聞かされると同時に彼らを勇者学院の中に招き入れて見学までさせてくれるようになります。
エレオノール「僕と一緒なら、オトガメなしだぞ!」
ここまでのアノス達との会話でも分かるとおり、女性でありながらも自分のことを「僕」、そして台詞の語尾に「だぞ!」が入っているところも大きな特徴ですね。
勇者学院の中では唯一の味方的存在
エレオノールの笑顔と優しさにより、勇者学院の図書室に案内されて好調ばかり続いていたかのように見えたのも束の間・・・勇者学院の選抜クラスには勇者カノンの転生者が4人いることを聞かされます。
そして噂をすれば影・・・と言わんばかりに2人の会話中に、その本人たちがさっそく現れます。
その時に現れたのはレドリアーノ(第一根源の転生者)とラオス(第三根源の転生者)ですが、彼らはエレオノールとは真逆にアノスたちの言うことに対して因縁をつけてくるばかりで、お互いに仲良くなろうなどという姿勢は全く見られません。
実際に学院交流が始まってからの授業や対抗試験でもディエゴの元で卑劣な手段ばかり使って魔王学院の生徒たちを陥れてこようとばかりしてきます。
そう考えるとエレオノールは勇者学院の中では唯一の味方的存在と呼べるでしょう。
エレオノール・ビアンカの正体
ここからはエレオノールの正体に迫っていきたいと思います。
エレオノールを誕生させた人物はジェルガ!
エレオノールを誕生させた人物とは、ガイラディーテ魔王討伐軍の総帥であるジェルガです!
ジェルガは第9話の冒頭(この時は二千年前の時代)で勇者カノンの見ている前でアノスに挑むものの、アッサリと敗北してしまいます。
しかし、その際に彼は魔族への恨みを後世に残すために自分の生命を捨てて根源を魔法化した上、その魔法を2つに分けたのです!
①「聖域」と呼ばれる魔法
②根源母胎(こちらがエレオノールの正体となります)
この際にジェルガ自身でさえも予想外なイレギュラーが発生してしまいます。
ジェルガは本来、両方の魔法に「魔族への憎悪」の気持ちを継承させるはずでしたが、その憎悪の気持ちが「聖域」の方だけに持っていかれてしまったのです。
それにより、根源母胎(エレオノール)の方には憎悪の気持ちが全く引き継がれなかったのです。
魔族であるアノスたちに対して友好的に接してくれたのも、これが原因だったのですね。
エレオノールは「魔法」として使われることに
魔族への憎悪の気持ちが引き継がれなかったエレオノールは周囲から「失敗作」の烙印を押されてしまいます。
その後も何度も記憶を消されながら作り直されたものの、やはり憎悪の気持ちは引き継がれませんでした。
その結果、その時代の勇者たちからは諦められてエレオノールを「魔法」として使う方針に決めて現在へと至ります。
ちなみにエレオノールが暴虐の魔王の本当の名前(アノス)を知らないのも、本人の魔法化に多大な時間がかかってしまったためであります。
エレオノール・ビアンカの独特な能力
エレオノールの状態が判明したところで、今度は彼女ならではが持つ独特な能力を紹介していきます。
エレオノールならではの独特な能力
エレオノールの正体と同じく「根源母胎」こそが彼女が持つ独特な能力なのです。
これは簡単に言い表してしまうと、“根源クローンを作り出せる能力”であり、擬似根源を作り出せる彼女は勇者学院では“聖母”とまで呼ばれています。
根源母胎の使い道と効果
ここまで知った時点でも、エレオノールが持つ「根源母胎」の能力による使い道や効果までは、なかなか見えてこない人の方が多いのではないでしょうか?
確かに根源クローンを作り出せるだけでは、それほど大きな役には立たないと思われます。
しかし、エレオノールの「根源母胎」により、その時代の勇者たちの中から”見込みのある根源を選んで、それを良い形に改良することができる”
これこそがエレオノールが持つ「根源母胎」の真骨頂と言えるでしょう!
エレオノールから生まれた者たち
エレオノールの「根源母胎」から生まれた存在は現在までにかけて1万人ほど居るとされています。
その中で最も身近な存在として、同じく勇者学院に在籍しているゼシアと七魔皇老であると同時に前々代の学院長も務めていたディエゴもまた、彼女の魔法で複製されて生まれています。
エレオノール・ビアンカの結末と今後
勇者学院編となる第9話で初登場したエレオノールは今後もアノスたちと大きく関わっていきます。
ここからは彼女が迎える1つの結末と今後について語りたいと思います。
己が滅びることを望む・・・
「根源母胎」の魔法で数多くの根源を生み出したエレオノールですが、自分がクローンとして生み出した根源たちが魔族への憎しみを抱き続けていることに対して悲しみを抱き続けてきました。
アノスたちの前では笑顔で明るく振る舞っていたものの、学院交流が始まる直前にミーシャが彼女の背中を見て気づいていたのです。
さらにアノスからも自分の正体に気づかれたことを知ったエレオノールは彼に対して「自分の根源を滅ぼしてほしい」とお願いしてきます。
そんな頼みを受けたアノスはエレオノールだけでなく、ゼシアのことも幸福にしてくれることを告げて救出にかかります。
アノスならではの救出方法とは?
アノスが行うエレオノール救出方法とは・・・
「聖域の魔法となっているジェルガの根源だけを倒す」というものでした。
それ以降は偽の魔法アヴォスの出現や人間と魔族による戦争など、いくつもの非常事態が勃発するものの、それらの困難もレイたちと力を合わせて乗り越えます。
これらの騒動や戦闘を切り抜けたアノスが理滅剣でエレオノールの根源に影響を与えて、彼女自身をアノスの魔法として生まれ変わらせるのです。
生まれ変わってからの展開
そして生まれ変わったエレオノールは、勇者学院からの学院候補生として魔王学院に在籍します。
これにより、その後からはアノス達と行動を共にするようになるのです。
まとめ
今回は勇者学院編から登場したエレオノール・ビアンカの正体や能力に迫りながら、今後の展開も紹介してみました。
- 黒髪ロングヘアに笑顔が可愛らしい元気な女性キャラ!
- 女性でありながら「僕」の一人称と台詞の終わりに「だぞ!」がつくのが特徴。
- 正体は魔法「根源母胎」
- 彼女の「根源母胎」により、見込みのある根源を選んで、それを良い形に改良することができる。
- アノスに対して己を滅ぼすように懇願するものの、最終的には彼の魔法として生まれ変わる。
- 生まれ変わってからは魔王学院に編入して、アノス達と共に行動していく。
明るい外観とは裏腹に内面には悲しみを背負っていることも特徴のエレオノールですが、生まれ変わったことにより、今後はレイやミーシャとはまた違う形でアノスの心強い仲間として活躍していってほしいものですね!
コメント
かませ敵?
かませ犬の間違いでしょうね。
日本語の使い方と校正頑張ってくださいませ。
コメントありがとうございます。
タイトル変更しました。ご指摘ありがとうございます。