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【魔王学院の不適合者】レイの母親シーラのキャラクター性と正体

魔王学院の不適合者

2020年夏の新作アニメとして放送および配信開始中の「魔王学院の不適合者」第8話で魔剣大会編もクライマックスに突入しますが、レイの母親シーラにも大きな見せ場が用意されています。
今回はそんな彼女のキャラクター性に迫ると同時に今後の展開も考察していきたいと思います。

 

 

[魔王学院の不適合者動画情報]

 

レイ育ての母親「シーラ・グランズドリィ」の正体

まずはレイの母親であるシーラ・グランズドリィ(以下は「シーラ」と表記します)のキャラクター性や出生などから紹介していきます。

 

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シーラの正体は精霊の母親の間から生まれた半霊半魔

シーラは皇族派の魔族である父親精霊の母親の間から生まれた半霊半魔の女性です。
しかし混血の子供を持ったことが世間に知られてしまうことを恐れる父親によって捨てられてしまったのです。

 

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あくまでも育ての母親

これは本作品を熱心に観て(読んで)いるファンにはご存知でありながらも意外と見落とされがちな点があります。
シーラは転生後のレイの母親ですが、彼を実際に生んだわけでなく、あくまでも育ての母親です。

転生後のレイは実は魔法の名家であるイエス家の息子として生まれたものの・・・剣術とは逆に魔法が得意でない彼は5歳の頃に追い出されてしまうのです。
頼るアテもなく路頭を迷う末に倒れた幼少期のレイを見かけて手を差し伸べてくれた女性こそがシーラだったのです。
その倒れているレイの姿に自分と同じ境遇を見ても不思議ではないですし、決して他人と割り切ることも出来なかったのでしょうね。

そして自分の入院中に訪れてくれたアノスに対し、レイのことを嬉しそうに語る表情を見ることで本当にレイのことを愛していることが分かります。
実の息子でないものの、それでもレイに対する愛の強さ故に意外と見落とされてしまうのかもしれませんね・・・。

 

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現在は重い病に倒れ入院中

シーラは生まれつき身体が弱く、魔力が少しずつ弱まっていくと同時に根源も希薄になってきた末に精霊病によって倒れてしまいます。
それによっていくつもの魔法医院を転々とさせられた結果、魔法医院ログノースへ流れついて、第7話でアノスと対面した場所もこの病室でした。

さらに小康状態にまで陥ってしまった現在ではほとんど治る見込みがありません。
それでもアノスとミサはシーラを助けようとするのですが、それぞれに邪魔が入ってしまったことにより、彼女への治癒も中途半端なところで止まってしまうのです。

 

メルヘイス戦で大活躍!

結局アノスとミサはシーラの精霊病を治せぬまま、レイとの決勝戦を迎えてしまいます。
この時点でもはやシーラの回復は絶望的に見えたものの・・・実はこの決勝戦の後の戦闘中で彼女にもまた大きな見せ場が用意されているのです。
レイとの再戦は第5話での班別対抗試験の時を大きく上回る壮絶なものですが、魔剣大会の黒幕であるメルヘイスの魔法によってアノスたちは闘技場から隔離された別次元へと飛ばされてしまうのです。

そんな中でもメルヘイスによる数々の計略をはねのけていきますが、最後にはシーラ自身を人質に取りながら彼女の宝玉を容赦なく破壊されていきます。
しかし、この瞬間にレイの中にシーラからの声が聞こえてきます。

シーラ「立てるはずよ、レイ。あなたはまだ戦える。お母さんはあなたを途中で諦めるような弱い子に育てた覚えはないわ」

窮地に陥った息子を助けようと、シーラ自身が自分の中にある残り少ない根源から力を振り絞った結果、“剣の姿”として真体を現したのです!

シーラ「できるわ、レイ・・・お母さんは知ってるもの。あなたに斬れないものはないのよ」

愛する息子(レイ)のために自分の残り少ない根源を振り絞って自分の真体(剣)を渡してくれたシーラと、そんな母親からの決死の愛を受け取ったレイ・・・血の繋がりこそないものの、まさに母子愛が1つになった瞬間ですね!
本来ならば、レイがこの”シーラの剣”を振るってメルヘイスを倒す結末になれば、もっと感動的になると思うのですが、この時はレイの強力な剣術をもってしても彼を仕留めるまでに至りませんでした。

結局はこの時になって、やっと転生前の力を取り戻したアノスによって倒すと同時にメルヘイスを正気に戻す展開におさまりますが、これもまた本作品のテイスト故に仕方ないのかもしれませんね・・・。

 

シーラ、生命の行方

【魔王学院の不適合者】シーラのキャラクター性と正体

出典:テレビアニメ「魔王学院の不適合者」公式サイト

愛する息子のために自分の中の残り少ない根源を振り絞ってまで真体を現したシーラですが、これによって彼女の治療や回復が完全に絶望的となってしまいます。
これによりシーラが死亡する結末に・・・と考えてしまう人も多いと思いますが、そうはさせないのが、また1つのアノス節なんですよね。

 

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またしても奇跡を起こした瞬間

メルヘイスを破って魔剣大会の会場である闘技場へと戻ってきたアノスたちにミサが駆け寄ります。
そんなミサに告げられた台詞とは・・・

アノス「シーラの精霊病は治った

その台詞は決して偽りなどではなく、アノスが作り出した魔法陣の中心にシーラの姿が現れると同時にゆっくりと目を開きます。

シーラ「レイ・・・?」
レイ「良かった!母さん、もう会えないかと・・・」

感動的な母子の再会であり、ダンジョン試験(第4話)でのミーシャとサーシャ姉妹の時とは違う形や内容で奇跡を起こしたアノスですが・・・ミサの中には疑問点が消えません。

 

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シーラの治療が成功した理由に迫る

基本的に精霊病にかかった場合、根源が弱ってしまったり、なくなってしまった場合にはどんな魔法でも治療することが不可能となってしまうのです。
そんなシーラに対してアノスが施した治療法とは・・・

アノス「シーラの根源の元となった伝承を広めた」

メルヘイス戦後に戻ってきた後に開かれた表彰式の中でアノス自身が優勝した時の気持ちを話しており、その台詞が魔法放送によってディルヘイド各地に伝わっていたのです。

アノス「真の名工が心を込めて鍛えた剣には、魔力とは違う何かが宿る!」

これは1回戦目の対戦相手として登場したクルト・ルードウェル(エミリア先生の兄)をアッサリと打ち破った後にも発せられた台詞ですが、実は父グスタがこの魔剣大会のために作ってくれた剣とこの台詞こそがシーラを救うための重要な伏線だったのです。

1回戦目の時には観客たちに対しても、それほど大きなインパクトにはならなかったものの、その剣で優勝を果たしたとなれば話は別です。
決勝戦でレイのイニーティオを叩き斬って優勝した時に観客たちに対して与えるインパクトは大きなものになります。
そしてアノスの台詞により噂や伝承を信じる者が急増しても不思議ではないはずです。
それによって、ほぼ消えた状態に等しかったシーラの根源が急速に回復しており、そこまで来れば蘇生魔法「インガル」で蘇らせることも容易くなったのです。

そして、アノスのおかげで精霊病から解放されたシーラも彼にお礼を告げた後は再びレイと向き合い、今後も息子の成長する姿を見ていけることに喜びを感じます・・・。

 

まとめ

今回はレイ育ての母親であるシーラのキャラクター性を紹介すると共に、彼女が迎える生死の行方についても迫ってみました。

  1. 魔族の父と精霊の母から生まれた半霊半魔の女性。
  2. イエス家から追い出された転生後のレイを助けると同時に育ての母親となる。
  3. 自身が精霊病で苦しんでいる時でも息子のために真体を現す。
  4. 決勝戦やメルヘイス戦の後、アノスによって救われる。

アノスによって救われたシーラには今後もレイの優しい母親でいて欲しいものですね。

 

 

[魔王学院の不適合者動画情報]
   

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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