夏の新作アニメとして放送および配信開始中の「魔王学院の不適合者」勇者学院編から登場したラオス・カノン・ジルファーの正体や能力に迫りたいと思います。
[魔王学院の不適合者動画情報]
ラオス・カノン・ジルファーの正体とキャラ性

出典:アニメつぶやき速報!!
まずはラオス・カノン・ジルファー(以下は「ラオス」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。
勇者カノンの第三根源の転生者
勇者学院の選抜クラスである「ジェルガカノン」に所属するラオスは勇者カノンの第三根源の転生者として登場します。
第9話にて、エレオノール・ビアンカの案内を受けて勇者学院内の図書室に入ったアノスとサーシャの前にレドリアーノと一緒に登場します。
外見に違わぬ体育会系な性格
赤い髪と右頬についた大きな傷がトレードマークのラオスですが、スマートな体型をしたレドリアーノとは違う高い身長と筋肉質な体型の如く、かなり体育会系かつ好戦的な性格です。
ラオス「だったら見せてやるよ!挨拶代わりに軽ーく勇者様の力をよー!」
アノスから自分たちが「勇者カノンの生まれ変わりとは思えぬ」と罵られたことでムキになったラオスが、自分の得意とする魔法「聖炎」を放ちますが・・・
ラオス「何しやがった?」
アノス「瞬きだ!」
強力な威力を誇る「聖炎」もアノスに対しては瞬き1つでかき消されてしまった上に吹き飛ばされてしまいます。
それでもめげずに食ってかかろうとした矢先でレドリアーノから止められた上に自分の負けと判定されてしまったのです。
ラオス・カノン・ジルファーの能力
ここからはラオスの魔法や能力について迫ってみたいと思います。
聖炎から大覇聖炎へ
「聖炎の破壊騎士」という異名どおりにラオスは聖炎を使った破壊攻撃を得意とします。
さらに両拳を重ね合わせて魔法陣を展開して作られる「大覇聖炎(サイフイオ)」は聖なる炎が8つに分かれて四方八方から敵に襲いかかります!
全身に纏う炎の鎧
ラオスは「聖炎鎧(デストア)」という魔法で全身に炎の鎧を纏うことも可能です。
鎧のため一見は防御魔法と見られがちですが、そのまま敵を組み敷くことで、その相手の魔法を封じる結界も作り出せてしまうのです!
聖炎熾剣ガリュフォード
自分の目の前で魔法陣を描いて、その中心から立ち上がる炎と同時に1本の聖剣が現れます。
ラオス「正義を示せ、ガリュフォード!」
そうした掛け声と同時に立ち上がった炎を一斉に.その剣へと吸い込まれていきます。
聖炎熾剣ガリュフォードの持つ魔力は88本ある聖剣のうち最も熱く燃えさかり、“太陽を生み出した”とまで言われているのです!
その威力は伊達でなく、その聖剣がラオスによって振り下ろされるだけでも周囲に荒れ狂う聖炎が撒き散らされて辺り一帯が火の海と化してしまいます。
アノスが第10話で見せた湖全体を蒸発させるほどの圧倒的な魔力には及ばないものの、これこそがラオスの持つ最大の能力と言えるでしょう。
ラオス・カノン・ジルファーの対戦相手

出典:アニメつぶやき速報!!
学院別対抗試験の2戦目からアノス班も参戦し、ラオスの前にはサーシャが立ちはだかります。
ラオスの前に立ちはだかるサーシャ
2戦目開始早々にミーシャが「創造世界(アイリス)」で魔王城を創り出し、アノスもそこにつきます。
ハイネと同じくラオスも真っ先に向かおうとしますが、そんな彼の前に空からサーシャ・ネクロンが舞い降りて立ちはだかります。
サーシャ「あなたみたいな雑魚、アノスの手を煩わせるまでもないわ」
ラオス「はっ!上等じゃねぇのっ!」
この2人が行き合い、向かい合っている場所は広場から少し離れた水中都市の往来・・・自分の目前にいるサーシャが「破滅の魔眼」の持ち主であることを知っているラオスは好戦的な性格に加えて自分も破壊攻撃を得意としているため、さっそくお互いの力比べを始めようとします。
サーシャからの軽い挑発にも乗らず、得意の聖炎や「大覇聖炎(サイフイオ)」を放つもののサーシャの目前でアッサリ鎮火されてしまいます。
ラオスの聖炎もサーシャの魔炎には及ばず
聖炎や「大覇聖炎(サイフイオ)」をいとも簡単に防がれたラオスがラオスは「聖炎鎧(デストア)」の魔法で全身に炎の鎧を纏った状態でサーシャに掴みかかります。
この「聖炎鎧(デストア)」を纏っているラオスに捕まえられた魔属は力の大半を封じられてしまうのですが、これが仇となりサーシャの「魔炎」が黒炎の刃と化して彼の鳩尾を貫いてしまうのです!
サーシャ「あなたがいってるのは『聖八炎結界(ザガード)』のことでしょ?」
ラオス「なんで知ってやがる?一度も見せてねえぞ」
実はサーシャはこれまでの自習時間(第9話)なども含めた特訓などで自分がまだ知らなかった古い魔法については全てアノスから教わっていたのです。
それでも始めは防ぐことに苦労したものの、ラオス程度の魔力に対してはそれほど苦もなく防げてしまっておりました。
本来ならば強大な威力であるラオスの聖炎もサーシャが使う魔炎の前では火遊び程度のものでしかなかったのでしょう。
早くも奥の手を出すラオス
「聖炎鎧(デストア)」を纏った状態でもサーシャから放たれた「魔炎」を防げず劣勢を強いられたラオスですが、その状況はさらにエスカレートしていきます。
サーシャ「探し物はコレかしら?」
サーシャの手には自分が持っているはずの勇者学院の校章が握られています。
先ほどラオスから捕まれた際に本人に気づかれぬように奪っていたのです。
ちなみにこの校章が先の一戦目でリーベストたちから魔力を奪っていた聖水を出していた元でもありますが、アノスの魔力により湖を蒸発させても聖水そのものが完全に無くなったわけではないことも熟知しておりました。
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