三ツ谷隆の強さとは？ドラケンとの出会いや過去・現代 | 死亡シーンについて

『東京リベンジャーズ(東リベ)』は、暴走族の不良少年たちのファッションやヘアスタイルが話題になることもある人気漫画です。

特に、将来有望のファッションデザイナーとなる三ツ谷隆は、不良時代からおしゃれで、読者からもかっこいいといわれるキャラクターではないでしょうか。

今回は、ドラケンとの出会い、過去と現代、さらに死亡シーンまで、三ツ谷隆についてくわしく解説します。

三ツ谷隆(みつやたかし)とは

『東京リベンジャーズ』の三ツ谷隆は、東京卍會弐番隊隊長であり、創設メンバーのひとりです。東京卍會ではみんなの頼れる兄貴分ですね。

「家族を大切にする不良」を信条としている三ツ谷は、妹のマナ・ルナの面倒をよくみています。さらに、中学校では手芸部の部長です。

暴走族と家庭と学業を見事にこなしています。

三ツ谷隆のプロフィール

小学校高学年の頃、ドラケン(龍宮寺堅)と出会ったことがきっかけで不良になった三ツ谷は、東京卍會旗揚げ後、親衛隊長を経て東京卍會弐番隊隊長となっています。

また、弐番隊副隊長の柴八戒のことは弟分としてかわいがっていて、不良のいろはを教え込んだそう。2005年時点では15歳、2017年時点では27歳です。

特徴は、紫がかった銀色の短髪と両眉の剃り込みではないでしょうか。垂れ目も印象的ですね。

愛機のインパルスは「オレの子猫ちゃん(インパルス)は世界一だぞ？」と、ドラケン、バジ(場地圭介)、カズトラ(羽宮一虎)と張り合う自慢の一台です。

三ツ谷隆の声優は松岡禎丞さん

『東京リベンジャーズ』の三ツ谷隆を演じているのは、最近では『鬼滅の刃』の嘴平伊之助役で知られている松岡禎丞さんです。

他にも、『ソードアート・オンライン』のキリト(桐ヶ谷和人)役、『食戟のソーマ』の幸平創真役、『五等分の花嫁』の上杉風太郎役など、様々な有名作品に出演しています。

三ツ谷隆の喧嘩の強さ

関東事変の前哨戦では灰谷兄弟に背中を取られ、決戦前にはバイクで背後から急襲された三ツ谷隆は、天竺のS62世代と勝負することはありませんでした。

そのため、結局三ツ谷って強いの？と疑問に思われることもあるようです。

果たして、弐番隊隊長の名は伊達ではないのか…？
ここでは、エピソードをもとに、三ツ谷の喧嘩の強さについて解説します。

望月莞爾(モッチー)とは互角

天竺の四天王の望月莞爾ことモッチーはS62世代であり、元呪華武の総長としても知られています。

横浜から天竺が乗り込んできたとき、三ツ谷はモッチーと対戦。三ツ谷からみたモッチーは「バケモン」です。

一方、「東卍にも骨のある奴がいるみてぇだな」と、モッチーは三ツ谷を評価しており、殴り合いを楽しんでいるよう。

ですが、これから…というところで、灰谷兄弟の兄・蘭に後頭部をコンクリートブロックで殴られ、三ツ谷は意識を失います。そのため、三ツ谷対望月莞爾の決着は着きませんでした。

ここでは、お互いに喧嘩の強さを認め合っていることを含めて、とりあえずふたりは互角ということにしておきます。

柴大寿より弱い

聖夜決戦では黒龍総長・柴大寿とタイマンを張った三ツ谷。

小柄な三ツ谷と大柄な大寿ですが、「あのバケモン(大寿)と互角に渡り合ってる！」とタケミチが目を見張るとおり、対格差をものともしません。

ですが、70%の力しか出していないという大寿に追い込まれ、ついに三ツ谷は膝をついてしまいます。しかし、「ブーツのベルトが外れただけだ」と三ツ谷は余裕を見せたのです。

ここから…というところでしたが、背後から乾青宗(イヌピー)に鉄パイプで殴られ昏倒。勝敗がつかないまま喧嘩は終了しました。

ただ、このまま闘い続けていたら、三ツ谷は大寿に負けていたのではないかと思われます。

今日6月12日は三ツ谷 隆の誕生日！

聖夜決戦後からひっそりこっそり仲良い2人
兄貴肌なとことか割と気が合うんでしょーね

原宿でクレープ食べてる所をパシャリ
この後服にクリームがついて大寿ガンギレ
三ツ谷爆笑

（和） pic.twitter.com/eY38wsoauM

— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) June 11, 2021

林良平(ペーやん)より弱い

参番隊の副隊長(その後、弐番隊隊員を経て参番隊隊長代理)のペーやんこと林良平について、三ツ谷は「ペーやんはアホだけど、腕っぷしならオレより上だ」といっています。

関東事変の魁戦で、東京卍會代表のペーやんは天竺代表の班目獅音を一撃で沈めていますね。

もっとも、三ツ谷から八戒が聞いたというだけで、実際にふたりが喧嘩しているシーンはありません。

三ツ谷隆の過去・現代

『東京リベンジャーズ』の東京卍會弐番隊隊長の三ツ谷隆は、関東事変の過去改変前の現代では、東京卍會幹部としてマイキーに2度も殺害されています。

ここでは、三ツ谷の過去と未来について、ドラケンとの出会いからまとめてみました。

三ツ谷隆の過去

東京卍會との関係は、ドラケンとの出会いがきっかけです。

小学校五年生の頃、家事も育児も放り出して家出をしていた三ツ谷は、コンクリート壁にスプレー缶で龍のペイントをしていました。その様子をずっと眺めていたのがドラケンです。

このときの出会いがきっかけで「家族を大事にする不良になる！」と決意した三ツ谷は、右のこめかみに龍のイレズミを彫りました…まさか、ドラケンも左のこめかみに同じ刺青を彫っているとも知らずに。

実は、出会ったときに、ドラケンが食べていたカルビ丼と三ツ谷の龍を交換していたので、ドラケンは龍は自分のものだと主張。それ以来、三ツ谷は髪を伸ばして刺青を隠しています。

小学校高学年の頃には、すでに家族を大事にする不良になっており、ドラケンだけでなく、マイキー(佐野万次郎)、バジ、カズトラ、パーちん(林田春樹)とつるんでいます。その後、東京卍會創設。親衛隊長から弐番隊隊長となりました。

8・3抗争では愛美愛主の残党と交戦するドラケンのもとにタケミチと駆け付けた三ツ谷は、ドラケンとバトンタッチして愛美愛主に挑みます。

血のハロウィンでは、マイキー、ドラケン、カズトラとともに自害したバジの最期を見届けます。その後、8・3抗争でドラケンを救い、血のハロウィンでみんなの目を覚ましてくれたタケミチに、感謝の気持ちとして三ツ谷自らがタケミチの特攻服を仕立てていますね。

聖夜決戦では、黒龍総長・柴大寿との和平協定を実現。
幼馴染であり弟分でもあり副隊長でもある柴八戒のためです。

事前に壱番隊副隊長・松野千冬から黒龍総長相手にカチコミすることを知らされていた三ツ谷は、教会に駆け付けタケミチと千冬に加勢します。

関東事変では、横浜から東京に乗り込んできた天竺に襲撃された三ツ谷は四天王のひとりモッチーとタイマン。しかし、関東事変前夜、集会に向かう途中で、天竺の構成員にバイクで突っ込まれたうえ背後から鉄パイプで叩かれ、意識不明の重体になってしまいます。

決戦当日には意識を取り戻し、東京卍會の決起集会で総長・副総長不在の東京卍會に発破をかけました。

関東事変後、東京卍會解散後は、夢であるファッションデザイナーを目指しています。

三ツ谷隆の現代

血のハロウィンで過去改変された現代では、東京卍會の最高幹部のひとりとなっている三ツ谷隆ですが、幹部会の数日前から行方不明となっていることがわかります。おそらく、内部粛清でしょう。

聖夜決戦後の現代では、東京卍會の幹部でしたがマイキーに絞殺されています。

犯罪組織の人間となっていましたが、ルナ・マナのことは立派に育てていたようですね。三ツ谷の葬儀では、ルナとマナのふたりが、兄の死にショックを受けながらも、気丈に振舞おうとしていました。

これまでのすべての現代で殺害されている三ツ谷ですが、関東事変後の現代では、駆け出しのファッションデザイナーとなりました。

三ツ谷の死亡理由・死亡シーン

聖夜決戦では、東京卍會の壱番隊に黒龍が下り、東京卍會から稀咲鉄太と半間修二が追放されました。

過去改変したタケミチは、これで東京卍會の幹部が粛清されることも、稀咲に橘日向が殺害されることもないと思っていましたが…。現代では、東京卍會の関係者はマイキーによって残らず殺されていたのです。

東京卍會の幹部で最後に殺害されたのは三ツ谷です。

東京卍會で最後までマイキーの傍にいたのは三ツ谷だったのかもしれません。

2018年1月10日に葬儀が行われています。刑事の橘直人は「絞殺」だといっていますが、実際にどのようにマイキーに殺害されたのかについては、マイキーの回想にもなかったので、くわしいことはわかっていません。

まとめ

『東京リベンジャーズ(東リベ)』の三ツ谷は、過去改変前は東京卍會の幹部としてマイキーに殺害されていました。

しかし、過去改変後、将来有望な駆け出しのファッションデザイナーとなっており、夢を実現させたことがわかりました。

三天抗争にどのように関わってくるかはわかりませんが、親友であるドラケンの死亡とどのように向き合うのか、そしてどのような行動をするのか気になりますね。