『東京リベンジャーズ』は週刊少年マガジンの連載作品で、アニメ化や実写映画化、舞台化を果たしている今話題の漫画の一つです。タイムリープとヤンキーものの世界観が特徴的で、魅力的なキャラクターや予想のつかないストーリーがファンを惹きつけています!
特に『東京リベンジャーズ』の中で、注目されているのが稀咲鉄太(ささき てった)。主人公である花垣武道(タケミチ)に立ちはばかるキャラクターで、黒幕の一人だと話題になっています。
タイムリープを繰り返すタケミチを翻弄する彼の頭脳や屈強な精神が魅力です。
この記事では、そんな作中でタケミチの敵となる稀咲鉄太について解説。彼の性格やプロフィールから、目的や最期に話していた「オレは」の真意などを考察していきます!
ネタバレが含まれているから、ネタバレ覚悟で読んでね!
目次
稀咲鉄太(きさきてった)とは
稀咲鉄太(きさきてった)とは、現代では東京卍會の総長代理をしているNo.2の人物です。
容姿は、金髪につり上がった眉毛に眼鏡をかけているのが特徴的で、片耳にピアスをつけています。慎重な性格の持ち主で、謎の多い人物の一人でした。
また、稀咲鉄太はタイムリーパーではありません。
タケミチは自分と同じようにタイムリープしていると一時考えていましたが、稀咲自身が否定しているのでタイムリーパーではないのでしょう。
稀咲鉄太のプロフィール
性別 | 男性 |
誕生日 | 1992年1月20日 |
身長 | 164cm |
体重 | 58kg |
血液型 | A型 |
稀咲鉄太のプロフィールは上記の通りです。
勉強が得意な人物で、過去には「神童」と呼ばれている程頭の良い人物でした。
また、作中では自分の頭脳を利用して東京卍會を犯罪組織に変えていました。
稀咲鉄太の性格
警察から尻尾を掴ませない注意深い性格です。
また、自分の手を汚さずに周りの人物を頭脳で操り、目的のためならなんでも行う人物で、作中では「邪魔なもんは消しちまえばいいんだ」と言っていましたね。
彼は「日本一のヤクザ」を目指し、行動し続けていたので相当執念深い性格だと考えられます。
稀咲鉄太の声優は森久保祥太郎さん
劇場を出て都内某スタジオに。
TD作業中。
俺プロジェクトでは
未体験の
とある仕掛けする作業。これは楽しみだ。 pic.twitter.com/vi2i0Hb5Jn
— 森久保祥太郎 (@MorikuBorn) November 13, 2021
稀咲鉄太の声優は、森久保祥太郎さんです。
活動の幅が多彩な声優の一人で、歌手や俳優としても活動しています。
主な代表作は、
- 弱虫ペダル 巻島裕介役
- NARUTO -ナルト- 疾風伝 奈良シカマル役
- うたの☆プリンスさまっ♪シリーズ 寿嶺二役
などが挙げられます。
稀咲鉄太のケンカの強さ
現代では、東京卍會の総長代理を務めてNo.2になりましたが、腕の強さで影のリーダー的存在となったのでしょうか?
稀咲鉄太のケンカの強さについて解説していきます。
喧嘩強いのかな?気になる!
喧嘩が強くないタケミチと互角の強さ
実は、稀咲鉄太はケンカが強くありません。
『東京卍リベンジャーズ』の中で、ケンカがあまり強くないタケミチと同じくらいの強さです。
タケミチに殴るシーンが何度か出てきていますが、コンクリートブロックを使いながら殴っていたり、油断させて攻撃したりしていたので、ケンカの腕の強さはないと考えられます。
ケンカが強くないのに、東京卍會の総長代理してるなんてすごすぎる…!
稀咲鉄太の強さの秘密は頭脳
腕っぷしが強くないキャラクターです。しかし、その分頭脳に優れている人物で自分の目的のためなら、緻密な計画を立てられるところが強さです。
小学生の頃は、模試で1位をとった実績がある人物でした。
また、過去に、稀咲鉄太は長内信高と接触して「愛美愛主(メビウス)」を設立させます。
喧嘩が強かった長内と、知識に優れて神童と呼ばれた稀咲が手を組むことで、東京の中でも有名なチームとなり、新宿を仕切るほど強い勢力になりました。
稀咲鉄太の正体は?
稀咲の正体が気になりますよね。
彼は黒幕の一人のようですが、なぜヒナを殺すのでしょうか。
彼の正体について詳しく解説していきます。
稀咲鉄太は黒幕の一人?
稀咲は2017年7月1日にヒナを殺す黒幕です。
タケミチが何度も過去を変えても、彼の手によって彼女が殺されてしまいました。
ヒナを殺す理由は彼女のことが好きだったから
ヒナを殺し続ける理由は、彼女のことが好きだったからです。稀咲は幼少期の頃に、ヒナと同じ塾に通っていたのがきっかけで好きになります。
彼は神童の自分を好きになってくれると考えていましたが、ヒナが好きになった人物はタケミチでした。
そこで、稀咲は彼女が好きになったタケミチについて詳しくなろうと、彼の後を追うと「中学生になったらさ!日本で一番の不良になる!」とタクヤに話すのが聞こえてきました。
ここで稀咲は「日本一の不良」を目指し、不良になった後にヒナに告白するものの「ごめん」と断られてしまいます。
稀咲は、自分を振った腹いせにヒナを殺害するようになりました。
一途なのかもしれないけれど…逆恨みは怖いね…
「オレのヒーロー」と涙の意味とは?
稀咲の印象的なシーンの一つが「オレの“ヒーロー”」と言いながら涙を流すシーン。彼が何故そのようなことを言った理由は、稀咲にとって憧れの存在がタケミチだったからです。
少なくとも、稀咲が不良を目指すきっかけの一つはタケミチがでした。さらに稀咲は作中で「リスペクトしていたのに!」と話しているシーンがあり、彼を尊敬していたのが分かります。
また、涙を流しながら話していた理由は、タケミチという思い出深い人間を前にして、幼少期の頃を思い出したのかもしれません。
尊敬し、自分の中でヒーローの存在だったタケミチが、自分の前で呆気なく死亡するのを目の当たりにして、思わず涙をこぼしたのだと考えられます。
ただ、泣いている理由は明確に描かれていないので、自分なりに考察してみるとより作品を楽しめるでしょう。
稀咲の因縁の相手・タケミチが気になる方は、「花垣武道(タケミチ)の強さは?タイムリープの能力や声優情報を解説」を読んでみてください!きっと彼のことがくわしくわかりますよ。
稀咲鉄太の死亡理由・死亡シーン
実は、稀咲は死亡してしまいます。
なぜ死亡してしまうのか、何巻に描かれるのかを詳しく解説していきます!
どうして死亡した?
稀咲が死亡する理由はトラックによる事故死です。
稀咲が横断歩道で立ち止まっていると、道路を注意深く見ていなかった運転手が彼を轢いてしまいます。
轢かれた稀咲は、身体が傷があり、頭などから血を流し「死にたくない」と言って、タケミチの前で死亡しました。
最期の「オレは」の真意とは?
車に轢かれてしまう寸前、「オレは」とタケミチに何かを伝えようとするシーンがあります。
彼が最期に伝えようとしたことは、3つの事が考えられます。
- タイムリープ者ではないこと
- タケミチの他にタイムリープできる人について
- 稀咲がタイムリープ以外の特殊能力を持っていること
この中でも有力なのは、他のタイムリーパーを知っていることでしょう。彼はタケミチがタイムリーパーだとなんとなく分かっていたためです。
タイムリーパーなんて現実離れした能力ですし、周りにタイムリーパーがいなければ時に戻れる力の発想は出てこないのではないでしょうか。
稀咲鉄太が死亡するのは21巻
稀咲が死亡するシーンが描かれているのは21巻の184話です。
彼のことを詳しく知りたい方は必見な巻で、おすすめです!
また、21巻で天竺編が完結します。
稀咲鉄太がタイムリーパーで生き返る可能性はある?
稀咲鉄太が生き返る可能性もあると考えられます。タケミチの他にも、タイムリーパーが存在している可能性があるからです。
ヒナを救うためにタケミチが何度もタイムリープをしたように、作中にいる他のタイムリーパーが自分の目的を果たすために能力を使用するかもしれません。
また、ファンの中でタイムリーパーではないかと考察されているのが半間。半間は稀咲の右腕のような存在で、彼のことを慕っているように見えました。
もしも彼がタイムリープできるならば、彼の復活を望むと考えられます。
まとめ
自分の計画を成し遂げるためなら、どんなことでもする人物なのがよく分かりましたね。
彼が死ぬ前に言っていた「オレは」の意味は、一体なにかが気になります。
今後『東京リベンジャーズ』は、どのような終わりを迎えるのでしょうか?これからも見逃せません。
他にタイムリーパーがいるのかな?気になる!
コメント