『東京リベンジャーズ(東リベ)』は、主人公の花垣武道(タケミチ)が恋人の橘日向(ヒナタ)のため、現代から過去にタイムリープするSF要素満載の漫画です。
タイムリープの「鍵」となるのが、橘日向の弟である橘直人(ナオト)です。
冷静沈着な犯罪組織課の刑事ですが、姉の葬式で泣き崩れたり、くじけそうになっているタケミチを激励したり、熱い一面を持ち合わせている、そんなギャップもカッコいいキャラクターではないでしょうか。
今回は、橘直人の過去と現代、そしてタイムリープの能力と記憶の上書きについて解説します。

単行本24巻までネタバレしてるよ!
橘直人(ナオト)とは
『東京リベンジャーズ』では、恋人のため、親友のため、仲間のため、タイムリープを繰り返す花垣武道(タケミチ)にとって、恋人・橘日向(ヒナタ)の弟でもあり、理解者でもあるのが橘直人(ナオト)です。
また、タイムリープのトリガーであるため、タケミチはナオトがいないとタイムリープできません。
過去ではタイムリープしたタケミチと出会ったことで、現代では犯罪組織課の刑事になり、東京卍會を追い詰めようとしています。
泣いてばかりのタケミチとは対照的に、冷静沈着な性格のナオトですが、意外にも中学時代はオカルトマニアだったという以外な一面が明らかになっています。

初対面のタケミチのいう未来のできごとを信じたのは、「ボクはあの頃たまたまオカルト的なことにハマってたから信じただけです。普通は信じません」といっているよね!
橘直人のプロフィール
職業 | 刑事 |
生年月日 | 1992年4月12日 |
身長 | 175cm |
体重 | 61kg |
血液型 | A型 |
平成三年生まれのヒナタと平成四年生まれのナオトは、いわゆる「年子」の姉弟です。2005年時点では13歳、2017年時点では25歳になっています。
東京リベンジャーズでは数少ない、暴走族でも不良でもない普通の男子中学生です。父親が警察官というのも関係しているかもしれませんね。
また、姉弟であるナオトとヒナタは、姉弟というわりに似ていません。ナオトは黒髪ですがヒナタは明るい茶髪ですし、ナオトは切れ上がりの目元ですが、ヒナタはぱっちりとした目元をしています。ナオトは父親似、ヒナタは母親似だからです。
過去のナオトとヒナタの父親は、現代のナオトにそっくりでしたね。
過去改変されたどの現代でもナオトは一貫して刑事になっています。過去のタケミチの言葉がきっかけで刑事となっているので、過去改変前の現代でどのような職業をしていたのかはわかっていません。
しかし、トリガーのナオトはこれまでの記憶を維持していることから、本人は刑事にならなかった自分のことも覚えているのではないかと思われます。
橘直人の声優は逢坂良太さん
『東京リベンジャーズ』の橘直人を演じているのは、若手人気声優の逢坂良太さんです。
『進撃の巨人』のマルコ・ボット役、『ハイキュー!!』の赤葦京治役、『ダイヤのA』の沢村栄純役など、少年漫画原作のアニメで活躍していますね。
橘直人のタイムリープ能力について
『東京リベンジャーズ』ではタイムリーパーとして過去と現在を行き来するタケミチですが、自由自在にタイムリープ能力を発動させられるわけではありません。
タイムリーパーのタケミチは、トリガーのナオトと握手しなければ、タイムリープすることができないのです。つまり、厳密にいうとナオトはタケミチのタイムリープ能力の一部だということ。
ここからは、タイムリーパーのトリガーとしての、ナオトの能力についてまとめていきます。
タイムリーパーのトリガー
タイムリーパーがタイムリープするためには、トリガーと握手しなければいけません。現代から過去にタイムリープするときも、過去から現代にタイムリープするときも、タイムリーパーは現在と過去、それぞれのトリガーと握手しなければならないのです。
そのため、タイムリープしているタケミチは、現代に戻ろうとするとき、わざわざナオトに会いに行っています。
『東京リベンジャーズ』のタイムリープについては、タイムリープの当事者であり、状況を把握しているナオトが分析しています。
ナオトの推測ではあるものの、トリガーの条件は、タイムリーパー同様、どうしても過去に戻って未来を変えたいという意思を持っていなければならないということです。
タケミチもナオトもヒナタを救いたいという共通の目的を持っていました。
そのため、関東事変後はミッションコンプリートしており、マイキーのためにタイムリープしたいタケミチと、ヒナタが生きているので過去を変える理由がないナオトが握手してもタイムリープはできませんでした。

トリガーのナオトがタイムリープできるわけではないんだよ!
過去改変後も過去改変前の記憶の上書きと維持ができる

出典:Twitter
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