『東京リベンジャーズ(東リベ)』は、暴走族の不良たちのバトルが見どころの大人気コミックです。
特に、関東事変で注目されたのが肆番隊隊長と副隊長のスマイリーとアングリーではないでしょうか。
外見はそっくりなのに性格は正反対の双子ですね。
今回は、スマイリーこと河田ナホヤと、アングリーこと河田ソウヤのふたりについて、スマイリーとアングリーの由来と合わせて解説していきます。
目次
河田兄弟とは
東京卍會の肆番隊隊長・河田ナホヤ(スマイリー)と副隊長・河田ソウヤ(アングリー)は、8・3抗争や血のハロウィン、そして関東事変に参戦しています。
いつもニコニコと笑っているスマイリーの性格は「鬼」、いつもこめかみに青筋を浮かべているアングリーの性格は「天使」といわれています。
双子なので、生年月日はふたりとも1989年5月25日生まれ。平成元年生のスマイリーとアングリーは、実は平成2年生のマイキーやドラケンより1歳年上、平成3年生のタケミチや千冬より2歳年上です。
身長は頭髪含めて、てっぺんからつまさきまで170cm、体重は56キロと比較的小柄です。
三ツ谷が(自称)170cmなので、それよりも小柄なのではないでしょうか。もしかしたら、165cmのタケミチと近いかもしれませんね。
プロフィールもそっくりな双子ではありますが、実はスマイリーとアングリーには違いもあるのです。
河田ナホヤ(スマイリー)のプロフィール
所属 | 東京卍會 |
生年月日 | 1989年5月25日 |
身長 | 170cm(髪含め) |
体重 | 56kg |
血液型 | B型 |
愛機 | ヤマハRZ250 |
笑顔の下の心は鬼といわれるスマイリーは笑顔のまま毒を吐くこともありますが、アングリーとともに壱番隊を助けるなど、長男だけあって面倒見のよさが垣間見えます。
ちなみに、マイキーには「ぶっとんでいる」と性格を評されており、将来を心配されていました。
ボリュームのあるヘアスタイルはスマイリーもアングリーもおそろいですが、スマイリーの髪色はオレンジです。
血のハロウィン後の現代ではストレートのミディアムヘアになっていました。関東事変後の現代ではボリュームのあるポニーテールにしています。
ちなみに、愛機のヤマハRZ250は、とにかく排気音がやかましいことで知られています。排気量が同程度で排気音に特徴があるマイキーのバブよりもうるさいです。
河田ソウヤ(アングリー)のプロフィール
所属 | 東京卍會 |
生年月日 | 1989年5月25日 |
身長 | 162cm |
体重 | 56kg |
血液型 | B型 |
愛機 | スズキGT380 |
ブチギレ顔の天使の心といわれているアングリーは怒っているようにみえますが、東卍の仲間のケガを心配して病院に行くよう念押しするような、とても優しい性格の持ち主です。
また、双子ですが末っ子ということもあり、「ワガママ」「甘えん坊」「無責任」…末っ子だからこそ甘やかされて育ったダメなところを全部持っているといわれるほど末っ子気質でもあります。
ボリュームのあるヘアスタイルは、スマイリーはオレンジ色ですがアングリーは水色なので、そっくりなふたりは表情や物言いだけでなく、髪色からも見分けることが可能です。
サンパチの愛称で親しまれている愛機のスズキGT380は、スマイリーのヤマハRZ250と並べてみると、ひとまわりからふたまわりほど大きいバイクです。
河田兄弟のケンカの強さ
東京卍會で肆番隊の隊長と副隊長を務めるスマイリーとアングリーは、過去にはふたりで暴走族を立ち上げ、目黒のツインデビルとして怖れられていることからも、並みの暴走族よりよっぽど腕っぷしがいいはずです。
しかし…実は、双子でありながらふたりの強さには想像以上の差があります。
ここでは、『東京リベンジャーズ』のエピソードから、スマイリーとアングリーの強さについて考察していきます。
河田ナホヤ(兄・スマイリー)の強さ
関東事変前夜、スマイリーは鶴蝶とタイマンすることになります。
スマイリーも鶴蝶も互角に渡り合いますが、鶴蝶の動きを見切ったスマイリーの一撃がヒット、天竺四天王に勝利したのです。
しかし…実は、幼馴染のタケミチとサシで話がしたい鶴蝶は、わざとスマイリーに負けたのです。
天竺総長のイザナから天竺最強の男といわれる鶴蝶は、天竺の四天王であるS62世代よりも強いことがわかっています。
そのため、本気の鶴蝶とやり合ったとしたら…おそらくスマイリーは負けるのではないでしょうか。
河田ソウヤ(弟・アングリー)の強さ
関東事変では、東京卍會のアングリーと八戒、天竺の灰谷兄弟がタイマンすることになりますが、灰谷兄弟のコンビネーションに対して、末っ子気質で反発し合ってばかりのアングリーと八戒は追い込まれてしまいます。
それでも、「末っ子同盟じゃい!」と気を取り直すものの、アングリーは右腕と左脚を折られ、さらに、竜胆に関節技をかけられた八戒を蘭が警棒で容赦なく叩き付けます。
灰谷兄弟に袋叩きにされる八戒を目の当たりにしたアングリーは、突如わんわんと泣き出し、次の瞬間には、折れた腕と脚をものともせずに灰谷兄弟を瞬殺したのです。
さらに、天竺四天王のモッチーこと望月莞爾にもKO勝ち。続けざまにムーチョこと武藤泰弘を軽々と投げ飛ばします。
鶴蝶に敗れるまでアングリーの無双が炸裂しました。
スマイリーいわく、「泣いたアングリーはオレの100倍強い」のだそう。小学校4年生の頃、中学生にリンチされたスマイリーを目の当たりにして泣き出したことでリミッターが外れ、気が付いたときには中学生全員を病院送りにしていたそうです。
ちなみに、この状態のアングリーは「青鬼」といわれています。
河田兄弟のスマイリー・アングリーの意味
笑顔の下の心は鬼の河田ナホヤは「スマイリー」、ブチギレ顔の天使の心の河田ソウヤは「アングリー」といわれています。
スマイリーとアングリーの由来は、ふたりの表情と性格であることはいうまでもありません。
周囲からスマイリーとアングリーと呼ばれているのはもちろん、お互いにスマイリー・アングリーと呼び合っているので、お互いにスマイリーとアングリーと名付けたかもしれません。もしくは、周囲からスマイリー・アングリーといわれるようになって気に入ったということも考えられますね。
マイキーはタケミチにも「タケミっち」、ドラケンにも「ケンチン」とあだ名を付けているので、マイキーが名付け親の可能性も無きにしも非ず…でしょうか。
河田兄弟の過去・現代
『東京リベンジャーズ』では、血のハロウィン、聖夜決戦、そして関東事変後、河田兄弟の未来は大きく変化しています。
ここからは、河田兄弟の過去と現代について、時系列にまとめます。
河田兄弟の過去
やんちゃなスマイリーと泣き虫のアングリーは、双悪(すごあく)という暴走族を立ち上げ、巷では目黒のツインデビルとして怖れられるようになりました。
双悪時代、川崎の呪華武の総長であったモッチーとタイマンをして、スマイリーもアングリーも敗れたことも。その後、どのようないきさつかはわからないものの、東京卍會の仲間になり肆番隊の総長と副総長になりました。
東京卍會の肆番隊として、8・3抗争、血のハロウィン、関東事変の勝利に貢献しています。
特に、関東事変では青鬼に覚醒したアングリーが戦況を大きく覆す活躍ぶりをみせたのです。
河田兄弟の現在
血のハロウィン後の現代で、東京卍會の最高幹部となっていたスマイリーですが、この時のアングリーの状況は不明です。壱番隊副隊長の千冬や参番隊副隊長のペーやんのように、スマイリーの側近となっていたのかもしれません。
聖夜決戦後の現代では、東京卍會の幹部としてスマイリーとアングリーは殺害されていますが、ドラケン、三ツ谷、千冬と違い、殺害された状況についてはわからないままです。
関東事変後には、スマイリーとアングリーは双悪というラーメン店を経営。東京卍會のOBも来店しているようです。
未来の自分に「スマイリーと2人で、まっとうな仕事をしてますよーに」と手紙を書いていたアングリー。中学生の頃の夢は叶ったようですね。
まとめ
『東京リベンジャーズ(東リベ)』のスマイリーとアングリーは、暴走族の総長と副総長を張ることができるほどの強さを持っています。
特に、青鬼となったアングリーには、作中でもマイキー、イザナ、鶴蝶くらいしか勝てないのではないでしょうか。
現代では、双悪の厨房に仲良く並んで立っているスマイリーとアングリーが、今後、どのように物語に絡んでくるのか楽しみですね。
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