『東京リベンジャーズ(東リベ)』は、暴走族が殴り合い蹴り合いをする人気不良漫画です。不良と不良のタイマンも見どころ。
特に、東京卍會副総長のドラケンこと龍宮寺堅は、敵対する暴走族の幹部クラスとも互角に渡り合える喧嘩に強いキャラクターです。
…しかし、その人生は壮絶なものでした。
今回は、ドラケンの喧嘩の強さをはじめ、過去や現代、気になる死亡説まで、くわしく解説します。
単行本24巻以降のネタバレがあるよ!
目次
ドラケン(龍宮寺堅)とは
『東京リベンジャーズ』のドラケンこと龍宮寺堅(りゅうぐうじけん)は、東京卍會副総長であり、創設メンバーのひとりでもあります。
壮絶な過去を繰り返しながら、現代ではバイクショップの経営者となっています。
通称・ドラケンだけど、マイキーからはケンチン、エマからはケンちゃん(普段はドラケン)って呼ばれてるよ!
ドラケンのプロフィール
所属 | 東京卍會 |
生年月日 | 1990年5月10日 |
身長 | 185cm |
体重 | 75kg |
血液型 | O型 |
愛機 | カワサキ ZEPHYR400 |
ドラケンといえば「金の辮髪、こめかみに龍の刺青(スミ)」でしょう。都内の暴走族の不良たちは、外見的特徴だけでドラケンだとわかるようです。
関東事変後の現代では、黒髪のツーブロのトップをひとつに結んでいますが、それ以前は囚人として丸刈りにしていたり、黒髪の辮髪になっていたりしていますね。
ヘアスタイルに関わらず、龍の刺青が見えるよう、こめかみ部分は剃り上げられています。
2005年当時は中学三年生でしたが、2017年には28歳になっていますね。
下半身をバイクに改造したいというほどのバイクオタクで、愛車の「ゼファー」は日本一だと豪語しています。当時は13歳でしたが、体格がいいので排気量400ccのゼファーも随分と様になっています。
ドラケンが東卍とバイクばっかりだから、エマはゼファーに嫉妬してるんだよ!
ドラケンの声優は鈴木達央さん
『東京リベンジャーズ』のドラケンを演じている鈴木達央さんは、『七つの大罪』のバン役、『Free!』の橘真琴役、『魔王学院の不適合者』のアノス・ヴォルディゴード役などの声優としても活躍しています。
第二期ではドラケンの声優さんが変更になる可能性があるらしい…公式発表を待とう!
ドラケンの喧嘩の強さ
東京卍會副総長のドラケンは、主人公のタケミチや、総長のマイキーと比較すると、タイマンを張る機会が少ないこともあり、どのくらい喧嘩が強いのかわかりにくいかもしれません。
ただ、東京卍會弐番隊隊長の三ツ谷は、「アイツはひとりで戦況を変える!これが東卍ナンバー2、龍宮寺堅!」と評価していました。また、タケミチいわく「反則級のパワーのパンチ」で敵を倒していくそうです。
ここでは、『東京リベンジャーズ』のエピソードをもとに、ドラケンの喧嘩の強さについて解説します。
芭流覇羅副総長・半間修二より強い
芭流覇羅副総長・半間修二は、歌舞伎町の「死神」といわれていた不良です。
血のハロウィンでドラケンと半間はタイマンを張ります。
ドラケンの身長は185cm、対して半間の身長は192cmと高身長同士のタイマンです。
身長では半間がドラケンを上回るものの、パワーではドラケンが半間を圧倒しました。
ドラケンのパンチで半間は数メートル吹き飛ばされているのです。しかも、半間は受け身を取っていました。
結局、マイキーが半間を打ちのめしたので、ドラケンと半間のタイマンに決着はついていませんが、ドラケンが半間より優位だったという印象です。
東京卍會では武藤泰弘(ムーチョ)より弱い
東京卍會の伍番隊は、東卍の裏切者を粛清する特別枠の特務隊です。
隊長のムーチョは、総長の合意なしに粛清ができます。
だからこそ、マイキーは隊長格で一番喧嘩が強いムーチョに伍番隊隊長を任せていたのです。
つまり、マイキーはドラケンよりムーチョが強いと認識していたことになりますね。
身長187cmという大柄なムーチョは、柔道技を取り入れて喧嘩をします。ドラケンよりムーチョは年上で体格もいいことを考えると、やはりドラケンはムーチョより喧嘩が弱いといえそうです。
六波羅単代総代・寺野南(サウス)より弱い
六波羅単代総代「無双のサウス」こと寺野南は、ドラケンのスカウトをしていましたが、ドラケンが拒否したことでサウスと一線を交えます。
タイマンではなく不意打ちではありましたが、ドラケンはサウスに吹っ飛ばされているのです。
すぐに立ち上がったものの、サウスの二発目では投げ飛ばされています。しかし、第二ラウンドでは、ドラケンがサウスを殴り飛ばしました。
これから…というところでしたが、警察が駆け付け撤退を余儀なくされたため、決着は着いていません。
ただし、第一ラウンドでは、明らかにドラケンに対しサウスが優位であったので、やはり、ドラケンよりサウスが強いといえるでしょう。
ドラケンの過去・現代 | 壮絶な人生
ドラケンこと龍宮寺堅は、渋谷の風俗街で生まれ育ちました。
母親は風俗嬢で、ドラケンが物心つく前には蒸発しています。その後は、風俗店に間借りしていました。
小学校高学年の頃には、中学生と喧嘩をしているような不良になっています。小学校五年生で、家出していた三ツ谷から「もらった」龍のデザインで刺青を彫っていますね。
同時期に、マイキー、バジ、三ツ谷、パーちん、カズトラとつるんでいます。そして、東京卍會を旗揚げしてからは副総長として活躍しました。
過去改変前は東京卍會の内部抗争で死んでいますが、過去改変後は生き延びており、8・3抗争、血のハロウィン後の現代では死刑囚となっていました。
さらに、聖夜決戦後の現代では、マイキーに殺害。しかし、関東事変後の現代では、東京卍會解散後はカタギとなり、バイク屋の経営者となっています。
ただ、タケミチが10年前にタイムリープしたことで、ドラケンの未来はまた変わります。関東事変から二年後、ドラケンはタケミチを助けるために命を落とすのです。元東京卍會副総長ドラケンの死により、三天抗争が勃発しました。
さらにここからは、ドラケンの壮絶な人生のエピソードをご紹介します。
死刑囚
8・3抗争後の現代でも、血のハロウィン後の現代でも、ドラケンは死刑囚となっており、刑務所に収監されていました。東京卍會、そして稀咲が関わっていること以外、死刑囚になった経緯はわかっていませんでした。
「なんでドラケン君みたいな人が人を殺したのか…オレにはわからなかった」とタケミチも言っています。
しかし、関東事変でドラケンにとって最愛の女性であるエマが稀咲に殺害されたことで、どうして死刑囚になったのかタケミチは理解します。
「君(ドラケン)が死刑囚になったのはエマちゃんの仇をとりに行ったから」だったのです。8・3抗争後の現代では、ドラケンが稀咲の命令で殺人をしていたことも示唆されています。もしかしたら、敵討ちの機会を狙っていたのかもしれません。
それでも、ドラケンは死刑囚となったことを後悔していません。ただ、敵を討ちそびれたことを悔やんでも悔やみきれないようでした。
確かに、聖夜決戦後の稀咲が死亡したことになっている現代では死刑囚になっていないよね
彼女・エマの死亡
ドラケンにとって最愛の女性であるエマは、関東事変当日、稀咲に殺害されました。半間のバイクにニケツした稀咲が金属バッドで強襲したのです。
最期には「ケンちゃん愛してるって」とドラケンに伝えてほしいとマイキーに言い残し、エマは息を引き取りました。ドラケンが病院に駆け付けたとき、すでにエマは亡くなっていました。
ちなみに、『東京リベンジャーズ』ではドラケンとエマが付き合っていたと明言されているわけではありません。
しかし、東卍とバイクばかりのドラケンをエマが嫉妬させようとしていたり、エマの葬儀でドラケンがエマの祖父に「エマさんを好きでした」と言っていることから、付き合っていたのではないでしょうか。
それから、現代までの12年間、ドラケンがエマを忘れたことはありませんでした。
ドラケンはタイムカプセルに埋めた12年後の自分への手紙にも「いつも、オマエにはエマがいたって」と書いているんだよね…。
ドラケンの死亡理由・死亡シーン
現代では東京卍會の内部抗争で死亡していたドラケンは、タケミチの過去改変により、8・3抗争を生き延び、東京卍會解散まで副総長として東卍をまとめていました。
その二年後、2017年から2007年にタケミチがタイムリープしてから、六波羅単代の下っ端からタケミチと千咒を庇ったドラケンは、銃に撃たれて倒れました。救急車の出動要請はしているものの、ドラケンは「オレは死ぬんだな…」とわかっていたのです。
「オマエにもらった命…オマエの為に死ぬんだ」とドラケンはタケミチに笑顔を見せました。「オレはアイツが大好きだ」と、ドラケンはタケミチにマイキーのことを話し始めます。
「だから、オレがどうにかしてやりたかった。一個だけ…ダセェこと…言っていいか?」と、まるで、血のハロウィンのバジと同じように、「マイキーを頼む」と涙をこらえて言葉にしました。
朦朧とする意識の中で最後に思い出すのは、やはり東卍(オマエら)のことでした。そして最期はエマの手を取り、息を引き取りました。
『東京リベンジャーズ』のタイムリープでは、過去で死んだ人間は助けることができない仕組みになっています。それは、タケミチ自身がわかっていることです。
しかし、関東事変前にタケミチは「エマちゃんと場地君も救う」と言っています。だとしたら…タケミチがドラケンを助けることもあるのではないでしょうか。
最期はエマと…。あの演出はほんとに泣ける…。
まとめ
『東京リベンジャーズ』では、東京卍會の内部抗争で死亡していたドラケンですが、タケミチの過去改変により生き延びることができました。
しかし、過去改変後のドラケンの人生は壮絶の一言に尽きます。
関東事変後の現代ではバイクショップの経営者となっていましたが、その未来も三天抗争前に倒れたことでなくなってしまいます。
果たして、ドラケンが生き返ることはあるのか…。今後の展開に注目です。
コメント
生き返る可能性考察忘んじゃネー
隊長は副総長も入るのでしょうか?この理論だと泣いたアングリーよりドラケンは弱い事になりますが正しいのでしょうか?もっと言うと鶴蝶、アングリー、ムーチョ、ドラケンという順番になってしまうので僕は泣いたアングリーより上いや、鶴蝶より強いと思うのですが 長文失礼しました。
隊長は副総長も入るのでしょうか?この理論だと泣いたアングリーよりドラケンは弱い事になりますが正しいのでしょうか?もっと言うと鶴蝶、アングリー、ムーチョ、ドラケンという順番になってしまうので僕は泣いたアングリーより上いや、鶴蝶より強いと思うのですが 長文失礼しました
エマは彼女じゃねーよ見返して来い