【決定版】おすすめアニメ120選

【憂国のモリアーティ】アイリーン・アドラーの能力や過去|写真についての考察も

憂国のモリアーティ

「憂国のモリアーティ」2020年春秋の新作アニメとして、1クール目が放送されていた人気テレビアニメです。
そして2021年春からは待望の第2クール目が放送中です。

本記事では第12話から初登場したアイリーン・アドラーのキャラクター性や能力・過去や目的を紹介。
さらに記事の後半では「大英帝国の醜聞編」で迎える衝撃的な結末と”名前”や”性別”も含めた大きな変化についても迫ります。

目次

アイリーン・アドラーとは?

まずは、本作品の中におけるアイリーン・アドラー(以下は「アイリーン」と表記します)のキャラクター性から紹介していきます。

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米国出身の”元プリマドンナ”

あまりにも美しすぎるルックスと金髪のロングヘアが特徴的な女性であり、米国のニュージャージー州出身の“元プリマドンナ”として登場しました。

細かい生年月日までは不明ですが、”1858年生まれ”とだけ判明しています。

原作コミック版では、第5巻から登場します。

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“高級娼婦”という、裏の顔を持つ

表向きでは“元・女優”として通っているアイリーンですが、それだけでなく恐ろしい“裏の顔”も併せ持っています。

その”裏の顔”とは…
「各国の王族や大貴族などの“金持ち男性だけ”を相手にする“高級娼婦”」でした!

そのため、アイリーンを知る男たちからは「The Woman(あの女)」という通称で呼ばれています。

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実は第1話の”扉絵ページ”から登場していた!

アイリーン自身が本編中で初登場したのは、あくまでも「大英帝国の醜聞編」(アニメ版では2クール目から)でしたが、原作コミック版の方では更に早く登場していたことも判明しました!

それは記念すべき第1話の“扉絵ページ”のイラストの中でした。
ロンドンの街中で立っているアルバートとウィリアムの間に「ドレス姿のアイリーン」も立っていたのです!
(彼らと違い、この時は顔まではしっかり見えてない状態ですが…)

私も始めて見た時には気づきませんでした。
このアイリーンだけでなく、同じイラスト内に描かれているフォン・ヘルダーの登場も、本作品の物語が始まる時点で既に仕組まれていたことになりますね。

そのイラストやアドラーも居ることが気になる人は、コミックス第1巻に収録されている扉絵ページを見てみると良いでしょう。

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アイリーン・アドラーの能力

ここからは、アイリーン・アドラーの幅広い種類に及ぶ能力に迫りたいと思います。

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【アイリーンの能力①】変装能力

まずは初登場と同時に披露してくれた“変装能力”に迫ります。
アイリーンが初めてシャーロックの部屋を訪れた時には完全に“ボヘミア国王”になりすましていました!

さらにアルバートから招待された仮面舞踏会では”黒髪のイケメン姿”に変装し、他の出席者たちはおろか、彼もまた声をかけられるまではアイリーン本人であることに気づいていなかったのです。

女優時代に培ってきた、アドラーの”変装能力”はある意味ではフレッドにも匹敵しているかもしれません!

フレッドの詳細は以下の記事をご覧ください。

【憂国のモリアーティ】フレッドの性格や能力|任務・今後の展開を解説
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【アイリーンの能力②】優秀な頭脳

アドラーの特筆すべき能力として、その“優秀な頭脳”も外せません。
ボヘミア国王(実はアイリーンが変装していた)からの依頼を受けて訪れてきたシャーロックワトソンを招き入れますが、彼らを待ち受けていたアイリーンも2人が来ることを分かっており、入念な準備をしていました。

シャーロックが”捜査”と称してボヘミア国王から依頼されていた“写真”を探し始めますが…

アイリーン「探し物はコレ(写真)かしら?名探偵さん!」

その写真は自身の懐に隠し持っていた上、ワトソンが使った発煙筒で「自宅内に“火災”まで起きてしまうように仕掛けまで施していた」のです!

自宅に火災を起こされた責任を取らせる形でシャーロックの部屋に押しかけますが、ここまでにかけて”アイリーンの計算通り”に進んでしまいます。

この写真を使った”嘘の捜査”自体はアイリーンの方から仕掛けたこととはいえ、あのシャーロックすら嵌めてしまう程の“頭脳”も恐ろしい能力であると言えるでしょう。

シャーロック・ホームズの詳細は以下の記事をご覧ください。

【憂国のモリアーティ】シャーロック・ホームズのキャラ性と能力・今後の展開
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【アイリーンの能力③】素早い判断能力と行動力

シャーロックの部屋に押しかけた後には、買い物にも同行させて”荷物持ち”までさせますが、休憩も兼ねて立ち寄ったコヴェントガーデンの川沿いで、児童劇団に所属する少女たちが”オーディション”のことで揉めている状況に出くわします。

そんな中で1人だけ責められているケイトがテムズ川に落とされて溺れてしまいますが、そんな状況を一目見たアイリーンが速攻で走りながら飛び込んでしまいます!

ケイトを突き落とした貴族の少女たちが動揺して動けないのは当たり前としても…あのシャーロックよりも先に動き出せる程に瞬時な“判断能力”“行動力”も特筆すべき能力と言えます。

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【アイリーンの能力④】抜群な運動能力

さらに川の中で泳ぎながらケイトを抱えて、颯爽と助け出してしまうのです!

川で溺れるケイトを助けた時に見せた抜群な“運動能力”も女優として多くの舞台に出演した頃に培ってきたものですね。

ちなみに「アイリーン」として”走る”ことや”泳ぐ”描写は、本編の中ではこれが最初で最後となります。
しかし、この「大英帝国の醜聞編」の結末と同時に“大きな変化”を迎えた後からは、その新たな立ち位置の関係もあり、走る場面や描写が格段に増えていくことになるのです!

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【アイリーンの能力⑤】演技力

元は”大女優”として多くの舞台作品に出演してきたアイリーンは、その抜群な「演技力」でもシャーロックを見事に欺いていました!

仮面舞踏会から帰宅した後、彼らに自身の過去や目的と同時に、自分が盗み出していた”機密文書”のことで「政府とは既に話がついていること」も話しますが、この時の彼女の”仕草”からシャーロックがあることに気づいていました。

シャーロック「あいつ(アイリーン)はをつく時、“左眉”が少しだけ上がるんだ!」

しかし、この”仕草”も実は「アイリーンによる“演技”」だったのです。

アイリーン「“左眉”でしょ?」

アルバートとの取り引きも終わり”今生の別れ”を遂げる時、そのことをシャーロックにも明かして彼を驚かせたのです!
シャーロックからすれば「アイリーンの”嘘をつく時の仕草”」を見抜いてやった気になっていたはずが、ここでは彼の方が見事に騙されていたことになりますね。

「大女優だったから当たり前…」と言われてしまえばそれまでですが、あのシャーロックを欺いてしまう程の“演技力”も半端なかったのです!

アイリーン・アドラーの過去や出生とは?

ここからは、アイリーン・アドラーの出生もひっくるめての“過去”に迫りたいと思います。

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実は”平民の生まれ”だった!

アイリーンの美貌や気品を見た瞬間に「彼女が大貴族の”娘”であろう」と捉えたファンや視聴者も多かったと思いますが…意外にも実は“平民”の家の娘でした!

この辺は第12話で自身が助けたケイトに語る内容や、その後にシャーロック達に話す”自分の後輩女優”についての話の内容で合点がいきますね!

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女優や舞台の”大きな壁”を知る

元は大女優としての地位も名声も獲得していたアイリーンですが、そこまでの道のりは本当に厳しく険しいものでした!
本作品の時代でも大きな劇場が建てられて、そうした会場の中で演劇やミュージカルを上演していたわけですが、ここが最も大きなネックなのです。

こうした劇場の持ち主が公爵や侯爵などを始めとした“高い地位につく貴族”であり、1つの演劇やミュージカルの配役を選考および決定していく中で「実力よりも“家柄”“コネ”の方を重視されてしまう」ということです!

アイリーン自身も女優として活動していた頃には、そうした理不尽なケースを多く見てきました。

アイリーン「皆に、あなたが“主役でなければおかしい”と納得させる程の“実力”を身につけてなくてはダメよ!」

平民であるケイトに対して厳しい表情で告げますが、アイリーン自身もまた、彼女に対して”昔の自分や親友の姿”を見ていたのでしょう。

アイリーン「実力で以って自分が主役だと“証明”しなさい!“圧倒的”な実力があれば、家柄やコネなんて関係なく、皆が納得するわ!」

アイリーン自身もまた、かつては何度も苦汁を飲まされながらも…それでも諦めずに努力して“大女優”としての地位を手に入れたのです!

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後輩の”死亡”で強い決意を固める!

アイリーンには“マルチナ”という名の、とても仲の良い後輩女優がいました。
マルチナは本来ならば、 アイリーンの”後任”となるはずの名女優でしたが、アイリーンと同じ“平民の生まれ”であるために、それを実現できないまま“死亡”しました。

このマルチナの「死亡」には“表向き”“真実”の2つによる理由が存在します。

表向き ・大役へのプレッシャーからによる”自殺”
真実 ・マルチナ自身が”平民”の出身であるため、貴族側から葬り去られた。
・マルチナ自身が葬られた後に”貴族出身”の女優に変更された。

さらには「アイリーン程の圧倒的な実力は無かった」という説もあります。
表向き(自殺)真実(他殺)まるでコインの裏表のように対極的な理由だったのです。

このマルチナとの”死別”がキッカケで、アイリーンは一大決心を固めると共に、極めて壮大な計画を立てては実行に移します!

貴族を標的に取り入る理由とは?

アイリーンが貴族を標的に取り入ったのは、「全ては世界を正すため」です。

シャーロック達の弱みを握って、彼らの住む「ベーカー街221B」に住みつき始めたアドラーですが、彼らの策にハマって、自身がバッキンガム神殿から盗み出した“重大な機密文書”隠し場所を見つかってしまいます。

その”機密文書”を盗み出した直接的な理由とは「バーティ王太子を強請るため」と白状しますが、それとは別に根本的な理由が存在します。

アイリーン「世界を正したかったのよ!私は、ずっとそうやってきた」

アイリーン自身は苦しい中でも努力を続けた結果、見事に”大女優”の座につけたものの、そこまで出来た女優候補はあくまでもごく僅かです。

基本的にはケイトや後輩女優のように、実力を正当に評価されずに埋もれてしまう人達の方が多いのです。

それならば「評価する側の人間(即ち貴族)を動かさなければならない」という結論に至ります。
しかし、それは決して簡単なことではありません。

そのためにアイリーンは「女の武器」を使って”公爵”や”侯爵”などの貴族に取り入っては「弱みを握る」ために取り入る行動を続けていました。

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真の目的は「全ての者の才能や努力が実る世界を作る」

先に触れた”貴族ばかりに取り入る理由”を告げた後には、そこまで続けることによる“真の目的”シャーロック達に話し始めます。
その内容とは、以下の通りです。

  1. 才能があるのに、お金が無くて教育を受けられない”音楽家”を羽ばたかせたい。
  2. 階級のせいで大学に入りたくても入れない子を、援助したい。

全ての者の“才能”や”努力”が実るため「援助」こそが、アイリーン自身による“真の目的”でした。
そうしていく事でマルチナのような”犠牲者”を出さないために「自分が娼婦として“犠牲”になること」を選んだのです。

そこまで聞かされたワトソンからは「そんな大それたこと」と驚かれますが、ここまで聞いたことでシャーロックの方は、やっと「自身のプロファイリングと一致したこと」にまで到達します。

しかし、この「大英帝国の醜聞編」では目先の欲に目が眩み過ぎたために、”自分でも手に負えない物”を知らずに盗んでしまう失態を犯してしまいました。

アイリーン・アドラーが迎える結末とは?

ここからは、アイリーン・アドラーが迎えることになる“結末”に迫りたいと思います。

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アルバートとの交渉は決裂?

アイリーンは道ですれ違ったアルバートから忍び込まれた”招待状”に応じる形で、大勢の貴族たちが集まる「仮面舞踏会」“男装”して出席します。

その会場で出会ったアルバートに対して”機密文書”を返す代わりに、“2つの条件”を課します。

  1. 自分の”身の安全”を保障してほしい。
  2. 文書を盗んだ罪を”不問”とすること。

アイリーンは、この2つの条件が守られるのであれば、すぐにでも”機密文書”を返却することを話しますが、アルバートの方から出された回答はあまりにも意外なものでした。

アルバート「政府の回答としては“No”だ!」

アドラーによって”機密文書”が盗み出された時、彼がマイクロフトから受けていた命令も以下の2つです。

  1. 文書の”奪還”
  2. アドラー本人の”抹殺”

彼が言う通り、貴族であると同時に”政府の人間”でもあるアルバートにとって、この件に関する交渉の余地など全くありません。

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アルバートから”自身の限界”を知らされた後の決意

アルバートへ出した”2つの条件”を速攻で却下されてしまうアイリーンですが、このまま殺されるわけではありません。
アルバートの方も、この時はあくまでも“個人”として アイリーンを呼んでいたのです。

アルバート「君を救う“力の一端”を今から、お見せしよう…」

その”力の一端”を見せる形で自分たちから遠く離れていたロリンソン男爵を指一本も触れることなく殺害してしまうのです!

これまで自身を犠牲にすることで、多くの女優候補や音楽家たちを援助してきたアイリーンですが、そのやり方には「限界があること」をアルバートから指摘されてしまいます。

そのために「この国そのものを“根本“から変える必要がある」と告げられます。
アルバートたち”犯罪卿”にとって「犯罪」こそが”この世界を変える為の方法”であり、それはアイリーンがこれまでに犯してきた”盗み”や”強請り”とも共通していることを知らされます。

アルバート「努力が報われない世界は、私たちの世代で終わりにしたいものだ…だろう?」
アイリーン「“犯罪”で世界を変える…この男なら!」

かなり長い会話となってしまいましたが、帰りの馬車室の中でもアルバートのことばかりが脳裏に蘇ります。
彼から実際に見せられた”調査力”と”実行力”に対して「犯罪卿の力は”桁外れなもの”」であることを確信します。

そこまで認めたアイリーンが出した結論とは…

アイリーン「彼(アルバート)に“文書”を渡そう!」

自身が神殿から盗んだ”機密文書”はアイリーン自身の手に負えない程の代物でしたが、”犯罪卿”ならば「その使い道」を見出してくれるだろうと悟りながら、取り引きに応じる決意を固めます!

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シャーロックとの”今生の別れ”

シャーロックハドソンに自身の過去や目的を話したアイリーンはすぐにアルバートから指定された取り引き場所(古びた礼拝堂)に向かいます。

ハドソンの詳細は以下の記事をご覧ください。

【憂国のモリアーティ】ミス・ハドソンの本心や実年齢|意外な能力と今後の活躍も紹介
...

 

アイリーンは出発する前に「政府とは既に話がついている」と伝えていきますが、シャーロックからは“明らかな嘘”であることを見抜かれます。

ちなみにシャーロックもまた、アイリーンが盗んできた”機密文書”を見て(読んで)しまっており、それが「本当にヤバい文書」であることを実感しています。
それにより、アイリーンとの取り引き相手がウィリアムたち”犯罪卿”であることまで察知されてしまいます。

一方、既に取り引き場所に到着したアドラーは”老婆”の姿に変装したフレッドの案内により、壊れた仕切り越しにアルバートと再会すると同時に”機密文書”を渡そうとしますが、間一髪で間に合ったシャーロックから止められます。

この瞬間、アルバートとシャーロックによるバトル展開を予想した視聴者(読者)も多いかもしれませんが…そんなことはなく、この2人もまた“お互いの取り引き”を行うことで事態は丸くおさまったのです。

その直後、“別れの時間”だけをもらえたため、シャーロックに対してのお礼“想い”を告げます。

アイリーン「私、あなたのこと、好きよ。私のこと、忘れないでね…

そう告げながら「ボヘミア国王との”ツーショット写真”」を渡します。

アイリーン「さようなら、私の探偵さん」

その台詞を最後に、アイリーンは静かにシャーロックの元から去っていきました。

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ウィリアムたちの策で”表向きの死亡”を遂げる…

シャーロックに別れを告げて地下道に入ったアイリーンはウィリアムやルイスとも対面します。
彼らと出会った瞬間、アイリーンもまた「ウィリアムが組織の”核”であることに気づきます。

アイリーン「私のは、あなたのもの…
ウィリアム「その忠誠の代わりに、あなたの“望むもの”を与えましょう」

自身が盗んだ”機密文書”は返却したものの、アイリーンとモリアーティ兄弟による「最後の交渉」は、この後から始まります。
その”最後の交渉”の場所が、大英博物館の中にある”図書閲覧室”でした。

そこで待ち受けていたマイクロフト(シャーロックの兄)に対して、アルバートが”機密文書”を返却する際の取り引きを持ちかけた結果…

マイクロフト「文書奪還の任務、よくやった。“アイリーンは死んだ”と女王陛下に、お伝えしておこう」

こうしてアイリーンは“表向きの死亡”を遂げました。

その夜、マイクロフトから伝言を頼まれたワトソンが慌てながらシャーロックにも”アドラーの死亡”を伝えます。

ワトソン「アイリーンさんが“亡くなった”らしい」

表向きの情報では「アドラーの”死体”がテムズ川から上がってきて、既に政府の方で対応している」というものでした。
しかし、この時に引き上げられた死体は、もちろん本物のアイリーンでなく、ウィリアムからの命を受けていたフレッドによって予め準備されていた「アイリーンの体型に似た女性の死体です。

シャーロック「“あの女”死んだ…確かにそうだな」

帰宅した部屋の中で、アイリーンから別れ際に譲られた写真を二つ折りの状態で眺めながら呟きます。
ちなみに彼もまた、あくまでも”表向きの死亡”でしかないことを、心のどこかで気づいている様子でした…。

ジョン・H・ワトソンの詳細は以下の記事をご覧ください。

【憂国のモリアーティ】ジョン・H・ワトソンのキャラ性と能力・今後の展開
...

アイリーン・アドラーの持つ写真による真実を考察

ここからはアイリーン・アドラーが持っていた“写真”の真実について考察してみたいと思います。

考察として浮かび上がったの写真の真実は、主に以下の2つです。

  • 実際にボヘミア国王と一緒に撮影されたもの
  • “画像加工”によって作られた写真だった

では、私の考察も交えて順に紹介していきます。

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実際にボヘミア国王と一緒に撮影されたもの

アドラー自身が各国の王族や大貴族などを相手にする“高級娼婦”であるため、ボヘミア国王に接近することも容易いはずです。

そのため、実際に謁見した時に“出会った記念”として「ツーショット写真」を撮ることも余裕でできていたと思います。

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“画像加工”によって作られた写真だった

「画像加工」に対しては、かなり複雑かつ“非現実的”に見えてしまう面もあります。

本作品の時代(19世紀)では、現代の定番とされている”スマホのカメラ機能”はおろか、”デジカメ”すら存在していなく、あくまでも「フィルム式のアナログカメラ」が主体でした。

しかし実は、この19世紀の時点でも「画像の加工」自体は可能とされていました。
そうした加工方法は、以下の2つになります。

  1. 写真の元となる”ネガ”をいじることで”全く別の画像”に変えてしまう方法。
  2. 同じフィルムに”二重”に撮影した上で「画像を重ねる」という技術を使った方法。

現代社会で使われているパソコンやスマホアプリの技術や機能よりは大きく劣るものの、それでも本作品の時代の中で既にこれ程の”画像加工”技術が生まれていただけでも驚きですね!

本作品にもMI6の中にQ(フォン・ヘルダー)のようなオーバーテクノロジーを持ったキャラクターもいる上、そうした高度な技術力を持った者が他にも数名はいたのでしょう。

それによってアイリーン自身が、そうした者にも接触しながら”画像加工”を依頼して「偽造の写真」を手に入れることも充分に可能だったはずです。

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結論:極めて高い可能性を持つ答えは”①”

本人から写真を譲られたシャーロックが”二つ折り(アドラーの方が見える状態)”してしまっていたため、正確な答えは判明されずに終わってしまいます。
かくいう私も本心では「①と②、どちらも正しい」と言いたいところですが、それでは身も蓋もなくなってしまうので、敢えて正論をあげるとすれば、やはり①の方ではないでしょうか。

①を選んだ理由とは…

  • アドラーは初めてシャーロックの部屋を訪れた時に”ボヘミア国王”の姿に変装していた。
    (大女優であった彼女でも、自分でその人物に実際に会った方が、変装や演技をしやすいため)
  • 有名な元プリマドンナであり、地位の高い貴族に会うことは決して難しくないため。

②の”画像加工”も大いに可能性は高いのですが、アイリーンが大女優であった以上、①の考察内容の方が極めて現実的に感じました。

この真相もまた、本人と共に永遠に葬られたということですね。

アイリーン・アドラーが迎える今後の”大きな変化”とは?

ここからは”表向きの死亡”を遂げた後のアイリーンが迎える“大きな変化”に迫ります。

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今後はウィリアム側について働く展開に!

自身が初登場した「大英帝国の醜聞編」の中ではシャーロック側についていたアイリーンですが、取り引きを終えて”表向きの死亡”を遂げた後からはアルバートからの命を受けて、モリアーティ側に所属して働く展開に変わります。

簡単に言ってしまうと「シャーロック側からウィリアム側に転属した」ということになりますね!
ここでウィリアム側に転属したアイリーンが受けることになる仕事内容や特典について、簡単に紹介してみましょう。

  1. 今後は組織の一員として、MI6に配属される。
    (その6番目の特殊工作員であるモラン大佐が”直々の指導係”となる)
  2. モラン大佐の後のため「7番目の工作員」となる。
    (それにより”殺しの許可書(ライセンス)”も与えられる)

元プリマドンナだったアイリーンがまさか、ウィリアム側について“犯罪卿”の一員に加わるなんて…初めて知った時は驚きましたが、これもまた彼女に用意されていた“宿命”にすら感じますね!

セバスチャン・モラン大佐の詳細は以下の記事をご覧ください。

【憂国のモリアーティ】セバスチャン・モラン大佐のキャラ性と能力・過去と今後の展開
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新たな”名前”も得て、外見も大きく変化する!

アイリーンの大きな変化は、これだけではありません。
“アイリーン・アドラー”という人物が表向きとはいえ、既に”死亡扱い”の身である以上、今後の人生や活動において「新たな名前」も必要になります。

アルバートから”今後の仕事内容”についての説明を受けた後には、彼らと同じ「ジェームズ」の名前も与えられます。
そして”ラストネーム”は自分で考えて決めるように命じられます。

そんなアイリーンが持参していたナイフで、美しく長い金髪をバッサリと切ってしまいます!

アイリーン「アイリーン・アドラーは、もういないの名は“ジェームズ・ボンド”

短髪になったことで、これまでの美しい女性の外見から、ボーイッシュなイケメンの雰囲気に大きく変化したのです!

かくいう私も、まさかこんな展開で「007シリーズ」と同じ”ジェームズ・ボンド”が登場するとは思いもよらず、原作コミック版の方で初めて見た時には本当に驚きでしたね!

ジェームズ・ボンドの詳細は以下の記事をご覧ください。

 

【憂国のモリアーティ】ジェームズ・ボンドに変化した理由や変更点|能力や性別、声優を紹介
...

アドラーから”ジェームズ・ボンド”へと大きな変化を遂げる衝撃的な場面は、コミックス第6巻に収録されています。

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アイリーンが盗んだ”機密文書”の内容とは?

せっかくなので、アイリーンがバッキンガム神殿から盗み出していた”機密文書”の内容についても、簡単に紹介してみましょう。

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国家にまで関わる重大な”作戦書”だった!

シャーロックだけでなく、マイクロフトから依頼を受けていたアルバートもまた、その“機密文書”の内容を知ることになります。

その内容を一言で言い表すと…
「栄えある大英帝国が100年前、フランス革命を密かに”影から操っていた”」という旨が書かれている“作戦書”でした!

これだけでは「いったい何処がどう国家に関わるのか?」と抱きながら、今ひとつピンと来ない人も多いかと思います。

アルバートに依頼したマイクロフトも国家に関わる程の“最重要機密”に当たる」と告げていますが、この辺りは文書の内容そのものよりも「その文書が“盗まれた理由”にありました。

この文書は元はアイリーンから取り入れられたバーティ王太子が接触している中で、彼女に対して「文書の隠し場所」を漏らしてしまったことが“盗まれてしまった理由です。

それにより、王室が娼婦を招き入れていただけでも“国体を揺るがす程の大醜聞となってしまいます。
事情を聞かされたアルバートが呟いていた「大英帝国の醜聞」とは、こうした意味だったのですね…。

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作戦書に書かれていたのは壮大な”社会実験”だった!

“機密文書”の内容をアルバートから聞かされたルイスは大きく動揺すると同時に、強い疑念を抱きます。
しかし、同席していたウィリアムの方は、すぐにピンときます。

この”作戦書”に記載されている通り、大英帝国がフランス革命を操っていたのは、あくまでも1つの「社会実験」にしか過ぎません。

その実験の内容とは…
「強制的に絶対王政から“市民中心の共和政”に移行したら、どうなるのか?」というものです。

ここまで壮大な社会実験に対して、ウィリアムから「2通りの目的」が推測されますが、そのどちらかによって結果も正反対なものとなります。

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2通りの目的と”2通りの結果”とは?

作戦書に記載されていた”社会実験”の内容から、ウィリアムが”2通りの目的”と実行後による“2通りの結果”についても迫ってみましょう。

“革命の誘発”までが目的の場合
・英国が”自由・平等・博愛”の理念を実現しようとしていたことになる。
・それにより、政府と手を取り合える”可能性”を見出せる。
②フランスの“政治的混迷”が目的の場合
・フランスを弱体化させるための“攻撃の証拠”として「政府を強請る材料」となる。

政治や革命が大きく関わるため、かなり難しく感じてしまう人も多いかと思いますが…どちらを目的として行われるかにより、完全に「両極端な結果」が待っているということですね!

ここまで壮大かつ複雑すぎる内容では、確かに女優かつ娼婦のアイリーンでは手に負えない気持ちになってしまうのも少なからず解りますよね…。

ウィリアム(青年期)の詳細は以下の記事をご覧ください。

【憂国のモリアーティ】ウィリアム(青年期)の職業とキャラ性・能力と今後の展開
...

まとめ

今回はアニメ2クール目の開始と同時に初登場したアイリーン・アドラーのキャラクター性や過去・目的について紹介しました。

記事の後半ではアイリーンが迎える結末や、その後に迎える“大きな変化”に迫りながら、彼女が持っていた“写真”の真相についても考察してみました。

  1. 美しすぎるルックスと金髪のロングヘアが特徴的な女性。
  2. 米国のニュージャージー州出身の”元プリマドンナ”である。
  3. 表の顔(大女優)と裏の顔(高級娼婦)を併せ持つ。
  4. 実は本編よりも先駆けて、第1話(原作の方)の”扉絵ページ”から登場していた。
  5. ボヘミア国王など、本編では”男装”する場面もあるが、その変装能力はフレッドにも匹敵する。
  6. 極めて”優秀な頭脳”の持ち主でもあり、自身の策略によって、シャーロックをも嵌めてしまう。
  7. 大女優としての演技力を駆使して、シャーロックを欺く程の”演技力”を誇る。
  8. 美しく優雅な外見や身なりと裏腹に、実は”平民”として生まれてきた。
  9. 貴族ばかりに取り入って”盗み”や”強請り”を働くのは、この理不尽な世界で苦しむ女優候補者や音楽家たちを「援助」するためであった。
  10. アルバートとの取り引きを完遂して、シャーロックと”今生の別れ”を果たした後に「表向きの死亡」を遂げる。
  11. “表向きの死亡”を遂げた後は「ジェームズ・ボンド」として新たに生まれ変わり、モリアーティ側について行動していく。

キャラクター性や過去・目的が多様すぎる上に、あまりにも”大きな変化”を遂げてしまうアイリーンの情報量は本当に半端ないですね!
その”情報量の多さ”はある意味では、モリアーティ兄弟に匹敵(または超えている?)しているようにも感じてしまいますね…。

 

   

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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